「最近ブログを始めたけれど、なかなかPV数が伸びない…」
「日々更新する記事のテーマを考えるのが大変、そろそろネタ切れしそう…」
上記のような悩みを持つ方は多いでしょう。
実際、ブログ運営においてSEO対策や記事テーマの選定は悩みの種です。
そんな時は、Googleサジェストを一括で取得できる「関連キーワードツール」がおすすめで、検索ニーズの高いキーワードで記事を作成すれば、SEO対策や記事テーマの選定に役立ちます。
そこで本記事では、無料の関連キーワード取得ツール(サジェストツール)のおすすめを紹介するので、ブログ初心者の方はぜひご参考ください。
※記事内の情報は2021年11月執筆時点の内容です。
この記事の目次
関連キーワード取得ツールとは?
「関連キーワード取得ツール」とは、おもに検索キーワードに対するGoogleサジェストを一括で取得できるツールのことを指します。
これを使えば、普通に検索して表示されるGoogleサジェストよりも、はるかに多いキーワードを抽出可能です。
そのため、ブログ運営やWebサイト作成において、ある1つのワードに関する記事をたくさん書きたい場合は、本ツールを使うのがおすすめ。
また、取得したキーワードをCSVデータとしてダウンロードし、Excelにインストールすれば、リスト化も簡単にできます。
Googleサジェストとは?
Googleの検索窓にワードを打ち込むと、下に検索したいワードの候補が表示されます。これが「Googleサジェスト」です。
サジェストとは「提案」という意味の英単語で、検索するキーワードの候補を提案する役割を果たします。
サジェスト機能を使うことで、検索したいワードを入力する手間の省略が可能です。
サジェスト機能自体は、Google検索に限られた機能ではありません。YouTubeやAmazonといったサイトでも採用されています。
関連キーワード取得ツールを使うメリット
関連キーワード取得ツールを通して検索回数の多いワードを調査することで、Googleユーザーの検索ニーズを反映した記事の作成につながります。
つまり、ユーザーの悩みや疑問に的確に答えられる記事を作成できるので、PV(ページビュー=ページの閲覧回数)アップも狙えるのです。
実際、検索キーワードのトップに表示されている記事は、関連キーワード取得ツールを使用しSEO対策を講じたことで、上位表示を達成しています。
そのため、「ブログやWebメディアを始めたけど書くことがない…書いてもPVにつながらない」という方は、ぜひ関連キーワード取得ツールを活用しましょう。
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関連キーワード取得ツールおすすめ8選【無料】
ブログのSEO対策や記事作成に役立つ関連キーワード取得ツールのおすすめは、以下です。
- ラッコキーワード
- キーワードリサーチャー
- グーグルサジェスト キーワード一括DLツール
- Keyword tool
- keysearch Beta
- Ubersuggest
- 共起語検索ツール
- Googleキーワードプランナー
これらのサジェストツールについて紹介します。
ラッコキーワード
出典元:ラッコキーワード
「ラッコキーワード」は、関連キーワード取得ツールの定番です。
Googleサジェストのほか、「教えて!goo」「Yahoo!知恵袋」のQ&Aデータやキーワードに関連するニュース記事なども抽出してくれる優れモノ。
操作方法は、検索窓にキーワードを入力し「取得開始」ボタンを押すだけです。サジェストは、あいうえお順(アルファベット順)で、各10ワードずつ表示されます。
使用制限がキーワード5回までとなっていますが、メールアドレス登録をすれば無制限に検索可能となるので、ぜひ登録を済ませて利用しましょう。
キーワードリサーチャー
出典元:BLOG BOOT CAMP
「キーワードリサーチャー」は、Google検索とYouTube検索のサジェストワードを調査できる無料の関連キーワード取得ツールです。
検索結果をもとに作成されたキーワードマップは記事作成に便利で、データはCSV形式で保存することも可能。
グーグルサジェスト キーワード一括DLツール
「グーグルサジェスト キーワード一括DLツール」は、検索キーワードに対するGoogleサジェストを一括で所得できるサイトです。
取得したデータはCSVでダウンロード可能で、ダウンロードしたデータをExcelやGoogleスプレッドシートに取り込めば、サジェストの一覧を管理しやすくなるでしょう。
ただし、無料での使用は1日1回までで、無制限で使用するには有料プランへの登録が必要。
また、関連サイトとして「ユーチューブサジェスト」「アマゾンサジェスト」「ヤフーサジェスト」などもあります。
Keyword Tool
出典元:Keyword Tool
「Keyword Tool」は、Googleだけでなく「YouTube」「Amazon」「Instagram」「Twitter」といった、複数サービスのサジェストを取得できる関連キーワード取得ツール。
海外サイトなので基本は英語ですが、使い方はこれまで紹介したツールと同様なので、問題なく使えるでしょう。
無料版は最大750個の関連キーワードを取得可能で、Pro版にアップグレードすると、1,000以上の関連キーワード・検索ボリューム・CPC(クリック単価)なども調査できます。
サジェストだけを取得するのであれば、無料版でも問題ありませんが、より詳細な検索結果がほしいならば、Pro版も検討してみてください。
keysearch Beta
出典元:keysearch Beta
「keysearch Beta」は、Googleサジェストをマインドマップ形式で一覧化してくれる、関連キーワード取得ツールです。
キーワードが縦に整理された形で表示されるので、キーワードマップ形式と比較すると、見やすく感じられるでしょう。
出力結果は、CSVまたはSVG形式で保存できます。
ただし、keysearch BetaはGoogleサジェストのみしか取得できないので、ご注意ください。
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Ubersuggest
出典元:Ubersuggest
「Ubersuggest」は、基本無料で使える関連キーワード取得ツールの代表格。
Googleサジェストはもちろん、各キーワードの検索ボリュームや競合サイトが獲得しているキーワードの分析なども可能です。
Ubersuggestがあれば、基本的なキーワード分析に必要な機能を網羅できるでしょう。
ただし、利用にはGoogleアカウントが必要なこと、取得したデータを全て見るためにはPro版(有料)へのアップグレードが必要なことにご注意ください。
無料でできる範囲には限界があるものの、Googleサジェストを取得するだけなら無料版でも充分です。
共起語検索ツール
出典元:共起語検索ツール
「共起語検索ツール」は、検索キーワードと合わせて使用される確率の高いワードを抽出してくれる関連キーワード取得ツールです。
上位30サイトをもとにワードを抽出しているので、Googleサジェストの関連キーワードを含めて記事を作成すれば、SEO対策にもつながるでしょう。
本ツールは完全無料なので、検索回数に制限はありません。
Googleキーワードプランナー
出典元:Googleキーワードプランナー
「Googleキーワードプランナー」は、Googleが公式にリリースしている、キーワード分析・関連キーワード取得ツールです。
検索ボリュームの値を正確に調査するには有料プランへの登録が必要ですが、Googleサジェストを取得するだけ、ざっくりと分析するだけなら無料で使用できます。
もし、SEO対策のためにキーワード分析を深く行いたいという方は、有料版のキーワードプランナーの使用もご検討ください。
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Googleサジェストの仕組み
サジェストに表示されるワードは、大きく分けて2つの表示条件によって選ばれています。
1つは「Google全てのユーザーに共通する表示条件」、もう1つは「個別のユーザーのみに該当する表示条件」です。
これらのGoogleサジェストの仕組みについて紹介します。
全てのユーザーに共通する表示条件
まずは、Googleの全ユーザーに共通するサジェストの表示条件です。主に、以下4つの条件でサジェストに表示されるワードが決まります。
- 検索回数の多いワード
- 関連記事に含まれるワード
- 話題・トレンドのワード
- 検索ユーザーの多様性
検索回数の多いワード
Googleユーザーに検索されている回数の多いワードが、サジェストに表示されます。
数ヶ月単位で、長期間に渡って検索ニーズがあるワードがピックアップされているようです。
関連記事の数
特定のワードに関連する語句を含む記事、Webサイトの数が多いワードもサジェストに表示されます。
反対に、関連する記事が少ないワードや架空の言葉などはサジェストに表示されません。
話題・トレンドのワード
サジェストには検索回数が多いワードが表示されると説明しました。
基本的には長期間に渡って検索されているワードがピックアップされますが、直近で話題・トレンドになっているワードが表示されることもあります。
これは、ニュースなどによって検索ニーズが一時的に高まり、ワードの検索回数が爆発的に増えていることが原因です。
検索ユーザーの多様性
Googleサジェストに表示されるワードは、ユーザーの多様性によっても決められており、年代や性別などを加味しているとされています。
検索回数が多いワードがサジェストに表示されるものの、個人やごく少数の人たちで繰り返し特定のワードを検索しても、サジェストに表示することは難しいでしょう。
個別のユーザーのみに該当する表示条件
Googleの検索結果を表示する仕組み(アルゴリズム)は日々変化しています。
特に、ユーザー個人に合った検索結果を表示できるよう仕組みを変えているようです(パーソナライズド検索などと呼ばれます)。
同じワードで検索したユーザーでも、それぞれ調べたい目的が違うことも考えられます。
「検索しても調べたいことがわからなかった」という事態を避け、よりGoogleの利便性を向上させるためにも、このようなアルゴリズム変更がなされているようです。
Googleサジェストの表示結果も同様。各ユーザーに沿ったワードが表示されるようになっています。
端末の位置情報
Googleの検索結果は、端末の位置情報によっても変わります。これはサジェストの部分も同様です。
例えば、あなたは渋谷区にいて、スマートフォンで「焼肉屋」と調べたとします。するとGoogleのサジェストや検索結果は「渋谷区の焼肉屋」を優先的に表示されます。
これは、端末(スマートフォン)の位置情報からあなたが渋谷にいることをGoogleが検知して、検索結果を変更したためです。
この仕組みによって「近くの焼肉屋」などと調べても、端末の位置付近の焼肉屋のサイトを優先して表示してくれます。
端末の位置情報を使ったGoogleの検索結果は、そのユーザー個別の表示条件であり、全てのユーザーに当てはまる訳ではありません。
ユーザーの趣味趣向(検索履歴)
Googleはユーザーの端末位置情報だけではく、趣味趣向も分析して検索結果を表示しています。
趣味趣向を分析する方法は、検索履歴です。過去に検索したワードやサイトの履歴を読み取って、そのユーザーの好み・検索目的に沿った結果を表示する仕組みを作ってます。
Googleサジェストもあなたの検索履歴によって表示されるワードが変わります。
例えば、サジェストワードの左側に時計のマークがついているワードは、過去に検索したワードです。
Googleサジェストが表示されない時の対策
Googleで検索していると「サジェストが表示されない」という状態に陥ることがあるかもしれません。そんな時も慌てず対処しましょう。
Googleで関連キーワードが表示されないときは、以下の方法をお試しください。
- シークレットウィンドウで検索する
- Cookieを削除する
サジェスト機能が使えなくても検索自体は可能ですが、少し不安を感じてしまう方は、対処法を知っておくことをおすすめします。
シークレットウィンドウで検索する
Googleサジェストが表示されない原因には「Cookie(クッキー)」が関連している場合があります。
Cookieとは、Webサイトを訪問したユーザーの情報を一時的に保存する機能のことです。Cookieによってサイトのログイン情報が維持されたり、サイトの利用状況が記録されたりします。
普通に検索すると、このCookieが残ってしまいますが、シークレットウィンドウで検索すれば残りません。
シークレットウィンドウは、Googleの検索画面でショートカットキー「command(control)+shift+N」を同時押しすると開けます。
シークレットウィンドウで検索するとユーザーの個別データを反映しない形での検索が可能です。
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Cookieを削除する
Cookieそのものを削除することも可能です。
Chromeの「設定」から全てのCookieを削除、または特定のCookieを削除できます。
操作方法については、こちらをご覧ください。
一部サジェストが表示されない単語あり
Googleサジェストは、必ずしも全てのワードで表示される訳ではありません。
具体的には、暴力的な言葉・架空の言葉・アダルトな言葉などで、これらのワードを検索窓に入力しても、サジェストは出てきません。
これはGoogleの機能による制限のため、ユーザーの任意で変えることはできません。
Googleサジェストの操作はできるのか
Googleサジェストの仕組みがわかれば「自分が意図したワードをサジェストに表示させ、多くのユーザーを誘導する」ということができそうに感じます。
例えば、あなたが開設したWebサイトに大量のユーザーを誘導したいとします。その時に、あなたのサイトが検索上位に位置するキーワードをGoogleサジェストに表示できれば、多くのユーザーを流入させられそうです。
このように、Googleサジェストを意のままに操作することは可能なのでしょうか。解説します。
個人の力では難しい
Googleサジェストの内容を自分の意図通りに変更するのは、非常に難しいしょう。
個人の力では不可能と言ってもいいかもしれません。
先述の通り、Googleサジェストに表示されるキーワードは、検索回数や関連記事の数、ユーザーの多様性などによって決められています。
Googleの膨大なユーザー数を考えると、個人で特定のキーワードをサジェストに表示させようと、繰り返し検索などしても十分な数には届かないでしょう。
「サジェスト汚染」の魔の手
基本的にGoogleサジェストを操作することは難しいものの、組織的にサジェストを変えようとする人々がいるのも事実。
彼らは、匿名掲示板などで人数を募り、特定のキーワードで繰り返し検索することでサジェストに表示させようとしています。
このような動きによって、本来のサジェストとは別のワードが表示される「サジェスト汚染」という状態に陥ってしまうこともあるのです。
サジェスト汚染によって調べたい語句が検索しにくくなったり、特定の個人や企業などに対する誹謗中傷が表示されてしまうなどの被害も生まれています。
時には、世間を賑わす事件やスキャンダルによって、一時的に検索回数が増えたキーワードがサジェストに表示されることもあります。一概にサジェスト汚染か判断するのは難しいです。
Googleのユーザーにとって、サジェスト汚染はサービスの利便性を下げる迷惑な行為。加担することないよう、注意してください。
関連キーワード取得ツールをブログ運営に活用しよう
無料の関連キーワード取得ツール(サジェストツール)のおすすめを紹介しました。
Googleサジェストでは、調べたいワードをGoogleで検索するだけで表示されるので、特にツールを使わなくても調査は可能です。
しかし、検索して表示されるサジェストワードの数は限られており、大量のキーワードを1つ1つ調べていたのでは時間がかかってしまいます。
そこで、ご紹介した関連キーワード取得ツールを活用すれば、効率的にサジェストワードを調査できるので、ブログ運営の生産性も上がるでしょう。
無料で使えるツールも多いですが、深く分析したい方は有料ツールもご検討ください。
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