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「プログラミングを始めたいけど、どんなパソコンが必要なのだろう?」
「自分のパソコンのスペックでも、プログラミングできるだろうか?」
パソコン作業の種類によって必要なスペックは変わってきます。
プログラミングにおいては、統合開発環境を始めとする開発ツールを難なく動かせる程度のスペックが求められるでしょう。
そこで本記事では、初心者向けにプログラミングに必要なパソコンのスペックについて解説。性能を決めるメモリやCPU、おすすめPCなども紹介するので参考にしてみてください。
この記事は現役エンジニアによって監修済みです。
この記事の目次

プログラミングに必要なパソコンのスペック
プログラミングに必要な最低限のパソコンのスペックは以下の通りです。
CPU | Core i5 以上 |
メモリ | 8GB 以上 |
ストレージ | 256GB 以上 (SSD) |
CPUは最低でもCore i5は欲しいところ。予算が許せばCore i7がベター。
Macを使いたい場合はM1チップもおすすめですが、一部未対応のソフトウェアもあるので事前に調べておきましょう。
メモリは8GB以上をおすすめ。16GB以上にしておけばマルチタスクの際も余裕を持って作業できるはずです。
ストレージはSSDで256GB以上あれば問題なく作業できます。
上記のスペックを満たしたパソコンは、Windowsであれば各メーカーのエントリー〜スタンダードモデルに含まれることが多いです。
また、Macの場合は現行モデルを選べば、上記の条件をほぼ満たせるでしょう。
パソコンのスペックについては「パソコンのスペックとは?具体的な項目や確認方法を詳しく紹介」で解説しています。
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プログラミングにおいてパソコン選びが重要な理由
プログラミングにおいてパソコン選びが重要な理由は、以下の2つです。
- パソコンによってできることが違う
- 開発のしやすさに影響する
これらの理由について解説します。
パソコンによってできることが違う
パソコンの種類によっては使えるソフトやできることが変わってくるので、プログラミングで何を作りたいかによってモデルを選ぶ必要があります。
具体的にはWindowsかMacかによって大きく異なります。
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ゲーム開発を行うならWindows
パソコンにはOS(オペレーションシステム)という、パソコンの頭脳ともいうべきシステムが動作しており、OSによってもできることが随分と変わってくるのです。
OSは基本的には、WindowsかmacOSの2択から選ぶことになるでしょう。
この2種のOSがシェアのほとんどを独占しており、世の中に出回っているパソコンのほとんどは、このどちらかです。
ソフトウェア・システム・アプリによっては、片方のOSでしか使えないことも。
例えばPCゲームのほとんどはWindowsが推奨されており、プログラミングでゲーム開発を行うのであれば、WindowsPCを使うのが一般的といえます。
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Apple製品向けのアプリ開発ならMac
iOSアプリなどのApp Storeにリリースするアプリを開発するなら、Macが無難。
Apple製品向けアプリを開発するためには Xcodeというソフト(開発環境)を使うのが一般的で、これはMacでのみ使用可能となっています。
あまり考慮せずにパソコンを購入してしまうと、結果としてご自身が作りたかったものの開発を行うことができない、という事態に陥りかねません。
まずは、プログラミングでどういった開発を想定しているのか、どんなものを作りたいのかを考慮し、購入するパソコンを検討しましょう。
開発のしやすさに影響する
パソコンのスペックは、後々の作業効率に大きく関わってきます。スペックとはおもにCPU・メモリ・ハードディスク周りの性能を指します。
スペックの高いパソコンとは、具体的には動作が早い・一度にたくさんのアプリを起動させられる・保存容量が大きいなど。
プログラミングを行うにしても、スペックの良し悪しはかなり影響するので、作業のしやすさが随分と変わるでしょう。
値段が安くてスペックの悪いパソコンを使うと、一向にソフトが起動しない・処理が遅いなどのストレスで嫌になります。
パソコン選びでは、スペックの良し悪しを見ておくことは非常に重要なのです。

プログラミング用PCの選び方
プログラミング用PCの選び方のポイントは、以下の7つです。
- 初心者はノートパソコンがおすすめ
- 画面の大きさで選ぶ
- 予算で選ぶ
- 性能を比較して選ぶ
- 学びたい言語で選ぶ
- ゲーム制作はWindowsがおすすめ
- iOSアプリ開発はMacがおすすめ
これらの選び方について解説します。
初心者はノートパソコンがおすすめ
プログラミング初心者にはノートパソコンがおすすめです。
キーボードと一体型で持ち運びができる上に高性能の製品も多く、どこでも手軽にプログラミングに着手することができます。
デスクトップ型だとどんな作業にしても自宅、あるいはオフィスなどの決まった場所でしか行うことができないため、いずれ不便に感じる時が来るかもしれません。
近年プログラミングの勉強会やセミナーなどの交流も活発に行われており、こういった場に自身のパソコンを持っていき、普段と同様の開発環境を利用できるのは非常に便利な点です。
セミナーの内容をデータとして保管できるだけでなく、そこで教わった内容を自身の環境で即確認することができるのは非常に無駄がありません。
加えて、プログラミングスクールに通うことを検討している人は自分のパソコンを使うことになるので、持ち運びできるものにしたほうが良いでしょう。
一方でデスクトップのメリットは高いスペックを搭載できることですので、動画編集やゲーム開発などの重い作業を行うのには非常に向いています。
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画面の大きさで選ぶ
一般的に画面が大きいほうが開発などの作業はしやすくなります。これは、画面の中に複数のシステムやツールを起動させ、同時に監視することが可能になるからです。
ノートパソコンであれば13インチはあると良いでしょう。
例えばMacBookAir・MacBookProは13〜16インチが販売されています。
画面が小さいと感じた場合は、外付けのディスプレイを用意しましょう。
広い画面での快適な作業が可能となり、マルチディスプレイ環境により複数のソフトを快適に操作できるはずです。
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予算で選ぶ
やはりパソコンは一つ一つの値段が高いため、初期費用はできるだけ抑えたいものです。
パソコンの値段は種類によって変わってきます。デスクトップは5万円前後の安いものからあり、ノートパソコンは10万円〜20万前後のものが相場となっています。
値段だけを見て機種を選んでしまうと、開発が満足にできないようなスペックのものを購入しまうリスクも。結果として日常で使う際にも支障をきたすかもしれません。
そのため、最低限メモリは8Gあるのが望ましいでしょう。
これ以下のメモリになってしまうと、長く使い続ける上で操作しづらい状況が発生してしまい、早い段階で買い替えやメモリの増設を考慮する必要に迫られます。
また、プログラミングがメインの作業ならCPUはあまり関係はありませんが、動画編集や画像編集を行う場合は3.00GHz以上が良いです。
ハードディスクは後々必要になれば外付けHDDなどで補うことができるので、始めはそれほど重要視しなくても問題はありません。
性能を比較して選ぶ
基本的にCPUが速く、メモリーが大きく、ストレージの容量が大きいほど操作性は良く使いやすいパソコンといえます。
パソコンの性能は生産性に大きく関わる部分で、すぐに動作が固まったりするパソコンでは作業がはかどらないでしょう。
パソコンでやりたい作業に対しどれくらいのスペックが必要で、値段などから見てもどのあたりが妥協点なのか、といった点をしっかりと定めておく必要があります。
自分がどのような作業をするのか、あらかじめ方向性を決めてから選びましょう。
学びたい言語で選ぶ
プログラミング言語にはさまざまな種類があり、使用する言語に適した開発環境の構築が必要となります。
自分が扱う言語の特徴をある程度とつかんでおくのもパソコン選びのポイントです。
Ruby
Rubyとは、大きなWebアプリから小さなプログラムまで、さまざまなソフトウェアを開発できる言語。シンプルで読みやすいコードが書ける点で初心者に向いています。
また、Ruby on Railsというフレームワークを使うこともでき、Webアプリ開発に適しているというメリットもあります。
初心者の方やWebアプリを作りたいならRubyと学ぶと良いでしょう。
そしてRubyを学ぶならMacがおすすめのOSです。
WindowsでもRubyの開発はできるのですが、Windowsの場合はRubyを自分でインストールしなければなりません。
Macは標準でRubyがインストールされているため、購入後すぐに開発が可能。
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Ruby以外の言語
Ruby以外の開発言語においても、どちらかといえばMacがおすすめ。エントリーモデルであっても十分なスペックがあり、パソコン初心者でも感覚的に操作ができるからです。
動作速度や処理速度は、スムーズにプログラミングを行う上で非常に重要。
プログラムが正しく動くかどうかは「デバッグ」という作業で確認します。パソコンの性能はデバッグ速度にも大きな影響をもたらし、作業効率に関わるのです。
こうした点で、Macの方が余計な煩わしさを感じることは少ないでしょう。
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ゲーム制作はWindowsがおすすめ
ゲームはWebアプリよりもたくさんの情報を一度に処理しなければなりません。
そのため、高いスペックを搭載したパソコンが開発を行う上では向いています。
現状、PCゲームソフトは、Windows環境でのプレイが推奨されているので、ゲーム制作であればWindowsがおすすめです。
WindowsPCゲームを作成する場合、ライブラリとしてDXライブラリやDirectXを使用。
これらのツールはWindowsで使用するのが一般的であるため、ゲームの開発を目指すならばWindowsを選ぶべきでしょう。
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iOSアプリ開発はMacがおすすめ
プログラミング学習の目的がiOSアプリ開発であれば、PCはMacがベスト。
iOSアプリの開発には、Apple社が提供する開発環境「Xcode」を使用するのが一般的です。XcodeはMacでのみ動作するので、iOSアプリ開発には必須の環境といえます。
Apple製品向けのアプリの開発はWindowsでもXamarin Live Playerというソフトを使えば可能ですが、初心者のうちはおすすめできません。
Windowsでは、まず開発環境を構築するための手間が必要になってくるため、こういった段階で挫折してしまう場合も多いのです。
Apple製品向けアプリの書籍や参考書などは、Xcodeを使うことを想定して書かれているのがほとんどなので、初心者の方はMacを選ぶことをおすすめします。
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プログラミング初心者におすすめのパソコン
プログラミング初心者におすすめのパソコンは、以下の3つです。
- MacBookシリーズ
- BTOパソコン
- iPad Pro
これらのPCについて紹介します。
MacBookシリーズ
MacBookシリーズは、ノートパソコンとして非常に高性能な製品です。
いくつかの種類がありますが、どの機種でもあらゆるアプリに対して柔軟な環境を構築できるのがメリットです。
OSはLinuxベースで作られており、クラウドサーバと連携したり、仮装環境をパソコンに構築して開発する場面においても、作業をスムーズに行えます。
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MacBook Pro
出典元:Apple
コンパクトなだけでなく、しっかりとした優秀なスペックを兼ね備えており、本格的にプログラミングをしたいエンジニアには向いているモデル。
画面のサイズも13〜16インチから選ぶことができ、持ち運びができるだけでなく使う上で無理のない画面サイズが用意されています。
特に16インチモデルは重たい動画編集などグラフィック機能を使う人や、ディスプレイで作業したい人にはおすすめのモデルです。
また、近年のMacBook ProはTouchBarを搭載しており、指紋でログイン認証も可能な点などハイスペックな特徴が挙げられます。
MacBook Air
出典元:Apple
お手軽なお値段で、という点ではMacBook Airはおすすめのモデル。
MacBookProに比べるとスペックの点でやや見劣りしますが、価格が10万円程度と他のMac製品に比べて手頃ですので、初めてMacを扱う方にはMacBook Airがおすすめです。
BTOパソコン
製品版と違い、完全なオーダーメイド型のパソコンになります。出来上がったモデルとは違い、細部まで希望のスペックを指定することができるのが大きな特徴です。
自分の予算に合わせてカスタマイズすることができ、不要なソフトやサービスが入っていないのもメリットといえます。
パソコンを使う目的に合わせたスペックおよび環境を整えられるので、理想のパソコンが手に入るのです。
パソコンに深く精通したプロに相談できる専門店もあるので、初心者はわからないことなどを聞いてみると良いかもしれません。
お値段なども踏まえて、自分が理想とするパソコンを相談しながら構築できるため、既製品を選びあぐねている方にとってはおすすめです。
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iPad Pro
出典元:Apple
iPad Proはタブレット端末ですが、ノートパソコンに引けを取らないスペックを誇ります。
使用できる開発環境が少ないため、本格的な開発には不向きです。
しかしMacBookよりも価格が控えめ・持ち運びが便利・外付けキーボードによるタイピング操作が可能など、メリットも多くプログラミング学習用としておすすめできます。
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プログラミング用PCを安く手に入れる方法
パソコンを購入する際は、できるだけ安く抑えたいところ。
そこで本章では、安く手に入れる方法を2つ紹介します。
- 中古で購入する
- コスパのよいパソコンを選ぶ
中古で購入する
MacbookだとAppleの認定整備済製品がおすすめです。Appleが公式に販売している中古品で、1年間の製品保証があります。
また、パソコン工房などの大手中古ストアも安心して購入が可能。頻繁にセールを実施しているので、ぜひ確認してみてください。
一方で、メルカリやラクマなどのフリマアプリで購入するのはおすすめできません。個人で販売しているため、品質が保証できないのです。
購入する際は、自己責任のもとで検討してください。
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コスパのよいパソコンを選ぶ
コストパフォーマンスの高いパソコンを選ぶのもおすすめです。
とにかく何でも性能のよいものを選ぼうとしていませんか?
使わない機能が搭載されたものを買うのは、非常にもったいないです。自分が必要とする機能が備わったものを選びましょう。
プログラミングのスペックは「core i5」「メモリ8GB」「ストレージ256GB」がおすすめ。初心者だと、最低限このスペックがあれば問題ないでしょう。
必要なスペックを確認してプログラミングに適したパソコンを選ぼう
パソコンの良し悪しを決める「スペック」は非常に重要なポイント。プログラミングを始める段階ではあまり関係なくても、長期的な視野で考える必要があります。
多種多様な開発環境を使い、さまざまなアプリやソフトを開発する状況を踏まえると、ある程度のスペックを備えたパソコンを準備したいところです。
ちなみにプログラミングは独学でも学べますが、スクールに通ったほうが挫折せずにやり切れて効率がよいです。
詳しくは「【社会人向け】おすすめITスクール11選 オンラインでエンジニアを目指せるプログラミングスクール」を参考にしてみてください。
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