「試験前日はどのくらい睡眠時間を取るのがよいのだろう?」
「試験当日は起きてから何時間後にテストを受けるのがベスト?」
「本番で力を発揮できる、試験前日・試験当日の過ごし方を教えて!」
こう考えていませんか?
本記事では、資格試験や昇進試験などの前日におすすめの過ごし方や、テスト直前の過ごし方を紹介。試験前にやってはいけないNGな過ごし方も紹介します。
本番で十分に力を出したいと考えている受験生・学生の方は必見です。
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この記事の目次
試験前日の過ごし方おすすめ6つ
試験前日は、緊張せずにいつも通りに過ごすことが大切。当日に慌てたり、コンディションが悪い状態に陥らないために必要な過ごし方を5つ紹介します。
- ゆっくりと過ごす
- 暗記事項を軽く確認する
- 試験会場を下見する
- 持ち物を確認する
- バランスの良い食事を取る
- 早く寝る
ゆっくりと過ごす
試験前日は、緊張しすぎずにゆっくりと過ごしてください。
徹夜をしての勉強や無理をして普段やらないようなことをやったりせず、普段通りに過ごすことが心身のリラックスにつながります。
たとえば、好きな音楽を聞いたりお茶を入れたり、読書をしてみたり、お風呂にゆっくり入ったりすれば、落ち着いた時間を過ごせます。
無理をせず、自分が落ち着けると思える環境で過ごしましょう。
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暗記事項を軽く確認する
「ゆっくり過ごしたいけど、明日の試験が気になってソワソワする」という場合は、英単語や重要なキーワードなど、暗記事項の確認を軽く行いましょう。
自作ノートに書いてある頻出キーワードをざっと見直したり、スマホアプリで一問一答をプレイして確認するのもよいでしょう。
試験会場を下見する
遠方から受験するため、試験会場付近の土地勘がない場合は、事前に試験会場を下見しておくと安心できます。
バスや電車などの公共交通機関を利用する場合は、時刻表や駅・停留所から試験会場までの道を確認しておけば、当日に迷う心配はありません。
可能ならば、試験会場の建物内に入って雰囲気を確かめるのもよいでしょう。
持ち物を確認する
試験前日には持ち物を必ず確認してカバンに入れておきましょう。当日に慌てて支度をして、忘れ物を防ぐためです。
特に受験に必要な受験票や鉛筆、消しゴム、試験前の見直しに使う参考書やノートは忘れないようにしましょう。
たくさん持っていきたくなる気持ちはわかります。しかし時間は限られているので使い慣れた参考書や要点をまとめたノートなど、持ち物を絞るほうがおすすめ。
そのほか、試験の合間や試験前に気分転換できるアイテムや、体調を整えるためにあると便利なアイテムも持っていると安心です。
以下に試験当日に持参するとよいものを記載したので、参考にしてください。
試験当日に持参するとよいもの
- 使い古した参考書や要点をまとめたノート
- 鉛筆、消しゴム
- チョコレート
- マスク、のどあめ
- カイロ、カーディガンなど体温調節ができるもの
- 音楽プレーヤー
バランスの良い食事を取る
試験前日はなるべくバランスの良い食事を取るようにしてください。
試験中は脳みそをフル回転して挑むことになるでしょう。脳を活性化させ集中力を維持する上では、エネルギーを十分を取ることが求められます。
また試験中に緊張でお腹がゆるくなりやすい人は、試験当日も含めて消化の良いものを取るように心がけましょう。
タンパク質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラルなど、体に必要な栄養素をバランスよく摂取することで、試験当日も十分なパフォーマンスを出せることでしょう。
早く寝る
試験前日の理想的な睡眠時間は6〜7時間半程度です。
睡眠不足は能率が下がるほか、記憶力に影響が出ることもあります。せっかく今まで勉強したのに、当日にすべての力を発揮できなければ元も子もありません。
試験前はいつもより早く寝て、翌日に備えましょう。
また、睡眠時間だけでなく、睡眠の質にも気をつけてください。以下で良質な睡眠を取るための方法を紹介します。
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良質な睡眠を取るための方法
- 寝る前にスマホを見ない
- 食事は3時間前までに済ませておく
- 熱すぎないお風呂にゆっくりと浸かる
- 夜のカフェイン摂取は控える
- 遅くまで勉強をしすぎない
- 前日までに仕事がある場合は早めに切り上げる
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試験当日の過ごし方おすすめ6つ
試験当日は、試験直前までに体をベストコンディションに持っていきたいところ。
そこで本章では、試験当日のおすすめの過ごし方を6つ紹介します。
- 試験開始の3〜4時間前に起床する
- 朝食は普段どおりのものを食べる
- 時間の余裕を持って家を出る
- 試験前にトイレを済ませる
- ポジティブに考える
- 休憩時間に答え合わせをしない
試験開始の3〜4時間前に起床する
試験当日は、起床してから3〜4時間後にテスト・試験が受けられる状態に持ってくるのがおすすめ。なぜなら起床から3〜4時間後になって脳は活発に働くようになるからです。
ベストコンディションで試験に臨むためにも、早起きしましょう。
また早起きをすると時間に余裕ができて、遅刻を防ぐことも可能に。普段は家を出るギリギリまで寝てしまう人も、試験当日は早起きを心がけてください。
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朝食は普段どおりのものを食べる
カツ丼(カツ=勝つ)、タコ(オクトパス=おくとパス<合格>)など、験担ぎになる食べ物。せっかくの試験前だから、あやかりたくなります。
しかし験担ぎだからといっていつもは食べないものを食べると、お腹が痛くなるなど体調不良を引き起こす可能性も。
試験前は無理をせず、普段通りのものを食べるほうが無難です。
朝食を摂る習慣がない人も同様の理由で無理してたくさん食べようとせず、無理のない範囲で食べるか、いつも通り朝食抜きで過ごすほうがよいでしょう。
時間の余裕を持って家を出る
「試験当日の朝に勉強していたらいつのまにか家を出るギリギリの時間になっていた」ことにならないためにも、普段より時間に余裕を持って家を出るようにしましょう。
普通であれば遅刻をしない時間でも、天候や公共交通機関の遅れなどのトラブルが発生することもありえます。それらを見越して早めに家を出るのがおすすめです。
見直しをする時間も取れますから、有効に時間を使うことができます。
試験前にトイレを済ませる
試験前にはトイレを済ませておきましょう。試験中にトイレに行きたくなって、集中力が下がったりトイレに行って時間をロスすることを避けるためです。
かといって、水分を控えるのもあまりよくありません。適度に水分補給しつつ、余裕を持ってトイレを済ませて試験を受けてください。
ポジティブに考える
試験前はどうしても不安になりがち。しかしその不安は会場にいる他の受験者も同じです。「みんな不安なものなんだ」と思えば少しは気持ちが楽になります。
また、使い古した参考書を見て「自分はこんなに勉強したから大丈夫だ」と考えたり「自分はできる」と信じ切ることも大切。最後は自分を信じ、試験に臨みましょう。
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休憩時間に答え合わせをしない
試験の間にある休憩時間は、つい不安から答え合わせをしたくなるもの。しかし、そこはぐっとこらえて次の試験の見直しか、リラックスする時間に充てましょう。
試験の合間に答え合わせをすると、間違っていた場合に不安になって次の試験に集中できない可能性があります。答え合わせは試験がすべて終わった後です。
試験前日・試験当日の過ごし方【みんなの声】
もうすぐセンター試験ですね!今すべきことは①超弱点だけど出そうなところだけ潰す②国語と英語を1題でいいから毎日読んで国語脳、英語脳を作っておく(人によっては数学も)③自分ならできるという王者メンタルを形成する
これが得点を最大化する過ごし方だと思います!
受験生の皆さん応援してます😊— 河野玄斗 (@gengen_36) January 16, 2019
明日、明後日のセンター試験。これをみて参考にしてみてね。
受験前の心得 #フテネコ pic.twitter.com/hkqyNQEC4A
— 芦沢ムネト (@ashizawamuneto) January 13, 2017
受験を応援してくれるものが欲しいですというリクエストが多数ありましたので、簡単なチェックリストを作ってみました… 無断転載でなければ個人で印刷して使っていただいても、保存してチェック入れて使っていただいても全然大丈夫ですので!よかったら!どうぞ! pic.twitter.com/1DIWHSsfuj
— アンズ (@anzukun627) January 4, 2019
センター試験前日は緊張していると思うけど、睡眠をしっかり取ることが何より大切です。だからスマホを閉じてもう寝ましょう。「前日の睡眠時間が最後の答えを導き出す」これは桝アナの言葉です。ね?説得力が違うでしょ?(笑)皆さんがぐっすり眠れますように。他のフォロワーさんも祈ってあげて👏
— 青木源太(フリーアナウンサー) (@Aoki_Genta) January 17, 2020
試験前日・試験当日に関する皆さんの声を集めてみました。試験前日は無理をせずに自分に合ったリラックス法で当日を迎えましょう。
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試験前日にやってはいけないこと
試験前日は、以下の4つの行いはやめておきましょう。
- 徹夜をする
- 勉強をしすぎる
- 普段と違うことをする
- 残業する
徹夜をする
試験前日には、直前までできるだけ多くの知識を詰め込もうと徹夜をしたくなります。焦りや不安は分かりますが、徹夜で勉強をするのはよくありません。
『徹夜と絶食が作業能率に及ぼす影響』の論文によると、徹夜によって作業能率が下がることがわかっています。
無自覚のうちにマイクロスリープ(数分の1秒〜30秒程度のごく短い睡眠)が起きるからです。他にも、イライラしやすくなったり無関心になったりとマイナスの影響も。
一度下がった作業能率は十分な睡眠を取ることで回復するため、試験前日は十分な睡眠を取るようにしましょう。
必要な睡眠時間は人により異なるので一概に○時間眠ったらよいとは言えませんが、日本人の平均睡眠時間は約7時間40分ほどです。
平均睡眠時間を参考に、「ぐっすり眠れた」と思える睡眠時間を確保しましょう。
勉強をしすぎる
試験前日だからといって張り切って勉強しすぎるのもおすすめできません。
前日に根を詰めて勉強した結果、睡眠不足に陥ったり「勉強が足りない」とさらに不安になったりする可能性があるからです。
一夜漬けという方法もありますが、前日の1日で大きく変わることはありません。勉強は毎日の積み重ねが大切。
キリのよいところで勉強を切り上げて、リラックスする時間や睡眠時間に充てましょう。無理をせずいつも通りに過ごすことが、試験合格をつかむカギです。
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普段と違うことをする
験担ぎでいつもは食べない食事を摂る、眠れないから普段はやらないのにジョギングをしてみるなど、普段と違うことをするのも避けたほうがよいでしょう。
やり方や内容によっては体調を崩してしまうことにもなりかねません。
残業する
試験前日なのに仕事が終わらずに残業してしまい、寝不足で試験を受けることになってしまう事態は避けたいもの。
そのため、試験前日に残業をしなくて済むように事前にスケジュールを立て、仕事を計画的に終わらせましょう。
日頃からタスクアプリを活用して仕事の優先順位をつける習慣を持っておくと、試験前日に仕事が終わらずに焦ることがなくなります。
試験前日に残業をしなくては仕事が終わりそうにない場合は、予め上司に相談して業務を調整してもらうなど検討してみてもよいでしょう。
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まとめ:最後は自分を信じて試験に臨もう
最後は、自分の力を信じて試験に臨むことが大切です。
「成功の9割は、 信じる気持ちから生まれる」という言葉もあります。
試験前日に焦りや不安はつきものですが、今回紹介した方法を実践して120%の力を出し切りましょう。瞑想などで心を落ち着けることもおすすめです。
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