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ネットワークエンジニアとは?年収・仕事内容・将来性・資格などを徹底解説

更新: 2024.11.19

ネットワークエンジニア」という職業をご存知ですか?

エンジニアでない人にとってネットワークエンジニアは聞き慣れない職業で、何をする仕事なのかわからないという人も多いでしょう。

そこで本記事ではエンジニア未経験の方に向けて、ネットワークエンジニアの仕事内容・年収・やりがい・必要なスキル・年収を解説します。

また、ネットワークエンジニアの将来性やキャリアパスなども紹介しますので、これからネットワークエンジニアを目指したいという方はぜひ参考にしてみてください。

※本記事は、現役エンジニアが監修した記事です(2021年9月)

この記事は現役エンジニアによって監修済みです。

この記事の目次

ネットワークエンジニアとは?

ネットワークエンジニアとは、ネットワークの設計、構築、運用、保守を行うエンジニアのことです。

このネットワークエンジニアが運用しているネットワークがあるおかげで、私達は普段メールやLINE、ゲームができています。

ネットワークエンジニアはプログラマーやシステムエンジニアのようにプログラミングをすることはあまりありません。その代わり、ネットワークエンジニアはルーター機器やLANケーブルのような、ネットに繋ぐための機械類に精通しています。

どちらかといえば、機械修理や組み立てを行うエンジニアに近いように見えるかも知れません。

他のエンジニアとの違いは?

エンジニアの職種にはネットワークエンジニア以外にも、システムエンジニア、サーバーエンジニア、データベースエンジニアなどがあります。それぞれ主に以下のような業務をします。

  • システムエンジニア:システムの設計・開発・テストまでの計画を立案し、顧客とのやり取りなども行う
  • サーバーエンジニア:サーバーの設計・構築・運用・保守・セキュリティ対策を行う
  • データベースエンジニア:データベースの設計・構築・運用・保守を行う

このように、それぞれ役割は大きく異なります。また上記に挙げたネットワークエンジニア以外のエンジニアもプログラミングをする機会が多くないのが特徴です。

システムエンジニアの仕事内容をより詳しく知りたい方は、以下の記事を読んでみてください。

システムエンジニアとは?仕事内容からやりがい、年収まで徹底解説

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ネットワークエンジニアの年収

転職サイトdodaの調査(2023年12月時点)によると、ネットワークエンジニア全体の平均年収は446万円という結果でした。

男女別の平均年収は、男性の場合465万円で、女性の場合380万円となります。

また国税庁の『令和4年分 民間給与実態統計調査』によれば、日本の全職種の平均年収が458万円であるため、ネットワークエンジニアの平均年収は全職種の平均年収とほぼ同じ水準ということが分かります。

※年収は2024年1月執筆時点の内容です。最新の情報は公式サイト等でご確認ください。

年代別ネットワークエンジニアの平均年収

同じくdodaと国税庁の調査を参考に、ネットワークエンジニアの年収を年代別に見てみましょう。

20代の平均年収

20代の平均年収はネットワークエンジニアでは約376万円です。

国税庁によると20代全体の平均年収は20代前半で約273万円、20代後半で約389万円となるため、ネットワークエンジニアの年収は20代の中では平均的と言えるかもしれません。

30代の平均年収

30代のネットワークエンジニアの平均年収は約525万円です。20代の頃と比べスキルが向上したり、責任のある仕事を任せられることが多くなることで、年収がグッと上がると考えられます。

40代の平均年収

40代のネットワークエンジニアの平均年収は約647万円です。30〜40代にかけて管理職になる可能性も上がるので、年齢に従い年収もアップする傾向にあります。

50代以降

50代以降のネットワークエンジニアの平均年収は約798万円です。50代の全職種の平均年収は50代前半で約537万円、50代後半で約546万円のため、約200万円も高いということになります。

そして50代が給与のピークを迎え、その後は給与が下がっていきます。

年収を上げる方法

ネットワークエンジニアが年収をあげるなら、どんな方法があるのでしょうか。

以下で3つ紹介しています。

  • 転職する
  • 資格を取る
  • 海外で働く

転職する

今よりも年収をあげるために、まず考えられるのは転職です。スキルを身につけて大手企業や条件のいい会社転職したり、フリーランスへの転身や独立する方法も考えられます。

資格を取る

資格を取得することで手当がついたり、転職で有利になる場合があります。ネットワークエンジニアは実務に直結する資格が多いので、資格を取ればキャリアアップできる可能性が高くなります。

海外で働く

海外では日本と比べエンジニアの待遇がよいため、年収が高くなる傾向にあります。特に中国やアメリカではネットワークエンジニアの年収が1000万円を超えることも珍しくありません。

ネットワークエンジニアの仕事内容

ネットワークエンジニアの役割についてはご理解いただけたと思います。

こちらではネットワークエンジニアの実際の仕事内容について詳しく見ていきましょう。

  • ネットワーク設計
  • ネットワーク構築
  • ネットワーク運用
  • ネットワーク保守

ネットワーク設計

ネットワーク設計では、お客様にどのようなネットワークを作るのかヒアリングし、設計書を作ります。

この段階で、求めるネットワークはどの程度の規模のものか、予算はいくらなのか、セキュリティ対策はどの程度必要かなどを洗い出し、ネットワークの構成や使用する機材(ルーターやLANケーブルなど)の選定や設置期間を決めます。

契約するネット回線についてもこの段階で決定します。

ネットワーク構築

設計書を元にルーターや配線を設置してネットワークを構築します。

トラブル無く設置するには機材の専門知識が必要です。設計の段階で構築期間が決まっていますが、なかには数ヶ月かかるような大規模な構築の場合もあります。

ネットワークの構築が終わったら正しく機能するかテストし、運用を開始します。

ネットワーク運用

運用している段階で何かトラブルがあったり、「もっと回線の速度を速くしたい」などの要望があったら、機材の設定の変更や構築の見直し、回線業者の変更をします。

ネットワーク保守

障害が起きてしまった場合、トラブルの原因をいち早く突き止め、対応します。ネットワークは24時間365日稼働している事がほとんどのため、夜勤が発生することもあります。

ネットワークに何か障害がなければ、ヘルプデスクなど他の業務を兼任することもあります。

ネットワークエンジニアのやりがい

ネットワークエンジニアのやりがいは何でしょうか。

以下で解説します。

  • ネットワークがある「当たり前」を作ることができる
  • チームで仕事ができる
  • スキルアップを実感しやすい
  • ITシステムを支える根幹を担える

ネットワークがある「当たり前」を作ることができる

ネット社会の現代では、ネットワークの存在は当たり前でもはやネットワークなしで仕事をするなど考えられません。ネットワークエンジニア以外のエンジニアも業務の多くはネットワークによって支えられています。

多くの人の必要不可欠なネットワークの基盤を支える業務は、ネットワークエンジニアならではの魅力です。

チームで仕事ができる

エンジニアやプログラマーといえば、1人で黙々と作業しているイメージを持つ人も多いでしょう。

しかし、ネットワークエンジニアは複数人でチームを組んで仕事をすることが多いです。また他部署と連携することも頻繁にあり、ネットワークについての専門知識があるエンジニアは頼られるので、やりがいを感じやすいといえます。

スキルアップを実感しやすい

他のエンジニアは資格よりも実績が求められます。一方ネットワークエンジニアは資格が実務に直結するので、資格を取ればスキルアップを実感しやすいです。

ITシステムを支える根幹を担える

ネットワークエンジニアは、今や生活に欠かせないインターネットの基盤を作る仕事なので、社会貢献度が高い仕事といえます。
ただし、重要なインフラであるネットワークに障害が発生すると、多くのユーザーに影響を与えてしまうため、スピーディーに復旧しなくてはなりません。
責任を伴う仕事ではありますが、自身が社会を支えているという気持ちにさせてくれるでしょう。

現代のITシステムを支えるのは、まぎれもなくネットワークエンジニアの方ですので、“縁の下の力持ち”の観点からやりがいを見出す方は数多くいらっしゃいます。

ネットワークエンジニアの厳しさ

ネットワークエンジニアは、決して楽な仕事ではありません。
業務のなかで何がきついと言われているのかを把握できずに、ネットワークエンジニアとして就職後に後悔することだけは避けたいですよね。

そこで、ネットワークエンジニアがきついと思われてしまう理由を、以下に挙げます。

多くのネットワークスキルを身につける必要があるため

ネットワークエンジニアには、サーバーやデータベース、セキュリティといった領域から機器の特性まで、幅広い分野の知識が求められます。

また、ITの分野はトレンドの変化が激しく、クラウドや仮想化といった新しい技術が日々生み出されています。
したがって、新たな知識のインプットだけでなく、技術も習得して日々ブラッシュアップしていかなければならないのです。

発生したトラブルに対応しなければならないため

ネットワークのトラブルが起こった場合、時間帯に関係なく対応しなければなりません。
トラブルの程度によっては数時間で直ることもありますが、大規模な障害であれば、復旧に数日から数週間かかることもあるため、骨の折れる作業になるケースがほとんどです。

また、発生したトラブルを分析し、その要因を特定することもネットワークエンジニアの仕事の一つです。
緊急性の高さによっては、その責任やプレッシャーが重くのしかかることもあるでしょう。

労働時間が不規則になるため

ネットワークは、24時間365日監視しなければならないITインフラのため、ときには深夜の時間帯、つまり夜勤が発生します。
通常の日勤業務に夜勤が組み込まれるので、ネットワークエンジニアは労働時間が不規則になりがちです。
さらに、休日であってもトラブルが起きた際は対応しなければならないため、ネットワークエンジニアはつらいと感じてしまう方が一定数いらっしゃいます。

ただし覚えておきたいのが、突発的なトラブルに対応した場合や、休日に出勤した場合は、時間を短縮して退勤できたり、代休を取得できたりするということです。
また昨今は、トラブルを事前に検知できる装置を導入している企業も多いため、業界全体での夜勤や休日出勤は減少傾向にあります。

したがって、トータルの労働時間や出勤日数については、そこまで心配しなくてもよいでしょう。

ネットワークエンジニアに必要なスキル

ネットワークエンジニアに必要なスキルについて紹介します。

主に以下の4つです。

  • 論理的思考力
  • コミュニケーション能力
  • ネットワーク機器の専門知識
  • 要件定義スキル

論理的思考力

ネットワークの設計・構築・運用・保守、すべての業務に論理的思考力が必要です。

設計・構築の際は、必要な機材や要件を論理的に考え、トラブルやミスがないように作業しなければいけません。

また運用・保守の際も、「なぜトラブルが起きたのか」「再発防止するにはどうすればいいか」を考えなければならないため、論理的な思考力なしでは、ネットワークエンジニアは務まらないでしょう。

コミュニケーション能力

設計の段階ではお客様とのヒアリングが重要になります。またネットワークエンジニアはチームで仕事をします。そのため、ネットワークエンジニアにはコミュニケーション能力も必須といえるでしょう。

ネットワーク機器の専門知識

ネットワークを構築するためには、ネットワーク機器について知っていなくてはいけません。そのため、ネットワークエンジニアとして働くためにはルーターやLANケーブルのようなネットワーク機器、ドメインやDNSサーバーの専門知識が必要となります。

またサーバーやデータベースの知識が必要となる場面があることもあります。

要件定義スキル

要件定義スキルとは、プロジェクトに必要な要件を決定し、全員の共通認識とするスキルのことです。設計するネットワークがなぜ必要なのか理解し、そのためにどれくらいの機能、速度、容量のネットワークがあるといいのか考え、要件を決定します。

要件定義のためには、スムーズにお客様の要望を聞き出せるよう、前述のようなコミュニケーション能力、ネットワークの専門知識も重要になります。

ネットワークエンジニアに向いている人

笑顔

ネットワークエンジニアに向いている人はどんな人なのでしょうか。

参考にしてください。

  • 新しい知識を吸収することが好きな人
  • 同じ作業の繰り返しが苦にならない人
  • 慎重な人
  • 広い視野が持てる人

新しい知識を吸収することが好きな人

ネットワーク技術は日々進化しているので、ネットワークエンジニアはどんどん新しい知識・技術を使って仕事をしていくことになります。

もしかしたら、今までの知識が通用しなくなるなんてこともありえます。そのため、勉強を続け、新しい知識を吸収することが好きな人はネットワークエンジニアに向いているといえるでしょう。

同じ作業の繰り返しが苦にならない人

ネットワークエンジニアの仕事は同じ作業を繰り返す場面があります。そういった地道な作業ができる忍耐力もネットワークエンジニアには必要です。

慎重な人

ネットワークの不備はお客様の迷惑になるだけでなく、チームのメンバーやネットワークを利用しているすべての人に多大な迷惑をかけてしまいます。

そのため、運用前には何度もテストを繰り返します。どんな小さな違和感も見落とさない慎重な人はネットワークエンジニアに向いています。

反対に、テストの際に「これくらいでいいや」というように軽く考えてしまう人にはネットワークエンジニアは務まりません。

広い視野が持てる人

ネットワークエンジニアは設計・構築・運用・保守と多岐にわたる業務をミスなく遂行する必要があります。多くの業務を担当するネットワークエンジニアは「これだけに集中していればいい」というわけにはいきません。

そのため広い視野を持てる人は、業務の全体像を理解できるため、ネットワークエンジニアに向いているといえます。

地道で細かい作業が得意な人

ネットワークエンジニアは、ネットワークの監視・保守・運用を実施します。
トラブルが起きない限りは、システムの監視と安定的に稼働させるための定例作業を日々繰り返します。
そのため、毎日のルーティンワークが苦でなく、地道な作業を丁寧に、かつ黙々と遂行できる人はネットワークエンジニアに向いているといえるでしょう。

ネットワークエンジニアとして資格を取得するメリット

ネットワークエンジニアになるのに特定の資格は必要ありませんが、エンジニアに関する資格を取得できれば、キャリアアップ時に有利になるケースもあります。
資格を取得するごとに資格手当を受け取れる企業であれば、年収アップも叶えられるかもしれません。

また、スキルを磨けるといった側面も資格を取得するメリットの一つです。
資格取得によって実務経験では得られなかった視点を学べたり、自身の適性を見つけられたりするなど、全体的なスキルアップが期待できます。

ネットワークエンジニアの資格を取得するための勉強方法

ネットワークエンジニアに関する資格を取得するには、まとまった勉強時間の確保と学習環境の整備が大切です。

資格の所得に有効な勉強方法は、以下の2つです。

専門のスクールを受講する

学習時間を安定的に確保したい方や、プロの講師から学びたい方にぴったりなのが、資格取得をサポートしてくれる専門のスクールの受講です。
あらかじめカリキュラムが決められていることが多いので、仕事と並行して効率的に知識を習得できます。

しかしスクールに通うには、受講にかかる費用を必要とするため、いくつかのスクールを比較・検討し、ご自身に合ったところを選びたいところです。

独学で勉強する

スクールでは受講費がかかるため、費用を抑えるために独学で学びたいという方もいらっしゃるでしょう。
独学では、教本や学習サイトを参考にして自身のペースで勉強できるという側面があります。

ただし、独学だけで中級・上級者向けの資格取得を目指すのは、少々難しいと感じるかもしれません。
独学の場合、わからないことは自分で答えを探して理解する必要があります。
独学にこだわるのもよいのですが、専門スクールで学ぶほうが、短期間で効率的に資格を取得できる可能性があることも念頭に置いておきましょう。

ネットワークエンジニアの求人市場

ここからは、専門性の高いネットワークエンジニアの需要が、今後どのように推移していくのかを深掘りしていきます。

結論、ネットワークエンジニアとしての需要は、今後も増えていくと予想されています。
これは、新規ネットワークの設計・構築を自社のサーバーで行う企業が近年減少し、クラウドを使用したネットワーク構築のニーズが増えているからです。
さらに、不正アクセスの防止や、通信量増大によるトラフィックの解消などの新たな仕事が増加していることからも、これには疑いの余地がありません。

また、ネットワークエンジニアの需要はIT業界だけではないことをご存じでしょうか?
ネットゲームが流行している近年では、ゲーム業界でのネットワークエンジニアの需要が急増しており、異なる業界で活躍できる可能性もあるといえます。

ネットワークエンジニアを目指すなら取得したい資格3選

ネットワークエンジニアになるとき、必ず取得しなくてはいけない資格はありません。

しかし、ネットワークエンジニアはプログラマーと違い、ポートフォリオ(成果物)の提出が難しいため、資格の取得には十分に意味があります。

以下の資格を取得することで、ネットワークエンジニアとしての知識を証明できます。また、資格取得のために勉強した知識は実務でも役に立つでしょう。

  • ITパスポート試験
  • 基本情報技術者試験
  • シスコ技術者認定

ITパスポート試験

IT業界が未経験の方であれば、まずはITパスポートの資格取得を目指しましょう。

ITパスポートは国家資格である情報処理技術者試験の1つで、基礎的なITの知識を持っていると証明できる資格です。エンジニアなら知っていて当然の知識なので、この資格が転職やキャリアアップに役立つことはあまりありません。

しかし、いきなり難易度の高い試験を受けるのは不安という人は、まずはこの資格を受験しましょう。

▶️【ITパスポート試験】情報処理推進機構

基本情報技術者試験

こちらも情報処理技術者試験の1つで、ITパスポートより1つ難易度が上の試験です。ネットワークエンジニアだけでなく、すべてのエンジニアの入り口のような位置づけの試験となります。

こちらの資格も、持っていれば転職やキャリアアップができるという資格ではありません。しかしどのエンジニアも知っていたほうがいい知識になりますので、取得して損はありません。

▶️基本情報技術者試験 | 試験情報 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

シスコ技術者認定

上記2つとは違い、ネットワークエンジニアの業務に直接関係のある資格となります。世界最大のコンピュータネットワーク機器開発会社である、シスコシステムズが主催する資格試験です。

シスコ技術者認定にもいくつか種類がありますが、まずはネットワークエンジニアとしての基礎となる「CCNA」の取得を目指すのがよいでしょう。

▶️認定 – トレーニング & 認定 – Cisco

ネットワークエンジニアは将来性あり!3つの理由

ネット社会の現代において、ネットワークエンジニアの需要は今後も高まっていくと考えられます。そのため将来性のある職種といえます。

しかし、IT業界は変化のスピードがはやいため、知識をアップデートしないと変化に対応できません。主体的に学ぶ姿勢がより重要になってくるでしょう。

またキャリアアップするには、「クラウド分野」に精通しているなど、独自の強みを持っていることが自分の市場価値を上げるために大切になります。

ここではネットワークエンジニアには将来性がある3つの理由について紹介します。

  • 育成するのが難しいから
  • 人材不足だから
  • クラウド化が進んでいるから

育成するのが難しいから

ネットワークエンジニアは専門知識を必要とする仕事のため、育成が難しいです。またネットワークエンジニアは人手不足のため、現場で教えている余裕がないのも理由の一つとなります。

このような背景から、スキルを持ったネットワークエンジニアの数は多くないため、その分需要が高くなり将来性が見込めるのです。

人材不足だから

現代社会ではIT人材は重要な存在です。しかしIT業界は全体的に人手不足で、ネットワークエンジニアも例外ではありません。

そのため、もともと希少なネットワークエンジニアはさらに需要が高くなります。

クラウド化が進んでいるから

どの業界でもデータやシステムのクラウド化が進んでいます。クラウド化をするにもネットワークの専門知識と技術が必要なので、ネットワークエンジニアが不可欠なのです。

ネットワークエンジニアのキャリアパス

ネットワークエンジニアのキャリアの積み方としては、最初に「運用・保守」といった下流工程から経験をするのが一般的です。

場合によっては、ネットワークについての質問やクレームの対応をするヘルプデスクを兼任することもあります。そこで経験を積み、ネットワークの要件定義・設計・構築といった上流工程へとキャリアアップしていきます。

キャリアパスとしては、スキルをどんどん身につけて「ネットワークエンジニアのスペシャリスト」になる道があります。ネットワークエンジニアとして上流工程に携わりたいと考えるなら、シスコ技術者認定の上級資格を取得していると有利になる傾向があります。

もう1つはプロジェクトの全体を統括する「プロジェクトマネージャー」としての道があります。

未経験からネットワークエンジニアを目指すならスクールがおすすめ

ネットワークエンジニアの仕事内容や必要なスキル、向いている人について解説しました。

本記事をきっかけに興味を持った人は、ぜひネットワークエンジニアを目指して勉強してみてはいかがでしょうか。

ネット社会の現代では、ネットワークエンジニアの需要はこれからも高まっていきます

ネットワークエンジニアは運用・保守であれば初心者でも受け入れてくれる企業もあるため、興味のある人はぜひチャレンジしてみてください。そこで経験を積んで、ネットワークエンジニアとしてキャリアアップしていく道もありますよ。

また、未経験からネットワークエンジニアを目指すなら、プログラミングスクールに通うのもおすすめ転職活動と並行しながら学習できるカリキュラムを提供するスクールもあります。

ネットワークエンジニアになりたいと思ったら、ぜひ検討してみてください。

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この記事を書いた人

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3年間福祉業に従事後、IT業界へ。今はWEBライターをしています。 なんにでも興味を持つ性格で、趣味はゲーム、ドライブ、心理学、WEBデザインの勉強、その他多数です。

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