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「大手エージェントでエンジニア採用が空回り。テックエキスパートなら1ヶ月で2名採用できた」ロボット開発会社ユニボットへインタビュー

作成: 2019.12.25 更新: 2019.12.27

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「大手人材紹介会社4社を利用して、3ヶ月以上経っているのにしっくりくるような経験者のエンジニアが採用できない」と、ユニボットで執行役員 管理担当を務める久下 純夫(くげ すみお)さんは悩んでいました。

しかし、アプローチを変えてTECH::EXPERT(以下、テックエキスパートと表記)を利用したところ、1ヶ月足らずで2名の採用に成功。

テックエキスパートの未経験エンジニアは自分の考えを伝えられ、覚悟を持っていることに好感を持ったと語ります。

今回は、久下さんにテックエキスパートは他の人材紹介会社との違いや、採用できる人材の魅力について伺いました。

※【写真左】 テックエキスパート卒業生 山下さん(仮名)【写真中央】ユニボット執行役員 管理担当 久下純夫さん 【写真右】テックエキスパート卒業生 開沼諒さん

3ヶ月経ってもユニボットにマッチする経験者のエンジニアが採用できない

—– エンジニア採用にどのような課題を感じていましたか?

大手人材紹介会社を4社利用しましたが、3ヶ月かけても1人も経験者のエンジニアを採用できず悩んでいました。

人材の紹介自体はコンスタントにしてもらえましたが、ユニボットにマッチしたしっくりくる人材には出会えませんでした。

—– それはつらい状況ですね…。どのようなエンジニア採用のアプローチを行なっていましたか?

ユニボットはロボットを開発する企業ですので「ロボットを開発する人を集めたい」とシンプルに伝えていました。

募集をかける際は、年収や私たちの事業の目的、それと関連する技術を条件として提示していました。

技術以上に「ロボット開発への興味や新しいことに挑戦する気持ち」が重要

—– なるほど。問題がないように思えますが、それでも採用ができなかったのは何が原因だと考えましたか?

ロボット開発と関連する技術を持っているだけの人が、面接に来てしまった事が原因ではないかと考えました。

じつは、ロボットにはまだ自動車や船のように、大学に専門とする学科がありません。ロボット工学はあってないようなものです。

そのため、Web技術やディープラーニングといった技術をロボット開発につなげる必要があります。

一見するとロボットとは関係のない技術に見えても、開発に役立つこともあります。

—– 関連する技術は持っているけれど、ロボット開発に対する関心が薄いと感じて、採用に踏み切れなかったということでしょうか?

そうですね。もちろん、Web技術などのスキルは必要です。

ただ、それ以上に真剣にロボット開発と向き合ってくれる、新しいことにチャレンジする気持ちがあることが重要。

大手人材紹介会社から紹介された方に「その技術はロボットにはどのようにつながると思いますか?」と質問をすると、「何を言っているのだろう…」とポカンとされてしまうばかりでした。

仕事への姿勢に共感する人の募集へと方向転換。それでもエンジニアは採用できなかった

—– 技術はあっても「ロボット開発がやりたい!」という方とは出会えなかったのですね。ロボットに対して、具体的なイメージを持つのが難しいことも関連しているように思いますがいかがでしょうか。

それもあると思います。ロボット開発は日本だけでなく世界的に見ても新しい分野。開発が行える人材も製品やサービスを投入する市場も作っていかなければなりません。

新たなビジネスモデルの創出は、簡単なことではありません。

日本の大企業であっても、実験的にアプローチを行っているのが現状です。

—– どのように解決を試みましたか?

「自分の持っているスキルを生かして、ロボット開発の可能性を切り開いていきたい」という意志を持っている人と、私たちは一緒に働きたいという想いを伝えるようにしました。

希望する年収・スキルだけではなく、ユニボットという会社についてや実現したいこと、そしてどのような人と仕事がしたいのかを明確に伝えるようにしました。

ロボット開発は、ビジネスとしてまだまだ確立されていない分野ですので、「実績を尊重します」といった募集はできない。

そして、多くの人は「ロボットって何?」「おもちゃじゃないの?」というのが本音だと思います。

であれば、やりたいことを直接伝えても効果的ではないなと。

「モノづくりが好きな気持ちを生かしたい」「何か新しいことがやりたい」と考えている人にピンと来てもらえることを期待して、どういう風に仕事がしたいかを伝えるように変えました。

—– 採用のアプローチを変えたことで、エンジニアは採用できましたか?

いいえ、それでもエンジニアは採用できませんでした…。

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テックエキスパートを利用するとわずか1ヶ月足らずで2名の採用に成功

—– それは残念でしたね…。エンジニアの採用がうまくいかず、対象の幅を広げようとテックエキスパートに相談したのですか?

そうですね。実務は未経験だけれどプログラミングのスキルがあるエンジニアにも対象を広げようと思って、テックエキスパートにご相談しました。

テックエキスパートは、仕事を辞めて受講している方が多いですよね。ですので、エンジニア転職への熱意も高く、新しいことにも積極的な方がいるのではと考えました。

—– 仕事への取り組み方に共感するエンジニアは採用できましたか?

はい。何名かマッチする候補者を紹介していただき、その中から保山さんと開沼さんの2人を採用しました。

大手人材紹介会社を4社利用して、3ヶ月以上かかっても採用できず空回りしていると感じていましたが、テックエキスパートを利用したところ選考から採用まで1ヶ月足らずで2名ができたのは驚きと共にとても嬉しかったです。

—– とても短期間で採用できたのですね!2人の活躍はいかがですか?

もう大活躍です!2人ともロボットを作ること、新たなチャレンジへの意欲が高いだけでなく、必要に応じて柔軟な対応をしてくれています。

現在は、画像認識の顔認証における反応の正確性やスピードの向上に取り組んでいます。

1人は手先が器用なので、プログラミングだけでなくハンダ付けもやっています(笑)

—– 2人は身に付けたスキルや新しいことへの関心を、ロボット開発に結び付けられいるのですね!未経験エンジニアを採用することに不安はありませんでしたか?

正直、不安や心配はありました。2人とも前職はエンジニアとはまったく違う事務職でしたので。

ただ、実際に話をしてみると、やりたいことやそれに対するアプローチまでしっかり説明できて、「ユニボットにマッチするいいキャラだな」と思いました。

若く情熱のある人材を求めたことが未経験エンジニア採用のきっかけ

—– 未経験エンジニアを採用しようと決めた理由は何でしたか?

ユニボットの開発担当は、よい意味でやんちゃな男でして(笑)

上司としてでんと構えているのではなく、若いエンジニアと波長を合わせてワイワイガヤガヤ仕事をするのが好きな人間です。

開発担当がそのような若くて情熱のあるエンジニアを求めたことが未経験を採用するきっかけになりました。

—– ロボット開発にはテックエキスパートで学んだこととは異なるスキルが必要になると思います。その点に関して不安はありませんでしたか?

そうですね。画像認識の開発ではPythonを使うので、私たちだけでなく2人も不安はあったと思います。

ただ、そこでも開発担当が「プログラミング言語は違っても、学んだスキルのベースがあればなんとかなる!」と言ってくれたので。

2人もその言葉に乗せられて、一緒に仕事がしてみたいと思ってくれたのではないでしょうか。

テックエキスパートの人材は絶対にエンジニアに転職するという覚悟がある

—– 上司となるエンジニアの方は、とても親しみやすい方だったのですね。久下さんが考えるテックエキスパートの人材の魅力は何だと思いますか?

人に何を言われても自分がやりたい方向に進める強い気持ちと、絶対にエンジニアに転職するという覚悟を持っていることがテックエキスパートの人材の魅力だと思います。

私自身もAIにチャレンジしてみようとユニボットに来たので、そのような姿勢に共感を覚えます。

AI(人工知能)などの技術の発展を目の当たりにして、これから世の中は変わっていくと感じました。

そのような変化の最中にいるのであれば、私は失敗したとしてもチャレンジしたんだと言える人になりたいなと思って。

ですので、今までの仕事を辞めて、自分の進む道を切り開こうという若者の気持ちがとても理解できます。

ロボットのソフトとハードの開発を行なうユニボット

出典元:新時代の警備&接客システム UNIBOT ユニボット

—– 改めて、ユニボットがどのような事業を行なっているかお聞かせください。

ユニボットは、元々は警備会社であるユニティガードシステムの内部で産声をあげた事業。

その親会社の社長が警備には人に変わるロボットが必要になるだろうと考えて、色々な人に相談したところ、ユニボットの代表となる大槻と出会いました。

その大槻がまずソフトバンクのロボット「Pepper」を使って、声がけや要注意人物が来た際にアラートを飛ばすアプリを開発。

それを見た社長が本格的な事業化を考えて別会社としてユニボットは2017年12月に設立されました。

—– ユニボットはロボットのソフトをメインで開発しているのでしょうか?

いえ、ユニボットはロボットのハードから搭載するソフトまでトータルで開発を行っています。

代表を務める大槻は、ソニーの初代aiboを開発した人物。ソニーでは技術開発だけでなく、売り上げをいかに伸ばすかという目線がエンジニアにも求められるので、大槻もピュアなエンジニアというよりも事業家に近いです。

そのため、ユニボットではロボットの開発をトータルで行いますが、まずはビジネスとしてロボットに必要な画像認識の技術のみを取り出して商品化を行いました。

—– ロボットとは具体的にどのようなものの開発を目指していますか?

ユニボットが手がけているのはいわゆるサービスロボット。サービスロボットは人のサポートをしたり、代わって仕事をしたりします。

特に先進国ではサービスロボットが必要になるという認識はありますが、具体的にどのように開発していくのかということはどこの国でも課題になっています。

—– ユニボットでは、どのくらいの人数のエンジニアが働いていますか?

エンジニアは7名です。

社内ではプロトタイプやソフトウェアのアーキテクチャを作り、コーディングやメカ・電気の部分は外部に開発を依頼しています。

まだまだ人が足りておらず、ハードとソフトの両方のエンジニアを求めています。

未経験エンジニアの採用を行う企業は若い人と一緒に仕事ができることを楽しむべき

—– さいごに、未経験エンジニアの採用に悩む採用担当の方へアドバイスをお願いします。

テックエキスパートの人材は、まわりの目を気にせずに進路を切り替えようという強い意志を持っています。

採用を行う企業は、そのような自信に溢れた魅力的な若い人と「一緒に仕事ができる!」と楽しむ気持ちが必要ですね。

—– 久下さん、本日はインタビューのご対応ありがとうございました!

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この記事を書いた人

Kimura Hiroto
音楽・ITをはじめとするさまざまなジャンルのライティングを行っています。ITエンジニアの経験を生かし、TECH::NOTEでの執筆を担当。好きな食べ物は豆腐。