「仕事中焦ると頭が真っ白になって何をしたらいいのか分からなくなる」
「大事なプレゼンで突然内容を忘れてパニックになるのを避けたい」
こう考えていませんか?
この記事では頭が真っ白になる原因や対処法、役立つスキルを紹介します。思考停止になりやすい人の特徴も紹介しますので、自分に当てはまるかどうかチェックしてみてくださいね。
この記事の目次

「頭が真っ白=思考停止状態」になってしまう原因
頭が真っ白になってしまうシーンとしては、以下のようなものがあります。
- プレゼン中に上司の顔色が曇っているように見えて、途端に不安になってしまった
- 「そういえば、あの内容にも触れておかなきゃいけなかった」と突然ミスを思い出した
- 急に大勢の社員の前で「一言頼む」と挨拶を促され、何も言うことを考えていなかった
上記のシーンで共通しているのは、過度なプレッシャーがかかっている点。
人は、突発的なトラブルに見舞われたり、周囲や自分自身によって自分を追い込んだりしてしまうと、思考回路が停止したような状態になることがあります。
この思考停止状態が、いわゆる「頭が真っ白」な状態なのです。
頭が真っ白になりやすい人の特徴
急なトラブルに見舞われて思考停止しやすい(=頭が真っ白になりやすい)人には、以下のような特徴があります。
- あがり症
- 生真面目
- 努力家
- 自己肯定感が低い
- 責任感が強い
上記の特徴に当てはまる人は、突発的なトラブルに対するトラウマを抱えると「もっと準備しておかなければ」と余計に焦りを感じてしまう傾向があります。
当てはまる部分が多い人は、次項からの内容を読み、頭が真っ白になったときの対処法を知りましょう。
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頭が真っ白になったときの対処法
頭が真っ白になっている状態は「次に何をすればいいのか浮かばない状態」と言えます。つまり次のアクションが決まっていれば、思考は停止せず、状況を改善できると言えます。
では、頭が真っ白になるようなトラブルに見舞われたとき、私たちはネクストアクションとしてどのようなものを選べばいいのでしょうか。今回はイメージしやすい2つのエピソードを挙げて解説します。
例1:アドリブ力を身につけて「そもそもそういうもの」だと思わせる
あなたが舞台俳優になったと想定してください。俳優は台本に沿って完璧に演技をするのが仕事。セリフを間違えることは許されません。
しかし、舞台本番であなたはセリフを噛んでしまいました。そのような状況では、一体どうすればいいでしょう。
さらに、噛んでしまった後に間があいてしまうと、観客は「あれ?失敗したのかな?」と不安になってしまいます。これが、まさにあなたの思考が止まっている状態と客観的に見た印象です。
そんなときは、そもそもそういうシナリオだったというパフォーマンスを行うのです。
「この役は、思わず舌が回らなくなってしまうくらい熱がこもっている状態なんだ」と受け取ってもらえるように演技を続けてみる。台詞を間違えても、アドリブでそのまま最初に言いたかったことを表現してみる。
そんな風に、舞台を素晴らしいもので終わらせるために「いま・ここで」できる努力をしてみるといいでしょう。
仕事に置き換えてみると、プレゼンなどでの人前に立つ場面で活用できる技だと言えます。
例2:オリンピックで観客の感動をよんだ羽生結弦選手の底力
スポーツに関心がある方であれば、平昌オリンピックでフィギュアスケートの羽生選手が66年ぶりの五輪連覇という快挙を成し遂げたことは記憶に新しいのではないでしょうか?
実はその金メダルをとった演技で、彼は転倒しかけています。「失敗するのかもしれない」と観客は一瞬息を呑むのですが、羽生選手は持ち前の体幹で姿勢を立て直し、そのまま演技を続けました。
その結果、大きく他の人との点数を引き離し、金メダルを取ることができたのです。
このエピソードからわかることは、普段のメンタルトレーニングと練習量が彼を支えたということです。もしも失敗しそうになったら「だけど自分ならきっと大丈夫」と一旦落ち着いて次の動作をイメージしてみる。
そして、「あんなに練習したのだから、今も絶対に成功するはず」とそれを実行してみる。つまり、本番への努力は、ミスを最小限におさえるためのお守りとなるのです。
これを仕事に活かすのであれば、社会人として自分が周りにどう振る舞うかを普段から考えるように習慣づけ、成長できるようにつとめるといいかもしれません。

頭が真っ白になるのを防ぐ方法
頭が真っ白になるのを防ぐには、頭が真っ白になるようなトラブルやミスに出会っても、それをカバーするための対応力を身につけることが大切です。
また、このような対応力を身につけるには、場面で瞬発的にアクションを起こすために、自分の中にいくつか選択肢を蓄えてリスクヘッジをしておくことも重要です。
このようなリスクヘッジのための選択肢を蓄える方法として、今回は2点、紹介します。
信頼できる人に、「そういう時にどうしてるのか」と聞いてみる
「〇〇な場面でもしこんなことが起きたら、あなたはどう対処していますか?」と、相談できる身近な相手に聞いてみましょう。特に、トラブル対応に慣れているであろう経営者や、バラエティにとんだ多くの部下をまとめている管理職の方なら、的確な答えを親身になって教えてくれるはずです。
彼らからは、とにかくたくさんのケースを学び、それに対応するための知識を得るといいでしょう。
もしくは、あなたと性格の似たタイプの友人や部下に相談してみるのもオススメです。なぜなら、自分と同じようなステイタスの仲間であれば、似たような状況で悩んでいるかもしれないからです。
共感を得ることで焦りをなくし、安心感を持って問題解決にあたっていきましょう。
本を読むことで”そういう考え方もあるんだ”と知り、マインドセットに役立てる
「アドラー心理学」として有名なベストセラー・『嫌われる勇気』。この本には、「世の中全員から好かれようとするのではなく、嫌われる勇気を持つと自分らしく自由に生きられるよ!」というメッセージが込められています。
人と比べたり、競争することで、人間関係の好き嫌いが生まれるのです。ということは、あえてその視点をなくせば仲間だと考えて協力することができます。
この本を読むことで、長所や短所もまるごと「どんな自分でもOKなんだ」と受け入れられるようになるでしょう。そして、どんなミスや失敗も「そんな自分なら巻き返せるはず」と信じて取り込むことができるようになるはずです。
頭が真っ白になったときに役立つスキル
頭が真っ白になってしまったときは「セルフマネジメント」が役立ちます。
セルフマネジメントとは、英語の「self management」のことを指します。その意味は自己管理と理解されることが多く、メンタルや仕事上のスケジュールの管理、肉体的・精神的な自立といった内容に対してよく使われます。
また、セルフマネジメント力とは、自分が描く「こうありたい」という理想像に近づくために自身を律したり、目標設定をして仕事に役立つ資格を取得し備えたりと、将来や予想されるリスクに向けて入念な準備をしておく力を指します。
どんなピンチや状態にも備えて、すぐに適切な対応をすることができる人は、このセルフマネジメント力を身につけているのです。
下記の記事では、様々な状況で求められるセルフマネジメント力とその効果について解説しています。ぜひ合わせてご覧ください。
対応力やセルフマネジメント力を身につけ頭が真っ白になるのを防ごう
これまでのあなたは、「もし大事な場面で失敗したら、次も失敗しないようにもっと準備しなきゃ」とプレッシャーを抱えていたのかもしれません。
しかし、この記事を通して「普段から対応力やセルフマネジメント力を身につけておくことで、手が止まったり言葉に詰まったりしても次のアクションを選択できる」と認識してもらえたはず。
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