「パソコンのタイピングに自信がない...」
「タッチタイピングが早くなるコツを知りたい!」
「初心者のタイピング練習におすすめのサイトも教えて!」
仕事でもプライベートでもパソコンは欠かせない存在。そのため、パソコン操作の基礎となるタイピングスキルがあると生産性が上がります。
そしてタイピングをマスターすることは、仕事を効率的にこなせるようになるだけでなく、自分の可能性を広げることにもなるのです。
そこで本記事では、タッチタイピング(ブラインドタッチ)が早くなるコツや練習方法を紹介。またタイピング向上に役立つ練習サイトやソフトも紹介するので、タイピングスキルを身につけたい方はぜひ参考にしてください。
この記事の目次
タッチタイピング(ブラインドタッチ)とは
タッチタイピングとは、画面を見たまま、指の感覚だけでテキストを入力する方法です。
かつてはブラインドタッチとも呼ばれていました。しかし「blind」が差別用語に当たるとされ、現在ではほとんど使わなくなり「タッチタイピング」と呼ばれるようになりました。
タイピングの入力速度を上げるには、キーボードを見ないで打つ「タッチタイピング」をマスターするのが先決です。
タイピングが早い人は、ほぼ例外なくタッチタイピングのスキルを習得しています。
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タッチタイピングができる人の割合はどれくらい?
実際にタッチタイピングができる人はどれくらいいるのか、気になると思います。
MENTERの調査(2023年10月27日〜2023年11月1日調査)によると、大学生519名のうち、タッチタイピングが「できる」「まあまあできる」と回答した人の割合は53.9%でした。
出典元:MENTER
一方で、「あまりできない」「全くできない」という人の割合も46%でほぼ半数。タッチタイピングができる人とできない人は、ほぼ半数ずつということが分かります。
社会人になると、Word・Excel・PowerPointなどのパソコンソフトや業務ソフトを使う機会が増えるでしょう。仕事の効率化を図る上でも、できればタッチタイピングは覚えておきたいところ。
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タッチタイピングが早くなる10のコツ・練習方法
さっそく、タッチタイピングのコツ・練習方法10選を紹介します。
- 指の位置はホームポジションを意識
- い・う・お・あ・えから指に覚えさせる
- スピードよりも指の位置の正確さを意識
- 短い言葉から練習
- 入力内容を声に出して練習する
- 毎日タイピングの練習を続ける
- 楽しみながら覚える
- 目的を持って練習する
- 文章を考えるスピードもアップさせる
- ショートカットキーを覚える
指の位置はホームポジションを意識
タッチタイピングでは「ホームポジション」を意識しましょう。
ホームポジションとは、効率的な入力をするために、左右の人差し指から小指までの置く位置を決めたものです。
左の人差し指はF、右の人差し指はJに配置。どちらもキーボードに突起物があるので、感触で分かりやすいでしょう。この2本指を中心に、残りの指を横に配置します。
ホームポジションを意識すると、各指の可動範囲に対して無理のない動きが身につくので、手や指の疲れも溜まりにくくなります。
「1つの入力を終えるたびにホームポジションに戻す」ことがポイントです。
ホームポジションを覚えたい初心者は、子ども向けのタイピング練習のサービスを利用するのもあり。基礎からしっかり学べます。
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い・う・お・あ・えから指に覚えさせる
タイピングの練習をする際には、五十音順にならって「あ・い・う・え・お」の入力から始めてしまいがちです。
しかしタイピングを覚える際には、あいうえおではなく、入力しやすい「い・う・お・あ・え」から始めてみましょう。
これは、最も動かしやすい人差し指をメインに使う練習になります。
これを中心に、か行・さ行から練習するとスムーズに身につくでしょう。
スピードよりも指の位置の正確さを意識
タイピングの練習では、ついスピードを意識してしまいがちです。
最初は雑な入力にならないように、1文字ずつ丁寧に入力してください。
あくまで重要なのは、キーボードの正しい位置を覚えること。入力スピードは後からついてきますので、1文字ずつの入力を大事に行い慣れていきましょう。
短い言葉から練習
タイピングを覚える際に「どうせなら、ブログや文章を書きながら練習しよう」と考える方もいるかもしれません。
これらのテキスト入力では、自然と長文になってしまいがちで、なかなか思うように入力できないでしょう。
まずは長文ではなく、短い単語から繰り返し練習することが早い上達につながります。
入力内容を声に出して練習する
初心者から脱却するためにタイピング練習をする際は、文字を入力するごとに、打つ文字を声に出して練習するのがおすすめです。
視覚・触覚・聴覚をうまく使うと、より早く上達できるでしょう。
1文字ずつ発声して確認することで、タイピングミスを無くすことにもつながります。
タイピングに慣れてくると、口に出さなくても頭で思い浮かべた文章をそのまま入力できるので、さらなるスピードアップが可能です。
毎日タイピングの練習を続ける
タイピング上級者を目指すのであれば、毎日続けることが大切。
タイピングマスターへの道は1日にしてならず。タイピングの感覚を体で覚えるには、とにかく継続して練習に取り組むことが大事です。
スポーツと同じように、体でタイピング操作に慣れることを意識しましょう。
とはいえ、無理をしてしまっては長期間続けることは難しくなってしまいます。
1日10分でもOKなので、「毎日続けること」を目標に取り組んでみてください。
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楽しみながら覚える
毎日文字を黙々とただ打ち込むのでは、練習が苦痛になってしまいます。何事も、楽しみながら覚えるのが上達の近道です。
無料で利用できる練習用のサイトやサービスは多くあります。ゲーム感覚で楽しみながら学習することで、より速く上達できるでしょう。
目的を持って練習する
タイピングスピードを上げた先にある目的・目標が明確だと、上達のスピードは早いです。
- 大学で出された課題を早く終わらせたい
- 会社の事務作業の生産性を上げたい
- プログラミングに活かしたい
タイピング練習の前に、目的・目標を思い返して練習しましょう。
文章を考えるスピードもアップさせる
テキストを考えるスピードをアップさせるのも、タイピング上級者を目指す上で大切。
なぜなら、どれだけタイピングが速くなっても、文章を考えるのが遅ければそこがボトルネックになってしまうからです。
単純なタイピングのスピードは上がったとしても、実務に生かされなければ、残念ながらあまり意味はないでしょう。
テキストを考えるスピードをアップさせたいのであれば、論理的思考力を高めることが重要。PREP法などのフレームワークの利用もおすすめです。
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ショートカットキーを覚える
キーボード操作が早くなるコツとして重要なのは「キーボードショートカットの活用」です。これを覚えることで、PC作業の効率性が格段に上昇します。
コピー・貼り付け・全選択・ページ内検索などの基本操作は、繰り返し使って体に覚えさせましょう。自分なりに使いやすいように設定で入力方法を変更したり追加するのも良いでしょう。
macOSとWindowsの基本ショートカットキーは以下の公式ページにもまとめてあるので、合わせて参考にしてみてください。
▶️Mac のキーボードショートカット – Apple サポート (日本)
▶️Windows のキーボード ショートカット – Microsoft サポート
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パソコンのタイピングが速くなる4つのメリット
パソコンのタイピングが速くなるメリットは、以下の4つです。
- 業務効率化につながる
- ストレスなく仕事に集中できる
- 周囲からの評価が上がる
- テレワークや副業に役立つ
業務効率化につながる
タイピングが早いと、同じ時間でより多くの業務をこなせるので、時間を有意義に使えるようになるでしょう。
その結果、他の業務に回す時間が増え、効率的な働き方を実現できます。
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ストレスなく仕事に集中できる
タイピングをしていて入力ミスがあると、その都度作業が止まってしまいます。
頻繁に入力作業が中断され、テキスト作成がなかなか上手くいかないことで、イライラしてしまうこともあるでしょう。
ストレスが溜まると冷静な判断が難しくなり、仕事の質が落ちてしまう可能性も。
スムーズなタイピングを身につけることで、余計なことを気にせずやるべきことに集中できます。精神衛生的にも良いでしょう。
周囲からの評価が上がる
オフィスでは、部署ごとに多くの社員が集まって働いています。意識しなくても、他の社員の働きぶりや様子が目に入ることもあるでしょう。
その中で、タイピングが速い人は「仕事ができる人」という印象を与えることも。
タイピングをマスターすれば、他の社員よりも短時間で多くの業務をこなせるので、上司や同僚からも評価されやすいと言えるでしょう。
テレワークや副業に役立つ
タッチタイピングを覚えてタイピングが速くなると、近年の働き方で注目されている「テレワーク」にも役立つでしょう。
テレワークでは、基本的に自宅やシェアオフィスなどでパソコンを使って仕事をします。タイピングスピードが向上すれば、仕事を早く終わらせて他の作業に時間を費やしたり、プライベートに時間を割けます。
またパソコンを使った副業にも同じように活用できるので、副業を通して収入源を増やし使えるお金が増えて日々の生活がより充実するでしょう。
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タイピングスキルの活用方法
タイピングスキルを上手に活かせば、自分の可能性を広げることもできます。
本章では、タイピングスキルの活用方法を2つ紹介。
- タイピング検定で資格を取る
- タイピングを活かせる副業を始める
タイピング検定で資格を取る
タイピングが上達してきたら、イータイピング社が手掛ける「タイピング技能検定」での資格取得を目指してみましょう。
客観的な評価を得ることで、就職や転職の際にもアピール材料として役立ちます。
また、明確な目標があると練習への意識も高まるはずです。
タイピング技能検定は、インターネット上で24時間好きな時間に受験できるほか、イータイピングのホームページから無料で模擬試験を受けられます。
タイピングを活かせる副業を始める
テレワークや副業など、近年は働き方の多様化が進んでいます。その中で、在宅ワークでのデータ入力業務など、タイピング能力を活かせる働き方が注目されています。
タイピングスキルを活かしたいなら、データ入力やライティングなどの副業にチャレンジするのもよいでしょう。
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タイピングスピード向上におすすめの無料サイト6選
本章では、無料で楽しめるおすすめのタイピング練習用サイトを6つ紹介します。
- P検
- TypingClub
- Typing Tube
- 寿司打
- e-typing
- 人労打
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P検【ホームポジションを段階的に学べる】
出典元:P検
P検は、ホームポジションを基本に50音や単語の入力を無理なく学べるサイトで、指の使い方が覚束ない初心者にもおすすめです。
パソコン用語を集めた練習コンテンツがあり、タイピングを学びながら用語にも詳しくなれる工夫がされています。
タイピングをしながらIT知識も身につけたい、という方はぜひ利用してみてください。
TypingClub【スケジュールに沿って確実に上達】
出典元:TypingClub
「優しい難易度からタイピングに挑戦したい」という方には、TypingClubが最適。
TypingClubは、ホームポジション上での両人差し指(FとJのキー)だけを使う入力練習からスタートするので、タイピングが苦手な方も無理なく取り組めます。
タイピングの練習では、最初から沢山の指を使ったタイピングをさせられ挫折してしまうケースも多々あります。このような初心者への配慮はありがたいですね。
また、段階的な練習スケジュールが用意されているので、「次は何を練習すればいいのだろう」と迷うことなくスキルアップしていけます。
Typing Tube【好きな曲の歌詞にあわせて練習】
出典元:Typing Tube
Typing Tubeは、動画を見ながら自分の好きな曲の歌詞にあわせてタイピング練習できる面白いタイピングサービスです。
YouTubeと提携したタイピング練習用サイトで、お気に入りのアーティストの曲で練習できるためモチベーションも持続しやすいでしょう。
コンテンツは有志により作成された動画が何度別にズラリと揃っており、動画は自作することも可能です。
寿司打【1分でタイピング練習】
出典元:寿司打|Neutral
1回最短1分でサクッと手軽にプレイできるのが寿司打のポイントです。
回転寿司のように画面上を流れるお題を入力するだけ、という分かりやすさも魅力。
時間的にも負担にならないので、ちょっと空いた時間に挑戦してみたりと、毎日続ける習慣づくりにも最適です。
ハイスコア獲得に向けて、ついつい繰り返しプレイしたくなるコンテンツ。
ホームポジションの解説はないので、ある程度基礎を覚えてからタイピングを練習したい方に向いているでしょう。
e-typing【模擬試験にチャレンジ】
出典元:e-typing
無料でタイピング技能検定の模擬試験が受けられるのが特徴のe-typing。
自分が今どの程度のレベルにあるのか、苦手な入力の傾向などを分析できます。
単語・短文・長文などのカテゴリーのほか、初心者向けから上級者向けまで、自分に合ったコンテンツが探しやすい点も人気です。
人労打【ビジネス用語に特化】
出典元:SmartHR
人労打は、SmartHRが開発した無料タイピングゲームです。
大きな特徴は、デスクワークが多い人事・事務系に特化したワードが出題されること。
社内で競争しながらプレイすると、より楽しめるかもしれません。
タイピングスピード向上におすすめの有料ソフト3選
本章では、有料ながら人気のタイピング練習ソフトを3つ紹介します。
- 特打ヒーローズ名探偵コナンCollection
- 脳速打ステージ3
- 絶対即戦力タイピングマスター
特打ヒーローズ名探偵コナンCollection【子どもから大人まで楽しめる】
幅広い層に人気の名探偵コナンの世界観を舞台にした、タイピング練習ソフトです。
「大人モード」「子どもモード」の切り替えが可能で、出題内容や難易度が変化。親子でも楽しめるのが特徴です。
タイピング技術だけでなく、思考力もアップできるソフト4本が収録されています。
脳速打ステージ3【タイピング×速読術 】
タイピングだけでなく、速読術も効率的にマスターできるソフトです。
初級から上級までの幅広いコンテンツが用意されており、1日10分程度の練習を繰り返すことでタッチタイピングをマスターできます。記号・数字・特殊キーの練習も可能です。
3Dグラフで自分の成長を視覚的に把握できるので、成長を実感してモチベーションにつなげられます。
絶対即戦力タイピングマスター【学校&企業研修に多数採用】
出典元:あつまるカンパニー
各種学校・教育機関や、企業で多数採用されているタイピング練習ソフトです。
タイプするキーと使う指を色付きで表示するキーボード補助機能や、問題文読み上げ機能など、初心者にありがたいサポート機能が充実しています。
練習コンテンツには、社会人として知っておきたい用語や解説が含まれ、タイピングスキルを磨きながら知識を身につけられます。
まとめ:タッチタイピングを習得してスキルアップしよう
一度身につければ、様々な場面で活用できるタイピングスキル。習得が難しそうに見えるかもしれませんが、今は練習用のサイトやソフトなど便利なツールが沢山あります。
自分のスキルや用途にあったツールを選んで、楽しみながらスキルアップを図りましょう。
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