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転職に年齢は関係ない?転職の平均年齢や年代別の転職成功法を紹介

更新: 2023.05.05

転職に年齢は関係ないって本当?
『35歳転職限界説』は今も有効?
転職している人の年代別の割合が知りたい

転職したいけど、自分の年齢では不利かもしれないと悩んでいる方は多いでしょう。

かつては「35歳以上の転職は難しい」ともいわれていました。しかし、実のところ近年ではミドル世代の人材採用が活発化しています。

そこでこの記事では、転職者の平均年齢や年代別の転職成功法を解説。

「35歳転職限界説」の実態についても紹介するので、転職を検討中の方や転職したいけど年齢で諦めている方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

※記事内の情報は2023年5月執筆時の内容です。最新情報は公式サイト等でご確認ください。

転職成功者の平均年齢と年代別割合

実際に転職に成功している人は、どのくらいの年齢の人が多いのでしょうか。

ここではdodaリクルートエージェントサービスを利用して転職したビジネスパーソンのデータを元に、転職者と年齢・年代について解説します。

参考元:【転職成功者の平均年齢調査】転職するなら何歳まで?年代別ポイントは? |転職ならdoda(デューダ) 

転職者の平均年齢

出典元:doda(デューダ) 

dodaの調査によると、2022年の転職成功者の平均年齢は以下の通りでした。

  • 全体:32.2歳
  • 男性:33.0歳
  • 女性:30.5歳

調査開始以来、最も高かった2020年の32歳よりわずかに高くなり、2008年から見ても転職成功者の年齢は上昇傾向にあることが分かります。

転職者の年代別割合

出典元:doda(デューダ) 

2021年の転職成功者の年代別割合は以下の通りです。

  • 24歳以下:9.2%
  • 25〜29歳:40.6%
  • 30〜34歳:23.6%
  • 35〜39歳:12.8%
  • 40歳以上:13.9%

20代後半の転職者が最も多く、次いで30代前半・40歳以上・30代後半・20代前半という結果となりました。

2020年・2021年のデータと比較すると、20代後半・30代前半・30代後半でわずかに割合がアップしているという状態。

2023年には、それまでコロナ禍で求人を控えていた企業が採用活動を再開しつつあります。ANAやJALなどの航空企業の新卒採用がよい例です。

このように、2023年以降も引き続き、転職の求人倍率もコロナ前の水準まで徐々に回復していくのではないかと予想されます。

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「35歳転職限界説」は過去のもの?

転職紹介実績の推移

出典元:一般社団法人日本人材紹介事業協会

35歳転職限界説」という言葉を聞いたことはないでしょうか。

これは文字通り、35歳以上になると途端に転職難易度が上がり、転職しにくくなってしまうとする説です。この説を元に、早めの転職を勧奨するような風潮もかつてはありました。

2022年現在、35歳以上のミドル世代の人材採用は活発化しているため、「35歳転職限界説は過去のものである」といわれています。

一般社団法人日本人材紹介事業協会は「職業紹介会社大手3社 転職紹介実績」において、以下3社の協力の下、転職者の統計データを発表しています。

  • 株式会社ジェイ エイ シー リクルートメント
  • パーソルキャリア株式会社
  • 株式会社 リクルート

同調査を参考にすると、コロナ前2019年と2022年それぞれの上半期における36歳以上の転職者の人数は以下の通りです。

  • 2019年(上半期):10,546人(全体は41,894人、シェア25.1%)
  • 2022年(上半期):12,896人(全体は50,165人、シェア25.7%)

3年の間に転職者全体の人数が増加する中、35歳以上の転職者の人数もわずかに増えており、転職者全体の4分の1に相当する数であることが分かります。

また、リクルートエージェントの「40代以上の転職決定者推移」によると、2013年の40代以上の転職者の割合を1とすると、2021年は3.48にまで達したことが分かっています。

参考元:「35歳転職限界説」がもはや過去の遺物となった訳|東洋経済オンライン

さらに、同じくリクルートエージェントの調査によると、女性の転職者数の推移について、2013年の割合を1とすると、2022年は4.21に上昇

40代女性に限れば、12.21にまで増大しました。

以上のことから、35歳以上のいわゆるミドル人材の採用が活性化しており、「35歳転職限界説」は昔のものであることが分かります。

【年代別】転職を成功させるポイント

転職者の人数が増えているとはいえ、誰でも簡単に転職できるわけではありません。

業界や職種、企業の状況にもよりますが、求職者の年代によって求められるものはさまざま。

ここでは、転職が難しいケースと成功させるポイントを、以下の年代別に解説します。

  • 20代前半
  • 20代後半
  • 30代前半
  • 30代後半
  • 40代以上

20代前半

20代前半の転職が難しいケースとして、以下のようなものが挙げられます。

  • 即戦力として見てもらえない
  • 辞めやすいと思われる

20代前半の転職では、20代後半以上の求職者と比べた場合に、スキルの少なさや経験の浅さが目立つため、即戦力として見てもらえないケースが考えられます。

以下のような記載のある求人の場合は、即戦力を期待していると考えてよいでしょう。

  • 社会人経験◯年以上
  • 〇〇に関する業務経験◯年以上

これらの条件を満たしていれば問題ありませんが、満たしていない場合はそれに見合う実績などをアピールする必要があります。

または、ポテンシャル採用を実施している企業を中心に応募するという対処法も。

ポテンシャル採用とは、求職者の伸びしろを評価する採用方法で、おもに第二新卒までが対象。

経験や資格の有無よりも熱意やビジョンへの共感などを重視して採用するため、スキルや経験不足がネックになる場合は、ポテンシャル採用への応募も検討してみてください。

また20代前半で転職する場合、すぐに辞めるのではないかと思われるケースも考えられます。

そのため、書類や面接では納得できる転職の理由や志望動機を伝えられるようにするべきです。

なぜ今の会社ではなく、その会社がよいのか、一貫性のある理由を述べられると、採用担当者を納得させられるでしょう。

20代後半

20代後半の転職が難しいケースとして、以下のようなものが挙げられます。

  • ポテンシャル採用への応募が難しくなる
  • スキルや実績が重視され始める

20代後半になると、20代前半では有利だったポテンシャル採用や未経験者歓迎求人への応募が難しくなる傾向にあります。

なぜなら「伸びしろ」という観点では、20代前半の方が有利になるからです。

これまでの経験が生かせる分野であれば有利ですが、「未経験職種」に関しては難しくなると考えられます。

このような未経験職への転職を考えている場合は、少しでも経験を生かせる求人への応募を検討してみてください。

具体的には、業界と職種のどちらかの経験がある求人です。

例えば現職が「家電業界」で職種が「営業」の場合、次のような求人への応募を検討してみてください。

  • 「家電業界」の「人事」
  • 「ITサービス業界」の「営業」

このように、業界か職種のどちらかに軸を置いて転職すると、今までの経験を生かせるため、業界も職種も未経験の場合よりも転職難易度は下がるでしょう。

また、20代後半になるとスキルや実績が重視され始めるため、この点を上手くアピールできないと転職は難しくなります。

このようなケースでは、自分のスキルや実績を整理して、採用担当者に伝えられるようにすることが重要です。

ただし、ただ実績だけを示せばよいというわけではありません。

以下のようなポイントを説明できるよう、書類を書く前や面接の前に整理しておきましょう。

  • 実績を出すためにどう考えたのか
  • どう行動したのか
  • その結果どうなったのか
  • 他社でどのように生かせるのか

30代前半

30代前半の転職が難しいケースとして、以下のようなものが挙げられます。

  • 未経験職種への転職がさらに難しくなる
  • 転職回数が多いと不利に働く場合がある

30代に入ると、未経験職種への転職がさらに難しくなる傾向にあります。20代の求職者と差別化できる点をアピールする必要が出てくるでしょう。

例えば、職種は未経験でも業界経験があるとアピールポイントになります。具体的には以下のような職歴の場合です。

  • 1社目:百貨店の宝飾品担当
  • 2社目:宝飾品専門店の店長
  • 3社目:宝飾品卸の営業

このような職歴の場合、職種に一貫性がないように見えますが、宝飾品業界という点では一貫しています。

宝飾品メーカーの企画職や、宝飾品店のバイヤーなどの職種であれば、未経験であっても「宝飾品業界のプロ」という点をアピールできるでしょう。

また、30代前半で転職回数が多いと不利になるケースも考えられます。

このような場合は、転職回数の多さをプラスの面でアピールできるようにしておきましょう。

具体的には、転職によって得られたスキルや実績を強調したり、それぞれの転職時の理由に一貫性を持たせて納得できるようにしたりといったことです。

30代後半

30代後半になると、20代の求職者よりも専門的なスキルや管理職としての経験を求められるようになってきます。

実務経験を問われることが多くなるため、未経験職種への転職は難しくなります。採用情報を熟読し、自分のスキルや経験が確実に生かせる求人に応募するのがおすすめです。

また、管理職・マネジメント職の経験があれば、業種が異なっていても経験をアピールできるため、幅広い求人への応募を検討してもよいでしょう。

さらに、経験の深い職種での転職の場合、スキルや実績をアピールしやすいため、即戦力として転職を有利に進められる傾向も。

このようなケースでは、業種にこだわらずに検討してみてもよいでしょう。

40代以上

40代以上となると、30代のときよりもさらに高度なスキルや深い経験が求められます。

具体的には、以下のようなスキルや経験です。

  • さまざまな業界でのコンサルティング経験
  • 新規事業やプロジェクトの立ち上げ経験
  • ◯人以上のチームのマネジメント経験

このように40代以上では経験豊富な即戦力が求められる傾向にありますので、特に自分の経験が生かせる求人を探すのがおすすめです。

経験や実績をアピールする際は、結果だけでなく過程や今後どのように生かせるかも伝えるとよいでしょう。

マネジメント経験やコミュニケーション力をアピールする際は、工夫してきたことなど、具体的なエピソードも伝えましょう。

転職に年齢は関係ない!対策を立てて転職を成功させよう

本記事では転職成功者の平均年齢や年代別の割合、年代別の転職が難しいケースとその対処法について解説しました。

「35歳転職限界説」は昔のもので、ここ8年で40代以上の転職成功者は激増しています。

自分の年代が求められているものを踏まえた上で、企業が求めているニーズに合った求人に応募して転職を成功させましょう。

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