「仕事が覚えられない」
「仕事の覚えが悪い人と思われているかも」
仕事を覚えるのに必要なのは「心構え」です。
この記事では、仕事が覚えられない人の特徴や知っておくべきマインドセット、参考になる本を紹介します。
お悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
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仕事の覚えが悪い人の特徴
仕事の覚えが悪い人には、以下のような特徴があります。
- 同じミスを繰り返してしまう
- 質問をせずにミスをしてしまう
- 焦ってしまう
- そもそも業界の知識が足りない
「仕事が覚えられない」という人は、いくつか当てはまっているのではないでしょうか?以下で詳しく解説します。
同じミスを繰り返してしまう
仕事が覚えられない人は、同じミスを起こしがちです。なぜなら「覚えよう」とする意思が弱いからです。
メモを取ったり、メモを元に自分でアウトプットをしたりといった努力が苦手なので、業務内容がいつまでも自分のものになりません。その結果、ミスをおかしがちに。
そして、ミスをしたことを振り返り反省することもあまりないため、同じ部分でミスを繰り返してしまいます。
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質問をせずにミスをしてしまう
就職や転職で入社して間もない頃は、わからないことはどんどん質問していきましょう。
「先輩も忙しそうだし、質問すると迷惑がかかるかも」とためらってしまう気持ちもわかります。
また、そのような大幅な修正が発生すると、わからなかった部分も含め、まとめて覚えるべき業務内容が増えてしまいます。
そうではなく、わからない時点で質問し、軌道修正した上で正しいフローを覚えるようにした方が効率的でしょう。
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焦ってしまう
入社して1〜3ヶ月頃であればとくに、仕事を覚えられないのはある意味当たり前のことです。
ですからあまり焦らず前向きに、自分の中の課題や事項で解説するような心構えを持って仕事に臨むようにしましょう。
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「急ぎの要件」も期限や優先順位を把握する
上司から「これ急ぎで頼む」と言われると、焦ってミスをおかす原因になります。
このような場合「わかりました」とただ受け入れるのではなく、期限や自分の状況も説明することが大切です。
例えば、
「これはいつまでに必要ですか?」
「すでに〇〇さんから頼まれた△△の業務があるのですが、どちらを優先して進めれば良いでしょうか?」
といった具合に、期限や優先順位を把握しながら仕事を進めていきましょう。
そもそも業界の知識が足りない
「転職で未経験OKの求人に応募して採用されたのはいいが、その後仕事を進めながら知識を得るのに苦労した」というケースは多いです。
そのような場合、必要に応じて専門書で知識を増やしたり、専門知識を身に着けるスクールに通ったりするのも大切でしょう。
土台となる知識が身につけば、「社内の人同士の会話を聞いても、専門用語から調べないと理解できない」といった事態を避けられます。
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仕事が覚えられない人が持っておくべき大事な心構え
仕事の覚えが悪い・仕事を覚えられない人が持っておくべき心構えを紹介します。
- 仕事全体の流れを把握する
- 記憶力や要領の良さは人それぞれで違うことを理解する
- 質問して怒られることを怖がってはいけない
- 仕事が合っていない可能性もある
仕事全体の流れを把握する
仕事は一つ一つの業務をこなすことも大切ですが、全体像を把握することも非常に重要。
これは受験勉強でも同じでしょう。例えば日本の歴史上の出来事の年号やそれに関わった人物の暗記。
仕事も同様に、一つ一つの業務や工程に意識を向けるのではなく、
・チーム全体・プロジェクト全体ではどこに当たるのか
・会社全体としてはどの事業に当たるのか
・社会全体としてはどのような価値を与えられるのか
などと考えながら進めると、自分がこの業務に携わる意義が見えてきます。仕事に対する心持ちも変えられますし、要点も絞りやすくなるでしょう。
記憶力や要領の良さは人それぞれで違うことを理解する
あなたからは「仕事を覚えて効率的にこなしている」と見える人も、実は「覚えているように振る舞うのがうまい」場合もあります。
「自分は仕事も覚えられないし要領も悪いし、いいところがない」と落ち込むよりも、あなただからこそできることを見つけましょう。
例えば自分専用のマニュアルを作ってみたり、メモのとり方を変えて、書いたメモを見ればその時の状況を連想できるようにしたりするなど。(このようなメモの取り方は、後ほど紹介する本「記憶力日本一を5度獲った私の奇跡のメモ術」で解説されています)
こういった地道な努力は、きっとあなたの長期的なキャリアに役立ちます。
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質問して怒られることを怖がってはいけない
仕事を覚えるには、質問することを恐れてはいけません。一度聞いても覚えられないのは当然のこと。
上司や先輩もそのような時期を乗り越えているので、気持ちはわかってくれるでしょう。
さらに、質問せずに自分のやり方で業務を進めるリスクの方が大きいです。
また質問だけでなく、こまめな報連相も効果的。軌道修正するタイミングを多く持ち、周りをいい意味で巻き込み、正しいフローで仕事を進められるように工夫していきましょう。
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仕事が合っていない可能性もある
「いろいろと努力をしても、やはり仕事が覚えられない」
「ミスを指摘されて叱責されることが多く、仕事に行くのが辛い」
このような場合、いまの仕事に適性がないことも考えられるので転職も選択肢に入れてもいいでしょう。
とはいえ、先のことを考えずに仕事を辞めてしまうのはリスキー。理想的なのは会社に勤めながら転職活動を進め、内定をもらってから辞める流れです。
また、入社して間もない場合は仕事が覚えられないのはある意味仕方のないこと。ある程度自分の中でルーチンができると、仕事の面白さが感じられるケースもあります。
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仕事を覚えられない人が読むべきおすすめの本
仕事を覚えられない人におすすめしたい本があります。
ここでは3冊を紹介しましょう。
早く一人前になるための仕事の覚え方
入社して間もない人に向けて書かれた「仕事の覚え方」が解説されています。「聞く」「観る」「話す」といった、一つ一つの行動の中でより早く一人前になるためのコツがわかります。
人によっては当たり前と感じられる内容もあるでしょう。しかしそのようなことでも、実際はできていないことが多いのが現状。常に意識するためにも、一冊持っておくと便利な本でしょう。
記憶力日本一を5度獲った私の奇跡のメモ術
「仕事でメモを取っているが、見返してもどの部分なのかが分からない」
「仕事を覚えるためにメモをしているが、うまく活かせない」
そう感じている人にぴったりなのが本書。
「日本記憶力選手権大会」6連覇を誇る、記憶力の第一人者によるメモ活用法がまとめられています。
・いつものメモにプラスして、記憶を想起させるマークをつける
・タスク管理には付箋ではなく短冊を活用
などの、脳の力を最大限に発揮するためのメモ術が多数紹介されています。仕事を覚えるための具体的な方法を知りたい人に役立つでしょう。
同じ条件、同じ時間で10倍仕事ができる人、10分の1しかできない人
ストーリー形式+解説で「仕事ができる人になるためにはどのように考え、行動すれば良いのか」が学べます。
おそらく、仕事が覚えられない・仕事ができないと悩んでいる人は、この本の主人公に共感できる部分が多いでしょう。
当事者意識を持って「ではどうすれば良いのか」を考えやすい内容なので、実際の仕事にも活かしやすいです。
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仕事の覚えが悪い人の特徴 まとめ
まずは「仕事を覚えられない人の特徴」を理解し、あなたに当てはまる部分を改善させましょう。
とくに意識してほしいのが、「質問することを恐れないこと」、そして「焦らず前向きに仕事に取り組むこと」です。
入社して間もないのなら、仕事ができないのはある意味仕方のないこと。
先輩や上司をうまく巻き込みながら、あなたなりの仕事の進め方を身につけていきましょう。
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