この記事では、第二新卒の方が独学でプログラミングスキルを身に付けて、ITエンジニアへの転職を成功させるための6つステップについて解説します。
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第二新卒がプログラミングを独学して転職するためのステップ
転職市場で需要が高い「第二新卒」。社会人としての経験があり、ポテンシャルも選考基準となるからです。それは、ITエンジニアでも同じと言えるでしょう。
第二新卒から未経験でITエンジニアを目指すのであれば、ある程度のプログラミングのスキルがあると有利です。
以下で、第二新卒からプログラミングを独学して転職するためのステップについて解説しますので、未経験からITエンジニアを目指す方はぜひ参考にしてください。
プログラミングやITの基礎を学ぶ
その基礎知識があれば、どのようなプログラミング言語や知識を学べばよいか理解できるでしょう。
人気があり将来性が高いWebエンジニアを目指すなら、以下のような内容を学ぶのがおすすめ。
・HTML/CSS
・JavaScript
・Ruby
・Ruby on Rails
・Git
・CLI
初心者には、Progateやドットインストールなどのオンライン学習サービスが取組みやすいです。
Progateはイラスト中心のスライドで学んで、実際に手を動かします。ドットインストールは3分間動画でサクサクと進められるのが特徴。
いきなり本で勉強するよりもわかりやすく、すぐにはじめられるのでプログラミング初心者の方にぴったりです。
その他にも、「本の方が体系的でわかりやすい」「友だちに教えてもらう方がラク」「ネットのチュートリアルが進めやすい」など、さまざまな独学のアプローチが考えられます。
あなたにあったやりやすい方法で学習をスタートすることが大切です。
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簡単なWebアプリ・Webサービスを作る
プログラミングの基礎を学んだら、本やオンライン学習サイトを参考にしながら簡単なWebアプリ・Webサービスを作ってみましょう。
写経のようにただ言われたコードを書いていくでも構いません。自分の手で1から形にすることが重要。それにより、学んだ1つ1つのことが紐付いたスキルとして身に付くのです。
上記のProgateのRuby on Rails5のコースを利用すると、SNSが作成できます。何をやっていいか迷った時には、またProgateにお世話になりましょう。
どんどん手を動かすことが、プログラミングを学ぶ近道です。
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難しい場合にはツールを使ってみよう
もしも、WebアプリやWebサービスの制作が難しいと感じた場合には、ツールを使いましょう。
開発をサポートしてくれるツールは多くあります。中には無料で使えるものもありますので、挫折しそうな時にはツールに頼るのもアリです。
まずは、プログラミングによるモノづくりの楽しさを実感することが大切。どんなに簡単なものであっても、自分で作って形にするのは楽しいものです。
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オリジナルのWebアプリ・Webサービスを作る
既存のWebアプリ・Webサービスを参考にすると、開発が進めやすいです。学んだ技術を組み合わせて、自分の頭でどうすれば求めるものができるかを考えることが重要。
クオリティよりも、オリジナルアプリを開発したという経験が転職においては武器になります。
ポートフォリオにまとめる
自分の開発したWebアプリ・Webサービスなどの実績をポートフォリオにまとめます。ポートフォリオとは、自分のスキル・実績をアピールをするための作品集であり、評価を受けるための資料です。
ポートフォリオを作る時には、「0から開発が行えるか」「どのくらいコーディングができるか」が伝わることを意識してください。
ポートフォリオサイトを作れればベスト。それ以外にも、ブログやGitHubで公開するという方法もあります。
ITエンジニアの求人に応募しよう
ポートフォリオにまとめたら、次はITエンジニアの求人を探しましょう。転職サイトと転職エージェントの併用が基本となります。
転職サイトは幅広い情報が集められ、どのような求人があるのか理解が深められる点が魅力。登録しておけば、企業からのスカウトが受けられるサービスもあります。
転職エージェントは、転職対策をはじめとする手厚いサポートが魅力。また、転職サイトには掲載されない独自の非公開求人にも応募できます。
求人を探す時には、以下の記事を参考にしてください。
・転職サイトおすすめランキングTOP8。選び方や特徴も解説
・転職エージェントとは?サービス内容や利用するメリット・デメリットを解説
・プログラマー転職は未経験・異業種でも可能?失敗しない3つのコツを紹介
面接に挑む
書類選考に通過して面接に挑む際には、会社が志望者に何を求めているかをよく考えましょう。
まず、将来的に戦力となることを企業は期待しています。
プログラミングが好きで、主体的に考えて学ぶ姿勢を持っていることはアピールポイントです。プログラミングが楽しめる人は、今後の成長が期待できる人材と判断されます。
あなたのポートフォリオの中に志望する企業の開発実績に近いものがあれば、戦力になることがわかりやすく伝えられるでしょう
そして、スキルだけでなく、企業のビジョンにマッチするかが大きなポイント。
独学による転職は簡単ではない理由
ここまで、独学で未経験からITエンジニアに転職するためのステップについて解説してきました。覚えておいていただきたいのは、独学による転職は簡単ではないということです。
以下で、その理由について解説します。
プログラミングの独学の90%は挫折すると言われている
プログラミングの楽しさを実感する前に、開発環境の構築や基礎の段階でつまずいてしまう方も少なくありません。
独学には時間がかかる
独学は挫折しやすいだけでなく、時間がかかるものです。現場レベルのプログラミングのスキルを身に付けるには、1000時間が必要と言われています。
働きながら転職を目指す場合には、時間の確保も一苦労です。不明なエラーが出たり、どこが問題点なのか判断できなかったりすれば、さらに時間はかかるのでハードルは上がるでしょう。
しかし、どのようなことが起こっても、独学の場合には基本的に自力で解決しなければなりません。サポートしてくれる人がいないのは、独学のツラいところです。
【プログラミングの習得時間は1000時間】時短で身に付ける方法を紹介!転職活動も自力で行う必要がある
プログラミングの学習だけでも簡単ではないのに、独学の場合は転職活動も自力で行う必要があります。もしも、短期間での転職を目指す場合には、並行しなければなりません。
「仕事+独学+転職活動」となれば、よほどの覚悟がなければやりきるのが難しいことは想像できるでしょう。
中途採用の場合は、経験のあるエンジニアもライバルです。転職のノウハウもなく、サポートが得られなければ、そのようなライバルに勝って採用されるハードルは必然的に高くなります。
独学で挫折しても諦める必要はない
プログラミングの独学による転職は簡単ではありません。しかし、あなたが挫折したとしてもITエンジニアへの転職を諦める必要はありません。
独学の難しさを実感できたことが大きな進歩
学習期間の再設定や学習方法の見直しを行って、根気強く取り組める環境を整えましょう。
学習を継続すれば、プログラミングのスキルは確実に身に付いていきます。
短期間で確実に転職したいならプログラミングスクールを受講しよう
どうしても第二新卒としてできるだけ早く転職したいなら、プログラミングスクールを利用する方法がおすすめです。
テックキャンプ エンジニア転職のように、最短10週間でスキル0から現場レベルのプログラミングスキルを身に付けられるスクールもあるからです。
挫折しないために考えられたカリキュラムや転職のサポートなど、独学によるITエンジニア転職を難しくしているポイントをすべてケアできる点も魅力。
独学と比較すれば、費用がかかるというデメリットはあります。
しかし、他の人よりも短期間で確実にスキルを身に付け、いち早く転職を実現して経験を積みながら収入が得られるというメリットもあることを覚えておきましょう。
この記事は新卒での退職から未経験でエンジニア転職を目指す方法について説明している12ステップ記事のひとつです。
前のstep5の記事は、以下からご覧下さい。
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次のstep7の記事は、以下からご覧下さい。
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