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管理職からの転職が難しい5つの理由 転職するメリット・デメリットも解説

更新: 2023.05.08

管理職からの転職は難しいと聞いたけど、本当なの?
管理職になってから転職するのが難しい理由が知りたい
管理職から転職するメリット・デメリットも知りたい

今の仕事で管理職に就いているけれど、仕事にやりがいを見いだせなくなったり、新しいことに挑戦したいといった理由から、転職を検討する人も多いでしょう。

一方で、管理職からの転職において気になるのは「転職の難しさ」。年齢や経歴などによる、管理職からの転職の難しさをよく耳にします。

そこでこの記事では、管理職の転職が難しい理由、管理職から転職するメリット・デメリットなどを紹介します。転職を考えている管理職の方は必見の内容です。

管理職から転職するおもな理由

管理職として、企業で重要な業務に就いている人が転職を決意するのには、どのような背景があるのでしょうか。ここでは、おもな理由を4つ紹介します。

  • 会社の評価・待遇に不満があるため
  • 会社の環境が変化したため
  • プライベートでの問題
  • やりがいを求めて挑戦するため

会社の評価・待遇に不満があるため

部署やチームのために毎日一生懸命働いているのにも関わらず、適切に評価されない・給料が少ないなど、評価や待遇への不満が主な理由の一つです。

管理職の方は、会社のためと思って部下のミスの後始末をしたり、責任感を持って大きなストレスを抱えながら働くことがある立場。

もしも、その働きに応じた評価や待遇が得られなければ、会社への不信感をつのらせ、よりよい環境を求めて転職を希望するようになります。

会社の環境が変化したため

長く一つの企業に勤めていく間に、会社の環境などが変わり以前よりも働きやすさを感じなくなった(働きづらくなった)ことが理由になることもあります。

例えば、入社当時は従業員の人数が少なく社員全員が同じ方向を向いて仕事を行い、厳しくもやりがいのある仕事ができたのかもしれません。

しかし、10年〜20年と経つ間に企業規模が大きくなって社員数も増え、自由な企業風土が失われてしまったといったことがあります。

プライベートでの問題

結婚や出産などのライフイベントによって、ライフスタイルが変化し、その変化に合わせて転職を考える人もいます。

管理職として働く人が多い40代や50代といえば、子供の自立や親の介護など身の回りの状況が変化する年代でもあります。

この変化の中で、いざという時のためにリモートワークなど柔軟な働き方が出来る企業への転職を考える人も多いのです。

やりがいを求めて挑戦するため

新しいことややりがいなど、刺激を求めて転職を希望する人もいます。

例えば、「毎日同じことの繰り返しでつまらない」「書類仕事などが多くなり現場に出ることが少なくなった」などが挙げられるでしょう。

管理職としての待遇や給与面では満足していたとしても、毎日何かつまらない・もっと刺激が欲しいという人がチャンスや挑戦を求めて転職を決意するのです。

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管理職からの転職が難しいと言われている理由

管理職でありながら転職を希望する人がいる一方で、転職市場においては一般的に管理職からの転職は難しい、という声も。

その背景にはどのような理由があるのか、ここではその理由を5つ紹介します。

  • 管理職の求人数が少ない
  • 企業が求めるスキルとマッチングしなければならない
  • 実績のアピールが難しい
  • 年齢的な問題
  • 転職を「裏切り」と捉える人もいる

管理職の求人数が少ない

多くの企業では、20〜30代で入社した人が昇進・昇格を経て管理職のポジションに就きます。

つまり、多くの企業において若手の中で「幹部候補」となる社員を一定期間教育していくことで、将来の管理職社員を確保するのが一般的。

そもそも外部から管理職に就く人材を採用することが少ないという現状があります。

外部から人材を調達するのは内部でそのポジションにマッチする人材がいなかった場合だけなので、もともと管理職の求人数は少ないのです。

企業が求めるスキルとマッチングしなければならない

新卒・第二新卒などの20代は将来の成長を見込んだ「ポテンシャル採用」であることに対して、一定の年齢を超えた社員は企業が求めるスキルや経歴を持つ「即戦力採用」です。

特に管理職においては、入社したその日から即戦力として成果を発揮することが期待されるため、募集する企業はそのポジションとして相応しい人材の条件を細かく設定します。

管理職として転職を希望する場合には、企業が呈示する条件にマッチしていることが不可欠。

そのため、同じ業界内・業種内での転職である場合でも、細かい職務経歴の違いにより100%のマッチがしづらいという現状があります。

実績のアピールが難しい

管理職はその名の通り「管理」をすることが職務であり、具体的な仕事内容は所属している部門や担当する業務によって異なります。

例えば、営業部門の管理職の場合、営業部門全体の進捗管理や売上目標の管理、あるいは若手社員のサポート役として営業に同行することもあるでしょう。

しかし、仮に売上を上げることができたとしても、それは若手社員の実績であり、サポート役の上司(管理職)の実績としては残りません。

このように、管理職は業務特性上、実績が見える形で残りにくいのです。そのため、転職時のアピールが難しい側面があります。

年齢的な問題

管理職の転職には、年齢的な問題もあります。

人材の採用には、面接・入社手続き・パソコンなど備品の支給・研修・トレーニングなどの多くのコストがかかるもの。

そのため、一度入社した社員には出来るだけ長く働いてほしいと考えています。

しかしながら、管理職の世代になると転職時にすでに会社員人生の半分が過ぎていることも多く、企業側にとっては若手と比べて「高い買い物」になるのです。

また、健康面や体力面についても若手社員と比較して不利になりやすい管理職は、繁忙期に体調を崩したり、残業や休日出勤ができない可能性も。

企業にとっては「高コスト・低パフォーマンス」の社員となる危険性があるので採用に慎重にならざるを得ないのです。

転職を「裏切り」と捉える人もいる

終身雇用が当たり前だった昭和では、会社はいわば同じ釜の飯を食う仲間も同然。会社は家族と同じくらい大切な存在という認識を持つ人も多かったでしょう。

そのため、未だに転職することに対して後ろ向きなイメージを持つ人も。中には「転職=裏切り」と考える人もいるかもしれません。

入社して間もない新卒社員ならまだしも、10年以上会社に在籍し、管理職として会社の重役を担う人ならば、なおさら転職しにくいでしょう。

しかしこの考え方は前時代的であり、終身雇用を廃止する企業も多い令和においては、もはや廃れつつある考え方です。

管理職から転職するメリット

管理職からの転職は難易度が高い側面もあります。しかし、必ずしも不可能ではありません。

また、現状に不満がある人は今よりもよい待遇・条件の企業に転職ができるチャンス。ここでは、管理職から転職するメリットを3つ紹介します。

  • 年収アップ・キャリアアップが見込める
  • キャリアの面で有利
  • 業務や環境の不満から抜け出せる

年収アップ・キャリアアップが見込める

これまでの会社員経験で培ったスキルや経験をアピールすることで、年収アップやキャリアアップが見込めるのは大きなメリット。

例えば自社の営業部門に営業部長が一人しかいなければ、一つの企業が用意できる管理職の席は限られるでしょう。

自分より上のポジションがすでに埋まっていれば、そのまま勤めていても今よりも上に上がれる可能性が低い場合もあります。

一方、他の企業に移れば今よりも高い地位・好条件のポジションが用意されている可能性も。

キャリアの面で有利

管理職としてすでにポジションに就いている場合、それを活かして転職活動を進められます。

例えば、転職エージェントや転職サイトの中には、ヘッドハンティング(企業が求職者に面接のオファーを行う)があります。

また、年収◯百万以上の案件のみを取り扱う、ハイキャリア向け転職サービスも人気です。

それらのサービスを利用するためには、それ相応の経歴が必要であり、管理職だからこそできる転職活動の方法もあります。

業務や環境の不満から抜け出せる

企業にはそれぞれ企業文化や風土があり、それが企業の個性となります。

それらが自身とマッチしているからこそ一つの企業で長く働き続けられる一方、働いているうちにその文化とのズレを感じたり、不満などを抱くことも。

その経験を元に転職活動を行えば、より自分にあった企業に出会える可能性もあるでしょう。

すると、これまで日々抱いていた業務や環境、企業への不満・ストレスから開放され、あなたの能力を最大限に発揮できるようになるでしょう。

管理職から転職するデメリット

不安を感じさせる

キャリアアップ・年収アップが期待できる一方、大きな期待を抱いて転職を決意した結果「前の会社のほうがよかった」と後悔することになってしまう人も。

ここでは、管理職から転職するデメリット(リスク)を3つ解説します。

  • 年収が下がることもある
  • 期待値が高すぎる場合がある
  • 名ばかりの役職である可能性もある

年収が下がることもある

やりがいなどを求めて転職をした結果、年収が前職よりも下がってしまう可能性があることは留意しておかなければいけません。

上述した通り、管理職世代の採用は企業にとってもリスクのあることであり、始めから高い給与で契約するためには即戦力であることをアピールすることが必要です。

もし年収や条件面を妥協してでもその企業に入社をしたい場合、評価制度など将来的に年収が上がる可能性があるかについて確認しておきましょう。

期待値が高すぎる場合がある

前職の輝かしい経歴は、転職先の企業で大きすぎる期待を生む可能性があります。

「◯◯で開発責任者をやっていたエンジニア」「◯千万円を売り上げたやり手の営業部長」など、あなたの経歴が独り歩きをして、大きなプレッシャーとして返ってくることも。

その期待に答えられる自信があるか、その期待に答えられる業務内容かなどを考えた上で、転職する企業やポジションを選択しましょう。

名ばかりの役職である可能性もある

「管理職」というポジションの定義は企業によって異なります。

待遇や権限は平社員と同様で、責任だけを負わされる「名ばかり管理職」や管理職としての業務や権限が一切ない「管理候補者」など、役職名が実態とそぐわないケースも。

特に人材不足に悩んでいる企業は、アシスタントマネージャーや上級コンサルタントなど、聞こえの良い言葉を並べて人材を確保しようとします。

役職名はあくまで名前であり、大切なのは実際の業務内容です。ポジション名にに惑わされず、実際の業務や与えられる権限などをよく確認することが重要

まとめ:管理職からの転職に強いサービスを活用しよう

管理職からの転職を考えている方に向けて、管理職の転職が難しいとされる理由、管理職から転職するメリット・デメリットなどを紹介しました。

これまで解説した通り、管理職からの転職は必ずしも難しいというわけではありません。

ただし、管理職だった以上、求められるレベルが高くなるのは事実。そのため、各企業の条件次第では、若手社員の転職よりも難しくなるかもしれません

しかし、そういった中で実際に転職している人もおり、転職をきっかけに年収アップを実現した人もいます。

本気で転職を目指すなら、管理職からの転職に強いサービスを利用しましょう

管理職からの転職を成功させる6ステップ おすすめ転職サイト・エージェントも紹介」では、管理職からの転職を成功させるステップやサービスを紹介しています。

具体的な転職法が知りたい方は、合わせて参考にしてください。

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この記事を書いた人

石田ゆり
元システムエンジニア・コンサルタント。ERPパッケージソフトウェア会社にて設計から開発、品質保証、導入、保守までシステム開発の一通りの業務を経験し、その面白さと大変さを学ぶ。働く人々を支援するバックオフィス系システム・業務効率化ツール等に特に興味あり。趣味は旅行、ヨガ、読書など。

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