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【新卒】志望動機の書き方3STEP!書く内容や企業が見るポイントも解説

更新: 2023.09.04

新卒の就職活動で必要になる履歴書には、氏名や学歴、長所や短所など様々な項目がありますが、特に多くの人が「何を書くべきか」と頭を悩ませるのが、志望動機です。

履歴書の志望動機は、あなたがその会社や業界で働きたいという熱意をアピールする項目なので、しっかりと考えて書くことが大切です。しかし、社会人として働いたことがない新卒の就活生にとっては、どのような内容を書けばよいかわからないこともあるでしょう。

そこでこの記事では、履歴書の志望動機の書き方を3つのステップにわけて解説。志望動機に含めるべき内容や、企業が見ているポイントも詳しく紹介します。この記事を参考に、あなたの魅力が伝わる履歴書を作成しましょう。

企業が新卒の志望動機で見ていること

新卒の就職活動では、一般的に履歴書を始めとする書類をまず提出し、書類選考を通過した人だけが次のステップ(グループ面接など)に進める仕組みになっています。

では、受かる履歴書とそうでない履歴書の志望動機にはどのような違いがあるのでしょうか。企業の担当者が新卒の履歴書の志望動機で見ているポイントを解説します。

  • 企業の何に魅力を感じたか
  • なぜ企業に魅力を感じたか

企業の何に魅力を感じたか

就活生がその企業に応募するからには、何かしら企業に対して魅力を感じた点があるはずです。例えば「商品やサービスのファン」「企業理念に共感している」といったように、応募者がなぜその企業を応募しようと思ったのかが、志望動機に書かれています。

応募する企業は、しっかりと企業研究や自己分析を行った上で決めることが前提です。しかし、中にはメディアで発信されている情報や、企業のネームバリューといった曖昧な理由でとりあえず応募する人がいることも事実。

企業の採用担当者は志望動機を読むことで、その人がどれだけ企業について深く理解し、どれだけ真剣に働きたいと思っているのかを見ているのです。

なぜ企業に魅力を感じたか

志望動機を通して応募者が企業に魅力を感じている理由を知ることで、その人が実際の業務をこなすための動機(やる気)があるかどうかも見ています。

書類選考、面接、入社手続き、研修など、人材の採用は企業にとって非常にコストのかかる業務です。採用したからには、責任感を持って、長期的に働いてもらいたいと考える企業が一般的でしょう。

そこで志望動機から応募者が企業に魅力を感じるに至った経緯や考え方を知ることで、「困難を乗り越えられるか」「責任感を持って働いてくれるか」を判断しているのです。

新卒の志望動機で書く内容

どれだけ企業に対して熱い思いがあっても、それを履歴書で伝えることができなければ、選考を通過することはできません。

特に大企業や人気企業には全国から何千・何万もの応募が集まるため、志望動機に書くべき内容をしっかりと把握して、ライバルたちに負けない魅力的な履歴書を書くことが重要です。

ここからは、新卒の履歴書の志望動機で含めるべき内容を解説します。

  • その業界・職種で働きたい理由
  • その企業で働きたい理由
  • 自分自身と企業とのつながり
  • 入社後にやりたいこと

その業界・職種で働きたい理由

まず書くべきなのが、そもそもあなたがその業界や職種で働きたいと思っている理由です。ここでのポイントは、十分な業界研究・職種研究を行った上で書くこと。

「人気の業界だから」「給与が良いから」といった一般的な内容では、担当者は「同じ業界の他の企業でもいいのでは?」「平均給与は〇〇業界のほうが高い」と思ってしまうでしょう。

履歴書を書く前に、業界地図や専門誌、セミナーなどを活用し、しっかりと業界や職種について理解するようにしましょう。

その企業で働きたい理由

業界や職種で働きたい理由を書いた上で、その業界内や職種の別の企業ではなく、応募企業で働きたい理由を述べます。

ここで注意したいのが、その企業が好きな理由ではなく「そこで働きたい理由」を書くことです。

企業の商品やサービスといった消費者目線ではなく、企業理念、文化、教育制度、福利厚生など働く側から見た企業の魅力を伝えましょう。

自分自身と企業とのつながり

応募する企業に魅力を感じる理由は、あなたと企業とのつながりを意識して書くと説得力が増します。

例えば、企業が商品にこめている思いに共感した場合、「私も過去に似たような経験をした」「私も同じような悩みを持っていた」などが、あなたの企業とのつながり(共通点)になります。

具体的なエピソードを交えることで、就活本やテンプレートではないオリジナルの履歴書を作ることができるでしょう。

入社後にやりたいこと

最後に、入社後にどのような仕事をしたいか、どのように会社や社会に貢献していきたいかについても触れます。これは、企業での実際の仕事内容や業務のスケジュール、やりがいやつらさなどをよく理解していないと書けません。

OB・OG訪問などを通して企業で働いている(働いたことがある)人に話を聞くなど、企業研究を行った上で書くようにしましょう。

履歴書の志望動機の書き方3ステップ

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履歴書の志望動機は、書類選考を通過するかしないかを決める重要な要素の一つです。履歴書を書く段階になってからあれこれと考えるのではなく、前準備として書く内容をしっかりと決めておくことが重要です。

ここからは、履歴書の志望動機の書き方を3つのステップにわけて解説します。

  • 【STEP1】自分にとっての企業の魅力を書き出す
  • 【STEP2】魅力を感じる理由を考える
  • 【STEP3】入社後の自分の姿をイメージする

【STEP1】自分にとっての企業の魅力を書き出す

ステップ1では、あなたが企業に対して「いいな」と思うことをできるだけ多く書き出してみましょう。

  • 商品・サービスが好き
  • 働いている人が楽しそう
  • オフィスがおしゃれ
  • 給与がよい
  • 手に職がつけられる
  • 福利厚生が充実している
  • 出産・育児に関するサポートが充実している

このように、企業研究や業界研究の中で感じたことをリストアップします。その上で、例えば「商品・サービスが好き」であれば、具体的にどのような点が好きなのかなど、魅力に感じたポイントを掘り下げていきましょう。

【STEP2】魅力を感じる理由を考える

ステップ2では、なぜ魅力を感じるのかを考えていきます。例えばステップ1で挙げた「働いている人が楽しそう」については、次のように考えられるでしょう。

  • 働いている人が楽しそう
    →大学の4年間ずっと同じ職場でアルバイトを続けられたのは、楽しかったから
    →信頼しあえる同僚がいれば、大変な仕事も乗り越えられる

このように自身の過去をふりかえって、魅力に感じた理由を掘り下げていきましょう。

【STEP3】入社後の自分の姿をイメージする

もしその企業に入社することができたなら、自分はどのような気持ちでどのような仕事をしているかなど、入社後の自分をイメージしてみましょう。

ステップ1で挙げた企業の魅力は、あなたが職場に求めることや企業に期待していることとも言えます。例えば「出産・育児に関するサポートが充実している」点が魅力に感じるのは、あなた自身が出産後も働きたいと思っているからでしょう。

このように、ステップ1「何が魅力なのか」とステップ2「なぜ魅力なのか」で整理した内容を元に、将来どのような社会人になりたいかを考えてみましょう。

志望動機を書く際のポイント

志望動機はあなたの企業への思いを書く大切な項目なので、言いたいことが読む人に正しく伝わるよう、細かい点にまで配慮して書くようにしましょう。志望動機を書く際に気をつけるべきポイントを解説します。

  • 結論から書く
  • 根拠となる具体例を書く
  • 「御社」ではなく「貴社」と書く
  • です・ます調で書く

結論から書く

相手にあなたの最も言いたいことが正確に伝わるよう、志望動機は「結論→理由→まとめ」の順番で書きましょう。

新卒採用では、採用担当者は全国から届く何千・何万もの履歴書を限られた時間の中で確認する必要があります。一度読んで内容を理解できなければ最初から読み直す、といった時間は採用担当者にはありません。

履歴書は「読みやすさ」「わかりやすさ」が非常に重要であることを理解して書くようにしましょう。

根拠となる具体例を書く

就職活動は就活生の今後の人生を左右する重要なイベントであるため、多くの就活生が様々な方法で情報収集や企業分析を行い、履歴書を作成します。

そのため、世間一般的な内容を書いてしまうと、他の応募者と内容が似通った「ありきたりな履歴書」になってしまう可能性も。

そうならないために、企業に惹かれた理由やそこで働きたい理由はできるだけ具体例を出しながら根拠を説明することが大切です。「新卒の志望動機で書く内容」で解説した通り、あなたと企業とのつながりや共通点に触れながら、あなただからこそ書ける履歴書を作成しましょう。

「御社」ではなく「貴社」と書く

履歴書で相手企業のことを書く場合には、「御社」ではなく「貴社」と書きましょう。どちらも意味は同じですが、「御社」は話し言葉、「貴社」は書き言葉という違いがあります。

その他、誤字脱字などの小さなミスであなたの印象が悪くなってしまわないよう、下書きをしてから書くことをおすすめします。

です・ます調で書く

履歴書に文章を書く場合は、基本的にです・ます調で書くようにしましょう。読んだ人に丁寧な印象を与えることができます。

どうしても志望動機が書けない場合は?

志望動機は応募する企業1社ごとに考える必要があるため、どうしても書く内容が見つからないことがあるかもしれません。

どうしても志望動機を書けない場合には、履歴書作成を一旦中断し、その前段階からやり直すようにしましょう。具体的にやるべきことを解説します。

  • 自己分析をやり直す
  • 業界や企業についてもっとよく知る
  • 企業選びの軸を確認する

自己分析をやり直す

志望動機は「あなたが企業に魅力を感じる点」や「あなたが魅力を感じた理由」など、自分自身のことを理解していないと書けません。

自己分析を再度行い、あなたが本当にその企業に惹かれているのか、本当にその企業や業界があなたの性格にあっているのかを再確認してみましょう。

業界や企業についてもっとよく知る

業界や企業についての理解を深め、「◯◯だからここで働きたい」という理由を見つけることは、志望動機を書く上で欠かせません。

業界や企業の研究をしっかりと行い、応募しようとしている業界や企業で働くことが本当にあなたのやりがいや幸せにつながるかを確認しましょう。

企業選びの軸を確認する

ネームバリューやブランドイメージといった曖昧な理由が応募へのモチベーションになっていませんか?企業選びの軸と一致しない企業には、仮に内定をもらって入社したとしても、「自分にはあわない」とミスマッチを実感する可能性があります。

企業選びの軸を再確認し、そもそもなぜその企業への応募を決めたのかを考えてみましょう。

新卒の志望動機の書き方まとめ

社会人経験がまだない新卒の就職活動では、応募者の熱意や企業研究の精度があらわれやすい履歴書の志望動機が特に重要な意味を持ちます。自己分析、企業研究をしっかりと行った上で、企業や業界を志望する理由、企業とあなたとの共通点などを含めた説得力のある履歴書作成を目指しましょう。

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この記事を書いた人

石田ゆり
元システムエンジニア・コンサルタント。ERPパッケージソフトウェア会社にて設計から開発、品質保証、導入、保守までシステム開発の一通りの業務を経験し、その面白さと大変さを学ぶ。働く人々を支援するバックオフィス系システム・業務効率化ツール等に特に興味あり。趣味は旅行、ヨガ、読書など。

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