「IT業界への転職を考えているけど、うまく働ける自信がない…」
そう考えて、IT転職に消極的になっている方に向けて、この記事ではIT業界で働くことの魅力を紹介します。
読み進めることで「IT業界で働きたい」と意欲的になれるでしょう。
業界・職種研究の第一歩としてもお役立てください。
この記事の目次

IT業界で働く4つの魅力
早速、IT業界で働く上で魅力的な4つのポイントを紹介します。
他の業界ではあまり見られない特徴をまとめました。
ただ、これらはあくまでも例であり、全てのIT系企業に当てはまるわけではありません。
後述しますが、転職の際には「企業・職種研究」を必ず行い、希望する企業の労働条件を理解してからチャレンジしましょう。
その1:ITスキルを伸ばせる
IT業界で働くなら、毎日何らかのITスキルを使うことになるでしょう。働いているうちに、自然とスキルも上がっていきます。
今後、あらゆる業界でITが導入されていき、スキルを持つ人材が重宝されるようになるでしょう。
将来的にニーズの高い人材になるためにも、IT業界で働きながらスキルを上げられるのはいい機会だと言えます。
業界未経験の方は不安に感じるかもしれませんが、あまり深刻に考えすぎる必要はないでしょう。
ITに詳しい人でも、仕事で必要なスキルを全て持っているわけではありません。わからないことがあったら、インターネットなどを使って調べ、自分のスキルとしているのです。
「調べたことを自分のスキルにしていく」という姿勢がIT業界・企業では大切。その姿勢さえ忘れなければ、ITスキルに自信がない人でも力を伸ばしていけます。
その2:個人に合った働き方を認める企業がある
IT業界には、社員個人に合った働き方を認める企業も多く見られます。
そのための特別な制度を設けたり、社員個人との面談の機会を増やしたりしている企業も珍しくありません。
その理由はいくつか考えられますが、新興のベンチャー企業が多いことがあるでしょう。
まだ組み立ててく段階にある新しい企業のため、働く人たちのニーズにあった社内制度を実現できる柔軟性があります。
また、少しでも優秀な人材を獲得するために自由な働き方を認めているというケースもあるようです。
では、どんな働き方を認めているのでしょうか。その事例を紹介します。
リモートワークOK
近年、仕事をする場所を社内に限定しないリモートワークという働き方を認めるIT企業が増えてきています。
自宅やカフェなど各社員が作業しやすい場所で作業できるのがリモートワークの特徴です。
IT系の業種には、パソコン1台とインターネット環境があれば仕事ができるものもあります。
その場合、作業場所は社内である必要はありません。これがIT企業でリモートワークが認められる理由の1つです。
自宅でも作業できることから、通勤が難しい地域に住む人や育児や介護で家を空けられない人なども働けます。これにより、企業としては人材獲得の幅を広げることにもつながっているのです。
また、台風などによって出社が難しそうな時に「全社員自宅作業にする」といった判断をすぐに下せることもメリットと言えるでしょう。社員の負担は軽くなります。
服装自由
服装を限定せず、オフィスカジュアルなど働く上で支障がない範囲で自由を認めている企業もあります。
これにもIT系職種の特徴が関係しています。オンラインで作業を行うことの多いIT企業では、社外の取引先・顧客と直接顔をわせる機会は少なめです。
そのため、社内で決められた制服を着たり、スーツ着用を義務付けたりする必要もありません。季節に合わせて過ごしやすい服装で働けるのは大きな魅力でしょう。
ただ、IT企業でも営業職のような取引先と頻繁に会う職種に就いたり、社外での商談や懇親会などに参加したりする際にはスーツ着用が必須というケースもあります。
希望の職種・状況によって服装の規定は変わるので、事前に把握しておくべきでしょう。
副業OK
2018年は「副業解禁」の年とされましたが、実際に副業を許可している企業はごく少数です。
その中でもIT業界では、ベンチャー企業などを中心に副業を認めている企業が比較的多め。「各社員が副業を通して自分でお金を稼ぎ、その中で身につけたスキルを本業に活かしてもらう」という考え方の企業が増えてきています。
「本業だけでは十分な収入にならない…」と感じている方にとって、副業OKのIT企業は魅力的でしょう。
副業の中でもインターネットを使った仕事は簡単に始めやすい上、IT企業で働く中で身につけたスキルをそのまま活用できる部分もあるので稼ぎやすい傾向があります。
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その3:新しい事業に挑戦する機会が多い
数ヶ月単位で新しい事業を打ち出していくこともあるため、その事業を任せられる機会も多いと考えられるでしょう。
仕事の中でどんどんキャリアアップしたいと考えている方にとって、IT企業のスピード感は魅力的に感じるはずです。
またこのようなIT企業の挑戦的な風潮から、自分から率先して新事業に乗り出していこうとする社員は高く評価されます。
その4:平均年収が高水準
IT業界全体の平均年収を見ると、その水準は他の業界の平均に比べて高めです。
Dodaが調査した2017年9月〜2018年8月の調査によると、IT/通信業界全体の平均年収は461万円。
性別ごとに見ると男性が488万円、女性が391万円となりました。
2019年の9月に国税庁が行った民間給与実態調査によると、2018年度の日本人の平均年収は約441万円。調査期間に違いはあるものの、IT業界は平均以上の年収を狙える業界であることがわかります。
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IT業界で働くことで身につくスキルの例
では具体的にどんなスキル身につくのでしょうか。その一部を紹介します。
IT業界はもちろん、将来それ以外の業界・職種で働くことになっても役立つスキルを選びました。
PCスキル
IT業界で働くならば、PC(パソコン)は欠かせません。仕事の大半をPCで行うことなるでしょう。
特にITエンジニアやプログラマーなどの技術職になったのであれば、PCとは家族よりも一緒の時間を過ごすことになるかもしれません。
PCの基本的な操作(インターネットで検索する、資料を作成する、メールを送る)はもちろん、ブラインドタッチ(キーボードを見ずにタイピングすること)などもできるようになるでしょう。
PCを使い慣れていないという人でも、仕事をしていくうちに自然と慣れていきます。
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各種アプリケーションの使い方
PCスキルと合わせて、作業に便利なアプリケーションも使えるようになるでしょう。
よく耳にするものとして、WordやExcelなどがあります。Wordは文書作成、Excelはリストの作成や表計算などに使うアプリケーションです。
これらはIT企業以外でも使われており、募集要項にも必要スキルとして記載されていることもあります。
何も知らないまま使うと難しく感じるかもしれません。しかし、インターネットで検索すれば、これらのアプリケーションを使うためのヒントはすぐに見つかります。
わからないことは調べながらでOK。繰り返し使っていくうちに使いこなせるようになるでしょう。
その他にも、連絡・チャットツールとして使える「slack」やタスク管理に使える「Asana」など便利なツールがたくさん。こういったアプリケーションに使い慣れておくと、今後も業務効率化に役立てられるでしょう。
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プログラミングスキル
作業をしていけば、必然的にプログラミングスキルは向上していくでしょう。
一言でプログラミングと言っても、使用するプログラミング言語ごとに特徴や作れるものなどは変わります。1つの言語だけでなく、他の言語も習得していくことで技術者としてのスキル・ニーズも高まっていくのです。
最近はWebでの集客が当たり前となりました。システム開発会社などでなくても自社のサイト制作・運営のためにプログラミングができる技術者を求めているケースは珍しくありません。
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企画・提案力
事業がスピーディに進んでいくIT企業では、企画・提案力も身につけられるでしょう。
新しい事業に取り組むためには、どんな事業をするのか企画し、それを実現するために社内外へ提案する力が必要です。その機会が多いのもIT企業の特徴の1つ。
特に、Webディレクターやプロジェクトマネージャーといった職種の場合、これらのスキルを使って仕事をする場面は増えます。
どちらのスキルも今後キャリアアップをしていくためには、IT業界だけでなく必要になるでしょう。
マネジメントスキル
企画・提案力と合わせて重要になるのがマネジメントスキル。チームメンバーやスケジュールを管理し、滞りなく進めていくためのスキルです。
先ほど紹介したWebディレクター、プロジェクトマネージャーは「マネジメント職(管理職)」とされ、マネジメントスキルが求められます。
IT企業での仕事は、黙々とパソコンに向かって作業するだけではありません。キャリアアップしていくとリーダーとしてチームをまとめる機会も増えていきます。
事業のスピード感からも、若いうちから責任のある立場で仕事をしたいと考えている方なら、IT企業の環境は魅力的に感じるでしょう。
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知っておこう!IT業界で働く時の注意点
もちろん、ここまでの内容が業界全体の特徴ではありません。転職の際には注意しておきたい面もあります。
より理想に近いIT転職を実現するためにも、以下の注意点も理解しておいてください。
時間外労働が多い職場もある
職場によっては時間外労働が多いケースもあります。特に繁忙期や納期前は残業が続くかもしれません。
また、自宅でも作業できる企業だと定時の認識が薄れてしまい、規定の労働時間を過ぎてもつい家で作業してしまうということも考えられます。
どこでも手軽に作業できるIT職種の長所が、残業時間の増加につながっている可能性も。
時間外労働が多いことはIT業界に限った話ではありませんが、転職の際には前もって注意しておくべきでしょう。
ただ、面接で「残業時間は多いですか」と質問するのは避けた方が無難です。面接官に働く意欲がないと受け取られてしまう恐れがあります。
「社員の方の1日のスケジュールを教えてください」などと質問すると、作業量やスケジュールから残業時間が推測しやすいです。
職務内容が希望と違う場合に注意
職務内容にも注意しましょう。
例えば、同じ「プログラマー」でも企業によって役割が多少異なります。一般的にプログラマーは、プロジェクトマネージャーやシステムエンジニアが作った仕様書に沿ってプログラムを組むことが仕事です。
しかし、企業によっては仕様書作成も仕事に含まれることもありますし、システムのバグチェックのみを行うデバッガと変わらないというケースもあるようです。
求人内容をよく読んだり、面接で質問したりして職務内容もクリアにしておきましょう。
IT業界への理想的な転職を実現するためには
ここからは具体的な転職対策を紹介していきます。
やるべきことは他業界・業種への転職とほぼ変わりません。ここから先の内容は、初めての転職となる方にお読みいただきたい部分です。
業界・企業・職種研究をする
まずは、業界研究を行いましょう。IT業界とはどんな業界なのか、転職雑誌やネットで調べます。
IT業界と一括りにしても、
・インターネット・Web業界
・通信業界
・ソフトウェア業界
・ハードウェア業界
・情報処理サービス業界
などと、細かく分類されます。それぞれ業界の特徴が異なるので調べておくべきです。
さらに各業界にどんな企業があるのか、その企業ではどんな職種を募集していて、どういったスキルが必要になるのかと深く研究していきます。
その上でどの企業のどの職種に転職したいのか決めましょう。
求人内容を比較する
先ほど「同じプログラマーでも企業によって仕事内容が違う」と説明しました。
転職したら思っていた仕事と全然違う内容だった、という事態にならないよう複数の求人を比較して希望に近いものを見つけましょう。
見つけた求人に片っ端から応募するよりも、求人をよく読んで理想に近いものに絞って対策し、応募した方が選考の通過率もよくなり効率的です。
面接の際に疑問点はできる限り質問する
各企業でどんな働き方をしているかは、その企業で働く人にしかわかりません。
インターネットで調べても情報が出てこない可能性もあります。企業の評判サイトの口コミなどが見つかるかもしれませんが、匿名で投稿されたものが多いので参考程度です。
仕事内容や残業時間、社内での人間関係などが気になる時は、面接で質問しましょう。
面接では応募者の方から面接官に質問する機会が設けらている場合がほとんどです。うかつに質問して評価を下げたら嫌だと思うとつい「質問はありません」と言ってしまいがちですが、積極的な姿勢でいきましょう。
気になることは入社前にクリアにしておいた方が、自分にとっても企業にとってもメリットとなります。
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転職エージェントを利用するのも効果的
初めてのIT転職で不安が多いという方は、転職エージェントの利用がおすすめです。
エージェントと面談することで、あなたの希望に近い求人を紹介してくれます。転職のプロから見た客観的な意見で求人を選んでくれるので、ミスマッチの可能性を下げられるでしょう。
また面接では直接聞きにくい質問もエージェントを通して企業担当者に質問してもらえます。残業時間のことや収入面などを知っておきたいという方には大きなメリットになるでしょう。
このように転職エージェントには求職者をサポートするシステムが整っているので、転職初心者ほど利用がおすすめです。
利用料は無料で、まずは話だけ聞いてみるという場合でも対応してもらえます。
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プログラミングスクールならスキルも身につけて転職可能
もし「未経験からITエンジニアやプログラマーになりたい」と考えているなら、プログラミングスクールの受講もおすすめです。
プログラミングスクールには、プログラミングを身につけることはもちろん、転職サポートもしてくれるところがあります。
例えば、テックキャンプ エンジニア転職では10週間のカリキュラムで実践レベルのプログラミングスキルを習得。キャリアアドバイザーと面談しながらITエンジニアへの転職サポートを行なっています。
ITエンジニア転職に特化しているので、通常の転職エージェント以上に手厚い支援が受けられるでしょう。
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企業・職種によって魅力となる部分は大きく変わる
今回紹介したIT業界の魅力は一般的に言われているものであり、全ての職種で当てはまるわけではないことはご理解ください。
逆に、企業や職種によってはここまでに紹介したこと以上に魅力を感じる部分があるかもしれません。
それを見つけるためにも、企業・職種の研究は時間の許す限り行なってください。
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