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履歴書の「趣味・特技」欄の書き方まとめ!考え方・例文・NG例なども紹介

更新: 2023.10.12

履歴書に書く趣味や特技ってなにを書けばいいんだろう?
そもそもなぜ趣味や特技を書くのだろう?
趣味・特技欄の書き方もよくわからない
こんな風に考えていませんか?

履歴書に、いざ趣味や特技を記入するとなると、つい悩んでしまうこともあるでしょう。

本記事では「履歴書の趣味・特技はなぜ書くのか」「書き方はどうするのか」「どんな趣味や特技を書けばよいのか」などについて詳しく解説します。

職種別やアピールしたいポイントに基づいた例文の紹介するので、ぜひ参考にしてください。

この記事の目次

履歴書に「趣味・特技」欄があるのはなぜか

趣味や特技によって採用になるケースはそう多くないでしょう。それでは、なぜ履歴書に「趣味・特技」欄があったり、面接で趣味や特技を聞かれるのでしょうか。

その理由は、おもに以下の5つです。

  1. 合否の判断材料となる場合がある
  2. 面接の場が和む
  3. 自分を印象付けられる
  4. 企業研究の成果を自然にアピールできる
  5. 自己PRの補強になる

合否の判断材料となる場合がある

履歴書に「趣味・特技」欄がある理由の1つとして、企業の採用担当者は、応募者の趣味や特技から興味や嗜好をチェックし、採用の判断材料にしているのです。

特技が社内で生かせるかどうかを見ているのはもちろんですが、「社風と合う人材か」「社員との相性はよさそうか」など、これからずっと一緒に働いていくことをふまえ慎重に考えています。

実際、リクナビNEXT調べ(2018年)によると、履歴書の「趣味・特技」で合否を判断したことがあるかというアンケートの結果、18%の採用担当者が「ある」と回答。

このうち、合格にしたことがある人は11%、不合格にしたことがある人は7%という結果でした。

この数字は人によって、割合が高いと取るか低いと取るかは異なるでしょう。しかし、少なからず採用に影響を与えることは事実です。

このことから、履歴書に書く「趣味・特技」は採用の合否に関わってくる重要な項目というのがわかります。

面接の場が和む

応募者の趣味や特技については面接時の話題としてよく取り上げられるのですが、これは採用担当者が応募者の緊張をほぐすためでもあります。

緊張していると応募者のパーソナルな部分がうまく見えてこないので、好きなものや興味のあるものの話をしてもらうことで、応募者の緊張が緩和すると採用担当者は考えるのです。

応募者も緊張がやわらぐと、自分のことをうまくアピールできるきっかけになるので、趣味や特技はしっかりと書いておきましょう。

自分を印象付けられる

採用担当者に自分を印象づけることは、他の応募者との差別化を図る上でとても重要です。

特に何百、何千と応募者がいる企業では、よい意味で印象に残らなければ採用してもらうのは難しいでしょう。

自分の趣味や特技についてよく考えた上で練り上げ、採用担当者の印象に残るよう工夫しておくことも大切です。

企業研究の成果を自然にアピールできる

趣味や特技は、応募先の企業に部活動やサークル活動があれば、そこに絡めて企業研究の成果を自然にアピールできます。

たとえば、企業の公式サイトやSNSでサッカーについての活動が載っていた場合、自分にもサッカー経験があれば、趣味・特技欄に記入することで企業とのマッチングを図ることが可能です。

そのうえで、面接時に部活やサークル活動の情報をチェックしていることを伝えられると、採用担当者に「よく企業研究をしている」と思われる可能性もあります。

企業研究を自然にアピールできるポイントとしても、趣味や特技は有効に使えるのです。

自己PRの補強になる

自分の趣味や特技が志望している企業や職種と関係性が深いものであれば、もちろんですが強みとしてアピールできます。

たとえば、英語が堪能で特技として履歴書に書ける人は、外資系企業や商社などでアピールが可能です。

パソコン関連の資格を趣味で取っている人はIT系や事務職など、幅広い職種でアピールポイントととして使えるでしょう。

趣味と特技の違いとは

履歴書の趣味・特技欄に記入する際、趣味と特技の違いについて「どう区別すればよいのだろう」と悩む方もいるでしょう。

ここでは趣味と特技でどのような違いがあるのかを解説します。

趣味は自分が楽しいこと

「読書が好き」「野球観戦が楽しいのでよく見に行く」「ギターを弾くのが好き」など、自分が楽しいと思うこと、好きなことは全て趣味といえます。

プロ野球選手について特別詳しかったり、ギターがうまく弾けなかったりしたとしても趣味と呼べるので、履歴書に趣味を書く際にはその点に注目して書いてください。

ただし、面接で趣味について聞かれた時のために、1度や2度の体験だけでは話すことが難しいかもしれません。

その場合は、「ある程度経験したことがある楽しいこと・好きなこと」を趣味として記入するとよいでしょう。

特技は人よりもできること

特技とは「平均よりも得意なこと」「他の人よりできること」と考えましょう。そしてその得意なことを具体的に表すことでアピールしやすくなります。

例えばプロ野球選手に詳しいのであれば「全球団の選手の名前が言える」など。

あるいはギターが得意なのであれば「ギターの速弾きが得意」といったように、より具体的にして相手に伝わるように意識しましょう。

ただし、他の誰よりも得意である必要はありません。あくまでも「平均より得意なこと」を基準に考えるとよいでしょう。

履歴書における趣味・特技の考え方

履歴書の趣味・特技欄は、基本的には応募者の人となりを見る上で参考にする項目。その中でも、採用担当者の目を惹きつけやすい趣味や特技というものがあるのです。

ここでは、目を惹きつけやすい趣味や特技の考え方を5つ紹介します。

  • 応募する企業に関連した趣味・特技を考える
  • 趣味・特技で自分の人柄を伝える
  • ギャップのある趣味・特技でインパクトを与える
  • ユニークで意外性のある趣味・特技もアリ
  • 車好きや犬好きなどは言い換えれば趣味・特技

応募する企業に関連した趣味・特技を考える

応募する企業に関連した趣味や特技であれば、「自社の募集している職種や仕事内容に興味を持って応募してきてくれている」と思ってもらえるので、採用担当者からも好印象です。

たとえば、エンジニア職に就きたい方ならゲームづくり、外資系企業で働きたい人は英語などを趣味・特技とすれば仕事内容に直結する上に自己PRにもなります。

ただし、仕事内容と直結した趣味や特技は、面接時に深く掘り下げられて聞かれる可能性が非常に高いので、自信を持って質問に答えられるように準備しておくことが必要です。

趣味・特技で自分の人柄を伝える

趣味や特技を通じて面接の際に自分の人柄を伝えることができます

例を挙げるとすれば、営業職を志望している方は、体を鍛えることや登山やキャンプなどのアウトドアな趣味をもっているといったアピールが有効。

それにより活発な印象を与えられ、営業として活躍してくれそうだなといった期待を持たせることができます。

企業が求める人材の判断材料として、人柄は大きなウェイトを占めているので、趣味や特技を使って上手に伝えられるよう考えてみてください。

ギャップのある趣味・特技でインパクトを与える

応募している職種や見た目などとギャップのある趣味や特技は、面接で採用担当者の印象に強く残りやすいでしょう。

採用担当者にインパクトを与え印象に残ることができれば、ほかの求職者との差別化ができるので、面接に合格する確率も上がるかもしれません。

たとえば、体が大きくコワモテの男性が、実は裁縫が趣味でとても得意となれば、ギャップが生まれ強く印象に残ります。

見た目以外の場合でも「理数系だけど小説を書くのが趣味」といったようなギャップの使い方もアリ。うまくギャップを使って採用担当者の印象に残るよう工夫しましょう。

ユニークで意外性のある趣味・特技もアリ

意外性のあるユニークな趣味も採用担当者の印象に残りやすいです。

例を挙げるとすれば、Appleの創業者であるスティーブ・ジョブズも興じていた「座禅」は意外と奥が深いものです。

あるいは、主に自作PCを使い定格の周波数を上回らせる「オーバークロック」などもユニークな趣味といえるでしょう。

さまざまな応募者の面接を行ってきている採用担当者からしても、珍しい趣味に出会うことはなかなかないと思うので、興味を引くことは大いに考えられます。

車好きや犬好きなどは言い換えれば趣味・特技

趣味や特技がなかなか思いつかない方は、日常的に行っている自分が楽しいと思う行動を振り返ってみると、それがそのまま趣味や特技になり得ます。

たとえば、車が好きな人は「洗車したりドライブに出かけたりすることが趣味」、犬を飼っている人は「日常の散歩が趣味」と言い換えが可能。

他にも、キレイ好きな人は「掃除が趣味」、部屋に置く小物やインテリアにこだわりのある人は「部屋の模様替えが趣味」と呼んでよいでしょう。

日常生活で何気なく行っている行動が、実は趣味に言い換えられることを知っておくと、履歴書に記入する時や面接の際に役立ちます。

履歴書での趣味・特技の書き方

履歴書に趣味や特技を書く際にはいくつかの「コツ」があります。

その役立つ「コツ」を押さえれば、自己アピールにつなげられるでしょう。以下で、履歴書での趣味・特技の書き方を4つ紹介していきます。ぜひ参考にしてください。

  • 社風や職種によって書き分ける
  • 自己PRに深みをだす
  • 「趣味・特技」と「説明文」を分けて書く
  • 極端な短文や長文は避ける

社風や職種によって書き分ける

社風や職種によって、履歴書に書く趣味や特技を書き分けると効果的にアピールできます。

たとえば、人と接するお仕事がメインとなる営業職や接客業を志望する方は、体を鍛えることや登山やキャンプといったアウトドア系の趣味を書くとよいでしょう。

そうすることにより活発な印象を与えることができるので、アクティブな性格を好む営業職や接客業には効果的です。

同じように、活動的な社風であればアクティブな趣味、落ち着きのある社風であればインドア系の趣味、といったように書き分けることで適正があると評価されやすくなります。

ただし、希望している職種や好みの社風である企業に入りたいからといって、それに沿った趣味や特技がない場合は、嘘をつかず正直に書くようにしましょう。

自己PRに深みをだす

履歴書に趣味や特技を記入する際は、自分がアピールしたいポイントにつながるものを書いておくと、自己PRの時にスムーズに結びつけられ理由に深みが生まれます。

例を挙げると、集中力があることを面接でアピールしたい場合には、趣味欄に「本を1日3時間読むこと」と書いておくことで、自己PRの際に説得力が増します。

自己PRで伝えたいことに紐付いた趣味や特技を書くことで、アピールがスムーズにできて深みが出るので、ぜひ考えてみてください。

「趣味・特技」と「説明文」を分けて書く

趣味や特技を履歴書に書く際は「説明文」と分けて書きましょう

ある程度スペースの取れる履歴書であれば、少し長めの説明になっても構いません。スペースがあまり無ければ一言で簡潔にまとめるよう努めましょう。

書くべき内容としては「なぜそれが好きなのか」「どれくらい好きなのか」「どういった結果を得られたか」などについて考えます。

その上で「自分のどういったところをアピールしたいか」を明確にすることが大切です。

全ては自分をアピールするためなので、相手に伝えたいことをしっかりと提示しましょう。

極端な短文や長文は避ける

極端な短文や長文は、採用する際のマイナスポイントになる可能性があるため、基本的には避けるようにしましょう。

たとえば、趣味や特技欄に「野球」「お酒」「服」とだけ書かれていて何の説明文もなければ、やる気を感じられないと受け取られても仕方ありません。

それに、野球を実際にするのが好きなのか観るのが好きなのか、お酒を飲むのが好きなのか作るのが好きなのかよくわかりません。

そうなると採用担当者も困ってしまいますし、場合によっては書類選考ではじかれてしまう可能性もあります。

逆に、長く書けばいいというものでもありません。ダラダラと書かれた長文はただ単純に読みづらいというのもありますが、要点をまとめられない人だと思われる可能性もあります。

できるだけコンパクトに要点をまとめた文章を心がけるようにしましょう。

ありがちな趣味・特技は伝え方を工夫しよう

「ありきたり過ぎてアピールにならない」「イメージが悪いのでは?」と書くのを悩んでしまいがちな趣味・特技の言い換え方と伝え方を、3つの具体例を用いて解説します。

  • 趣味が旅行の場合
  • 趣味がゲームの場合
  • 趣味が音楽鑑賞・映画鑑賞の場合

趣味が旅行の場合

定番の趣味の1つである旅行は、履歴書に記載して問題ありません。面接官と話が盛り上がる場合も多いです。

ただし、「旅行」とだけ書くと、イメージが湧きづらくインパクトに欠けます。

  • 国内旅行と海外旅行のどちらがメインなのか
  • 1人で行くのか、人と一緒に行くのか
  • バックパッカーとしてラフなスタイルで楽しむのか

など、面接官が具体的にイメージできる要素を盛り込むのがおすすめです。

趣味がゲームの場合

上記でも紹介しましたが、ゲームを趣味と書くのはマッチする業界ならOK。

しかし、中にはまったくゲームと関連性がない業界であっても「ゲーム以外書く趣味がない」「ゲームが趣味であることに誇りを持っている」という人もいるでしょう。

どうしても趣味をゲームと書きたい場合には、以下のポイントに注意してください。

  • ゲームばかりしているという印象を与えないようにする
  • プレイする時間を決めているなど、健康に注意していることをアピール
  • ゲームによって成長した点を伝える
  • ゲームによって得た気付きを伝える
  • ゲームをしたことがない人にもわかりやすい内容にする

好きなものの話だとつい饒舌になってしまいますが、前のめりにならずにわかりやすく伝えることが大切。採用につながるアピールと意識して考えましょう。

趣味が音楽鑑賞・映画鑑賞の場合

趣味の定番として挙げられる映画鑑賞や音楽鑑賞などは、より具体的にすることで他の応募者との差別化が図れます

例を挙げると、音楽であれば好きなジャンル・タイトル・アーティスト・年間どれくらいライブに行くか、などから具体的に考えましょう。

映画も好きな作品や監督などを伝えられると具体性が増します。

そうすれば、面接でも話題の糸口として拾ってくれる可能性があります。

履歴書における趣味・特技の例文

ここでは履歴書に書く趣味や特技の例文を紹介します。職業別やアピールしたいポイントからの例文をいくつか挙げたので、ぜひ参考にしてみてください。

  • 営業職向けの例文
  • 事務職向けの例文
  • 技術職向けの例文
  • アピールしたいポイントから例文を紹介

営業職向けの例文

例文:ジムに通う(週に2回、近所のジムで身体を鍛えています。健康を保ちたいと思い始めたところ、通いだしてから一切風邪を引かなくなりました。)

営業職に向いているアクティブな趣味で、活発な印象を与えられる上に、健康面でも優れていることのアピールにもなっています。

「どのくらいの回数か」「何をしているか」「どういった結果をもたらしたか」といった説明を簡潔にまとめることで、健康であることや活発であることを伝えることができる例です。

事務職向けの例文

例文:料理(小さい頃から母のお手伝いをしており、今では料理のレパートリーが150ほどになりました。得意料理はとろふわ卵のオムライスです。)

さまざまな業務をこなす事務職は、テキパキ仕事をこなせる人に向いているため、料理を趣味や特技としている方には最適。

この例文からは、積極的に手伝う姿勢があることとレパートリー数の多さから、頑張り屋であり仕事ができそうな印象を与えることができます。

技術職向けの例文

例文:プラモデルを作る(学生時代1ヶ月で1メートルを超える1/250スケールの潜水艦を作り上げました。)

手先が器用でコツコツと作業ができる几帳面な人材を求められる技術職は、プラモデル作りや裁縫などの細かい作業が趣味であればアピールしやすいです。

この例文からは、1ヶ月かけて大きなプラモデル作品をコツコツと作り上げることができる几帳面さと、細かい作業が得意な部分が見えてきます。

アピールしたいポイントから例文を紹介

ここでは、面接でよく用いられる5つのアピールポイントに焦点をあてて、例文を紹介します。

  • 体力に自信がある
  • 粘り強さに自信がある
  • 探究心をアピールしたい
  • 前向きな性格をアピールしたい
  • 行動力をアピールしたい

体力に自信がある

例文:野球(10年以上続けており、現在も月1で行われる試合に向けて毎日トレーニングしています。)

この例文では「野球を10年間以上続けている」「試合に向け毎日トレーニングしている」といったことから体力以外にも、忍耐力があることや努力ができる人柄だと汲み取ることができます。

体力に自信のある人はスポーツや運動を趣味や特技として挙げればアピールポイントにつなげやすいでしょう。

粘り強さに自信がある

例文:将棋(昨年アマチュア2段をかけた大会で、劣勢から持ち時間ギリギリまで使い逆転勝ちしました。)

この例文は「負けそうなところから諦めずに頑張ったら勝てた」ということから本人の粘り強さが伝わってきます。

粘った結果、勝負事に勝ったり試験に合格したりした経験がある人は、こういった使い方ができるでしょう。

他にも「ずっと続けている趣味がある」なども粘り強さとしてアピールできます。

探究心をアピールしたい

例文:プログラミング(ゲームを自分で作りたいと思い、高校時代に独学でプログラミングを学び、テトリスのようなゲームを作りました。)

この例文は「思い立ったことをできるようになるまで自ら勉強して実際に形にする」といった探究心が伝わる例文です。

なにか自分で深く調べたり、検証したりして得た成果を書くことで、目的意識が高いと思われ好印象を与えることができるでしょう。

前向きな性格をアピールしたい

例文:お笑いの舞台を観に行くこと(昔からバラエティ番組が大好きで、最近は生の舞台をよく観に行きます。)

この例文から「生の舞台を観に行くほどお笑いが好き」といったことがわかるので、笑うことが好きな明るくて前向きな人だという印象に取れます。

他にも、悲しいことがあってもくよくよせず、気持ちをすぐに切り替えられるといった部分を趣味を通して伝えられると前向きな性格をアピールできるでしょう。

行動力をアピールしたい

例文:イベントを企画すること(サークルの歓送迎会・合宿・旅行などでイベントを毎回企画し幹事を担当。それによりメンバーの仲も深まりました。)

この例文から「人を楽しませる企画を立てられ、行動に移す力がある人」であることが伝わってきます。

他にも行動力のアピールは「思ったことをすぐにやってみた経験」に焦点を当てて考えるとよいでしょう。

履歴書における趣味・特技のNG例

個人の自由であり自分のことを知ってもらうために重要な趣味や特技ですが、履歴書に書くと採用担当者にマイナスな印象を与えてしまうことも。

ここでは、そういった「記入してはいけない趣味や特技」を5つ紹介します。

  • ギャンブルに関するもの
  • 公序良俗に反するもの
  • 宗教や政治に関すること
  • 嘘の特技や趣味はNG
  • 漫画・アニメ・ゲームは業界によって判断する

ギャンブルに関するもの

パチンコや競馬など、ギャンブルに関する趣味や特技は金銭トラブルを連想しやすいため、実際はそうでなくとも不真面目な印象を与えてしまいます。

志望する企業がギャンブルに関連する会社であればもちろん趣味や特技に書いてもよいのですが、そうでなかった場合はマイナスの評価につながりかねませんので避けるようにしましょう。

公序良俗に反するもの

ハッキングや、動物の解剖など、法に抵触してしまう可能性があり、犯罪をイメージさせる趣味や特技は絶対にやめましょう。

もしそういった趣味がどれだけ素晴らしいことだと説明しても、採用担当者に少しでもリスクがある人物だと思わせてしまっては、採用されることはまずありません。

違法ではありませんがサバイバルゲームなども犯罪のイメージを連想させかねないので、できれば避けておいた方が無難です。

TwitterなどのSNSが趣味という人も注意が必要です。企業の採用担当の方は、SNSも見ている場合があります。そこで反社会的な発言や暴言が見られれば、採用されることは難しいでしょう。

宗教や政治に関すること

宗教や政治、思想などの考え方は人それぞれ自由ですが、デモ活動や宗教についての研究などを趣味として書いてしまうと、考え方が偏っている人と思われる可能性があります。

そういった強い価値観を持った人は、他の社員たちとトラブルになるかもしれないと懸念される恐れがでてくるのです。

宗教や政治に関しての趣味を書くことによってのメリットは特にありませんので、書かないようにしましょう。

嘘の特技や趣味はNG

印象をよくするためや採用されるために嘘の特技や趣味を書くのはNGです。

どれだけ事前に用意していたとしても、緊張を伴う面接の場で質問されたらうまく答えられない可能性もあります。

当然、嘘だとバレてしまったら印象も最悪なので、採用されることはまずないでしょう。

仮に上手く対応できたとしても、事前の準備に時間がかかったり、面接時に「趣味を聞かれたら嘘をつく」という余計な考えが邪魔になったりするので、効率のよい方法ではありません。

嘘をつくことは自分の首を絞めることになってしまう可能性が高いので、避けるようにしましょう。

漫画・アニメ・ゲームは業界によって判断する

今や日本が世界に誇るサブカルチャーとして認識され、市民権を得ている漫画やアニメですが、いまだにネガティブなイメージを持っている人もいます。

エンタメ業界や社風が自由な会社などを志望する場合は趣味や特技に書いてもよいですが、厳格な社風の会社では避けるのが無難です。

職場や仕事内容によっては何も問題のない場合もありますが、履歴書に記入する際は、「漫画やアニメを通じて、どう感じ何を得たのか」まで書くようにしましょう。

「趣味や特技がない・浮かばない」時はどうすればいい?

いろいろと考えてはみたものの、どうしても趣味や特技が浮かんでこない人もいるでしょう。そういった時は、ぜひ以下の方法を試してみてください。

また、すでに趣味や特技がある方も、自分の違った一面を知るきっかけになるでしょう。

  • 好きなもの・興味のあるものを書き出してみる
  • 休日の過ごし方を思い出す
  • 興味のあることを実際にやってみる

好きなもの・興味のあるものを書き出してみる

とにかく思いついた興味のあるものや好きなものを文字に書き起こしましょう。好きな食べ物や飲み物でも構いません。

好きな食べ物として「カレー」がでてきた場合、カレーをよく作るのであれば「料理」食べるのが好きなのであれば「食べ歩き」などに言い換えられます。

こういったように、違った見え方の発見があるかもしれないので、思いついた興味のあるものや好きなものをとりあえず書き起こしてみましょう。

休日の過ごし方を思い出す

自分が普段どのように休日を過ごしているか振り返ってみましょう。連休や授業終わりの時間なども無意識のうちになにをやっているのか考えてください。

本を読む機会が多いのなら「読書」買い物によく出かける人は「ショッピング」などといった趣味として言い換えられます。

興味のあることを実際にやってみる

前から気になっていたことや興味のあることを実際にやってみるのも1つの方法。新しいことに挑戦をすれば、それが趣味になり、隠れていた才能が開花して特技となるかもしれません。

こういった趣味・特技を考える機会に、ぜひ新しい趣味を作ってみてはいかがでしょうか。

まとめ:履歴書の「趣味・特技」欄を活用しよう

履歴書に書く趣味・特技の意図や大切さがよくわかったでしょう。

面接で詳しく聞かれることもあるので、何を聞かれてもいいように、ご自身で趣味や特技の掘り下げをしてから面接に望むよう心がけてください

そして本記事をぜひ就職活動に役立ててください。

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この記事を書いた人

山岸
お笑い芸人兼作家として主にネタを書いたり脚本を書いたりしていました。 その後、ITベンチャー企業でWebメディアのコンテンツ作りやマーケティング、記事の執筆・校正などを経験し現在に至る。 好きなものは美味しいお酒と邦楽ロックです。

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