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【2018年版】これから伸びる業界、衰退する業界

更新: 2020.03.08

「今の自分の仕事はこれから先も需要は続くのだろうか?」
「これから転職したい業界は、今後も成長は続くのだろうか?」

仕事や転職に対する将来の悩みはありませんか?
技術の進歩によって成長する業界もあれば、衰退してしまう業界もあります。

できることなら、今後も成長を続ける業界で働き続けたいですよね?

この記事では、2018年に伸びる業界、そして衰退する業界について分析した結果を紹介します!

2018年成長業界ランキング

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IT業界

2017年はGoogle HomeやAmazon Echoといったスマートスピーカーの普及が国内でも開始。音声検索が市場として勢いを増しています。

アメリカでは2021年までに、音声検索市場の爆発的な拡大が予測されています。21年までに音声検索、ビジュアル検索に対応したデジタルコマース事業者は30パーセントの市場拡大が予測されています。
その他、ブロックチェーン・暗号通貨をはじめとするフィンテック分野。チャットボットをはじめとする業務自動化にも関心が集まっています。特に後者は、モバイルアプリ開発分野よりも将来が有望視されており、ユーザーの関心はチャットボットに移行。質疑応答などをはじめとするエンゲージメントはチャットボットに置き換えられていくとも言われています。

出典:検索の半分は2020年に音声検索へ――小売・EC企業の音声ショッピング対策のポイント

ネット広告業界

デジタルシフトが続く広告業界。世界のデジタル広告市場は2017年に15.0%成長。2018年も12.6%の成長が予測されています。

2018年には世界の広告費の割合において、デジタル広告費がテレビ広告費を追い抜くという衝撃的な予測もされています。
ネット広告業界で見逃せないのが、やはりスマートデバイスの普及です。
例えば音声検索で「ピーナッツバターを買って」とデバイスに呼びかけると、ショッピングカートにはピーナッツバターが入ります。

ここで注意しなくてはいけないのは、消費者は「ピーナッツバターを買って」と言っている点です。ブランド名、銘柄が問われていないのです。

事業者にとっては、自社のブランド名を消費者に植え付けることの重要性が、スマートデバイス普及によってますます増しているのです。ネット広告業界は、2018年以降も成長と激しい競争が続くことでしょう。

出典:2018年はデジタル広告費がテレビ広告費を上回る?世界の広告費成長率を予測【電通イージス調査】

人材派遣業界

少子高齢化が続く、現代の日本社会ではどの企業も慢性的な人員不足に陥っています。2017年の出生数は史上最少の97万人。彼らが成人する頃には、多くの企業はさらなる人員不足に苦しめられている・・・そのような未来が訪れるかもしれません。

出典:日本経済新聞
こうした人員不足を解消する手段として、AI(人工知能)やロボティクスと並んで注目されているのが人材派遣業界です。国内では働き方改革の関連法案の議論が進んでいます。法改正は2018年1月4日付けの日本経済新聞の産業天気図によれば「晴れ」。すなわち追い風とのことです。

参考:人材サービス業界、2018年はこんな年

2020年にかけて、サービス職は105万人。専門技術者は43万人増加すると言われています。一方、運輸通信職は323万人減少が見込まれています。

このことが示すのは、産業構造の変化に伴い「転職」が相次ぐと言うことです。

しかし口で言うほど、ある業界から別の業界に移動するのは、労働者にとっては簡単ではありません。このことからも、人材派遣業をはじめとする「人材サービス」は要注目の分野と言えます。

派遣のIT技術者として働く人も増加中です。理由としては、派遣社員は仕事とプライベートが両立しやすいことなどがあります。以下の記事で派遣エンジニアとしての働き方について詳しく解説しています。

観光業界

ブッキング・ドットコムは2018年の旅行業界トレンドを発表。過去の旅の記録に基づいた、AI(人工知能)による旅行プラン策定など様々な業界の変化を予測しています。

中でも見逃せないのは、バケーションレンタル(民泊を含む、長期滞在型宿泊施設)です。Airbnbをはじめとする民泊サービスは、ホテルや宿に代替する格安の宿泊手段として台頭しており、世界の回答者の33%が『別荘やアパートメントなどのバケーションレンタルに泊まりたい』と回答し、21%が『自分の部屋や別荘を宿泊予約サイトに掲載させてみたい』と考えているそう。

日本ではまだ馴染みが薄い民泊サービスですが、2018年の爆発的な普及が予測されます。

参考:ブッキング・ドットコム、2018年の「旅行業界8大トレンド」予測を発表

また、観光業界は、2020年に開催される東京オリンピックも追い風となるでしょう。2018年だけでなく、数年先まで大きく業績を伸ばす企業が増える見込みです。

参照:2020年東京オリンピックの影響で伸びる業界や株の銘柄を解説

医療・介護業界

高齢化が進む中、医療業界の変化も注目です。ここ数年、デジタルヘルス関連の起業が続いており、中には医師自らが起業する例もあります。

注目ベンチャーの1つが、キュア・アップ。2017年10月にはニコチン依存症治療アプリ「CureApp 禁煙」の治験を開始。同社代表の佐竹晃太氏は、現役の内科医です。


またオンライン診療の普及も確実視されています。ビデオチャットを利用した遠隔での診療は、政府は2018年の診療報酬改定で評価。対面診療との組み合わせを前提に本格的な導入が進むと見られています。すでにガイドライン策定も始まっており、近年の本格的な運用スタートが見込まれます。

出典:株式会社キュア・アップ

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今後伸びる業界・市場【2018年版】

娯楽産業

Yahoo!Japanを運営するヤフー株式会社や、ユニクロを展開するファーストリテイリングなど週休3日制を導入する企業が増えています。

AI(人工知能)の普及やロボティクス化に伴う働き方改革が進むと「余暇」が生まれます。週休3日制は、いわばその試金石とも言える制度です。
今までの「土日休み」に加えて、もう1日休みが生まれると、その時間を遊びにつぎ込む人が増えていきます。そこで注目されているのが、娯楽産業です。

またAI(人工知能)やロボットには置き換えられない、人間ならではの感性を生かした仕事としても娯楽産業は注目されています。ロボットに代替されない、究極的な仕事として「エンターテイメント」は今後脚光を浴びることになるかもしれません。

IT業界

IT業界の成長は2018年度も止まることを知りません。AI(人工知能)、IoT(Internet of Things)、VR/AR(仮想現実/拡張現実)、ブロックチェーン技術といった技術が日々進化しています。

技術革新が進む中で、未だにエンジニア・プログラマー不足も続いています。技術が進んでもそれを生かせる技術者が少ないのです。
多くの企業では最先端技術を確保するために、積極的に技術者の募集を行っています。職場環境や待遇を改めて、エンジニアやプログラマーへの支援を強化してもいるのです。

また2020年から、プログラミングの必修化も始まり、小学生からプログラミングを学ぶことになります。将来を担う子供達の中から、これまで以上にエンジニア・プログラマーを目指す子が増える可能性も高いです。

技術革新とエンジニア・プログラマーの養成。これらの面を考慮すると、2018年以降もまだまだIT業界は急成長していくと見込めます。

以下の記事では、2018年の最新版のITトレンドを解説しています。キーワードは「デジタルトランスフォーメーション」です。こちらもぜひ参考にしてください。

観光業界

観光庁は「観光立国推進基本計画」を閣議決定。平成32年までに国内旅行消費額を21兆円に伸ばし、訪日観光客を4000万人にすることを目標としています。

参考:観光庁

日本政府観光局(JNTO)が2016年1月に発表した「平成27年 訪日外客数・出国日本人数」によると2015 年に日本を訪れた外国人観光客の総数は、前年比で47.1%増加。1,973万7000人となり、過去最高の伸び率を記録しました。
外国人観光客をターゲットとしたインバウンドマーケティングは、企業戦略においても欠かせない要素となりつつあります。

そうした背景もあり、昨今では多言語対応のウェブサイトの開発や、外国人向けのSNS戦略が活発化しています。

例えば、群馬県中之条町の温泉旅館「柏屋旅館」では外国からの観光客に、海外のSNSでのシェアを依頼するカードを手渡し。同時に英語のWebサイトを開発し「東京から近い」「貸し切り風呂」といったキーワードで上位表示を実現しています。

今後も訪日観光客向けビジネスは拡大が期待されます。

押さえるべきこれから伸びる職種

ブロックチェーンエンジニア

ブロックチェーン技術(暗号通貨取引などに用いられる技術。取引を中央管理せず、ネットワークの参加者全員で取引を記録した台帳を管理するシステム)を開発するエンジニアです。

現在日本のブロックチェーン関連のベンチャーは約20社ほどしかありません。これは海外と比べると数が非常に少ないです。アメリカでは130社以上の会社が存在しています。日本にはブロックチェーン技術および、技術を持つエンジニアが不足しています。
その一方であらゆる業界でブロックチェーン技術は必要とされており、大手企業が次々とベンチャー企業と提携してブロックチェーン技術の利用に乗り出しています。

技術者を増やすべく、国内でもブロックチェーン推進協会が「ブロックチェーン大学校」をオープンしました。

このようにブロックチェーンエンジニアの職種としての需要は伸びていくことでしょう。

近年、頻繁に耳にするようになった「ブロックチェーン」や「ビットコイン」という言葉。以下の記事にて詳しく解説しています。

データサイエンティスト

データサイエンティストとは、企業などの実務の場で得られた分析結果をもとに、今後取るべき施策や方向性を導き出す職業です。

AI(人工知能)の発達によって膨大なデータ(ビッグデータ)の取得が可能となりました。ビッグデータよって、行動に多様性のある人間たちの動きを数字やパターン化して分析できるようになりました。あらゆる企業がこのビッグデータを元に事業を分析しています。
そのビッグデータを取り扱い、事業戦略を練っていく存在としてデータサイエンティストが注目されています。まだAI(人工知能)だけでデータの解析から事業戦略の立案までを行うことは難しいです。そこでデータサイエンティストの力や経験が必要となるのです。

医師

これからの医師は、病気や怪我に対して自分の知識で医療を施す従来の医師とは役割が異なってきます。AIを駆使して様々な患者の症例から、適切な治療法やリハビリ方法を導き出すことが必要となるのです。

すでにAI(人工知能)を活用している医療の現場もあります。治療法をAI(人工知能)にあらゆるデータを覚えさせておけば、医師が自分の頭で症例などを覚えておく必要はないのです。
むしろAI(人工知能)を使うことで、医師単独の判断によらない的確な処置ができるようになります。

今後の医師は、メディカル戦略の担い手として期待が寄せられています。

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転職前に知っておきたいこれから衰退する業界

コールセンター

現在、主に人を雇って行っているコールセンター業務。顧客からの質問やクレームなどに対応するのが仕事ですが、すでにコールセンター業務にAI(人工知能)を導入している企業が増えてきています。

例えば大手携帯キャリアのソフトバンクでは顧客からの電話対応にAIの「IBM Watson」を導入しています。顧客からの電話内容をIBM Watsonが分析し、適切な対処法を導き出します。
年間8000万件に登る顧客からのお問い合わせに対し、IBM Watsonを用いて対応した場合の正答率は94.3%に達しているとのこと。毎月4500件の事例をAI(人工知能)に学ばせることで、さらに精度を上げていくとしています。

AI(人工知能)を導入するでコールセンター業務にかかる人件費や時間を大幅削減できます。今後も導入する企業は増え、コールセンターの求人は減少するでしょう。

参考:AIは早くやったやつが勝つ 10分の1の時短を実現したソフトバンクのWatson活用法

出版業界

出版業界はインターネットの普及や人々の時間やお金の使い方の変化を受け、難しい局面に立っています。

実際に全国の書店数の推移を見てみると、1999年に22,296店あった書店が、2017年には12,526店にまで減少しています。約18年ほどで半分近くにまで減っているのです。
書店、本を発行する出版社の需要が少なくなりつつあります。特に
紙の本は持ち運びに不便だったり、家に置いておくことでかさばってしまいます。しかし、スマートフォンやタブレットなどで読める電子書籍は持ち運びの手間もかからず、かさばることもありません。ですが、電子書籍市場の成長も紙の本の売上減少をカバーするまでには至っていません。

2018年1月25日、出版科学研究所が発表した「2017年の出版市場の状況」によると出版社の稼ぎ頭とされていた漫画販売も低迷。漫画単行本の売り上げが前年比13パーセントの落ち込みを見せたとして、業界に激震が走りました。

この減退の原因を、ネット海賊版の横行だと見る声もありますが、一部には「書籍、雑誌そのものが以前に比べ、読者に支持されなくなった」という意見もあります。

スマートフォンやタブレットでは電子書籍よりも他のアプリケーションを使う時間が長いという声もあります。出版業界は非常に厳しい試練の時を迎えています。

出典:日本著者販促センター

不安定な未来でも求められる人材とは

英語力は必須

スキルの部分で言えば、英語力はとても重要になるでしょう。

海外にまで事業を展開し、日本だけでなく海外に支社を置く企業も増えてきています。

海外の方との商談や、社内のコミュニケーション手段として英語を使う機会は増えると予想できます。英語力は身につけておいて損をすることはありません。

 

エンジニアの需要は拡大が続く

さらに、ITに関する技術、特にプログラミング技術もまだまだ需要が絶えません。AI(人工知能)やIoT、AR/VR技術は2018年以降も発展していくことが見込まれています。

最新の技術が生まれるIT業界では、これらの技術の開発・運用できるエンジニア・プログラマーが数多く必要となります。
IT業界はめまぐるしいスピードで進化を続けています。この進化に合わせて自分も成長できる人材こそが求められます。

常に新しい情報を集め、自分の知識・技術力に変えていくことを目標に、普段の生活・仕事に取り組みましょう。

おわりに

IT業界を始め、技術革新が進みどんどん発展していく業界は多いです。しかし、全ての業界・業種が発展していくとは限りません。
この記事で紹介したように、技術革新によって仕事をAI(人工知能)などに代替され、衰退していく業界も間違いなくあります。

現在、自分が働いている業界・業種が将来どのような状態になっているのか見極めることが重要です。1年後、2年後という短い期間で見ても、市場は大きく動いています。

現状のみならず、将来のことを考えて職業選択をしてみましょう。

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この記事を書いた人

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新卒でベンチャー企業の営業に就職。残業がほぼない会社だったため、仕事が終わったら趣味のブログを書く毎日を送っていました。3年ほど勤めて退職し、ブログをきっかけにテックキャンプ ブログでライターデビュー。好きなものはマンガ、テニス、イラスト、サメです。

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