「社会人になってパソコンを使う機会が増えた」
「PC作業の生産性を上げたいけど、タッチタイピングができない…」
「タッチタイピングを習得するコツが知りたい!」
社会人になれば、仕事でパソコンを利用する頻度は高くなります。資料の作成、メールのやりとりなど、あらゆる場面でキーボードを打ちますよね。
このパソコン作業、とりわけタイピングの速度が早ければ、こなせる仕事の量も増えます。しかし、タイピングが遅くて悩んでいる人は意外と多いでしょう。
そこでこの記事では、ブラインドタッチ(タッチタイピング)が簡単に習得できるためのコツについて紹介します。タッチタイピングが速くなりたい人はぜひ参考にしてください。
この記事の目次

ブラインドタッチ(タッチタイピング)とは
はじめに「ブラインドタッチ(タッチタイピング)」の意味について説明します。
タッチタイピングとは、文章を入力するときにキーボードを見ずに、指先の感覚でもって打鍵(だけん)すること。
タッチタイピングができると、文字を打つときに逐一キーボードを確認する必要がなくなり、画面に目を向けたまま文章を入力できます。
すると入力スピードが上がったり、入力ミスに気づけるようになるでしょう。ひいては、仕事のスピードが向上するというメリットも。
タッチタイピングができない人の割合は約7割
しらべぇ編集部が実施した2018年度の調査(対象:全国の20代から60代の男女1,477名)によれば、タッチタイピングができる割合は、全体で31.8%という結果でした。
つまり、約7割の人がタッチタイピングができないということです。
世代別で見た場合だと、20代・30代・40代はできる人の割合は30%を超えており、50代・60代は20%前後にとどまっています。
高齢であるほど、タッチタイピングができない人の割合が高い傾向です。
一方で、株式会社 教育ネットの2022年度の調査によると、10代学生のタイピングスキルは向上しており、小学5年生では2015年比較で約8倍に向上したとの結果も。
タッチタイピングができれば、ビジネスパーソンとして強みになり、ITリテラシーを高めるベースにもなるでしょう 。
タッチタイピングは本当に必要か?
ここで1つ気になるのが、「そもそもタッチタイピングは本当に必要かどうか」について。
もっとも、小学生のうちからタッチタイピングを完璧にマスターする必要はないでしょう。
一方で、パソコンで作成したスライドを授業で活用したり、英語の勉強や夏休みの自由研究をパソコンで行う学校もあります。
パソコンの活用シーンが増えている現状、小学校のうちから基本的なタイピング習得をして損はありません。
また社会人になれば、パソコンを使うシーンが一気に増えます。タッチタイピングに加えてキーボードショートカットを駆使すれば、生産性は一気に上がるでしょう。
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タッチタイピングを習得するコツ
本章では、タッチタイピングを習得する際に押さえるべきコツを7つ紹介します。
- ホームポジションを覚える
- よく使う表現から覚える
- 文字を切り分けて打つ
- 早く打とうとしない
- ホームポジションに手を戻す
- 間違いを恐れない
- 毎日練習する
これらを意識して、タッチタイピングのスキルをつけましょう。
ホームポジションを覚える
出典元:ちびむずドリル小学生
1つ目のポイントは、ホームポジションを覚えること。ホームポジションとは、タッチタイピングにおける指の初期位置のことです。
基本的には、両手の親指を除いた8本の指で入力します。左手は人差し指から「F」「D」「S」「A」の順番で、右手は人差し指から「J」「K」「L」「;」の順番で置いてください。
このように置けば、親指は必然的にスペースキーの位置に来ます。これが、タッチタイピングにおけるホームポジションとなるのです。
指の場所を覚えられないという人も安心してください。大抵のキーボードには、「F」「J」のキーにだけくぼみ、または突起が付いています。
くぼみの位置に人差し指を置くと覚えておけば、問題ありません。
また、入力する頻度が最も多い母音「A」「I」「U」「E」「O」の位置もあらかじめ把握しておきましょう。
そのほか、キーボードの入力方法については、「【一覧表付】パソコンキーボードの入力講座 記号やローマ字の打ち方をマスターしてスキルアップ」も参考にしてください。
よく使う表現から覚える
2つ目のポイントは、使用頻度の高い表現から覚えることです。
「おはようございます」「ありがとうございます」などの挨拶の表現。そのほか「です」「ます」「である」などの語尾の表現は、あらゆる場面で入力する頻度が高いです。
はじめは、このような表現をキーボードを見ずに入力するところから始めましょう。これを抑えているだけでも作業スピードに違いが出てくることでしょう。
文字を切り分けて打つ
3つ目のポイントは、文字を切り分けて入力することです。
先ほど挙げた「おはようございます」を例にします。
この場合「おはようございます」を一度に入力せず、「おはよう」を一旦入力して確認、次に「ございます」を入力して確認といったように入力するイメージです。
一度に入力しようとせずに、最初は細かく分割したうえでそれぞれの塊を確実に入力していけば、最終的には「おはようございます」を一気に入力できるようになります。
早く打とうとしない
4つ目のポイントは、早く打とうとせず確実に打つことを念頭に置くことです。
慣れない操作をするので、最初は確実に入力ミスをします。作業スピードを上げたいからと言って入力ミスをしてしまっては意味がありません。
ですので、はじめは早く入力しようという意識は捨てて、間違いなく確実に入力することを意識するようにしましょう。
そして、確実に入力できたらそこから入力スピードを徐々に上げていけば問題ありません。
ホームポジションに手を戻す
5つ目のポイントは、都度ホームポジションに手を戻すことです。
タッチタイピングでは、入力しているときの指の感覚が唯一の頼りです。基本となる位置がずれてしまうと、間違った位置を指が覚えてしまい、入力ミスを招いてしまいます。
はじめのうちはホームポジションを徹底的に覚えるために、入力が済んだらその都度、ホームポジションに指を戻すのがおすすめです。
間違いを恐れない
6つ目のポイントは、入力ミスを恐れないことです。
最初のうちは慣れない操作ゆえに入力ミスをしてしまいがちです。しかし入力ミスをしても、改めて入力しなおせば良いだけなので間違いを恐れないようにしましょう。
ただし、間違いはそのままにせず、次は間違えないように入力するといった意識を持って再入力することが大切です。
毎日練習する
7つ目のポイントは、毎日練習することです。
タッチタイピングは一朝一夕で覚えられるものではありません。毎日キーボードに触れて練習することが重要です。
タッチタイピングの習得は、指に感覚を染み込ませる作業です。毎日コツコツ練習していけば慣れてきます。
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どうしてもできないなら無料ゲームを使って練習しよう
毎日の練習が大切といわれても、どうしてもできないという人もいるでしょう。
そのような場合は、無料ゲームを利用して楽しく覚えるのも1つの手です。
タッチタイピングの練習ができるゲームは数多く公開されており、「寿司打」や「ひよこタイピング」などは、Webブラウザだけで遊べます。
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