あなたは、ITエンジニアになるための手段として何を選んだら良いのか悩んでいませんか?
ここでは、ITエンジニアの種類からおすすめの専門学校までご紹介します。やりたい事が明確に決まっていても、道は1つではありません。ぜひ参考にしてみてください。
※記載されている内容は2024年1月時点での情報です。サービス内容は予告なく変更の場合がありますので予めご了承ください。最新のサービス内容は公式Webサイトをご覧ください。
この記事もオススメ
この記事の目次
ITエンジニアのお仕事とは?おもな種類
まずはITエンジニア(システムエンジニア)の仕事について紹介します。
ITエンジニアの種類については「ITエンジニアの種類とおもな仕事内容をわかりやすく解説!」でも紹介しているので、合わせて参考にしてください。
- システムエンジニア
- データベースエンジニア
- ネットワークエンジニア
- フィールドエンジニア
- セールスエンジニア
- プログラマー
システムエンジニア
システムエンジニアはすべての工程において、システムを完成まで導く役割を担います。
具体的には、クライアントと「要件分析」「要件定義」について打ち合わせをし、仕様書を作成してから「基本設計」「詳細設計」などを行います。
場合によっては、システムエンジニアがプログラミングコードを書き、システムが動くかテストすることもあります。
この記事もオススメ
データベースエンジニア
データベースエンジニアは、企業のデータベースを効率よくするために、システムの「設計」「構築」「管理」を行う仕事です。
そのため、データベースに関する「総合的なスキル」や「深い知識」が必要になってきます。
ネットワークエンジニア
ネットワークエンジニアは、お客様のネットワークインフラの「設計」から「構築」「運用管理」、ネットワーク機器が故障した時の障害切り分けや障害部位の交換などの「保守」までを行う仕事です。
この記事もオススメ
フィールドエンジニア
フィールドエンジニアは、通信機器メーカーや医療機器メーカーなど、専門機器を使用しているお客様の所へ訪問し、システム構築に伴うシステム機器の「設置」から「設定」「保守」「修理」を行います。
近年のシステムは、さまざまなハードとソフトが組み合わされて構成されているため、障害が発生した場合の原因特定が難しいです。
そのため、専門的な知識を持つフィールドエンジニアの存在は欠かせないものとなっています。
セールスエンジニア
セールスエンジニアは、「営業職」と「技術職」両方の要素を持つ仕事です。
主にソフトウェアやOA機器などを扱う企業で、営業スタッフと顧客の元に同行し、技術担当者との打ち合わせで自社製品の導入をお勧めしていきます。
また、顧客に対して研修を行ったり、導入後のトラブル時のサポートを担当する場合もあります。
プログラマー
プログラマーはシステム開発において、外部設計書をもとに「内部設計書・プログラム設計書」を作成し、プログラミングを行い、「単体テスト」「結合テスト」までの一連のプロセスを担当します。
最近では、この工程に従わない開発手法も多くなってきています。
この記事もオススメ
ITエンジニアの仕事内容
IT系企業の求人に書かれている仕事内容や業務内容は、大きく5つに分けられます。
- システムの設計・開発・評価
- システムの調査・分析
- システム導入のコンサルティング
- ネットワークの構築
- 運用サポート・メンテナンス・支援・教育
この記事もオススメ
システムの設計・開発・評価
システムの設計・開発・評価に関する業務は、以下の通りです。基本的には、紹介する手順に沿ってシステム開発が進んでいきます。
- 要件定義・要件分析
- システム設計・外部設計
- 詳細設計・モジュール設計
- プログラミング
- プログラム単体テスト
- プログラム結合テスト
- システムテスト
要件定義・要件分析
システムやソフトウェアの開発において、どのような機能が要求され、実装されるべきなのかを明確にしていく作業です。
パソコンに向かっている時間より、依頼者側と話し合う時間が多い業務で、経験が豊富な中級から上級のSEが担当します。
システム設計・外部設計
外部システムとの連帯やシステム全体を設計する作業で、依頼者側に説明するための資料や基本設計書を作成します。経験豊富な中級から上級のSEが担当します。
詳細設計・モジュール設計
プログラム単体の設計書、単体テスト仕様書、結合テスト仕様書を作成する作業です。
初級から中級のSEまたは、経験のあるプログラマーが担当します。
プログラミング
プログラムのソースコードを記述していく作業の事です。
初級から中級のSE、またはプログラマーが担当する仕事で、IT業界が未経験でもプログラミングを担当することがあります。
プログラム結合テスト
プログラム単体の開発が完了すると、プログラムをテスト専用の環境に移行してテストを実施します。
プログラム単体テスト
プログラムの動作を確認する「テスト」を実施する作業のことです。プログラムのバグを発見した場合は、プログラムのソースコードを修正して再テストを実施する必要があります。
システムテスト
「外部のシステムと連帯」「リソース消費量」「セキュリティ」などの確認をし、最終確認をします。
システムの調査・分析
システムの調査・分析に関する業務は以下の通りです。
- システム導入後の運用サポート
- メンテナンス
- ユーザー教育
システム導入後の運用サポート
システム導入後、どれだけ充実したサポートを提供できているかが会社の信用に大きく影響してきます。システムの操作からシステムの障害対応まで多岐に渡るサポート内容が挙げられます。
ある程度経験のある運用SEと、あまり経験のないコンビを組ませて経験を積ませる事もあります。
メンテナンス
老朽化が進んだハードウェアを交換したり、テープやディスクなどの記録媒体を交換したりする「ハードウェアメンテナンス」とデータベースを最適化したり、ログファイルを保存したりする「ソフトウェアメンテナン」があります。
運用マニュアルが用意されているので、IT業界未経験の方でもある程度の業務をこなすことができます。
ユーザー教育
システム開発を依頼した企業の社員に、開発したシステムの操作方法を教えます。ユーザー用のマニュアルを作成し、作成したマニュアルを読みながらプレゼンテーションしたりします。
システム導入のコンサルティング
システム導入のコンサルティングに関連する業務としては、以下の通りです。
- システム導入の営業
- システム導入のコンサルティング
- 要件定義・要件分析
この記事もオススメ
システム導入の営業
システム開発を受注するための営業を担当します。
システム導入のコンサルティング
依頼者側の業務フローから分析して、どのようなシステムを導入したらよいか提案したり、業務を効率化するために業務フローの改善を提案したりします。
依頼者側が抱える経営上の課題を把握・分析して、そのための解決策を提案する必要があるので、専門的な知識と経験が必要になります。
要件定義・要件分析
システムやソフトウェアの開発において、どのような機能が要求され、実装されるべきなのかを明確にしていく作業です。
パソコンに向かっている時間より、依頼者側と話し合う時間が多い業務で、経験が豊富な中級から上級のSEが担当します。
ネットワークの構築
本来のネットワークエンジニアとは、様々なプラットフォームやサービスの特性を理解し、これらの連帯を実現するためにネットワークケーブルや商用回線といった、物理的な要素やプロトコルにも幅広く精通しておく必要があります。
しかし、ネットワーク通信に特化したシステムインテグレートに関する人員は、「作業員」「運用オペレータ」と呼ぶよりも、「ネットワークエンジニア」の方が上級技術者らしく聞こえて高い単価を要求できるため、初心者でもネットワークエンジニアと名乗らせることが多いです。
運用オペレータ
「運用」「管理」「保守」を専門とするコンピュータ技術者を運用オペレータと呼びます。
主な仕事内容は「オンラインシステムの監視」「データのインプットとアウトプット」「ジョブの管理」などで、これらはパソコンを普通に扱えれば、誰でもできる業務になります。
運用サポート・メンテナンス・支援・教育
運用サポート・メンテナンス・支援・教育に関連する業務としては、以下の通りです。
- ユーザーテスト
- システム導入
- システム導入後の運用サポート
- メンテナンス
- ユーザー教育
ユーザーテスト
システム開発を依頼した企業や部門に、システムのテストを依頼します。依頼したユーザーテストの結果をまとめたり、テスト結果を分析したりします。
システム導入
開発経験が豊富なSEと、運用経験が豊富なSEが協力して、開発したプログラムを本番環境に移行します。
様々な要因からトラブルが発生しやすくなっていますので、システムやデータのバックアップ・リカバリなどの業務を担当します。システムを導入すると、開発業務は完了となります。
システム導入後の運用サポート
システム導入後のサポートについては、どれだけ充実したサポートを提供できているかが会社の信用に大きく影響してきます。
システムの操作からシステムの障害対応まで多岐に渡るサポート内容が挙げられます。
ある程度経験のある運用SEと、あまり経験のないコンビを組ませて経験を積ませる事もあります。
メンテナンス
老朽化が進んだハードウェアを交換したり、テープやディスクなどの記録媒体を交換したりする「ハードウェアメンテナンス」と、データベースを最適化したり、ログファイルを保存したりする「ソフトウェアメンテナン」があります。
運用マニュアルが用意されているので、IT業界未経験の方でもある程度の業務をこなすことができます。
ユーザー教育
システム開発を依頼した企業の社員に、開発したシステムの操作方法を教えます。ユーザー用のマニュアルを作成し、作成したマニュアルを読みながらプレゼンテーションしたりします。
ITエンジニアを目指せる各種学校の比較
ここでは、ITエンジニアを目指す上で利用する、大学・専門学校・オンラインスクールそれぞれの利用するメリット・デメリットについてまとめました。
それぞれ理解して、自分に合うスタイルを見つけてみてください。
大学で学ぶメリット・デメリット
大学で学ぶメリットとしては、基礎知識・関連知識を4年間に渡って網羅的に学ぶことができる、極めて充実した学習環境があること。
また、大卒資格を持っていない方は学士号を取得することで、将来的な院進学など新たなキャリアへの道が開けます。
一方でデメリットとしては、学費がほかの選択肢と比較して極めて高いこと。また社会人が仕事と大学を両立するのは非常に困難なこともあるでしょう。
専門学校で学ぶメリット・デメリット
専門学校で学ぶメリットとしては、必要な知識に特化した専門的な学習ができること。また大学に比べ、夜間コースが充実していることが多く、社会人でも仕事と学習を両立しやすいです。
一方でデメリットとしては、専門学校によっては学生のレベルがまばらなこと。
例えば講義形式の授業では、講師が多数の学生に向けて授業をします。そのため、自分の望んだペースで勉強できない場合もあります。
オンラインスクールで学ぶ
オンラインスクールで学ぶメリットとしては、大学や専門学校に比べると、最も安価な料金で学ぶことができること。また、通学不要なので自分の好きな時間や好きな場所で勉強できます。
一方でデメリットとしては、一人で勉強をするスタイルだと、サボりがちになったり途中で挫折してしまう可能性があるでしょう。
またわからないことがあった場合、すぐに質問することができず、学習が思うように進まない可能性もあります。
ITエンジニアを目指せる大学・専門学校8選
ここでは、ITエンジニアを目指せる大学・専門学校・オンラインスクールのおすすめを8つに厳選して紹介します。気になるものについては、体験会やカウンセリングなどを受けてみましょう。
- 東京情報大学
- 東京電子専門学校
- KADOKAWAドワンゴ情報工科学院 大学部
- 日本電子専門学校
- 日本工学院
- 神戸情報大学院大学
- HAL
- テックキャンプ
東京情報大学
東京情報大学の総合情報学部では、「情報システム学系」「データサイエンス学系」「情報メディア学系」の3学系から構成されています。
「情報テクノロジーの問題」から「企業への適用」「メディアの発展」「社会・文化への影響」まで、情報とその周辺領域を幅広く学ぶことができるでしょう。
▶️東京情報大学
東京電子専門学校
東京電子専門学校は「総務省」「経済産業省」「厚生労働省」「国土交通省」の4つの省が認定する学校で、全17種目に及ぶ国家試験に関する特典があたえられています。
ある一定の条件に達していれば、各国家資格の受験の全部、または一部が免除されます。
「医療技術系」3学科、「情報システム系」5学科、「電子・電気系」2学科が設定されている、総合学園です。
▶️東京電子専門学校|東京・池袋にある医療・IT情報処理・電子電気の専門学校
KADOKAWAドワンゴ情報工科学院 大学部
KADOKAWAドワンゴ情報工科学院 大学部は、2024年4月より開講される、KADOKAWAとドワンゴが提供するIT・プログラミング特化型の大学です。
最先端カリキュラム・海外研修・産学連携プロジェクト・100%現役クリエイター講師による指導などを通じて、世界で活躍できるIT人材を目指せます。
日本電子専門学校
日本電子専門学校は「CG・映像」「ゲーム」「アニメ」「デザイン」「AI」「Web・モバイル」「情報処理」「ネットワーク・セキュリティ」「電気・電子」の9系に夜間部をあわせた、24学科を設置している総合学園です。
プロから直接指導を受けることができるインターンシップや、有名企業との連帯授業なども積極的に実施しています。
その他、「国家資格認定」や「企業認定資格」のサポートも充実しており、毎年多くの学生が難関資格に合格しています。
▶️東京新宿 | 日本電子専門学校 | CG映像・ゲーム・アニメ・情報・電気電子24学科
日本工学院
東京の専門学校である日本工学院は、6カレッジ・34学科・99専門分野を設置する、規模の大きい総合専門学校です。
最先端の学習環境提供と、広く社会に貢献する豊かな人材育成を理念とし、「豊富な資格」「学位互換制度」「4年制学科への編入制度」などいくつかのメリットもあります。
神戸情報大学院大学
神戸情報大学院大学は、日本の情報インフラ構築の中核を担う高度ICT技術者を育成することを目指した、IT分野専門職大学院です。
「実用的な知識と技術の修得」「強みを活かす育成環境の提供」「解決する力の獲得」などを教育の目標とし、2年間の修業期間を通して、「人間力を有する高度ICT人材の育成」をしています。
▶️神戸情報大学院大学 – ICTを武器に、世界の課題を解決する
HAL
HALは昼間コースは1年制・2年制・4年制と分かれており、夜間コースは2年制と1カ月から通える講座、土曜コース(国家資格取得講座)などもがあります。
「ゼロからプロにする」「あなたの個性を才能に変える」という理念のもと、「創造力」「応用力」「業界適応力」を身に付けることに主眼をおいて、独自の教育システムによって学習していきます。
テックキャンプ
テックキャンプは、プログラミング未経験から即戦力エンジニアを養成する、弊社が運営する転職保証付きプログラミングスクールです。
転職成功率は98%(2016年9月1日〜2023年6月30日の累計実績)で、転職保証により転職に失敗した場合、受講費用は全額返金されます。
受講できるコースは通学・オンラインの2つで、それぞれに10週間で未経験からのエンジニア転職を目指す短期集中スタイルと、半年かけて学習を行う夜間・休日スタイルがあります。
すぐに転職を決めたい方、仕事を続けながらゆっくりスキルを身につけたい方など、それぞれ自分のスタイルに合うコースを選択可能です。
▶️テックキャンプ(旧テックエキスパート)| No1エンジニア養成プログラム
この記事もオススメ
ITエンジニアを目指すには本当に大学・専門学校に行くべきか?
エンジニアの仕事は、プログラミングの経験がない未経験者でも「可能性がある人材は育てよう」という考えで積極的に採用しています。
また、未経験を採用する場合は研修制度を設けていることが多いので、仕事の基礎はそこで覚えることができるのです。
職種によって覚えることは異なりますが、だいたい3カ月の間に「基礎」「応用」「実技」「実地研修」とともに、最低限必要なビジネスマナーも合わせて学ぶことができます。
もちろん、大学や専門学校に通って資格を取るに越したことはありませんが、具体的な目標が決まっていて、向上心のある方なら、働きながらスキルアップするのも良いのかもしれません。
この記事もオススメ
自分に合う確実な方法でITエンジニアを目指そう
学校に通うことで、確実に専門知識を修得することができたり、同じ目標を持っている方が近くにいることによって良きライバルになり、勉強に対する意欲が沸いてくる場合もあります。
学校に通うのが厳しい方や社会人になってから転職でエンジニアを目指す方もいるかと思います。そういう方は働きながら資格を取り、スキルアップする方法もあります。
自分に合った方法で、エンジニアへの道のりを歩んでみて下さい。
この記事もオススメ
はじめての転職、何から始めればいいか分からないなら
「そろそろ転職したいけれど、失敗はしたくない……」そんな方へ、テックキャンプでは読むだけでIT転職が有利になる限定資料を無料プレゼント中!
例えばこのような疑問はありませんか。
・未経験OKの求人へ応募するのは危ない?
・IT業界転職における“35歳限界説”は本当?
・手に職をつけて収入を安定させられる職種は?
資料では、転職でよくある疑問について丁寧に解説します。IT業界だけでなく、転職を考えている全ての方におすすめです。
「自分がIT業界に向いているかどうか」など、IT転職に興味がある方は無料カウンセリングにもお気軽にお申し込みください。