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なぜ仕事が終わらない…仕事時間が長くなる原因と対処法を解説

更新: 2024.01.06

あなたは仕事が終わらずに悩んでいませんか? 仕事が終わらず長時間労働が常態化していて、将来に対する不安を抱えていませんか?この記事を読むことで「計画が練れていない」「仕事が非効率」といった仕事が終わらない原因を理解することができます。また、「優先順位を決める」「ツールを活用する」といった対処法を実践することで改善することができます。

この記事のまとめ

政府が進めている「働き方改革」において、長時間労働の是正が一つの目標となっていることからもわかるように、日本の会社では長時間労働が大きな問題となっています。

特にIT業界は他の業種と比較して、労働時間が長い傾向にあります。納期前には激務となり、SEやプログラマーは自宅に帰れなかったり、休日出勤したりといったことも起こります。

平成28年の総務省による労働力調査(出典:総務省統計局)によると、週60時間以上働くサラリーマンの割合は全産業で7.7%、情報通信業で8.2%となっています。週60時間というと、週5日勤務として毎日12時間働いていることになります。

長時間労働が生じるのは仕事が終わらないからですが、仕事時間が長くなるのには原因があり、また対処法も存在します。

仕事が終わらない原因は「計画性のなさ」「非効率な仕事の仕方」にある

仕事が終わらない原因としては、まず「計画性のなさ」があります。仕事に関わらず、何事もことを成し遂げるには計画が必要です。

時間のかかる仕事を後回しにしてしまったり、自分以外の人とスケジュール調整できていなかったりなど。すると作業の時間が必要以上にかかってしまいます。

「何を」「どれだけ」「いつまでにやる」といったことを意識して計画を作り、その計画を元に仕事を進めていけば、徹夜したり休日出勤してまで仕事するといったことを防ぐことができます。

また、「非効率な仕事の仕方をしている」ことも、仕事が終わらない原因になります。自動化できる方法があるのに、それをしないがために延々と単純作業を繰り返してしまうと、いつまで経っても仕事は終わりません。

ツールを使うことで効率化できたり、スケジュール管理を行うことでスピードをあげられる仕事があるはずです。作業の効率化ツールに関しては、以下の記事で詳しく解説しています。

・【エンジニアにオススメ】 役に立つツール12選

仕事を分担したり、ツールをうまく使いこなすことで作業を効率化する

チーム単位で仕事をしているのならば、メンバーで仕事を分担することで、1人でこなすよりも何倍も早いスピードで仕事が完了します。

またツールをうまく活用することでも作業の効率化は図れます。Excelによる表計算機能や、マクロ機能を使う。連絡にはSlackを使うなど、様々な方法があります。

そもそもエンジニアがシステムを作るのは、業務の効率化や自動化を目的としたものが多く、日頃からいかに効率的に仕事をするかを考えることは、システム開発においても役立ちます。

エンジニアほど一人で作業をしがち

特にエンジニアに言えることです。プログラムを書くことは一人で行う作業のため、エンジニアは他人の協力を求めず、一人で作業をしがちな傾向があります。

自分の力ですべて何とかしたいという完璧主義の傾向もあるのかもしれません。

しかし、自分一人で作業を抱え込みすぎると、仕事がいつまでも終わらず、毎日長時間残業することになりやすいです。チーム全体の生産性も落ちてしまいます。

プログラミングをしていてわからないことに出くわした時、そのことについていつまでも考えていると、あっという間に時間は経過します。わからないことを人に聞くことができれば、すぐに解決して次の作業に取り組めるかもしれません。

報告・連絡・相談をこまめに行うことも大切です。問題が大きくなってから報告していては、問題を修復するのに膨大な時間がかかってしまい、作業が遅延してしまいます。

会社やチームで作業をしているのならば、自分以外の人の力を借りてみるようにしましょう

例えば

・エラーが出た際はすぐにわかる人に確認をする

・Qiitaなどのサイトを使って同じ事例を調べる

・コードレビューやデバッグを自分以外の人にお願いする

など、エラーやミスの予防には自分以外の人の協力があると効果的です。

スキルアップや転職も検討してみる

自分自身のスキルアップをすることで仕事時間を短くする事もできます。

例えばエンジニアの場合、自分の使えるプログラミング言語に磨きをかける。RubyやPython、JavaScriptのような汎用的に使える言語を学んで対処できる仕事の幅を広げるなどがあります。

Pythonは文法がシンプルで書きやすく、ウェブ開発や人工知能など幅広い用途で使用されている言語です。Pythonでビッグデータ解析ができるようになれば、情報収集や分析業務を自動化することができ、仕事時間を短縮できるかもしれません。

また、プログラミング能力自体を習熟させることで、これまで時間がかかっていたものが、少ない時間で仕上げることが可能になります。

もしあまりにも仕事の量が多いと感じる場合、転職も検討してみてください。今勤めている会社の働き方が、あなたに合っていない可能性も考えられます。

残業や休日出勤が当たり前となっている職場や、長時間労働が常態化している職場は、あなたの作業効率の問題ではなく、会社自体に問題があるかもしれません。

最近は、ワークライフバランスや職場環境の改善を意識した会社も増えてきているので、どれだけ疲れてしんどくても休むことが許されないといった雰囲気の会社ではなく、社員の働く環境を大切にしている会社を選びましょう。

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仕事が終わらない主な原因

計画を練れていない

仕事が終わらない原因の一つには、仕事をこなす計画や段取りがきちんと練れていない事があります。

例えば、エンジニアの場合。コードを書くような、自分一人で出来る作業ならば細かに計画を練る必要はないかもしれません。

しかし、他部署の人と連携して行う作業だったり、自分の書いたコードを他のエンジニアに確認してもらうなど、自分以外の人が関係する作業の場合はどうでしょう。

自分の作業はコントロールできても、人と一緒に行う作業は自分の思う通りに事が進むとは限りません。

そのため、事前にスケジュールを調整しておいたり、作業計画を練っておかないと仕事が進まず、いつまでたっても終わらない状態に陥りやすいです。

また、どれだけ綿密に計画を立てていても、予想以上にバグが見つかったり、クライアントから追加の要求があったりするなどして、計画通りにプロジェクトが進まないこともあるので、計画には多少の余裕を持たせた方がよいでしょう。

作業の効率化ができていない

あなたがこなしている作業の中で、効率化が図れそうなものはないでしょうか?

アンケート結果の集計だったり、連絡に使う資料作成など。単純な作業ほど量が多くなり、作業時間を奪っていきます。

手作業で行うと時間が掛かるとわかっていながらやっている作業が、仕事が終わらない原因となっているかもしれません。

仕事を引き受けすぎている

仕事を引き受けることは良いことです。同僚を助けることにもなりますし、自分が困った時に同僚が手助けをしてくれるかもしれません。

また、仕事はすればするほど能力が向上していくので、人よりも多く仕事をすることは自分の財産にもなるでしょう。

しかし安請け合いしてしまうと、あなた自身のキャパをオーバーしてしまうかもしれません。

仕事をたくさん請け負ったせいで、ストレスを抱えてしまい、体調を崩してしまっては元も子もありません。

特にプログラミングのような、社員全員が出来るわけではない作業は、1人のエンジニアに仕事が集中しやすいです。

ただでさえ時間がかかるプログラミングを引き受けすぎた結果、残業が増えてしまうエンジニアも多いです。

仕事量が多いと感じた場合には、上司に報告して相談することが大切です。

後回しにしている

時間や労力がかかる仕事はついつい後回しにしがちです。簡単な作業からでも取り掛からないよりはマシです。

しかし、1日のうちでも仕事のパフォーマンスは変わります。一般的には人間は朝に集中力が一番高く、夜に差し掛かるに連れて気力や集中力は落ちていくと考えられています。

集中力が落ちている時間帯に、労力のかかる仕事をやろうと思うとより一層大変に感じてしまいます。その結果、仕事がなかなか終わらない状態になりやすいです。

そのため、集中力のある朝に労力のかかる仕事を終わらせて、比較的簡単な作業を昼以降に持っていくことができれば、一日の生産性が向上するでしょう

ミスが多い

仕事を早く終わらせようとして、見直しをしないことはありませんか?これも仕事が終わらない原因につながります。

見直しをしないとミスを見逃してしまいます。ミスが増えるほど、修正にかかる時間も増えてしまいます。

エンジニアの書くコードの量は非常に多いです。こまめにコードレビューをしなければ、エラーの原因となっている部分を探す時間もかかってしまうことでしょう。

例えば、以前書いたことのあるコードだからといって、大丈夫だろうとたかをくくってしまって確認を怠れば、思わぬミスが生じシステムが正常に稼働しないといったことも起こり得ます。そうなれば、ミスをした以上に修復に時間がかかってしまいます。

仕事を早く終わらせたい気持ちはもちろんわかりますが、その分ミスが増えてしまうのでは結果的に仕事時間を伸ばしかねません。

また、自分だけならまだしも、共同で作業を進めている時は、ミスが多いと相手の作業時間にも影響を与えてしまいます。

一人で悩んでいる

例えば、構築したシステムにエラーが出てしまって修正しなければいけない。しかし、何がエラーの原因かわからない。

エンジニアはエラー解決のために自分の書いたコードを見直しますが、すぐにエラーの原因が判明するとは限りません。マニュアルやヘルプを参照しても、いつまでも原因がわからないこともあります。

特に自分一人で確認しようとすると、客観的にコードを確認することが難しく、原因を見落としてしまいやすいです。

エラーを見つけようと一人で悩むほど、作業時間が増えてしまい、仕事はいつまでたっても終わらなくなってしまいます。

また、自分で書いたコードは必ず自分で仕上げなければならないといった完璧主義の傾向がある人は、悪循環に陥る可能性があります。

体調が悪くパフォーマンスが落ちている

体調不良が原因でパフォーマンスが落ちている事も考えられます。頭がぼーっとしている状態では、普段通りの仕事のキャパを保つ事すら難しいです。

どれだけ経験があって能力のある人でも、体調が悪ければ仕事を効率的に行うことはできません。また、激務が続いてストレスが溜まっている状態だと、よいパフォーマンスを発揮することは難しいでしょう。

体調が良くない状態で仕事をすれば、ミスも増え、さらに仕事を増やしてしまうことにもなりかねません。

一時的な要因(繁忙期や人員不足など)

仕事量が増える時期というものは存在します。繁忙期と呼ばれる時期です。繁忙期は自分の仕事への取り組み方や周囲の協力だけで、仕事をさばききれない可能性があります。

またあまりにも仕事が終わらない原因には、会社の人材不足も影響しています。明らかに人手が足りない中で、1人あたりの作業量が膨大になっているかもしれません。

自分のキャパをオーバーした仕事量を抱えていれば、業務を時間内に終わらせることはできません。

これも自分だけで作業量を調整できる事ではありません。社員の誰もが疲れた顔をしていて、長時間労働が常態化していれば、会社の体制に問題があると言えます。

仕事が終わらない人に共通する特徴

仕事が終わらない人には共通する特徴があります。あなたも自分に当てはまる点があるかどうか、チェックしてみてください。

1日の予定を立てない

1日の仕事の始まりに、予定を組まずに思いついた仕事から取り組んでいませんか?「予定を立てる時間がもったいない」と思う人もいるかもしれませんが、このひと手間で仕事を効率的に進めるきっかけになります。

1日の予定を立てないと、時間を意識せずに仕事をしてしまう原因に。その結果ダラダラ仕事を続けることになり、終業時間に仕事が終わらなくなってしまいます。

人からの頼みを断れない

人からの頼みを断れない点も、仕事が終わらない人に共通する特徴の1つ。自分にも今やらなければならない仕事あるにもかかわらず、人から頼まれると何でも引き受けてしまうのです。

その結果自分のタスクを終えられず、残業続きになる原因に。人から仕事を頼まれたときは、自分の今の仕事を確認し、無理だと感じたときは「今日の〇時までに終わらせないといけない仕事があって」と明確に理由をつけて断るようにしましょう。

優先度をつけていない

1つ1つの仕事に対して優先度をつけていないと、思いついた順番で仕事をこなす原因に。その結果締め切りが近いものや重要度の高い仕事を後回しにしてしまい、終業前に焦ることになります。

この状態を避けるには、仕事を始める前に予定を立てるのと同時に、1つ1つのタスクの優先順位も確認しておきましょう。「緊急度」と「重要度」の掛け合わせで優先順位をつけるのがよい方法です。

効率化を図っていない

あなたが今取り組んでいる仕事は、どこかで効率化できませんか? 例えばいつも1から資料を作っていたり、いつも1から調べながら行っている作業があれば、今こそ効率化を図りましょう。

資料はテンプレートを作っておけば、1から作成する手間が省けます。また、決まった作業があるのであれば、その手順をメモに記しておけば、1から調べながら行う手間がなくなります。

筆者である私も、Notionというツールを使用してルーティン作業のマニュアル化をしたら、効率化を図れました。

人を頼れない

人を頼れない点も、仕事が終わらない人に共通する特徴です。人に任せたほうが早い仕事も全て自分でやろうとしてしまい、いつまでも仕事が終わらない原因になるのです。

このような状況に陥りやすい人は、責任感が強い人とも言えます。「自分がやらなければ」と思い込んでいる仕事も、試しに誰かに頼んでみてください。驚くほどスムーズに仕事が進むきっかけになるかもしれません。

集中力が続かない

集中力が切れがちな人は、仕事を効率的に進められません。集中力が切れたまま仕事を無理に続けてしまうと疲労感が蓄積してしまい、なおさら仕事が進まない負のループに陥ってしまいます。

もし「自分は集中力が続きにくい」という自覚があるのであれば、集中力を高める方法について調べてみましょう。例えば深呼吸をしたり、音楽を聴いたりすると、気分がリフレッシュして集中しやすい状態になることがあります。

以下の記事でも集中力を高めるトレーニング方法を紹介していますので、参考にしてください。

以下の動画でも仕事が遅い人の特徴を解説しています。あわせて参考にしてください。

期限までに仕事を終わらせる方法

期限までに仕事を終わらせる方法を紹介します。

  • 優先順位やスケジュールを決める
  • ツールを用いて作業を効率化する
  • 仕事は割り振る
  • 時間のかかる仕事ほど後回しにしない
  • 見直しをしっかり行う
  • 残業はしない前提で仕事をする
  • 周りの人に質問する
  • 体調管理を徹底する
  • 繁忙期が終わるまで耐える

優先順位やスケジュールを決める

仕事に取り掛かる前に、まずは1日で行う仕事の優先順位を決めておきましょう。優先順位は「重要度」と「緊急性」を元に判断します。

重要度、緊急性いずれも高いタスクは優先度を高くし、重要度、緊急性いずれも低いものは優先度を低くします

優先順位を決めた後、スケジュールを立てます。できれば「何時からどの作業を始める」という風に細かく決めておくことで作業時間が延びることも防げます。

例えば、集中力が必要なコードを書く作業は午前中、すでに構築済みのサービスの追加機能実装は午後からなどといった感じです。

頭の中だけでスケジュールを立ててもよいですが、メモやアプリなどを使用すると、今自分がすべきことは何なのかを明確に意識することができます。

また、自分以外の人も関係してくる作業は、その相手と打ち合わせをしておきましょう。何時から始めるかなどのスケジュールを決めておくことで、作業が滞りなく進みます。

スケジュールを立てる期間ですが、1日、1週間、1ヶ月、1年と長さに応じたスケジュールを立てることで、短期目標と長期目標を把握しながら業務を進めることができます。

ツールを用いて作業を効率化する

効率化できる作業は、ツールを用いて作業量を減らしてしまいましょう。エクセルの計算式を用いることでリストの作成や集計などは即座に行えます。

大量の計算を頭だけでやっていては効率が悪いので、エクセルの関数を知らない人は使えるようにしておきましょう。

会議に使う資料作成も、メールやSlackなどの連絡ツールで代用はできないかなども考えてみましょう。資料を作る時間を削れ、さらに紙や印刷するインク代などの経費削減にもつながります。

仕事は割り振る

自分一人で仕事を引き受けすぎている場合、仕事を他の人に割り振って、分担できないか考えてみましょう。

特にエンジニアは、その仕事柄1人で作業を行うことが多いです。しかしその作業量が膨大になってしまうことも多いので、時には分担するようにしましょう。作業時間を短縮することができます。

自分の仕事を他の人に頼むのにためらう人もいるかもしれませんが、チーム全体のことを考えれば、一人で抱え込むよりもみんなで手分けして業務を行った方が効率的です。

マネジメントに関わるエンジニアであれば、チームメンバーのスケジュールなどを把握していることでしょう。

自分の作業量が多いと感じたら余裕のあるメンバーに割り振る。または自分以外のメンバーに作業が集中していたら、自分を含めチームで分担するなど、調整することで仕事を早く終わらせられます。

あるいはチームメンバーの得意・不得意を見極めて、適切に業務を振り分けることができれば、業務時間の短縮につながります。

時間のかかる仕事ほど後回しにしない

時間や労力のかかる仕事はできる限り前倒しで終わらせるようにしましょう。特に気分的に楽しいと感じない仕事はエネルギーのあるうちに片付けてしまった方が後々楽になります。

エンジニアに多く見られるのが、作業マニュアルを作ったり報告書を作ることを面倒だと感じる人です。

技術的な仕事はどうしても言語化・文章化が難しい部分があります。

しかし、社内で情報共有するためにはマニュアルなどの作成は必要ですし、ITに詳しくないユーザーにとってはマニュアルは大切なものです。また、マニュアルがしっかりしていれば問い合わせが減り、結果として業務時間の短縮につながります。

そのような面倒だけれど大切な仕事は早めに取りかかることが大切です。後回しにしていると、集中力がなくなって作業が手抜きになってしまったり、誤字や脱字が増えたりします。

後の自分を助けるためと考え、厄介な作業ほど先に取り掛かるようスケジュールを組んでみましょう。

見直しをしっかり行う

プログラミング独学

終わった作業でも、見直しをしっかり行ってください。自分では完璧にこなしたと思える仕事でも、他の人が見たり、時間をおいてから確認するとミスが見つかることがあります。

エンジニアならば、書いたコードが正確かどうか、コードレビューを必ず行うようにしましょう。デバッグの作業も怠らないようにしてください。

できれば自分以外のエンジニアに確認してもらうことで、ミスを素早く見つけられるようになります。

残業はしない前提で仕事をする

定時を過ぎても仕事はできるという考え方を変えてみてください。仕事は定時までに終わらせて、すぐに帰る。そのためにどう作業すればいいかを考えてみましょう。

やはりツールを使って作業を効率化したり、仕事を分担したりするといった方法があるでしょう。

特にエンジニアの場合、残業して当然というような風潮があります。残業をすれば残業代も出るので、お金の面では満足できるかもしれません。

しかし残業が続けば自由な時間も減り、心も体も疲れきってしまいます。疲労はミスを生み、さらに仕事の時間を長くしかねません。

最初から残業すればいいと考えていると、そのように時間配分をして仕事をするため、仕事が定時に終わることはありません。

しかし、最初から「残業はしない!」「必ず定時に仕事を終わらせる!」と意識して仕事に取り組んでいると、できるだけ早く仕事を終わらせようとして頭が回転してくれます

時間を設定して仕事に取り組むことは、仕事を効率化させる大切なポイントです。

周りの人に質問する

わからないことがあった場合は、すぐに周りの人に質問しましょう。自分では知らないことが原因だった場合、いくら自分一人で考えても答えが見つからない可能性が高いです。

素直にわからないことを認めて、助言を仰ぎましょう。意外とすぐに解決することもあります。

特に経験の浅い人は、経験のある社員や上司に質問することが大切です。こんなことも知らないと思われるのが嫌だとか、プライドが邪魔をして質問しなければ、自分の業務が遅れるだけでなくチーム全体に迷惑をかけてしまいます。

また、自分でわからないことを調べるのも重要です。エンジニアは検索力も求められます。エラーが発生し、何が原因か分からなければすぐに検索しましょう。

Qiitaなどを見ると、同じような悩みに対する解決策が掲載されていることもあります。エラーを起こさないことも重要ですが、エラーにすぐ対処できるかどうかもエンジニアにとって大切な能力になります。

体調管理を徹底する

体調管理には気をつけましょう。栄養のあるものを食べ、睡眠をしっかりとってください。

特に残業が続くと、食事も睡眠もおろそかにしがちです。体調を崩した状態では仕事で100%の力は発揮できません。

食事は炭水化物、脂肪、タンパク質、ミネラル、ビタミンとバランスよく摂取できているかチェックしましょう。忙しくて野菜をしっかりとれないときは、ビタミン剤などで代替するとよいでしょう。

しっかりと休むことも、仕事をする上で大切なことです。

繁忙期が終わるまで耐える

未経験でもITエンジニアになれる

大変だとは思いますが、繁忙期などで忙しい場合は、終わるまで辛抱するしかないでしょう。繁忙期が過ぎればしっかりと休みを取ることができると思って頑張りましょう。

また、人員不足のために一人あたりの作業負担量が増えている事もあります。あまりにもキャパがオーバーしていると感じるようでしたら、上司に人員増加の打診をしてみましょう。

自分の能力や環境を変えてみる

スキルアップを考える

仕事が終わらない原因には、あなた自身のスキル不足も考えられます。より高いスキルを身につけることで、仕事の効率化が図れることも考えられます

例えばエンジニアの場合、今自分が使える言語を磨き上げることもいいでしょう。効率的なコードの書き方を学んだり、様々なシステム開発で経験を積むことでスキルアップを図れます。

またRubyやPython、JavaScriptといった汎用的に使える言語を身につけることで、対応できる仕事の幅も広がります。AIやIoTといった最新のテクノロジーについて知見を深めておくことも大切です。

独学で学ぶ、あるいはプログラミングスクールに通うことでスキルアップを図ってみましょう。

労働環境を変えることも考える

自分のスキルや仕事に臨む姿勢を変えるだけでは仕事量が減らない場合もあります。いわゆるブラック企業と呼ばれる環境で、不当な仕事量をこなしている事も考えられます。

中には長時間残業したにもかかわらず、賃金を払わずにサービス残業としてしまう企業もあるようです。

ブラック企業には明確な定義はありませんが「長時間労働、休日が少ない、給与が低い、残業代が出ない」などといった特徴があります。

過労死や長時間労働、パワーハラスメントなどを問題視し、啓蒙を促すことを目的とした「ブラック企業大賞」というものがあります。これらの企業のようなことが身近に起こっていないか確認してみるのもいいでしょう。

もし、自分の働く環境に問題があると感じていたら、転職することも考えてみましょう。今働いている企業が絶対に自分に合っているとは限りません。これ以上働くことが難しいならば、転職を検討してみましょう。

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この記事を書いた人

Yoshi Otobe
アメリカの大学でジャーナリズムを専攻。帰国後、医療、教育、ビジネス、ITなどの分野でライティング、編集、翻訳業務に携わる。現在はITとプログラミングについて勉強中。「基本情報技術者試験」「ITパスポート」「Webクリエイター能力認定試験」などの資格を所有。

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