「お金がない生活が苦しい…」
「十分な収入がもらえず、家計が苦しい状況が続いている…」
「生活が苦しい状況を打破する方法や、収入を増やす方法を知りたい」
収入や精神的な理由から、「生活が苦しい」とお悩みの方は多いです。
そこで本記事では「生活が苦しいと感じる7つの理由と対処法」を解説します。
収入を増やす方法なども紹介するので、ぜひ参考にして下さい。
この記事の目次
生活が苦しいと感じている人は多い
「生活が苦しい」と感じる原因として多いのは、収入面だと思います。しかし、必ずしも収入面だけが原因ではありません。
実際、世帯年収が平均より高い家庭でも、さまざまな理由から余裕がなくなって生活が苦しいと感じている人もいるのです。
そこで本章では、「生活が苦しい」と感じる人の割合や年収が高いのに生活が苦しい人の原因などについて見ていきます。
- 日本の半数以上の世帯は生活が苦しいと感じている
- 年収が高くても生活が苦しい世帯もある
- 経済面と精神面の理由が考えられる
日本の半数以上の世帯は生活が苦しいと感じている
厚生労働省の『2021年 国民生活基礎調査』によると、「生活がやや苦しい」または「大変苦しい」と答えた世帯は53.1%に上りました。
つまり、半数以上の世帯が生活が苦しいと感じている現状があるのです。
生活が苦しいと感じるのは珍しいことではないというのが分かると思います。
厚生労働省の2019年の同調査によると、母子世帯の中だけでみた場合、「生活がやや苦しい」「大変苦しい」と答えた家庭は86.7%に上りました。
シングルマザーの方々にとっては、生活が苦しい状況が当たり前のようです。
ちなみに「ややゆとりがある」「大変ゆとりがある」と回答した世帯は5.7%でした。
年収が高くても生活が苦しい世帯もある
世帯あたりの年収が、平均よりも高く、年収1,000万円を超える家庭でも生活が苦しいと感じている人もいます。
1,000万円と言っても総支給額の値。社会保険や住民税などを引くと、手取りとしては700万〜800万円ほどになるでしょう。
それでも高収入に変わりはありません。しかし必要以上に娯楽費やぜい沢品などにお金をかけてしまうと、そのまま生活水準を下げられない状態に陥ってしまいます。
その結果、貯蓄に回す余裕がなくなり、生活が苦しい状況に陥るのです。
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経済面と精神面の理由が考えられる
生活が苦しいと感じる原因としては、収入が少ないからといった経済面だけではなく、精神面からくる理由も考えられます。
「経済面」「精神面」における理由は、後述します。
生活が苦しいと感じてしまう経済的理由
生活が苦しいと感じてしまう経済的理由は、おもに以下の3つです。
- 支出が多い
- そもそも収入が少ない
- 借金がある
支出が多い
支出が多ければ、当たり前ですがその分生活が苦しくなってしまいます。
生活のすべてにおいて気を遣い、ギリギリまで支出を抑えてると思っていても、気づいていないだけで減らせるポイントがまだあるかもしれません。
支出が多くなる具体的な要因は、以下の4つです。
- 趣味に使ってしまう
- 外食をしてしまう
- 子供の教育費がかかる
- ギャンブルで生活が安定しない
趣味に使ってしまう
趣味に結構なお金を使ってしまい、生活を苦しめている場合があります。
趣味事態は悪いことではなく、毎日を充実させてくれるものです。しかし趣味にかけるお金の割合が多いことで生活が苦しいならば、抑える必要があります。
あるいはお金のかからない趣味を見つけるのもよいでしょう。
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外食をしてしまう
外食が多いと、どうしても食費がかさんでしまいます。毎日料理を作るのは大変ですが、支出を抑えるうえでは外せないポイント。
付き合いで外食をすることもあると思います。しかし本当に生活が苦しいのであれば、無理せず断ることも大事です。
また、お酒が好きな人はつい飲みすぎてしまうとお金がかさむので、我慢が必要。
外食は支出面でウェイトを占めるところなので、しっかりと対策しましょう。
子供の教育費がかかる
子供の教育費がかかってしまうことが原因で、生活を圧迫している家庭も。
厚生労働省の『2021年 国民生活基礎調査』によると、児童がいる世帯のうち59.2%が「生活が苦しい」と回答。
学費や習い事、学習塾などの子供にかける費用で家計が苦しくなってしまうのです。
それでも子供を育てることは、未来につながる必要なお金として捻出したいところ。本当に必要なのかどうか考えた上で、コストをかける必要がありそうです。
ギャンブルで生活が安定しない
ギャンブルにハマってしまい金銭感覚が狂うことで、支出と収入のバランスが崩れてしまうケースも見受けられます。
パチンコや競艇などのギャンブルは、勝てば大きく稼げるもの。しかし負ければ何十万円というお金が1日で消えることもあるでしょう。
その結果、ほかの部分での支出も増えてしまいます。ギャンブルにのめり込むのは危険なので、生活が苦しいならばやめる勇気を持ちましょう。
そもそも収入が少ない
支出を抑えたところで、そもそもの収入が少ないために生活が苦しい人もいます。
収入が少ないのには、今働いている職場の給料が低いことや、時間がなかなか取れず働く時間がないなど、理由はさまざま。
生活が苦しい理由が収入自体の問題ならば、給与の底上げを考えるべきでしょう。
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借金がある
生活が苦しい理由として、借金の返済が重くのしかかっている場合もあります。
金利が高く元金が減らないため、借金が減らない状態に陥っている人も。
借金があるならば、まずはその借入金を減らしていくことが何よりも先決です。借金は精神的にもよくないので、完済できれば生活自体がだいぶ楽になるでしょう。
生活が苦しいと感じてしまう精神的理由
経済面で生活が苦しいと感じている人がいれば、精神面な理由が原因で生活が苦しいと悩む人もいます。生活が苦しいと感じる精神的理由は、おもに以下の4つです。
- 自由な時間がない
- 将来を不安視するあまり苦しくなる
- お金に執着しすぎている
- コロナ禍による精神的不安
自由な時間がない
労働時間が長すぎたり、家庭の事情だったりが原因で自由な時間が取れず、生活が苦しいと感じてしまうのも理由の一つです。
プライベートな時間がないとどうしてもストレスが溜まってしまい、精神的にツラくなってきてしまうでしょう。
また、人によっては、金銭的に生活していけるレベルにはあっても、趣味や貯金などを理由に、お金を稼ぐため土日を返上で働いている人もいます。
その結果、精神面でツラくなってしまい、生活が苦しいと感じてしまうのです。そうなってしまっては本末転倒。
自由な時間が取れないことから生活が苦しいと感じてしまう場合も多いのです。
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将来を不安視するあまり苦しくなる
将来が不安になる気持ちは誰しもあると思います。しかし今後のための貯蓄を考えすぎて生活を切り詰めると、生活に息苦しさを感じるでしょう。
今の生活に苦しんでまで、先のことを考えるのはおすすめできません。
最適な収支バランスを考えながら貯蓄することを意識するとよいでしょう。
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お金に執着しすぎている
お金に価値を置きすぎると、生活苦の原因となってしまうことも。
十分暮らしていける金額を稼いでいたとしても、自分が理想とする金額を稼げていないと生活が苦しいと感じてしまうのです。
また、自分の感覚ではなく統計データを基準としてしまい、「年収が平均よりも低いから苦しい」と思い込んでしまうケースもあります。
幸せの基準はお金だけではないので、執着しすぎないように気をつけましょう。
コロナ禍による精神的不安
新型コロナによる経済の停滞で、倒産する企業やリストラに合う方々も増えました。
また働き方の変化も進み、テレワークや在宅勤務が導入される企業も。
こうしたコロナ禍による社会変化により、将来的な不安からストレスを抱えてしまう人も増えているのです。
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生活の苦しさが及ぼす悪影響について
苦しい生活が続いてしまうと、仕事やプライベートでもうまくいかない日々が続いてしまい、心身に悪影響を及ぼしてしまうかもしれません。
ここでは、生活が苦しいことが原因で引き起こしやすい悪影響について3つ紹介。
- ストレスから体調不良を引き起こす
- 何をしていても心から楽しめない
- お酒に頼ってしまう
ストレスから体調不良を引き起こす
ストレスを抱えることで、精神的に追い詰められ、気持ちが沈んでしまいます。
その結果、健康状態にも影響が出てきてしまうことも考えられるでしょう。
イライラや不安感から、自律神経が乱れてしまい、胃痛や胸やけ、ひどい時はそこからうつ状態へと陥ってしまう場合もあります。
生活の苦しさは、そのような悪い影響も与えてしまうのです。
何をしていても心から楽しめない
生活の苦しさからくる心配事があると、ふとした時にその心配事が頭をよぎってしまい、心から楽しめなくなるものです。
「友達とご飯を食べに行っても、金額のことを気にして楽しめない」「旅行に行ってもお金を使えないので楽しめない」などのような状態になってしまう可能性もあります。
せっかくの楽しむべきイベントで心から楽しめなければ、ストレスにつながってしまう原因にもなってしまうでしょう。
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お酒に頼ってしまう
日々の生活のツラさを、お酒を飲むことで忘れようとしてしまう人もいます。
お酒を飲みすぎると、体に悪いうえにお金もかかってしまいます。
一時的な精神的ストレスは減るかもしれませんが、長期的にはデメリット。
生活の苦しさを忘れようとするのではなく、根本からなくす方法を考えましょう。
苦しい生活から抜け出すための対処法7つ
ここでは、生活が苦しいという現状を打破するための対策を7つ紹介。今から取り組めるものもあるので、1つ1つ確認してみましょう。
- 家計簿をつけて収支を管理する
- ムダな支出は減らす
- フリマアプリでいらないものを売る
- 貯金だけの口座をつくる
- お手本となる人や家庭を参考にする
- 専門家に相談する
- 収入を増やして生活を楽にする
家計簿をつけて収支を管理する
まずは毎月の収入と支出を具体的に洗い出すことからはじめましょう。
収入と支出を把握していないと、どの部分を改善すればよいのかもわからないので、対策をとることもできません。
今では家計簿を簡単につけられるスマホアプリもあります。まずは家計簿をつけて、1ヶ月の収支を把握することが大切です。
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ムダな支出は減らす
生活を楽にするには、ムダな支出を減らすことが重要。
なににお金を使っているのかを洗い出すことでムダな部分が見えてきます。支出は努力次第で減らすことが可能です。
「外食を減らす」「コンビニで買わない」「携帯のキャリアとプランを見直す」「ブランド物は控える」など、節約ポイントはさまざまな視点から考えられます。
家賃の安い場所に住む
支出を減らすことを考えれば、家賃を下げて今よりも安いところに住むことが、大きな節約につながるカギとなるでしょう。
節約のポイントとして、固定費を削減することは非常に重要。
家が狭くなったり駅から遠くなったりしても、家賃が2万円ほど下がるのであれば、1年で24万円も節約できます。
今よりも安い物件を探して引っ越すことも検討しておきましょう。
フリマアプリでいらないものを売る
使わないものやなくても困らないものを、フリマアプリで売る方法もあります。
登録も簡単にできるのですぐにはじめられるでしょう。また、出品した商品が思っていた以上の高値がついたりすることも。
生活を楽にすることが第一なので、なくては困るものでなければ商品として売りに出すことをおすすめします。
貯金だけの口座をつくる
普段使っている口座とは別に、貯金専用の口座を作っておくのも効果的です。
たとえば、給料のうち1万円は必要経費として貯金専用の口座に入れるなど。
そうすれば、本当に生活が苦しくてどうにもならない時や、事故などで急にお金が必要な場合にも役立つので安心です。
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お手本となる人や家庭を参考にする
収支バランスを考えて行動するには、ロールモデルを参考にしてみるのもおすすめ。
具体的には、自分と収入が近いと思われる生活が安定している家庭の人に協力してもらい、話を聞いてみるのがベストです。
自分とそのお手本とする人には、どういった収支の違いがあるのかを比較して下さい。
そこから自分の生活に生かせるアイディアが発見できる可能性もあるでしょう。
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専門家に相談する
自分一人では解決できなそうであれば、国が設立している公共の相談窓口である「法テラス」などを活用して、専門家に相談するのもよいでしょう。
また、急なお金が必要となったり仕事がみつからなかったりしている場合は、地域の役所や役場に相談するのもアリです。
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収入を増やして生活を楽にする
あたり前に感じるかもしれませんが、根本的に収入を増やすことで、経済的な生活の苦しさを克服できます。
お金の問題で悩んでいるのであれば、支出を見直すだけでなくどのように収入を増やすのかを考える必要があるでしょう。
収入を増やす方法
経済的理由で生活が苦しいならば、収入を増やす方法を考えるのがセオリー。
本章では、収入を増やす方法を3つ紹介します。
- 転職で収入を底上げする
- 副業をはじめる
- 高収入を得られるスキルを身に付ける
転職で収入を底上げする
現在アルバイトの人は、正社員になることで収入が増える可能性が高いです。
あるいはキャリアアップを目的として転職することで、収入を底上げできるでしょう。
もしあなたが30代で社員経験がなかったとしても、正社員を目指せる仕事はあります。
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副業をはじめる
副業をはじめることで、収入を増やすことも可能です。
元手が一切かからずはじめられるものや、自分の持っているスキルを使うことでお金を稼げる副業もあります。
時間的に厳しい人でも、「副業であればできる」という仕事が見つかるでしょう。
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高収入を得られるスキルを身に付ける
高収入を得られるスキルを身に付けることで、経済的にも精神的にも楽になります。
資格を持っていなくても、スキルがあることで副業としてでも高収入を得ることが可能。在宅ワークでも、十分すぎるほどのお金を稼げます。
その結果、残業や土日に勤務する必要もなく、自由な時間も手に入れられます。
また、フリーランスになって本業として稼ぐこともできるので、高収入を得られるスキルの取得はおすすめです。
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これから身に付けるなら「プログラミング」がおすすめ
高収入を得られるスキルとしておすすめなのが、プログラミングスキル。
プログラミングスキルを習得していれば、クラウドソーシングで案件を獲得したり、アプリ開発で広告収入を稼げるでしょう。
中には、1案件で50万円以上の収入が得られることも。
どうやってプログラミングで稼げばよいかわからない場合には、プログラミングに詳しい人に相談するのがよいでしょう。
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心に余裕を持ちゆとりある生活を
「生活が苦しい」と感じてしまう経済的理由と精神的理由、苦しい生活から抜け出すための対処法などを紹介しました。
生活が苦しい原因のほとんどは経済面と精神面、2つの側面から成り立っています。
これら2つの悩みを解決することで、
心にゆとりが生まれて生活が楽になるでしょう。
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