地元にUターンして転職を考えているなら、転職活動を始める際に「転職フェア」に参加することをおすすめします。
転職フェアとは端的に言うと、さまざまな企業がひとつの会場に集まる合同説明会のことです。
この記事では、大阪での転職を考えている方に向けて、転職フェアの基本的な知識や、この夏大阪で開催される転職フェアを紹介。
また「どんな格好で行けば良いのか」や「メリットはあるのか」など、初めて転職フェアに参加する際に浮かぶであろう疑問点も解説します。
※記事内の情報は2023年12月執筆時の内容です。最新情報は公式サイト等でご確認ください。
この記事の目次
転職フェアとは
転職フェアとは、さまざまな企業がひとつの会場に集まる合同説明会のことです。
会場には各企業ごとのブースがあり、企業の採用担当者や実際に働いている社員が自社についての説明を行っています。
参加者は自由にブースをまわり、興味を持っている企業の担当者と直接話をすることができます。転職希望者であれば、誰でも無料で参加可能です。
また、会場には企業ブースだけでなく、キャリアアドバイザーが常駐しているスペースも。参加者は、こちらも無料でキャリアアドバイザーに相談できます。
転職を考えているが、何から手をつけて良いか分からない方は、仕事選びについて相談してみると良いでしょう。
実際に転職活動をしている方は、履歴書や職務経歴書の添削・アドバイスを受けられます。
イベントによっては、専門のキャリアコンサルタントによるセミナーを開催していることも。
転職フェアには多数の企業が出展しています。出展企業の数は数十社から、大阪のような大都市圏であれば、出展する企業が数百社規模にも昇るイベントもあります。
転職フェアの利用はこんな人にオススメ
では、転職フェアに参加した方が良いのは以下の2つの特徴も持つ方です。
- 転職が初めてな人
- 情報収集をしたい人
それぞれ詳しくみていきましょう。
転職が初めてな人
新卒で入った会社を辞めて、新たな活躍の場を探している人は、転職フェアを活用しましょう。
初めての転職活動は、新卒の就職活動と異なる点も多々あります。会場のキャリアアドバイザーに疑問点や不安なことを相談してみると良いでしょう。
情報収集をしたい人
転職活動において、様々な企業の情報を得たいと考えている人も参加しましょう。
応募先の選択肢は多い方が希望の仕事に巡り合う確率は高くなります。
転職フェアであれば、一度にたくさんの企業の情報を直接得ることができるので、効率的に転職活動を進めること可能。
積極的に転職活動を行っている人はもちろん、漠然と転職活動をしようと考えている人も、まずは自分の住む地域にどんな企業があるのかを知ることが重要。
転職フェアは季節問わず随時開催されているので、転職を検討し始めたなら、すぐに開催情報を調べてみると良いでしょう。
【2024年】大阪で開催の転職フェアおすすめ3選
大阪で開催される転職フェアは、どのようなものがあるのでしょうか。ここでは、おすすめの転職フェアをご紹介します。
- マイナビ転職フェア
- doda転職フェア オンライン
- 転職ドラフト
また、転職フェア探しにおすすめのサイトも紹介。
この記事もオススメ
マイナビ転職フェア(大阪)
出典元:マイナビ転職
マイナビ転職フェアは、日本最大級の転職フェアともいわれるほど、多数の大手企業・優良企業が集まる転職フェアです。
各ブースには、企業の採用担当者や先輩社員が待機しており、仕事内容や企業風土などの気になる質問を中の社員に直接聞けるのが嬉しいポイント。
大阪会場はもちろん、全国で開催されているので、転職フェアが気になる人はとりあえずチェックしてみてることをおすすめします。
2024年も大阪市や堺市などで開催予定なので、チェックしてみてください。
公式HP:転職フェア・イベントならマイナビ転職~日本最大級の転職セミナー
この記事もオススメ
doda転職フェア オンライン
出典元:doda
dodaの転職フェアは現在、オンラインのみの開催となっています。オンライン上で気になる企業の採用担当者や先輩社員に話を聞いたり、面談が可能。
面談を通して相性が合えば、そのまま選考プロセスへ進めます。パソコン上で完結するため、転職活動にかかる負担も軽減できるでしょう。
2023年以降はコロナ収束によって、オフラインの転職フェアも徐々に再開されるかもしれないので、要注目です。
公式HP:doda転職フェア -応募前に志望動機無しで企業と直接話せる!
転職ドラフト
出典元:転職ドラフト
転職ドラフトはITエンジニアの転職に特化したオンライン限定の転職フェア。
毎月開催されており、常時100社以上の優良企業が本サービスを利用しています。
転職者は参加登録し(審査あり)、企業からの指名を待つだけ。指名を受けた企業からは、選考前に具体的な仕事内容や年収が提示されます。
仕事内容や条件を吟味した上で選考プロセスに進めるので、効率的に転職活動を進められるのがポイント。
また、転職ドラフトを通じて自分の強みや市場価値を測れるのもポイントです。
公式HP:転職ドラフト|ITエンジニアを年収・仕事内容つきで競争入札
この記事もオススメ
転職フェアを探す際のオススメサイト
転職フェアを探す際は、「合説どっとこむ」の利用がおすすめ。転職者を対象とした合同企業説明会、セミナーなどを掲載しています。
大阪で転職フェアを探すのであれば、一度目を通しておきましょう。情報は随時更新されるので、時折チェックしてみてください。
知っておきたい転職フェアの基礎知識
ここでは、参加する前に知っておきたい転職フェアの基礎知識を6つ紹介します。
- 申し込みは必要なし
- 無料で参加できる
- 途中参加・途中退場できる
- メモとペンだけあればOK
- 服装の規定はないがスーツが好ましい
- ハローワークの就職活動証明書を受け取れる
申し込みは必要なし
必須の申し込み手続きはなく、基本的には開催当日に来場するだけで参加可能です。
しかし、多くの転職フェアでは事前応募を受け付けています。事前申し込みをしておけば、入場時間が短縮できたり、ギフトカードや豪華賞品がもらえるメリットも。
興味のある転職フェアの情報を見つけたら、事前申し込みしておきましょう。
無料で参加できる
転職フェアの参加に費用はかかりません。
必要なのは会場までの交通費のみです。交通費も事前登録でギフトカードをもらっていれば、負担を減らせるでしょう。
キャリアカウンセラーの相談や履歴書添削もすべて無料で行えます。
少しでも転職に意欲のある方や、準備を始めている方は、時間が合えばまずは参加してみることをオススメします。
途中参加・途中退場できる
参加者は開催時間内であれば、いつでも出入り可能です。これは気軽に参加しやすいポイントだといえるでしょう。
人が混雑していたり多くの企業の話を聞いていたら、途中で疲れを感じることもあると思います。そんな時は途中で一旦会場の外に出て、休憩してみるのも良いかもしれません。
メモとペンだけあればOK
企業の担当者の話をメモするためにも紙とペンを用意しておきましょう。
転職活動において、履歴書や職務経歴書は必須アイテムです。しかし転職フェアでは、用意する必要がありません。
ただし、キャリアカウンセラーによる職務経歴書や履歴書の添削を希望の方は、事前に記入した上で持参しましょう。
服装の規定はないが、スーツが好ましい
転職フェアに参加する際、服装の規定はありません。しかし、参加者のほとんどはスーツで参加しています。
転職フェアは、参加者の多数は事前に出展している企業を把握し、興味のある企業に応募することを前提で参加しているでしょう。
企業によっては会場で行われる面談を一次選考と兼ねている場合もあるので、特別な事情がない限りは、スーツで参加するのが望ましいです。
スーツを着用しない、持っていない場合でも、ジャケットやスラックスなど、オフィスカジュアルのものを選ぶのが良いでしょう。
その場に相応しい服装を選ぶことが大切。清潔感のある身だしなみを心がけてください。
この記事もオススメ
ハローワークの就職活動証明書を受け取れる
仕事を辞めた後、失業給付を受給するためには、いくつかの条件があります。その一つとして、就職活動実績を作ることが必要とされています。
転職フェアへの参加は就職活動であり、希望者には指定のコーナーで就職活動証明書を発行してもらうことができます。
転職フェアへの参加は就職活動実績を積むという面でも有効です。
この記事もオススメ
転職フェアに参加するメリット
- 採用担当者や社員と直接話せる
- 興味の幅を広げることができる
- 転職活動のノウハウを学べる
採用担当者や社員と直接話せる
数百社以上が出展することもある転職フェア。一度にたくさんの企業の採用担当者と直接話ができるのは、転職フェアの大きなメリットです。
転職サイトを見ることで得られる情報は、実はとても限られています。求人情報を見ていて、「実際のところどうなんだろう」と感じたことはありませんか?
書類選考が通過し、面接をする段階になれば、気になる点や疑問を聞くこともできます。しかし、面接は選考段階なので、なかなか聞きづらいことも多いでしょう。
転職フェアでは、転職サイトや企業の採用ページを見て気になったことを、実際に働く人に質問することもできます。
各ブースには採用担当者だけでなく、現場で活躍している社員の方々も待機しています。
転職活動において、企業に所属する社員の話を直接聞ける機会というのは滅多にありません。
事業内容や業務内容はもちろん、会社の雰囲気や採用条件など、より本音の部分も聞けるので、転職活動の大きな参考になるはずです。
また、書類選考の必要もないので、興味のある企業から確実に話を聞けるのもメリットのひとつといえるでしょう。
興味の幅を広げることができる
転職フェアでは、自身の興味の幅を広げ、選択肢を増やすことも可能です。
新しい仕事を探す際、転職サイトを利用する方も多いと思います。転職サイトでは、希望の条件や職種、業界などを入力し検索することで、様々な求人を表示します。
これは、希望の求人に辿り着きやすい一方で、転職サイトだけで仕事を探していると、どうしても自分が興味を持っている企業や業種ばかりに目が行ってしまいがちです。
つまり、新しい発見ができないという側面も持っています。選択肢が少ないまま転職活動を進めていくうちに、行き詰まるケースも。
しかし、転職フェアに参加して会場内を歩いていると、さまざまな企業や業種のブースが並んでいるのが自然と目に入ります。
各ブースには、応募意志や選考に関係なくとりあえず話を聞くことができるので、「面白そう」と、少しでも興味を持ったのであれば積極的に話を聞きましょう。
実際に業界で働く人からの話なので、学べることが多いはずです。興味が広がることで、転職先の選択肢の幅が広がり、より良い職場に出会えるかもしれません。
この記事もオススメ
転職活動のノウハウを学べる
転職フェアに設けられているブースは、企業が出展しているものだけではありません。多くの転職フェアでは、主催する転職支援会社のコーナーが設けられています。
参加者は、応募書類の書き方のコツや自己分析の方法、転職相談ができるコーナーなど、転職初心者に向けた「転職講座」のようなサービスを受けられます。
面接や選考に関してのセミナーが開催されることも多いです。
転職は考えていないけど、今の仕事や将来に漠然と不安がある方、転職を始めたいが、何から手をつけて良いかわからないという方は、まず転職相談を受けてみましょう。
転職フェアに参加する際の注意点
ここでは、転職フェアに参加する際のデメリット・注意点を2つ紹介します。
- 会社の同僚と遭遇する
- ライバルの多さを目の当たりにしてモチベーションが下がる
会社の同僚と遭遇する
会社に在籍しつつ転職活動を行う方は、転職の意志を会社の人に知られたくないという方が多いでしょう。
しかし、会社がある地域の転職フェアに行くと、同じように参加している社内の人に遭遇してしまうことも起こり得ます。
また勤めている企業がブースを出しているということもあるので、参加する際には注意が必要。
ライバルの多さを目の当たりにしてモチベーションが下がる
近年は人材不足による売り手市場と言われているものの、職種や業種によっては、まだまだ倍率が高い仕事も多いです。
特に大企業であれば、即戦力を求める中途採用の倍率は必然的に高くなります。
転職フェアは、多い場合は数百もの会社が参加し、様々なコンテンツが準備をされています。そのため、規模によっては、来場者もかなりの人数となるでしょう。
大企業や人気企業のブースには大勢の人が集まるので、実際にその光景を目の当たりにするとモチベーションが下がってしまう可能性もあります。
ただ、転職フェアのブースは、気軽に話を聞けるのがメリット。その場にいる全員が志望者というわけではないので、あまり悲観的にならないようにしましょう。
IT転職ならプログラミングスクールがおすすめ
近年は、テクノロジーの大幅な進歩に伴い、IT業界で働きたいと考える人も増えています。
ITは普段の生活に欠かせない、とても身近なものです。技術の発展やサービスの開発に携わっている企業の話は、非常に興味深いものであるでしょう。
転職フェアに行った際は、ぜひIT業界のブースにも行ってみてください。
ただし、未経験からエンジニアやプログラマーを目指すのであれば、まずはプログラミングスキルの習得が必要です。
プログラミングの独学はモチベーションを保つことが難しく、挫折する人が多いでしょう。
そこでおすすめなのが、プログラミングスクールです。
プログラミングスクールでは、未経験からITエンジニアを目指せるプログラムが用意されています。もちろん、テキストやカリキュラムも初心者向けに作られています。
プログラミングスクールでは、経験豊富なメンター(講師)が指導してくれます。
分からないこともすぐに質問できるので、つまづいた部分や疑問を直ちに解消できます。
プログラミングスクールを利用すれば、未経験からIT業界に転職し、現場ですぐに力を発揮できるIT人材になれるでしょう。
この記事もオススメ
まとめ:転職フェアに参加しよう
大阪での転職を考えている方に向けて、転職フェアの基本的な知識や、この夏大阪で開催される転職フェアを紹介しました。
2023年時点では、コロナの影響もあり、オフライン開催の転職フェアは少ないです。
しかし、徐々にコロナは収束に向かっているので、転職フェアも徐々にオフライン開催が増えてくるかもしれません。
事前応募の締め切りを逃さないように、気になる転職フェアのサイトは定期的にチェックし、気になる企業があれば、積極的に話を聞きに行きましょう。
はじめての転職、何から始めればいいか分からないなら
「そろそろ転職したいけれど、失敗はしたくない……」そんな方へ、テックキャンプでは読むだけでIT転職が有利になる限定資料を無料プレゼント中!
例えばこのような疑問はありませんか。
・未経験OKの求人へ応募するのは危ない?
・IT業界転職における“35歳限界説”は本当?
・手に職をつけて収入を安定させられる職種は?
資料では、転職でよくある疑問について丁寧に解説します。IT業界だけでなく、転職を考えている全ての方におすすめです。
「自分がIT業界に向いているかどうか」など、IT転職に興味がある方は無料カウンセリングにもお気軽にお申し込みください。