「どれだけ寝ても仕事の疲労感が取れない…」
「毎日仕事に疲れていて、職場に行くのが億劫になってきた…」
「疲れて仕事のやる気が全く出ない…」
現在のあなたは、このような悩みを抱えていませんか。
仕事は長時間にわたる場合も多く、仕事内容や職場環境によっては心身に大きな負担がかかる可能性があります。負担がかかる状態が毎日のように続けば、疲労感を覚えてしまうのも無理はありません。
さらに、段々と仕事に対するやる気まで無くなってきてしまい、スケジュールや作業の納期に影響が出る可能性もゼロではありません。
そこで本記事では「仕事に疲れた」と感じてしまう原因と、仕事に臨むやる気が生まれてくるような行動の例を紹介します。
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この記事の目次
「仕事に疲れた」と感じる原因
まずはあなたが「仕事に疲れた」と感じる原因は何かを考えてみましょう。
以下に挙げる原因のうち、当てはまるものはないでしょうか。
- 連日長時間の勤務が続いている
- 責任の重い仕事を任されている
- 職場の人間関係に縛られている
- 通勤時間が長い
連日長時間の勤務が続いている
長時間の労働が連日続いている場合、心身に疲れが溜まっていくのは当然といえるでしょう。さらに休みがなければその疲れを癒すことができず、ズルズルと引きずってしまうことになります。
結果、仕事にも身が入らなくなり集中力を欠いたり、やる気が出ない状態に陥ったりしがち。最悪の場合、仕事の質まで下がることや、作業中に事故に遭ってしまうことも考えられます。
責任の重い仕事を任されている
現在のあなたの能力や経験、立場に見合っていない、責任の重い仕事を任されていませんか。
自分で処理できない仕事を抱え続けることは、精神的な負担につながります。そのままの状態が続けば、体より先に心の疲労がピークになってしまい、仕事へのモチベーション低下を招きかねません。
職場の人間関係に縛られている
ほとんどの仕事で少なからず人間関係は発生するもの。職場の同僚、上司、部下、社外の取引相手や顧客、外注先など、あなたにも心当たりがあるのではないでしょうか。
このような人間関係に縛られることで強い疲労感を覚えてしまうケースもあります。特にコミュニケーションに対して苦手意識がある人や、周囲の人に気を遣い過ぎてしまう人はこの傾向が強いでしょう。
あるいは、あなた自身に敵意のような感情を向けてくる人がいるケースも考えられます。本来ならば職場の人間関係は、仕事さえこなせれば最低限でも問題はありません。しかし、周りの人もこのように考えているとは限らず、相手の方から強い感情を向けてくることもあるでしょう。
または、あなたに対して好意的な感情を示すために飲み会やイベントに頻繁に誘ってくる人がいて、その人の存在が負担になっている場合もあると思われます。
通勤時間が長い
通勤に長い時間をかけていることも、ストレスや疲労を感じる原因になります。
特に満員電車で座席に座ることも出来ないまま、何時間も経ち続けているのは身体的にも精神的にもつらく感じるでしょう。
一時期は新型コロナウイルスの影響で出社や外出を控える人が増え、通勤・帰宅の時間帯でも電車にゆとりが生まれていました。しかし、最近になってまた外出する人が増え始め、やはり朝の時間帯などは、路線によっては満員電車になりがちです。
「仕事に疲れた」と感じる原因を取り除く行動
仕事に疲れてしまう原因が見えてきたら、その原因を解消するための行動を取りましょう。
それだけでも疲労感が無くなり、仕事へのやる気が出てくるかもしれません。
ここではその具体例を紹介します。
- 休息の時間を作る
- 仕事内容を上司に相談する
- 負担の大きい人間関係を徐々に減らす
- 通勤方法や住まいの場所を見直す
休息の時間を作る
「毎日残業が続いている」「休日出勤が続いてほとんど休みが取れていない」
このような方は、思い切って定時に帰宅したり、有給休暇を取ったりして休息の時間を作りましょう。仮に「今の仕事が大好きで何時間でも働ける」と感じていたとしても、体を動かし、頭を回転させていれば段々と疲労が溜まっていきます。どれだけ好きな仕事でも休憩は必ず取るべきです。
または仕事への強い責任感から休まず働いている方もいると思います。このような方は常に神経を研ぎ澄ましているような状態が続き、心をすり減らしてしまいがち。
会社は複数人で構成された組織である場合が多く、そのうちの1人が休んだとしても問題なく稼働し続けられる仕組みづくりが求められます。つまり本来、あなたが1日休んだり、早く帰ったりしても何も支障は出ないはずなのです。あるいはあなたが休んだ分をリカバリーできる体制ができているはず。
もしあなたが休みなく働かないと経営に影響が出る会社に勤めているのであれば要注意。会社の運用体制そのものに問題があると考えられます。このようなケースでは、後述しますが転職を検討した方がよいかもしれません。
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仕事内容を上司に相談する
自分が背負うには責任が重い仕事を割り振られたと感じている場合、上司に相談して仕事内容を見直してもらいましょう。適切な仕事を割り振ってもらえれば、それだけで精神的な負担が軽くなる可能性があります。
責任感の強い人ほど「任された仕事をしっかりこなさなければ」と抱え込んでしまいがち。確かに、難しい仕事を達成できれば自身の成長につながるかもしれませんが、無理をすると心や体を壊してしまうことも考えられます。
また、あなたの上司の仕事には「部下に適切な仕事割り振る」ことも含まれています。達成が難しい仕事があれば、上司に相談すること自体は何も問題ありません。むしろ「自分には無理だ」と感じた段階ですぐに相談した方が、上司としても代案を考えたりリカバリーしたりしやすくなるでしょう。
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負担の大きい人間関係を徐々に減らす
「職場の飲み会など付き合いが多い」
「同じ部署に、一緒に働きにくい人がいる」
「自分のタイプと合わない取引相手がいる」
このように仕事に付随する人間関係によって疲労を感じているならば、その人間関係を少しずつ減らしていくように意識してみましょう。「少しずつ」というのがポイントです。いきなり人間関係を断ち切ってしまうと、相手に不審に思われたり、あなた自身または会社の評価を落としかねません。
ここで挙げた例をもとに考えるなら
- 職場の飲み会など付き合いが多い→毎週末参加していたのを2週間に1回に減らす
- 同じ部署に、一緒に働きにくい人がいる→上司に相談してその人と関わらない仕事を割り振ってもらったり、部署移動を検討してもらったりする
- 自分のタイプと合わない取引相手がいる→上司に相談して自分以外の担当者に変えてもらったり、上司に同席してもらったりする
このように、あなたの負担になっている人間関係を遠回しに少しずつ減らしていくと良いでしょう。
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通勤方法や住まいの場所を見直す
通勤が疲労の原因である場合、通勤方法を見直してみましょう。例えば、
- 普段使っている電車やバスと別の路線で通勤できないか考える
- 満員電車を避けるために自動車や自転車で通勤する
- 通勤時間を早める、または遅めてラッシュの時間帯を避ける
など。
電車の混雑状況を予測できるアプリ12選!コロナ対策やオフピーク通勤におすすめ自宅から会社までの距離が遠い場合は、住まいの場所を見直し、会社の近くへ引っ越すことも必要かと思われます。
また2020年から始まったコロナ禍によってリモートワークを導入する企業も増えています。業務内容によっては会社に相談することで、一部だけでもリモートワークに切り替えられ、通勤の回数を減らせるかもしれません。
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気分をリフレッシュできる仕事終わり・休日の過ごし方
心身を休めるために休暇をとったとしても、家の中で布団に入って寝ているだけでは意外と疲れは取れないもの。むしろいつまでも仕事のことが頭から離れず、心をすり減らしてしまうかもしれません。
休日や仕事終わりの時間を使って何らかの活動をすることで、心身を健康的に保てる場合があります。無理のない範囲で、次に紹介するリフレッシュできる過ごし方を試してみてください。
- 体を動かす
- 遠くに出かける
- 友人・家族・恋人などと食事を楽しむ
- 没頭できる趣味を見つける
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体を動かす
休日になると1日中布団の中にこもりっきりという方もいるのではないでしょうか。すると、平日なら寝ない時間帯につい熟睡してしまい、夜眠れなくなってしまうことも。昼夜逆転してしまうと、ベストなコンディションで平日を迎えられなくなる可能性があります。
そうならないよう、少しの時間でもいいので体を動かしてみてください。気分転換になります。また体を動かして適度に疲れれば、夜も眠りやすくなるでしょう。
散歩や体操、筋力トレーニング、ストレッチなど、気軽にできることからやってみてください。
遠くに出かける
家から出て遠くに出かけることもリフレッシュの手段として効果的です。特にあなたが楽しめる場所に出かけると、仕事のことが頭から離れやすく、前向きな気分になれるでしょう。
もちろん無理に遠くまで出かける必要はありません。電車で数駅、あるいは徒歩圏内でも楽しめる場所があれば、足を運んでみてください。重要なのは長距離を移動することではなく、家から出て非日常に浸り、頭の中を仕事モードから休日モードに切り替えることです。
友人・家族・恋人などと食事を楽しむ
現在あなたが抱えている悩みなどを誰かに打ち明けることで、心の疲れが軽くなることもあります。
友人や家族、恋人など、気を遣わずに話せる人と食事などを楽しみながら、悩みを聞いてもらうのもリフレッシュにつながるでしょう。
あるいは職場の同僚や上司など、あなたの働きぶりを直に見ている人に相談すれば、よりクリティカルな解決策を授けてくれるかもしれません。
注意点としては、あまりにも文句や愚痴ばかりになると、聞いている相手の気分を害してしまう場合があることです。「悩みを誰かと共有して自分の心にかかる負担を少しだけ軽くする」ために話すのであり、「自分のフラストレーションを人にぶつける」わけではないことを意識してください。
また話を聞いてもらった相手が悩んでいるときは、今度はあなたが相談に乗ってあげることでお互いに支え合うこともできるでしょう。精神的な支柱になる人の存在は、仕事をし続けていく上でとても重要になります。
没頭できる趣味を見つける
何らかの物事に集中しているときは、余計なことを考える暇がなくなるもの。これを利用して、没頭できる趣味に休日を使うのもいいでしょう。仕事のことが頭から離れます。
あなたが無理なく、楽しみながら取り組めることであれば、どのようなことでも構いません。例えばアウトドア派の人であれば「スポーツ」「散歩」「ドライブ・サイクリング」「釣り」などが挙げられます。インドア派の人であれば「読書」「映画やアニメ鑑賞」「ブログを書く」などもいいでしょう。
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どうしても疲れが取れないときは仕事環境の見直しも検討しよう
ここまでに紹介した行動をしても「どうしても疲れが取れない」という場合は、仕事内容や職場環境があなたに合っていない可能性が考えられます。
無理に働き続けていると、体を壊したり、気持ちがどんどん後ろ向きになってしまうかもしれません。
そうならないために、例えば部署異動の相談を上司にする、あるいは転職して環境そのものを変えられないか検討してみましょう。
新しい仕事に就いたり、人間関係が変わったりすることで今まで感じていた疲れが取れるかもしれません。
その一方で「次の職場も現職と同じような環境だったらどうしよう」と感じる方もいるのではないでしょうか。その場合は、転職のプロである転職エージェントに相談するのも1つの方法です。あなたの悩みを踏まえて、それを解消できるような職種・企業を勧めてくれるでしょう。
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