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Webライターとはどんな仕事?年収・向いてる人・必要なスキルなどを解説

更新: 2024.04.08

Webライターの仕事に興味があるけど、自分にできるのだろうか?
Webライターの収入や必要なスキルについても気になる

このように考えているあなたに向けて、この記事ではWebライターとして仕事を始める方法や仕事内容、年収、必要なスキルなどを徹底解説します。

Webライターへの第1歩をサポートします。ぜひ最後までお読みください。

この記事の目次

Webライター(ウェブライター)とは

Webライターとは、「Webライティングを行う人」のことを指します。

私たちがインターネットで検索した時に表示される記事。その記事の文章を作成する(Webライティング)のがWebライターです。

後ほど詳しく解説しますが、書いた文字数などによって報酬をもらっています。

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Webライターの主な仕事内容

Webライターの仕事は基本的に「パソコンを使って文章を書くこと」です。記事の依頼主から指定されたテーマ、文字数、内容に沿って記事を書きます。

その中で、知らないことがあったらネットで検索する、本を読む、足を運んで調べる、写真を撮影するなどの作業も発生します。

場合によっては、記事公開後の閲覧状況を調べたり、閲覧数の少ない記事の内容を修正・追記したりする作業も含まれます。

記事を仕上げるために必要な作業すべてがWebライターの仕事となるのです。

未経験からWebライターになるには

Webライターになるための試験や資格はありません。「私はWebライターです」と名乗れば、今からでもWebライターになれます。

しかし、仕事をしていない段階でWebライターと名乗っても、全く実感がわかないでしょう。まずは1件でも多く仕事を受注、納品するべきです。

ここでは、Webライターとしてデビューし仕事を請け負う主な方法を紹介します。

  • クラウドソーシングサイトを利用する
  • メディアのWebライター募集に応募する
  • 企業にWebライターとして入社する
  • まずは副業として始めるのがおすすめ

クラウドソーシングサイトを利用する

Webライティングの仕事を受注する最も簡単な方法は、クラウドソーシングサイトを利用することでしょう。「クラウドワークス」「ランサーズ」などのサイトが有名です。

クラウドソーシングサイトには、Webライターを募集している案件が多数。依頼内容を見てあなたがこなせそうな案件があれば応募してみましょう。

案件は、大量にライターを募集しているものや特定の条件を満たすライターにのみ依頼しているものなど様々です。基本的に、条件が多く、難しい案件ほど報酬額が高くなります。

クラウドソーシングサイト自体の利用は無料です。これからWebライターを目指すのであれば、まずクラウドソーシングサイトに登録することから始めましょう。

おすすめのクラウドソーシングサイトについては後述します。

メディアのWebライター募集に応募する

日々記事を更新しているメディアでも、Webライターの募集を行っていることがあります。メディアの「募集要項」などのページを確認すると、採用条件などがわかるでしょう。

未経験者を採用してくれるメディアもありますが、経験者のみ採用としているのが一般的です。未経験のうちから挑戦するのはややハードルが高めと言えます。

どうしても記事を書きたいメディアがあるのならば、応募してみるのもいいでしょう。

メディアには経験豊富な編集者もいますので、あなたの記事に対してフィードバックをくれるはずです。そのフィードバックを元に記事を書けば、Webライティングスキルは格段に向上するでしょう。

企業にWebライターとして入社する

メディアを運営する企業でもWebライターを正社員やアルバイトとして募集しているケースも。「マイナビ」や「リクナビ」といった大手求人サイトでもWebライターの求人があります。

企業に入社すれば、月給あるいは時給制で働くことになると考えられます。書いた記事に対してのみ報酬が支払われるフリーランスのWebライターに比べ、安定した収入が見込めるでしょう。

フリーランスの場合、こなした仕事の量に応じて毎月の収入が変わるのが一般的です。

しかし正社員として入社した場合、ただ文章を書けばいいだけではありません。会議や会社の行事に参加するなどの仕事も発生します。あるいは、社内外のライターが書いた記事の編集も仕事に含まれるかもしれません。ライティング以外の作業も発生します。

未経験者歓迎の求人もあるものの、Webライターの仕事の流れを経験してから応募するのがおすすめです。

まずは副業として始めるのがおすすめ

これからWebライターを目指す人は、まずクラウドソーシングサイトに登録し、副業として始めるのがおすすめです。

理由は2つあります。1つは、クラウドソーシングサイトには初心者にも取り組める簡単な案件が多いことです。

記事のテーマはコラムのような誰にでも書けるもので、文字数も100〜1,000字ほどの案件があります。最初は簡単な案件をこなしていき、仕事の流れや文章を書くことに慣れることを優先しましょう。今後Webライターとして働くための基礎作りだと考えてください。

いきなり文字数の多い案件や記事のテーマが難しい案件にチャレンジすると、挫折につながりやすいです。

もう1つは、駆け出しWebライターの収入はごくわずかで最初から専業になるのは難しいこと。

簡単な案件は作業時間が少ない分、報酬額も低めです。次の項目で詳しく解説しますが、1件数十〜数百円というケースがあります。このような案件しかこなせないうちは、Webライター専業で生活していくのは難しいでしょう。

本業の空いた時間でWebライティングの仕事を請けるというやり方がおすすめです。

Webライターに向いている人の特徴

では、どのような人がWebライターに向いているのでしょうか。考えていきましょう。以下の特徴に当てはまるのであれば、あなたはWebライターの適性があるかもしれません。

  • 文章の読み書きが好き
  • コツコツと作業を続けるのが得意
  • 自分のスケジュール管理ができる
  • 素直さがある

文章の読み書きが好き

Webライターの仕事の多くは文章を書くことです。文章を書くことが好き、得意だという人であれば、Webライターの仕事にも集中して取り組めるでしょう。

また、文章を読むことも欠かせません。情報を集めるために他のサイトや本を読むことがあります。文章を読むことも苦でなければ、Webライターとして適性があると言えます。

コツコツと作業を続けるのが得意

Webライターの書く文章は、場合によって1万字を超えることもあります。書き終えるまでパソコンに向かい続ける根気の必要な作業となるでしょう。

このような作業が連続しても、コツコツと続けられるのであればWebライターとして適性があります。

特に駆け出しのうちは、小さな案件をこなし、実績を積み上げることが肝心です。下積みのような期間を乗り切れるタフさは必須となるでしょう。

実績が積み上がって、初めて「1件あたり数万円」という高額な案件が受注できるようになります。

自分のスケジュール管理ができる

Webライターとして働く上で、非常に大切なのは「納期を守ること」です。

良い文章がかけるライターだとしても、納期を大きく過ぎればクライアントからの不信感を買ってしまいます。それ以降、仕事を回してもらえなくなってしまう可能性もあるでしょう。

普段からスケジュール管理をうまく行っていて、納期を破らない人であれば仕事が途絶えにくくなるでしょう。

素直さがある

書いた文章を納品後、クライアントからフィードバックをもらうことがあります。時には大幅に修正しなければならないこともあるでしょう。そのような場合、不機嫌にならず言われた通りに直す素直さがあるかどうかも大切です。

もらったアドバイスを素直に受け入れることで、ライターとしての成長につながります。

また、文章を書く際に他のサイトに記載されていた文章をコピー&ペーストするということは原則としてご法度です。確かに作業時間は短くなりますが、他のサイトを真似た質の低い記事とみなされてしまいます。専用のツールを使えばすぐにコピーされている記事かどうかは判断できます。

ライター本人が考えた文章を、自力で書く。そのような素直さも必要です。

Webライターに向いていない人の特徴

Webライターは資格を必要としない誰でも始められる仕事。しかし、向き不向きはあります。以下の特徴に当てはまる人は、「Webライターとして働くのは難しい」と感じてしまうかもしれません。

  • 文章を書くのが苦手
  • 1人で作業するのは苦痛
  • スケジュール管理が苦手

文章を書くのが苦手

文章を考えて書くこと自体が苦手という人は、Webライターの仕事をこなしていくのは難しいでしょう。

先ほど説明した通り、1万字以上の文章を書く場合もあります。文章を書くのが得意な人でも書き上げるまでに6〜8時間、あるいはもっと時間が必要となるでしょう。

ある程度お金を稼ごうと思ったら、文字数の多い案件も受注していかねばなりません。

文章が苦手な人だとさらに時間がかかると想定できます。これならば他の仕事をした方が仕事時間に見合った報酬を受け取れることでしょう。

1人で作業するのは苦痛

Webライターの作業は基本的には1人で行うもの。そのため会社に出勤せず自宅作業が可能でもあります。

ただ、1人で黙々と作業するのが苦手で、気分転換に周りの人と話ができる環境の方が仕事ができるという人もいます。

このような人にとって、Webライターの仕事は苦痛に感じてしまうかもしれません。

スケジュール管理が苦手

自分のスケジュール管理が苦手で、遅刻したり約束を忘れてしまうことがある人は、Webライターとして働く上でネックとなるでしょう。

決してWebライターができないわけではありません。しかし、納期を守らないことが立て続けば、クライアントから仕事を受け取れなくなってしまう可能性が高まります。

Webライティングの案件は世の中に多数あるものの、理想は「同じクライアントから定期的に案件を受け取ること」です。その方が、新規に案件を獲得する手間が省けます。

1度できたクライアントとのつながりを保つためには、スケジュール管理が非常に大切なのです。

Webライターの仕事に必要なもの

Webライターになるとしたら、どんな道具が必要となるのでしょうか。

もちろん、全く何もない状態から始められるわけではありません。しかし、準備する道具は少ないです。現在使っているものをそのまま活用できるでしょう。以下で紹介します。

  • パソコン
  • 携帯電話・スマートフォン

パソコン

Webライターにとって生命線と言えるのがパソコン。Webライターは「Word」や「Googleドキュメント」といったツールで文章を書く機会が多いです。これらはパソコンで使うとより素早く文章を仕上げることができます。

スマートフォンからでも使えるのですが、画面が小さいので文章を打ち込むのに時間がかかります。パソコンならばキーボードが使えるので、文章作成にも便利です。

また「Word」や「Googleドキュメント」での納品を依頼されることもあります。使い慣れておきましょう。クライアントとの連絡を行う際にも、パソコンがあると良いです。

携帯電話・スマートフォン

では携帯電話やスマートフォンがいらないのかというと、そうではありません。

出先でクライアントからのメールを確認する時は、パソコンよりも携帯電話・スマートフォンが便利です。返信が必要な場合は、早めに送ることでクライアントからの信頼も得やすくなります。

主にこの2つがあればWebライターとしての仕事は始められます。作業場所はインターネットが使える環境であればどこでも構いません。家やカフェでもできるでしょう。それに合わせて、服装も自由です。スーツなどが必要となる場面は少ないと思われます。

Webライターの平均年収

「求人ボックス 給料ナビ」を参考にすると、ライターの平均年収は約341万円とのこと(2024年3月末時点)。これは日本の給与所得者の平均年収よりも約100万円ほど低い傾向です。

そして、どのWebライターも年間300万円を稼げているわけではありません。収入の開きは大きく、年収500万円を超えるライターもいれば、年収10万円に届かないライターも。

フリーランス全体を見ても、Webライターの平均年収は低い方です。

このような収入に開きがある原因には、専業ライターか副業ライターかの差もあるでしょう。それ以上に大きく影響しているのが「文字単価」の差です。

Webライターの収入は「文字単価」で決まる

一般的に、Webライターの収入は「1文字=○円」という「文字単価」によって決まります

この文字単価はライターの実績や知名度、持っている知識によって変わるのですが、駆け出しのWebライターは低めです。

Webライターとして生活するには「1文字=1円以上」の報酬で仕事をするのが望ましいとされています。しかし、駆け出しライターが1文字=1円以上で案件を獲得するのはハードルが高め。最初は1文字=0.5円前後の案件をこなしていくこととなるでしょう。

例えば、同じ3,000文字の文章を書くにも

  • 「1文字=1.5円」で受注したライターの場合…報酬は4,500円
  • 「1文字=0.5円」で受注したライターの場合…報酬は1,500円

報酬額に3,000円も差が生まれます。1文字=0.5円のライターがこの差を埋めるには、同じ案件をあと2件こなさなければなりません。

このように、Webライターの世界は文字単価の違いが収入に大きな差を生むのです。

実績を積むことで高単価の案件も受注可能

では、文字単価を上げるにはどうすればいいのでしょうか。

一番の近道となるのは実績を積むことです。数多く案件をこなし、依頼主が満足する記事を書くことでより高単価の案件を受注できるようになるでしょう。

様々なジャンル・条件の記事をこなすことで、受注できる案件の幅も広がります。

高い報酬を設定している依頼主は「報酬をあげて依頼するのであれば、記事の品質が高いライターに依頼したい」と考えるはず。そこで依頼主に提示できる実績があ流と、信頼を勝ち取りやすくなるのです。

ライティングスキル+αで文字単価を上げる

ライティングスキルだけでなく+αのスキル・知識があると、さらに文字単価を上げることも可能です。
例えば、以下のようなスキルが挙げられます。

  • 記事のテーマに関する専門的な知識
  • SEO(検索エンジン最適化)に関する知識
  • WordPressの操作・カスタマイズに関する知識
  • 画像・写真の編集スキル

これらのスキル・知識はより質の高い記事を書く上での信頼につながります。よって高単価の案件を獲得したり、依頼主に単価アップの交渉をしやすくなったりするのです。

本記事の後半でも詳しく解説します。

記事を書くジャンルを選ぶ

記事のジャンルによって報酬の金額も異なります。報酬額の高い案件を狙うなら、以下2つの点に着目しましょう。

1つは「専門的な知識を必要とするかどうか」です。そのジャンルに関する知識や資格などを有しているライターに対して、高い報酬を支払うクライアントがいます。

専門知識を持つ人が限られているジャンルほど、報酬額も高くなる傾向があるのです。

あなたの過去の経験が、Webライターの仕事にも活きてきます。

もう1つは、「記事から発生する金額」です。クライアントの中には、記事を通して商品・サービスの販売(アフィリエイト)を行っている人がいます。

その商材の金額が高いほど記事から発生する金額も高くなります。その分、ライターへの報酬も高めに設定しているケースがあるのです。

では、具体的にどのようなジャンルだと報酬額の高い案件が多いのでしょうか。以下で報酬額が高いジャンルの一例を紹介します。

金融

金融に関する案件は報酬額も高めです。より細かく例を挙げるならば「投資」「株」「仮想通貨」などがあるでしょう。

金融に関する記事で取り扱われる商材は高額であることが多いです。さらに銀行など金融業界で働いていた経験などがあれば、さらに高い単価で受注しやすくなるでしょう。

保険関連

金融と同様に保険のジャンルも商材の金額が高く、ライターへの報酬も高めになる傾向があります。

最近は「ペット保険」と呼ばれるペットが入る保険も注目されており、これまでとはまた違う切り口で文章をかけるライターの需要も高まっています。

就職・転職

就職・転職は、検索ニーズが非常に高いジャンルです。「失敗したくない」といった不安から、ネットで情報を集める人は多くいます。

また、アフィリエイト(転職相談など)の成功報酬も高めなことから、ライターに支払われる報酬額も高めになります。

転職エージェントで働いた経験、あるいは転職をした経験が多い人などは稼ぎやすいジェンルとなるでしょう。

冠婚葬祭

冠婚葬祭に関する商材も高額です。結婚式、葬式とも数百万円単位でお金がかかります。これらを紹介する記事は高い報酬が期待できるというわけです。

医療・健康

かつて多くのアフィリエイターが参入し、稼ぎやすいジャンルの1つだった医療・健康記事。しかし、2017年頃からGoogleが方針を大幅に変更。医療・健康に関する記事は、有資格者が執筆・監修したものを上位に表示するというシステムになりました。

つまり、医師や看護師、栄養士といった資格を持っていないと、医療・健康系の記事を書いてもGoogle評価されなくなってしまったのです。

原因は、医療に関して調べているユーザーに適切な情報が届かないと、間違った治療を行ってしまう可能性があるためとされています。

この仕様変更により、医療・健康ジャンルから手を引いたアフィリエイターは数知れません。

一時期に比べて医療・健康系記事の案件を少なくなったものの、現在でもクラウドソーシングサイトを見ると案件はまだあります。ただ、もし高い単価で受注しようと思ったら、医療に関する資格が必要となるでしょう。

Webライティングの案件獲得におすすめのクラウドソーシング

本格的にWebライターの仕事を始めようと考えが決まったのでしたら、まずはクラウドソーシングサイトに登録しましょう。

ただ、クラウドソーシングサイトと言っても、30以上のサイトがあります。どれに登録すればいいかわかりにくいですし、全てに登録したら管理が大変です。

ここからは、未経験・初心者の方がWebライターとして案件獲得するためにおすすめのクラウドソーシングサイトを紹介します。

  • クラウドワークス
  • ランサーズ
  • サグーワークス
  • Shinobiライティング

クラウドワークス

出典元:クラウドワークス

クラウドソーシングサイト最大手の「クラウドワークス」は、Webライターならば登録必須のサイトと言えるでしょう。案件数は他のサイトと比べても格段に多く、Webライティングの案件も豊富。

案件は大きく分けて以下の3種類に分類されます。

  • プロジェクト形式・・・クライアントがパートナーを選び、1対1で相談しながらビジネスを進める
  • コンペ形式・・・クライアントが複数の提案から気に入ったものを選べる形式
  • タスク形式・・・複数名の人に作業依頼をする形式

タスク形式は経歴や技術力に関係なく受注できる簡単な案件が多めです。その分、単価は低い傾向にあります(数十〜数百円)。

プロジェクト形式になると単価も上がり、クライアントとの単価交渉もしやすくなります。実績を積み重ね、プロジェクト形式の案件を受注できるように目指すと良いでしょう。

クラウドワークス公式サイトはこちら

ランサーズ

出典元:ランサーズ

クラウドワークスと並び、Webライターをやるならば登録必須となるもう1つのサイトが「ランサーズ」です。こちらもWebライティングの案件が多く、初心者でも案件獲得はしやすいです。

基本的にクラウドソーシングサイトは登録自体は無料です。案件を多く獲得するためにも、3〜4つはサイトに登録しておくと良いでしょう。

迷ったなら「クラウドワークス」か「ランサーズ」に登録しておけば問題ありません。

ランサーズ公式サイトはこちら

サグーワークス

出典元:サグーワークス
※2024年4月1日(月)をもって「サグーワークス」のサービスは終了しました。

サグーワークス」は、Webライティングの案件を中心に扱っているクラウドソーシングサイトです。サグーワークスの大きな特徴は「プラチナライター」という制度でしょう。

サグーワークスのサイトを通して受けられるテストに合格すると、「プラチナライター」の称号がもらえます。「プラチナライター」はライティングの実力があるという証明になり、サグーワークス内で募集している文字単価1円以上の案件を受注しやすくなるのです。

自分の実力を試しつつ、単価の高い案件を獲得するためにサグーワークスを利用すると良いでしょう。

Shinobiライティング

出典元:Shinobiライティング

最後に紹介するのは「Shinobiライティング」です。Shinobiライティングで募集している案件は、単価が低い傾向があります。しかし、ライティングの案件数は多めです。

他のサイトをメインに利用し、Shinobiライティングは補助として利用するというような使い方がおすすめです。

Shinobiライティング公式サイトはこちら

Webライターに必要なスキル

Webライターとして働くならどのようなスキルがあると良いのか、見ていきましょう。資格などは必要ないWebライターですが、最低限、以下のようなスキルは求められます。

  • 基本的なパソコンのスキル
  • 情報を集めて整理するスキル
  • わかりやすい文章を書くスキル
  • より高単価を狙うためのスキル・知識

基本的なパソコンのスキル

 

Webライターとして働くならば、基本的なパソコンのスキルは必須と言えるでしょう。特に「Word」や「Googleドキュメント」などの操作に慣れておくべきです。こういったツールで作成した文章の提出を求められる場合があります。

その他にもクライアントとの連絡でメールを使ったり、「Chatwork」や「Slack」といった連絡アプリを使うことも考えられます。

情報を集めて整理するスキル

Webライターにとって非常に大切なスキルが、適切な情報を集め、整理するスキルです。

あなたの書いた記事を読んだ人が正しい情報を得られるように、情報収集の段階から意識しなければなりません。

すでに知識があるテーマで記事を書く場合、あなたが知っている内容だけで十分かもしれません。しかし、ほとんど知識がないテーマで記事を書くケースもあります。その際はネットや本などで情報を集める必要があるでしょう。

手間のかかる作業ですが、知識が増えるほど新しく受注できる仕事の幅も広がります。

情報の内容は正しいのか、情報元は信用できるのかなどを注意深く調べるというスキルは欠かせません。情報が集まったら、一つの文章として矛盾がないようにまとめていきます。

わかりやすい文章を書くスキル

 

Webライターの文章に求められるのはわかりやすさです。小説家のような独特な文章表現が求められるケースはほとんどないと言っていいでしょう。

Webライターの記事はインターネット上で公開されます。そのため大人でも子供でも、読んで意味を理解できる文章が求められるのです。

難しい漢字を使ったり、わかりにくい言い回しを使ったりすると、読み手に内容が伝わらない可能性があります。情報をできる限りやさしく伝える意識が必要です。

より高単価を狙うためのスキル・知識

ここまで紹介した3つのスキルはWebライターとして基本的ものであり、身につけていれば仕事を受注することも可能です。

ただ文字単価を上げようと思ったら、+αでアピールできるスキル・知識があるとクライアントとの交渉がスムーズに進みます。

以下では例として、稼げるWebライターになれる+αのスキル・知識を6つ紹介しましょう。

SEOライティングのスキル

SEO(Search Engine Optimization)は「検索エンジン最適化」という意味があります。

サイトがWebユーザーに多く閲覧してもらえるように行う取り組みのことをSEO対策と呼び、Webライターに記事作成を依頼するクライアントはSEOを意識している可能性が高いです。ユーザーが特定のワードで検索した時、自社のサイトや記事が他のサイトより上位表示されることを狙っています。

上位表示されるほどユーザーの目にとまりやすくなり、サイトの訪問者数も増えます。

そのためには、そのワードに関連するワードを記事に含めたり、情報の量を多くしたりといった対策が必要です。もしこれらができ、実績もあるWebライターいた場合、他のライターよりも単価が高くなるでしょう。クライアントの意思に沿った文章が書け、SEO対策を行う手間が省けるためです。

自分でSEO対策の本を読んだり、ブログを開設して上位表示されるにはどうすればいいかなどを探ったりすると良いでしょう。

営業・交渉スキル

営業・交渉スキルは単価アップの交渉をクライアントとする上で役立ちます。ライティングの付加価値とはなりませんが、単価を上げるための直接的なスキルとして必要でしょう。

もしフリーランスでWebライターをやるならば、営業スキルはほぼ必須です。自分から提案し、他のライターよりも良い条件で仕事を受けるために、営業スキルが必要となります。

画像・写真の編集スキル

Webサイトを見ていると、テキストだけでなく画像や写真を挿入しているサイトが多いです。画像があることで文章の内容が読み手に伝わりやすくなります。Webサイトにおいて画像・写真はテキストと1セットと考えて良いでしょう。

もしこのような画像・写真の編集スキルがあれば、クライアントへの提案素材になるでしょう。テキストに加えてライター自身が画像も用意できるならば、編集する際の手間も省けます。

記事を仕上げるために必要な編集作業までできるWebライターになれば、重宝されるでしょう。

特にインタビュー記事の場合、写真は必須です。写真の明るさなどを調整した上で記事に掲載します。この作業も時間がかかり、編集することに手間を感じているクライアントもいるでしょう。この時に編集スキルを活用する提案ができれば、単価アップにつながる可能性も上がるのです。

WordPressの知識

WordPressはブログなどを作成するシステムのことを指します。個人でも使えるのですが、企業で運営しているメディアをWordPressで作成しているケースもあります。

WordPressが扱え、直接記事の入稿、編集なども行えるのであれば、単価アップの材料として提案してもいいでしょう。この場合も、クライアント側で記事を編集する手間が少なくなります。

SNSでの拡散力

ここ数年、X(Twitter)、Facebook、InstagramなどといったSNSが若者を中心に流行しています。テレビのニュース番組ではなくSNSでリアルタイムの情報を集める人もいるほどです。

SNSに記事を流すことができれば、多くのユーザーの目にとまる可能性があります。

SNSのフォロワーが多い人ほど、投稿した内容が注目を集めやすいです。もしあなたにSNSでの影響力があるのであれば、クライアントに提案してみると良いでしょう。書いた記事をSNSでも流す分、単価を上げるという提案です。

Webライターデビューするのならば、SNSアカウントを作ることもおすすめします。

ただ、そのためには数万人単位のフォロワーがおり、あなたの投稿に対して「いいね」が数百、数千とつくような影響量が必要となるでしょう。ハードルは高めだとご理解ください。

専門的な知識・資格・経験

記事のテーマに関する専門的な知識や資格・経験がある場合、単価も上がりやすいです。

例えば、先ほど紹介した「健康」について記事を書くとします。この場合、栄養士の資格を持っていたり、スポーツインストラクターの経験があれば、より専門的な内容がかけるでしょう。

このような知識・資格・経験に対してお金を上乗せして払うというクライアントもいます。

そのテーマ・業界の専門家や権威のような人が記事を書く場合、Webライターの相場とは比較にならない金額で依頼を受けていることもあります。

Webライターとしてレベルアップするための方法

スキルが多いほどWebライターとしての収入が上がりやすい事はおわかりいただけたと思います。ただ未経験のうちは、Webライティングのスキルを上げ、記事の質を高めることに集中するべきです。そうすることでも単価は上がっていきます。

ここからは、Webライターとしてレベルアップするための基本的な方法を見ていきましょう。

  • 案件を数多くこなす
  • 依頼主からのフィードバックをもらう
  • Webライティングの本を読んで勉強する
  • Webライター講座などに参加する

案件を数多くこなす

もっとも確実にスキルアップする方法は、案件をこなしていくことです。

文章を書くだけといっても、経験のないうちは難しいもの。時間をかけた割には進捗が少なく、アルバイトをした方が稼げるという状態になる可能性があります。

最初は1,000文字書くのに1〜2時間かかってしまうかもしれません。

ただ、書く作業に慣れることでスラスラと文章が書けるようになるでしょう。習うより慣れろの精神で案件をこなし続けるのが一番の近道です。

さらに実践の中で、あなたの得意な記事の内容、苦手な記事の内容が分かってくるでしょう。そうすることで以下のような対策も取れます。

  • 得意な案件に特化して仕事を受注する
  • 苦手な内容に関する知識をつける

こうしてより高い品質の記事を効率よく納品できるようになるのです。

依頼主からのフィードバックをもらう

自分で書いた記事は、納品の前に必ず見直しましょう。さらに、納品後は依頼主からのフィードバックをもらえるとなお良いです。

記事を書いていない依頼主の視点や感想は重要で、それが今後あなたの記事を読む人たちの感想になる可能性があります。

あなた自身は「良い記事が書けた」と思っていても、第3者からすると「内容が不十分」「文章に根拠がない」などの印象を抱くかもしれません。

このような認識の違いをなくすためにも、依頼主からフィードバックをもらえないかどうか聞いてみましょう。

文字数が数十〜数百文字ほどの案件ならば、フィードバックは不要だと思われます。1万文字近い案件などは、自分だけの確認では不十分なケースも考えられるので、フィードバックをもらいましょう。

また、今後も関係が継続する依頼主に対しては、どのような記事を求めているかを知るためにもフィードバックをもらうことをおすすめします。フィードバックの内容を満たすことで、依頼主が満足する確率も上げられるためです。

Webライティングの本を読んで勉強する

Webライティングに関する本は書店でも販売されています。このような本を数冊買って目を通してみましょう。実践をこなしていくのがベストではありますが、基礎的な知識が全くないとスキルは積み上がりにくいもの。土台作りとして本を読んでおくこともおすすめします。

以下で、Webライティングが学べる本のおすすめを3冊紹介しましょう。

  • 新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング
  • 記者ハンドブック
  • 沈黙のWebライティング

新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング

本書は大手ニュースサイト「ナタリー」の初代編集者による、ライティング未経験者向けの本です。基本的なWebライティングのルールを学ぶために役立ちます。

記者ハンドブック

本書は漢字やかぎかっこの使い方などを解説している、辞書代わりの一冊。ライティングスキル向上のためというよりは、文章を書くときの補助として一冊持っておくべきでしょう。

沈黙のWebライティング

非常に分厚いですが、登場人物の会話形式でストーリーが進むためスラスラ読めます。この本自体が「読みやすい文章」で書かれており、初心者ならば必ず読んで参考にしたい一冊です。

Webライター講座などに参加する

Webライター向けの講座も各地で開催しています。Webライターや編集者として活躍している講師の話が聞けるので、足を運んでみましょう。

Webライティングは誰でもできてしまう分、人から教わるという機会は少ないです。講座に参加してみることで、自分では気がつかなかったかったライティングのコツを知る機会となるでしょう。

また、受講している人たちもあなたと同じくWebライターを目指す人々です。会場で声をかけ、仲良くなれれば夢をともにする仲間になるでしょう。

Webライターからのキャリアアップについて

Webライターとして働き、お金を稼いでいくためには、記事を書き続けることが不可欠。作業量を増やせばそれだけ収入も上がるのが一般的です。

しかし、作業が自動化しにくい分、Webライターとして稼働し続けることに疲労や不満を感じてしまうこともあるかもしれません。

そのような場合を考え、文章を書き続けるだけのWebライターからキャリアアップする事例を紹介しておきます。

  • 取材など出来ることを増やす
  • Webメディアの編集者に転職
  • プログラミングスキルを学びメディアを作る

取材など出来ることを増やす

Webライティングのスキルだけで文字単価を上げ続けるのは限界があるのも事実。2〜3円ほどにはなっても、その上を目指すとなると非常に時間がかかるでしょう。

単価アップのためにWebライティング以外にできることを増やしてください。本記事にて紹介しましたが、+αのスキルがあることで、3円以上の単価で案件を獲得しやすくなります。

本記事で紹介した+αのスキルを参考にしてください。

例えば「取材」。インタビューする相手とアポイントを取り、やり取りを文字にする。さらに写真の撮影まで行う取材複数のスキルを必要としますが、だからこそ取材をこなせるWebライターは少ないのが現状です。

取材に必要なスキルを身につけておくだけでも他のライターとの差別化が図れ、単価を高めにして仕事を受注することも可能となるわけです。

Webメディアの編集者に転職

もしフリーランスの働き方にこだわらない場合、Webメディアを運営している企業に入社し、編集者にキャリアアップするのも良いでしょう。

編集者の求人では、Webライティングのスキル・経験が求められる場合があります。この時に、あなたのWebライターとしての経験がアピールポイントとなるはずです。

企業の社員となれば、福利厚生を受けられ、給料も固定で入ってきます。こなした仕事の数で収入が変わるWebライターに比べると、安定した働き方ができるでしょう。

プログラミングスキルを学びメディアを作る

あるいは自分でWebメディアを運営し、アフィリエイトや記事広告で収入を得るという道もあります。Webメディアが軌道に乗れば、メディアの利用者がいる限り収入が発生するでしょう。

あなた自身で記事を更新してもいいですが、今度はあなたが発注者となり、Webライターに記事作成を依頼すれば0から記事を書かずに済みます。半自動的に収入を得る仕組みづくりに取り組んでみてはいかがでしょうか。

そのためには、Webメディアを作り、より魅力的なサイトにするためのスキル、つまり「プログラミングスキル」が必要です。プログラミングを使って他のサイトより印象に残るサイトにできれば、人気も上がり、収入にもつながります。

無料ブログやWordPressのテンプレートを使ってもサイトは作れますが、他のサイトとの差別化がしにくいです。

プログラミングを身につけるならスクールに通おう

これからプログラミングを身につけたいのであれば、スクールに通うことをおすすめします。

スクールでは未経験者にもわかりやすいように作られたテキストを使い、メンター(講師)の指導の元、学習を進めていきます。初めてプログラミングを学ぶ方でも安心して学習できる環境が整っているのです。

スクールによっては最短3ヶ月ほどでプログラミングが身につくでしょう。

まとめ:Webライターは未経験・初心者でも気軽に始められる

Webライターは気軽に始められる仕事として、学生や主婦、会社員にも人気です。ただ、専業で働くためにはWebライティングのスキルや経験が必要となり、「プロのWebライター」として働く意識が必要です。

Webライターとしてどの程度働き、収入を得たいのか考え、準備をしましょう。

何はともあれ、まずは仕事を1つ受注してこなすことが肝心です。気軽に始められる仕事なので、まずはクラウドソーシングなどを活用して簡単な案件から挑戦してみてください。

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新卒でベンチャー企業の営業に就職。残業がほぼない会社だったため、仕事が終わったら趣味のブログを書く毎日を送っていました。3年ほど勤めて退職し、ブログをきっかけにテックキャンプ ブログでライターデビュー。好きなものはマンガ、テニス、イラスト、サメです。

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