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内定承諾後に辞退してもいい?転職における内定辞退の伝え方や例文を紹介

更新: 2023.12.19

内定承諾したが、その後志望度の高い別の企業から内定が出た
家庭の事情で内定承諾した企業で働くのが難しくなった
そもそも、転職の内定承諾後に辞退を申し出るのはよくあること?」 

上記のように、転職面接後に内定をもらい、これに承諾したものの、さまざまな理由で辞退したくなったという方は意外と多いかもしれません。

そもそも、中途採用で内定を貰った後に、辞退することは可能なのでしょうか。

そこで本記事では、内定承諾後の辞退は可能なのかどうか辞退する時の伝え方や注意点などを紹介。転職活動中の方はぜひ参考にしてみて下さい。

そもそも転職の内定承諾後に辞退はできる?

そもそも転職において、内定承諾後に辞退することは可能なのでしょうか。

ここでは以下の点について解説します。

  • 内定承諾書に法的拘束力は無い
  • 損害賠償を請求されるケースも

内定承諾書に法的拘束力は無い

基本的には、内定承諾書を提出した後でも入社を辞退することは可能です。

「内定の辞退を認めない」法律は無いため、どのような事情であっても辞退できます。

しかし内定を承諾したということは、企業はあなたの入社準備を進めているということ。

辞退することで、企業側は準備にかけた時間やお金を失うということを理解しましょう。

後述しますが、場合によっては、損害賠償請求に発展する可能性もあるため、くれぐれも誠意ある対応を心がけるようにしましょう。

損害賠償を請求されるケース

原則として、内定承諾後の入社辞退は可能です。ただし、以下のようなケースではトラブルに発展する恐れがあるため、十分に注意しましょう。

  • 非常識な対応で企業に損害を与えた場合
  • 入社まで2週間を切っている場合

非常識な対応で企業に損害を与えた場合、損害賠償請求をされる恐れがあります。

具体的には「研修に参加しながら入社直前に理由なく内定を辞退した」というようなケース。

また、入社まで2週間を切っている状態での内定辞退も、トラブルの元です。

企業側は内定者の入社に備えて、パソコンやデスクなどの備品の用意、担当してもらう業務の準備などを進めています。

これが辞退することによって、準備が無駄になり経済的なダメージを負ってしまいます。

損害賠償請求が認められるケースはそう多くはありません。しかし、企業側に迷惑をかける形での辞退は避けるべきです。 

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内定承諾後に辞退する割合はどれくらい?

出典元:株式会社マイナビ

マイナビの『中途採用状況調査2023年版(2022年実績)』によると、2019年の調査時点から内定辞退率は低下傾向にあり、2022年の内定辞退率は7.9%という結果。

業種別で見ていくと、「流通・小売・フードサービス」の内定辞退率が14.2%と最も高い結果。

こうして見ていくと、コロナ前の2019年までは内定辞退率が20%台と意外に高いものの、コロナ禍の2020年以降になると、年々低い値を更新しています。

「内定承諾後に辞退したい」よくある理由とは

「内定承諾後に辞退したい」場合、どのような理由が多いのでしょうか。ここでは、転職の内定承諾後の辞退としてよくある理由を5つ紹介します。

  • 他社から内定をもらった
  • 職場からの引き止め交渉
  • 家族からの反対
  • 就業困難になった
  • 内定先のネガティブな情報を耳にした

他社から内定をもらった

1つ目は、優先度の高い他社から内定をもらったケースです。

転職活動では、複数企業の選考プロセスを同時並行で進めるのはよくあること。その過程で、複数企業から内定承諾をもらうのも珍しくはないでしょう。

職場からの引き止め交渉

2つ目は、現職の企業から引き止めるための交渉を持ちかけられた場合です。

昇給や昇進、希望部署への異動と引き換えに、引き止めを促されるケースがあります。

退職を決めた理由、転職しようと思った理由が完全に覆されるような提案であれば、現職に残ることを検討してもよいでしょう。

そうでない場合は、転職への覚悟を職場に伝えて、安易に交渉に乗らないことが大切。

ただし、引き止められた後にこれを拒否すると、退職直前まで職場の空気が悪くなることも。なるべく円満に退社できる形で話を進めましょう。

家族からの反対

3つ目は、家族からの反対で内定承諾後に辞退するケース。

家族に相談をせずに転職活動を進め、内定承諾後に伝えたことから、反対されたというケースも多いようです。

反対されるおもな理由は、収入面や子育て、家族との時間が減る不安などが一般的でしょう。

仕事やワークライフバランスについて家族と話し合っておくのが重要です。

就業困難になった

家族の介護、自身の体調不良などが原因で、就業困難になってしまったケースも

具体的には、内定承諾後に家族の容態が急変し、自宅や病院で付き添いをしなければならなくなった。あるいは、内定承諾後に交通事故に合い、大怪我を負ってしまったなど。

このような場合の内定辞退はやむを得ません。速やかに事情を説明しましょう。

内定先のネガティブな情報を耳にした

5つ目は、内定承諾後に企業の悪い噂を耳にしてしまい、入社の意思が薄れてしまったケース

ここで大事なのは噂が事実かどうか。ネットやSNSの情報には嘘やデマも多いので、安易に信じ込んでしまうのはよくありません。

どうしても気になる場合は、転職エージェント経由で応募したならば、担当のキャリアアドバイザーに聞いてみるのもよいでしょう。

直接応募であれば、入社前に職場見学をさせてもらえないかお願いしてみるのも1つの方法。

内定承諾後に辞退する際の伝え方と注意点

内定承諾後にやむを得ず辞退する際の、伝え方とポイントを紹介します。

  • 直接伝えるのがベスト
  • エージェント経由で伝える
  • 感謝の気持ちを伝える
  • なるべく早めに伝える

それぞれ詳しく解説します。

直接伝えるのがベスト

可能ならば、内定承諾後の辞退は、その企業の採用担当者の方に電話で直接伝えるのがベスト。電話対応が不可能な場合は、メールで対応しましょう。

もちろん、直接伝えるのは勇気がいることですし、本当の理由を伝えるのは気まずいと思います。しかし、企業側はこの手の経験は何度もあるはずです。

内定承諾後の辞退はよくあることではないものの、採用活動をしていれば辞退の申し出を受け入れる機会も多いでしょう。

はぐらかさずに、正直に理由を伝えた方がその後の転職活動にもしこりが残りませんし、企業側も安心して次の採用活動に臨めます。

転職エージェント経由で伝える

転職エージェント経由で応募した場合は、企業に直接伝えるのではなく、担当のキャリアアドバイザーに伝えてもらうようにしましょう

エージェント経由を無視して直接連絡してしまうと、行き違いが起こり、トラブルに発展する可能性があるかもしれません。

エージェントからの信頼も失い今後の転職活動にも支障をきたしかねませんので、企業への連絡はキャリアアドバイザーに任せましょう。

感謝の気持ちを伝える

内定辞退を伝える際は、感謝の気持ちを伝えるのを忘れないようにしましょう。

辞退することでその企業との関係は一旦終わります。

しかし、これまであなたのために多くの時間を割いてくれたのですから、礼儀を欠かないよう感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。

なるべく早めに伝える

内定辞退を決意したら、なるべく早く伝えるようにしましょう

内定承諾後は各部署があなたの入社のために動き始めます。早めに伝えないとその分、損失が出るため早急に連絡するのが重要です。

内定承諾後に辞退する方法と例文

ここでは、転職の内定承諾後に辞退する際の方法と例文を、メールと電話それぞれのケースごとに紹介します。

メールの場合

内定辞退をメールで伝える場合、日時を問わずに連絡できるというメリットがあります。

企業や担当者によっては電話で再確認したいこともありますので、電話も可能である旨を記載しておくと親切でしょう。

以下に例文を記載します。

【件名】内定辞退について(自分の名前)
(内定企業名)
(採用担当者名)様
お世話になっております。
本来であれば直接お詫び申し上げなくてはいけないところ、メールでのご連絡となりましたこと、何卒ご容赦いただければと存じます。
先日、貴社よりいただいた内定に承諾をしましたが、誠に勝手ながら辞退させていただきたくご連絡いたしました。
(辞退理由)という理由から辞退させていただきたく存じます。
(採用担当者名)様に多くのお時間を割いていただいたにも関わらずこのような形になり、大変申し訳ございません。
改めて謝罪したく、一度お電話もしくは対面でお話できればと思っておりますので、ご都合のよい日時を教えていただければ幸いです。
大変申し訳ございませんが、どうぞよろしくお願いいたします。

電話の場合

電話であれば早急に連絡できますので、可能であれば以下のように連絡するとよいでしょう。

【例文】
お世話になっております。(自分の名前)と申します。(採用担当者名)様でしょうか。
先日御社よりいただいた内定に関して、辞退させていただきたくご連絡いたしました。(理由)といった事情があるため、辞退させていただきたく存じます。
(採用担当者名)様には多くのお時間を割いていただいたのにも関わらず、このような形になり申し訳ありません。

まとめ:内定承諾後の辞退は誠実に伝えよう

本記事では、中途採用の内定承諾後の辞退について解説しました。内容をまとめます。

  • 内定承諾後の辞退は可能
  • 非常識な対応をした場合や、入社まで2週間を切っている時点で辞退した場合はトラブルになる恐れがある
  • 転職エージェントでの応募の場合はキャリアアドバイザー経由で辞退を伝える
  • 辞退の連絡はなるべく早く伝える
  • 内定辞退の連絡の際は、感謝の気持ちを伝えることを忘れずに

内定承諾後に辞退する時は、あなたのために時間を割いて対応してくれた企業への感謝を忘れず、一報を入れる際は誠実かつ正直に理由伝えてください

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