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「教える」が最強。プログラミング学習のアウトプット方法を解説

更新: 2022.02.02

プログラミング学習において、アウトプットを行うことはスキル・知識を定着させる上でとても重要です。

しかし、どのようにアウトプットを効果的なのかよくわからないと悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。

そこでこの記事では、おすすめのアウトプット方法である「人に教える」について解説します。その他の方法や初心者がアウトプットにいたるまでのステップについても紹介しますので、プログラミングを確実に身に付けたいと考えている方はぜひ参考にしてください。

プログラミング学習のおすすめのアウトプット方法は「教える」こと

もっともおすすめしたいプログラミング学習におけるアウトプット方法は、人に「教える」ことです。人に教えることがなぜアウトプット方法としておすすめなのか、以下で詳しく解説します。

「教える」ことが最強のアウトプット

人に学習の成果を教えることは「最強のアウトプット法」と言われています。アメリカ国立訓練研究所の研究結果による、学習定着率をあらわすラーニングピラミッドは以下のような形になります。

上記の画像を参照すると、他人に教えた経験はグループ討論や体験を通した学習を超える90%という記憶の定着率となっています。なぜ、他人に教えることは学習の記憶の定着に効果的なのでしょうか。

人に教えるためには、説明できるだけの理解が必要です。また、教えることで、自分に足りない点がよくわかります。定期的に教えるようにすれば、それまでに問題点の改善に取り組むでしょう。

つまり、教えることはアウトプット・フィードバック・インプットというサイクルから成り立つ効率的な勉強方法と言えるのです。

不特定多数を対象とすると学習効果はさらに高まる

不特定多数のさまざまな人にプログラミングを教えると、学習効果はさらに高まります。責任が大きくなるため、信頼できる情報をインプットすることやわかりやすく説明することも意識するでしょう。

友だちなどの知っている人にプログラミングを教えるだけでも大変な作業です。さらに、まったくプログラミングを知らない人やその反対に詳しい方にも教えることを考えれば、「正しい知識の学習」「論理的に説明する力」が身に付くでしょう。

また、一般的な文章力や資料作成のスキルなど、幅広いスキルの向上も期待できます。

「教えるつもり」でも効果がある

もしも、人にプログラミングを教える機会がないという場合には、「教えるつもり」で学習をしても効果が期待できます。

被験者を2つのグループにわけ、片方のグループには覚えた情報をテストすると告げ、もう片方には覚えた情報を別の人に教えなければならないと伝えました。実際には、どちらのグループも、覚えた情報のテストを受け、別の人に教えることはしませんでした。それでも、別の人に教えることになると思っていた被験者のほうが、テストで良い結果を出したのです。

引用元:脳科学が教える「効率的に学習する方法」6つのポイント | ライフハッカー[日本版]

このように「教える」という心構え次第で、プログラミング学習の効率を上げられるのです。

「教えるつもり」は、今日からすぐに実践が可能。ブログ・SNSでプログラミングに関する情報発信を行う際に、学習メモではなく見た人に知識を教える意識を持ちましょう。日々のルーティンに組み込めば、「教える」意識も定着しやすいです。

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その他のアウトプットの方法について

人に教えること以外のプログラミング学習におけるアウトプット方法について紹介します。

TwitterなどのSNSを利用する

アウトプットの方法としてまずおすすめしたいのが、TwitterなどのSNSを利用する方法です。

「Webサイトのコーディングを行う」「ツールを作る」「アプリを作る」など宣言すると、他の人が期待してくれるのでやらなければならない状況に自分を追い込めます。

できたものをSNS上で発表すれば、励ましやFBがもらえることもポイント。モチベーションの維持や技術の向上につながります。

「#プログラミング学習」といったタグで検索をすると、たくさんの投稿が行われていることがよくわかるでしょう。自分と同じように勉強をして、アウトプットしている人が存在することもわかります。

学んだことをブログで記事にする

学んだことをブログ記事にすることもアウトプットの方法の1つ。学習中にポイントをメモしておくと、そのまま記事にできるのでおすすめです。はじめは記事のクオリティよりも、情報発信をコンスタントに行うことが大切。

ブログでのアウトプットには、プログラミングのスキルはもちろん、ライティングやわかりやすく説明するスキルも求められるからです。継続することでスキルは自然と高まります。はじめから高いクオリティを目指すのではなく、プログラミング学習の一環として肩の力を抜いて取り組みましょう。

エンジニアリングに関する知識を記録したり、他の人と共有したりできるQiitaで情報発信をするという方法もよいでしょう。

参考Webサイト:Qiita

質問に答える

プログラミングに関する疑問や悩みを抱える人の質問に、自分の学習の成果を生かして答えることもアウトプットと言えます。

プログラミングを学ぶ身近な人の質問でもよいですし、teratailのような質問サイトを利用するという方法もあります。プログラミングで悩む人の問題を解決することで、あなたの知識の整理が可能。 また、人の役に立って感謝されるのは、うれしく感じるものです。

参考Webサイト:teratail【テラテイル】|ITエンジニア特化型Q&Aサイト

初心者がインプットを確実に行うステップ

いくらアウトプットがプログラミング学習に効果があるといっても、まずはインプットを行わければはじまりません。ある程度のレベルになれば、アウトプットとインプットを並行して行えるでしょう。

以下で、初心者がインプットを確実に行って、アウトプットできるレベルに到達するためのステップについて解説します。

1. プログラミングで作りたいものや目標を決める

プログラミング学習に対するモチベーションを保つために、作りたいものや目標をまずは決めましょう。はじめはざっくりでも構いません。

「Webサービスが作りたい」「〇〇みたいなアプリが作ってみたい」「稼げるプログラマーになりたい」のような方向性が定まれば、この後のステップがスムーズに進みます。

2. どのようなプログラミング言語を学ぶか決める

作りたいものや目標を実現するために、どのようなプログラミング言語を学べばよいか考えます。目的に応じたプログラミング言語としては、以下のような例があげられます。

・iOSアプリ:Swift
・Androidアプリ:Java・kotlin
・Webアプリ:Ruby・PHP・Python
・業務システム:Java・C#
・組み込み系ソフト:C/C++
・年収が高い言語:Go・Scala・Python

プログラミング言語によって学びやすさも異なります。学習コストがかかる言語を選ぶ場合には、フレームワークやライブラリも学習の対象として視野に入れるとよいでしょう。

3. 無料オンラインサービスでプログラミング言語の基礎を学ぶ

学ぶプログラミング言語が決まったら、ドットインストール・Progateといった無料で利用できるサービスで基礎を学びましょう。わかりやすい説明や続けやすい工夫がなされているため、初心者でも挫折しづらいのでおすすめです。

無料オンラインサービスで基礎を学んでから、スキルのレベルに合った書籍で理解を深めるという方法もあります。基礎がわかれば内容も読めるので、書籍も選びやすいでしょう。

参考Webサイト:

4. 既存サービス・アプリをマネして作ってみる

プログラミング言語の基礎文法を学んだ後は、既存のサービスやアプリをマネして作ります。スキルを定着させるには、実際に手を動かして何かを作るのが効率的です。

TwitterやInstagramなど、普段自分が使っているWebサービスをマネしてもよいでしょう。音楽やスポーツなど、どのような分野においても上手い人のマネをするのは上達の近道なのです。

また、マネをしたとしても、実際に自分のプログラミングの能力で何かを作ることは自信につながります。

5. オリジナルサービスを開発する

簡単な機能を持ったもので構いませんので、オリジナルサービスを開発しましょう。クオリティよりも完成させることが重要です。たくさんの成功体験を重ねることで、自信と実力がつきます。

6. オリジナルサービスをリリースする

オリジナルサービスを開発したら、実際にリリースします。SNSで発信する方法が最も手軽な方法です。リリースすることでユーザーからのフィードバックが得られます。評価の獲得や改善点の発見などさまざまなメリットがあるでしょう。

この時点ですでにアウトプットするという段階に達しています。このレベルまで来れば、ユーザーから指摘された改善点を修正したり、新たなサービスの開発にチャレンジしたりといったスキルアップのサイクルを作れるでしょう。

まとめ

知識の定着率が高い最強のアウトプット方法は、人に教えることです。これはプログラミング学習にも応用できるでしょう。

人に教えることは、高度な技術を教えるということではありません。自分がわからなかったことに同じ様に悩む人に対しての的確なアドバイスも「人に教える」です。教えることでプログラミングのスキルを身に付けたいのであれば、自分ができることから取り組めばよいのです。

また、アウトプットにはさまざまな方法があります。人に教えることはハードルが高いと感じる場合には、自分に合ったアウトプット方法でプログラミングのスキルアップを図りましょう。

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この記事を書いた人

Kimura Hiroto
音楽・ITをはじめとするさまざまなジャンルのライティングを行っています。ITエンジニアの経験を生かし、テックキャンプ ブログでの執筆・編集を担当。好きな食べ物は豆腐。

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