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【2020年版】注目のITトレンド9選 5G・xR・自動運転・x-techなどを解説

作成: 2020.05.08 更新: 2020.07.15

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トレンドの移り変わりが激しいIT業界。

「ITを活用してビジネスチャンスをつかみたい」「業務を効率化したい」などさまざまな理由から、2020年のITトレンドに注目している方もいるでしょう。

そこで、この記事では2020年に注目したいITトレンド9選と4つのポイントについて解説します。

2020年のITトレンド4つのポイント

2020年のITトレンドにおける4つのポイントを解説します。

ざっくりとITトレンドについて把握したいという人は、まず以下の内容をご覧ください。

5Gは今後に注目

2020年から日本でもサービスがスタートする5Gは、今後どのように活用されるかを注視しましょう。

エンドユーザーが広く利用できる段階に至るには、まだ時間がかかるかもしれません。しかし、5Gのサービス開始はビジネスシーンにおいて、大きなインパクトを与えるでしょう。

いち早くビジネスチャンスをつかみたいと考えている人は、5Gの超高速、超低遅延、超高信頼性、多数同時接続といった特徴を企業がどのように活用できるか情報収集することをおすすめします。

DARQへの対応

DARQは、2020年だけでなく今後テクノロジートレンドとして注目されるであろう技術を指す言葉です。

DARQは以下の4つを指します。

  • distributed ledgers(分散型台帳技術、ブロックチェーン)
  • artificial intelligence(人工知能)
  • extended reality(拡張/強化現実)
  • quantum computing(量子コンピューティング)

例えばフォルクスワーゲンは、量子コンピューティングでバッテリー開発を加速させたり、分散型台帳技術を自動支払いに取り入れたりといった取り組みをすでに行っています。

そのほか、xRは既存のサービス、エンターテインメント、ビジネス、トレーニングに取り入れられる機会が増加しており、Alexaなどのスマートスピーカーなどで日常的にAIを利用する人も増えています。

DARQにいかに対応して活用するかが、これからのビジネスで存在感を発揮するポイントになるでしょう。

ITは他分野のアップグレードを加速させる

ITはIT業界だけでなく、他分野の発展にも大きく関連してきました。そのわかりやすい例がx-techです。

フィンテック・ヘルステックといった分野では、それまでのあり方に大きな影響を与えています。

ITの技術単体に目を向けるだけでなく、それがどのように変化を与えていくかをイメージすることが大切です。

次世代の労働力を身につける必要がある

仕事の自動化やテクノロジーの一般化が進むであろう2020年。

そのような労働環境の変化に対応できる次世代の労働力を身につけるには、何をするべきか考える必要があります。

  • 積極的に新しいITサービスを利用する
  • ツールを仕事に導入してみる
  • 会社以外で自主的に学習を始める
  • 教養としてプログラミングを学ぶ
  • 最先端の技術を取り入れている企業へ転職する

など、さまざまなアプローチが考えられます。

人間の仕事がAIなどに奪われると考えるのではなく、新たな段階に進みつつある社会でどのように活躍するか、前向きに考える必要があるでしょう。

2020年注目のITトレンド9選

5GネットワークやXRなど、2020年に注目したいITトレンドについて紹介します。

5Gネットワーク

出典元:第5世代モバイル推進フォーラム

2020年のITトレンドとして、まず注目したいのが5Gネットワーク。日本でも2020年3月から大手キャリアで5Gのサービス提供がスタートしました。

アメリカや韓国では2019年4月からスマホ向けのサービス提供が始まっており、5Gが導入された国は30ヶ国を超えています。

4Gに続く次世代の無線通信規格である5Gの特徴は、大容量で超高速、超低遅延、超高信頼性、多数同時接続などです。

最大で4Gの約100倍の10Gbpsで通信が可能になります。精細な映像が楽しめる8k映像や、AR・VRなどを利用した大容量コンテンツのリアルタイム通信などが、手軽に楽しめるようになる可能性があります。

5Gによる1msの低遅延な通信が一般的になれば、よりレベルの高い自動運転や、ロボットの遠隔操作が可能になるでしょう。医療・農業・災害救助などさまざまな分野での発展も期待できます。

5Gは100万台/平方kmの同時接続が可能で、これは4Gの30〜40倍の数です。パソコンやスマホだけでなく、家電や多数のセンサーなど複数の機器が接続できれば、IoTがより身近で手軽なものになります。

5GによってIoTが生活に浸透することで、今まで以上に快適で便利な暮らしが送れるでしょう。

参考:第5世代移動通信システム「5G」とは? – 第5世代モバイル推進フォーラム

xR

xRとは、VR・AR・SR・MRなどの仮想空間技術や空間拡張技術の総称です。

VRなどの詳細については「【決定版】VR・AR・MR・SR の違いまとめ」を参考にしてください。

2020年は、徐々に浸透してきたxRのさらなる成長が予想されます。

VR(仮想現実)

HMD(ヘッドマウントディスプレイ)を装着して、仮想空間に没入した体験ができるVR。

すでにPlayStation VRやOculus Questなどで、自宅でもVRのゲームが手軽に楽しめます。

また、美術館などのスポットをVR空間で体験することも可能。

2020年以降は、ゲームやエンターテインメントだけでなく、仕事のトレーニングや技術のシミュレーションなどビジネス分野でも活用されていくでしょう。

AR(拡張現実)

スマホのカメラを通したり、専用のゴーグルを着用したりすることで現実空間の上に仮想空間のデータを融合させるAR。

ARを使った代表的なアプリと言えばPokémon GOでしょう。その他にもSNOWやSnapCameraなどのアプリでもARは利用されています。

ARは、VRと比較するとより身近な技術と言えるでしょう。

GoogleマップのARナビや製造業の作業支援などでもARは活用されています。既存の技術やサービスと結びつくことで、意識せずにARを利用する機会は増えていくと予想されます。

SR(代替現実)

SR(代替現実)はこれからの発展が期待される技術。VRと同じようにHMDを装着して、現在の映像を過去の映像と組み合わせた仮想空間を体験可能です。

視覚だけでなく、聴覚・触覚などの他の五感を組み合わせた体験も模索されています。

現実空間と仮想空間の境界線をなくしたような独特な体験や、運転のリアルなシュミレーションなどに使われることが考えられるでしょう。

MR(複合現実)

MicrosoftのHoloLensが代表例として挙げられる、ARを発展させた技術がMR(複合現実)です。

HoloLensはビジネス支援に力を入れており、研究や開発などの分野でMRは実用化が進んでいます。

2019年末にHoloLens 2の法人向けの出荷がスタート。2020年度は遠隔支援・トレーニング・作業支援・3Dカタログ業務支援などの用途でさらにMRは発展すること予想されます。

自動運転

自動運転は、AIなどを利用して人間ではなく機械が自動で運転する技術。

その中でも、自動車の自動運転技術は日本だけでなく、世界中で注目されています。

交通事故の削減・渋滞の緩和・流通の効率化・環境問題の改善・新たな交通サービスの創出など、さまざまな効果が期待できるからです。

自動運転は、ドライバーのサポートや運転制御を行なう段階によってレベル分けがされています。

日本が2020年までに目標して掲げているのは、レベル2「システムの複合化」とエリアを限定してのレベル4「完全自動走行」の実現。

そして、2025年を目処に完全自動走行が実用化することが最終的な目標です。

官民連携のスマートシティプロジェクト、コロナウィルスの感染リスクを考慮した非接触配送などで自動運転への関心はさらに高まっていくでしょう。

スーパーアプリ

スーパーアプリとは、それ1つでさまざまなサービスを利用できる統合アプリのこと。


スーパーアプリには、例として以下のような機能が備わっている場合が多いです。

  • 決済・送金
  • SNS
  • EC(eコマース)
  • ニュース

LINEは、スーパーアプリ化の例としてわかりやすいでしょう。すでにLINE1つで、メッセージをやりとりしたり、ニュースを見たり、LINE Payで支払いを行ったりといったさまざまなことができます。

海外では、WeChatやAlipayがスーパーアプリの例として挙げられます。

2019年11月にヤフー(Zホールディングス)とLINEが経営統合を発表しました。これは、スマホ決済の分野でトップのシェアを誇るLINE PayとPayPayが手を組んだことになります。

PayPayはスーパーアプリ化を行なう方針を発表し、メルカリもメルチャリ・メルペイなどのサービスをリリースしており、スーパーアプリ化を目指していることが伺えます。

スーパーアプリは既存のサービスやビジネスのあり方に影響を与えることが十分に考えられますので、今後の動向に注目しましょう。

テレワーク・リモートワーク

パソコンやインターネットなどのICT技術を使って、会社のオフィス以外で自由に働けるテレワーク。似た使われ方をするリモートワークもほぼ同じような意味です。

リモートワークという言葉が使われるようになったのは最近で、主にチームでの仕事に対して使われています。一方のテレワークは政府も使用しており、より一般的な言葉と言えるでしょう。

コロナウィルスの脅威に対する緊急事態宣言を受けて、会社でテレワークが急遽導入されたという人もいるのではないでしょうか。

もともと、政府は働き方改革の一環として企業にテレワークの導入を推奨していました。今後、テレワークは新たな働き方として多くの企業に普及していく可能性が高いです。

テレワークには、通期時間の削減以外にも、さまざまな状況の人が働きやすくなるなどのメリットがあります。

一方で、環境整備・勤怠管理・モチベーションの維持などといったデメリットや課題をどのように解決するかを考える必要もあるでしょう。

エンパワードエッジ

出典元:IoTの高度化を加速するエッジコンピューティング | IoT設計構築支援 TED REAL IoT|東京エレクトロンデバイス

エッジコンピューティングは、クラウドよりもユーザーに近い場所で分散して処理するコンピューティングモデルを指します。

そのようなエッジコンピューティングを5Gなどの次世代通信サービスを利用して、メインとなるクラウドと連携させるシステムがエンパワードエッジです。

集約されていたデータを分散させることで、収集できる情報の拡大・クラウドのレスポンスの向上・セキュリティの向上・ネットワーク障害への耐性アップなどの効果が期待できます。

5GやIoTの環境整備がエンパワードエッジの進歩のカギとなるでしょう。

x-techのさらなる躍進

以前から注目されている、ITと既存の分野を組み合わせるx-tech。

フィンテック・ヘルステック・HRテックといった分野は2020年のITトレンドとなるでしょう。

フィンテック

金融とITを組み合わせるフィンテック。

2020年は、クレジットカード・交通系ICカード・QRコード決済・スマホ決済などがより一般的になり、キャッシュレス化はさらに加速します。

2020年9月から始まる、マイナンバーカードと紐づいてポイントがたまるマイナポイント制度もこれを後押しするでしょう。

これにより、ATMの管理費用の削減・店舗における支払いの効率化・お金に関わる不正の防止など、さまざまな効果が期待できます。

また、2020年のフィンテックで注目したいのがCBDC(中銀デジタル通貨)。

一般に「中央銀行発行デジタル通貨(CBDC:Central Bank Digital Currency)」とは、次の3つを満たすものであると言われています。(1)デジタル化されていること、(2)円などの法定通貨建てであること、(3)中央銀行の債務として発行されること。引用元:中央銀行発行デジタル通貨とは何ですか? : 日本銀行 Bank of Japan

フェイスブックのLibra構想・中国のDCEP・スウェーデンのeクローナなど、世界的にCBDCに関する取り組みは活発です。日本も5ヶ国の中央銀行と協力して、ワーキンググループを設けました。

キャッシュレスだけでなく、2020年はCBDCの動きにも注目しましょう。

ヘルステック

ITによる医療のアップグレードは、テクノロジートレンドとして世界的に注目されています。

  • ImmuneCyte Life Sciencesの幹細胞バンク
  • AIプラットフォーム「Diagnosio」によるオンライン診断
  • スマホによる遠隔診療
  • ビデオゲームを取り入れたリハビリ
  • AIを活用しスピーディーな創薬への取り組み
  • 人工器官の3Dプリント

など、ヘルステックにはさまざまな気になるトピックがあります。今後は、ITが医療をアップグレードさせるでしょう。

HRテック

人材資源とITを組み合わせるHRテック。

採用・評価といった人事業務における課題を、AI(人工知能)やビッグデータといったテクノロジーによって解決するソリューションやサービスを指します。

人材資源のデータ化によるペーパーレス化、勤怠やスキルといった情報の一元管理などの取り組みが行われています。

これにより、コスト削減・業務効率化・従業員の一元管理・人事マネジメントの品質向上などの効果が期待されています。

さまざまな仕事の自動化

さまざまな仕事の自動化が2020年はさらに進むでしょう。

例えば、コンビニなどで、無人レジが導入されているのを見たことがある人も多いと思います。キャッシュレスが一般的になれば、小売店ではこの無人レジが基本になるかもしれません。

このように、仕事の自動化はすでに始まっているのです。

世界4大会計事務所の1つPWCは、2020年代の初期には3%、2030年半ばには30%の仕事が自動化されるリスクがあると発表しています。

自動化されない技術を身につけると共に、自動化された社会でどのように働いていくのか考える必要もあるでしょう。

テクノロジーの一般化

技術が求められるテクノロジーの領域が、多くの人により一般的になる可能性があります。

以前はスキルがなければできなかった、

  • アプリケーション開発・設計
  • データ分析
  • Webサイト制作

などは、ツールを使えば以前よりもずっと簡単に行えるようになります。今後もこうした流れは継続するでしょう。ただし、それらの技術を使いこなすには、ベースとなるテクノロジーに関する教養が必要です。

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ITトレンドは継続したキャッチアップが大切

ITトレンドは移り変わりが激しいので、スピーディーなキャッチアップが大切。

そのためには、SNSを利用したり、ITニュースに強いWebサイトなどを定期的にチェックしたりしましょう。

ITトレンドのキャッチアップにおすすめのニュースサイト

おすすめのニュースサイトを以下に記載します。

もちろん、このテックキャンプ ブログも定期的にご覧いただきたいです。

効率的に情報収集が行いたい方は「IT・Web業界の情報収集におすすめのニュースサイト22選」も参考にしてください。

ITトレンドを理解すればビジネスの可能性が広がる

ITトレンドを理解する大きなメリットは、ビジネスの可能性が広がることです。

ITトレンドはIT業界に限った話でなく、さまざまな分野に影響を与えます。

そのような状況に対応することも大切ですが、事前にそれを予測できていれば新たなアプローチも考えられるでしょう。

キャリアアップ・キャリアチェンジ・起業などを目指しているビジネスパーソンは、引き続きITトレンドをチェックすることをおすすめします。

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この記事を書いた人

Kimura Hiroto
音楽・ITをはじめとするさまざまなジャンルのライティングを行っています。ITエンジニアの経験を生かし、テックキャンプ ブログでの執筆・編集を担当。好きな食べ物は豆腐。