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プログラミング言語の種類と特徴を用途別に解説

更新: 2020.09.19

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プログラミングを学習しようと思ったとき、プログラミング言語の種類が意外と多いことに驚いた経験がある人も多いと想います。

「よくわからないから、どのプログラミング言語でもいいか」と思う人もいるかもしれませんが、せっかく学習するのならば自分の目的に合ったプログラミング言語をしっかりと選びましょう。

それが、プログラミング学習で挫折しないコツでもあります。

そこで今回は、プログラミング言語の種類や特徴について用途別に解説しますので、ぜひプログラミング学習を始める際の参考にしてください。

プログラミング言語に多くの種類がある理由

プログラミング言語には多くの種類がありますが、それには理由があります。

まずは、プログラミング言語に種類がある理由を確認していきましょう。

プログラミング言語ごとに得意な分野が存在する

プログラミング言語には、それぞれ得意不得意な分野があります。

例えば、C言語でWebサイトの画面を作るのには不向きですし、Rubyで組み込み系の細かなプログラミングはできません。

近年広がるIoTやAI(人工知能)といったシステムには、Pythonが向いています。

Swiftは、Apple社のiPhoneアプリ(iOS)アプリを作るために開発されました。

プログラミング言語は、目的に合わせて開発されています。そのため、言語には多くの種類があるのです。

プログラム実行のステップが違う

プログラムは、記述したものをそのまま実行できるものと、コンパイル(コンピューターが読める言語に直す)作業が必要なものとに分かれます。

つまり、プログラムを実行するステップに違いがあるのです。

これらはそれぞれ、スクリプト言語とコンパイラ言語と呼ばれます。

コンパイルが必要なプログラミング言語がコンパイラ言語です。

より簡単に結果を表示できるのはスクリプト言語ですので、学習をはじめやすいのはスクリプト言語だと言えます。

学習の難易度が異なる

プログラミング言語によって、学習の難易度も違います。

例えば、高水準言語で動的型付けのプログラミング言語ならば、プログラム自体も読みやすく、データ型などの細やかな気配りもほとんど気にしないでプログラミングできます。

スクリプト言語ならば、プログラムを記述してすぐに実行できますので、結果の確認も簡単です。

つまり、上記のような条件に当てはまるプログラミング言語ほど習得しやすく、学習難易度が低いといえます。

プログラミング言語には需要の高い・低いがある

それぞれのプログラミング言語によって、市場の需要の高さが異なります

プログラミング言語にも流行があったり、普及するサービスによって需要が下がったりするのです。

例えば、IoTやAI(人工知能)などが期待される現代のIT業界では、Pythonなどを使えるエンジニアの需要が高いといえるでしょう。

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用途別のプログラミング言語の種類と特徴

それでは、プログラミング言語それぞれの特徴を用途別に見ていきましょう。

ここでは、代表的な用途で紹介しています。必ずしも「その用途でしか使えない」というわけではありません。

興味を持った言語があったら、プログラミング学習と並行して、何ができるのかどんどん深掘っていきましょう。

Webサイトの開発に向いている言語

まずは、Webサイト開発を行なうときに選びたい言語です。

インターネット上にあるほとんどのWebサイトで使わていますので、Web開発に関わりたいという人には必須の言語だといえます。

Ruby

Ruby(ルビー)は、ホームページをはじめとしたWeb上で動くアプリケーション作成に向いているプログラミング言語です。

プログラム自体も読みやすく、初心者でもわかりやすいという特徴を持っています。

そして、Ruby on Railsというフレームワークを使うと、Web開発に必要な機能が用意されているのでさらにプログラミングがしやすいです。

開発環境はソフトウェアのインストールのみなので、難しいチューニングはほとんど必要ありません。また、プログラムを記述すれば、すぐに結果を目で確認できます。

PHP

PHP(ピー・エイチ・ピー)は、インターネット上に出てくるほとんどのサイトやブログに使わているサーバーサイドのプログラミング言語です。

サーバーサイドとは簡単に言うと、Webサイト上では見えない裏側の部分。

開発案件も多く、Webサイトの開発を目指すならば学習しておきたい言語だといえるでしょう。

PHPに合わせてCSSやHTMLといった言語を同時に学習すると効率的です。

JavaScript

JavaScript(ジャバスクリプト)も、Webサイトの動作には欠かせないプログラミング言語です。

ブラウザの画面に入力されたデータなどを処理するために動きます。HTMLが車のボディなら、JavaScriptはエンジンといったイメージです。

JavaScriptもまた、プログラムを書いたらすぐに実行を確認できますので、学習進捗を実感しやすい言語でもあります。

JavaScriptはフロントエンドで利用するプログラミング言語。サーバーサイドとは逆で、Webサイトの目に見える部分の開発を行います。

Node.jsなどのライブラリを使うと、JavaScriptでもサーバーサイドの開発は可能です。

Web開発では多くの需要がありますので、JavaScriptを習得するとITエンジニアとして仕事を獲得するための強い武器となります。

スマホアプリの開発に向いている言語

今や1人に1台といっても過言ではないスマートフォン、そのアプリもプログラミング言語で作られています。

ここでは、スマホアプリ開発に向いている言語を見ていきましょう。

Swift

Swift(スウィフト)は、iPhoneやiPadを提供するApple社が開発したプログラミング言語です。iPhoneで利用するiOSアプリをプログラミングするために作られました。

現在では、Apple製品の開発全般に利用できる言語として拡大中です。

iPadのアプリでは、Swiftを学習するためのアプリがApple社から提供されており、学習環境も手軽なものになりつつあります。

Xcodeという必要な機能が揃ったIDE(統合開発環境)を使うと、Swiftでの開発がスムーズに行えるのでおすすめです。

Java

Java(ジャバ)は、プログラミング言語の中でも長年人気のある言語で、Androidアプリの開発が可能。

Javaは、Webアプリなどに多く利用されていますし、さまざまなOS(WindowsやAndroid、MacOSなど)で利用できる汎用性の高いプログラミング言語です。

そのため、技術者の需要も高いという特徴があります。

Javaはコンパイラ言語なので、RubyやPHPなどスクリプト言語に比べると習得難易度は高いです。

ただし、参考書やインターネット上の情報なども豊富にありますので、学習環境はすぐに整うでしょう。チャレンジする価値のプログラミング言語です。

Kotlin

Kotlin(コトリン)は、Javaよりも簡単で安全な言語として2011年にリリースされたプログラミング言語です。

初心者の人は、Javaの改良版だとイメージして大きな問題はありません。

Javaの文法にも近く、Androidの開発言語としても公式認定されていますので、Androidアプリを開発したいという人は学習しておきたいプログラミング言語だといえます。

ゲーム・ソフトウェアの開発に向いている言語

将来はゲームの開発者になりたい、という人も多いのではないでしょうか。

そこで意識しておきたいのが「C#」という言語です。

C#

C#(シー・シャープ)は、あらゆるアプリケーション開発に利用されているMicrosoftが開発した言語です。

C#はJavaを元に作られた言語ですので、Javaの良い部分などが取り入れられています。

WindowsでプレーできるゲームなどにもC#が多く使われているため、ゲーム開発に興味がある人はC#を学習するのも1つの手段です。

AI・機械学習に向いているプログラミング言語

近年、ビジネスや私生活に浸透しつつあるAI(人工知能)や機械学習に向いているプログラミング言語は、その需要も年々高まっています。

Python

Python(パイソン)は、データ分析などの分野で人気のあるプログラミング言語で、現在AIや機械学習といったシステムに多く利用されています。

私たちが利用するSNS(InstagramやYouTubeなど)の開発にも利用されているのがPythonです。

プログラムもシンプルで、世界的にも人気があります。

プログラムは通常、プログラミングをした人によって癖が出るものですが、Pythonはだれが書いても比較的統一されたプログラムとなるので、読みやすく理解しやすいことも特徴の1つです。

今後、日本国内でも需要が高くなるプログラミング言語だといえるでしょう。

R言語

R(アール)言語は、主に統計や膨大なデータ処理に利用され、統計解析に特化した言語です。

グラフの作成や、CSVファイルやテキストベースのファイルなどを読み込むことができるなど、データの互換性にも優れています。

統計解析などに関わる開発をしたい人は、学習しておきたいプログラミング言語です。

IoTの組み込み系の開発に向いている言語

今後、身近にあるモノがインターネットと繫がるIoT。そのデバイスの開発に適した言語がC言語です。

C言語

C(シー)言語は、1972年に開発されたプログラミング言語で、プログラミングの基本的な考え方も学べる言語です。

Webサイトなどの開発には向いていませんが、汎用性が高く、ハードウェアの制御にも向いています。

プログラムの実行にはコンパイルという機械語への変換が必要ですが、実行速度が速く、OSの開発や家電などの組み込み系開発でも幅広く利用されるものです。

唯一、習得難易度が高いという点がありますが、C言語を習得できればコンピューターの動きやハードウェアの制御なども学べます。

IoTデバイスは、「モノ」それぞれで通信をしたり動作を制御しますので、今後のIoTの開発にはC言語も重宝される言語となるでしょう。

1つのプログラミング言語を決めて技術を高めていくのがおすすめ

プログラミング言語は、それぞれが特徴を持ち、開発目的にも向き不向きがあります。

プログラミング言語の学習をするならば、まずは目的を決めてから、その目的に適した言語を選択すると良いでしょう。

技術を高めていくためにも、まずは1つのプログラミング言語に絞って学習することをおすすめします。そこから異なるプログラミング言語も学ぶなど、技術を拡げていきましょう。

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この記事を書いた人

佐久森
テックライター 佐久森 福岡県出身の東京都在住。ITインフラエンジニア10年以上の経験から、IT技術全般を初心者向けに分かりやすく解説。また、ITエンジニアの働き方に関する情報などを執筆中。
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