この記事は、「電話営業がつらすぎる…」悩める営業職がやるべき対策まとめ記事の続きの記事です。
関連記事:「電話営業がつらすぎる…」悩める営業職がやるべき対策まとめ
電話営業をしたくないと感じたら、転職するのも一つの方法です。
この記事では、電話営業をしない職業や、転職するための準備について解説します。
この記事の目次
電話営業をしない職業の例
電話営業が辛くて転職を考える場合は、次の職場はその辛い原因となったような業務がないものを選ぶのが大前提。
ここでは基本業務に電話営業がないorする可能性が低い職業を4つ紹介します。
エンジニア・プログラマー
コンピュータを人間の命令通りに動かすのに必要な「プログラム」。
そのプログラムの構築に携わるのがエンジニアやプログラマーです。プログラムについては以下の記事も参考にしてください。
関連記事:プログラムとは?意味や具体例を詳しく解説
コンピュータプログラムを組むことを「プログラミング」と言いますが、このプログラミングでは以下のようなことができます。
・Webサイト制作
・スマホアプリ開発
・ゲーム開発
・ロボット開発
例えばクライアントから企業サービスのスマホアプリ開発を依頼されたとしましょう。
この場合、エンジニアはそのアプリに必要な要素をクライアントからヒアリングして要件定義し、プログラマーはその要件に沿ってプログラミング(プログラミング言語を使ってコーディング)をします。
エンジニアやプログラマーは、電話営業は基本的にしません。かつ特別な学歴・資格は必要なく、スキルさえあれば未経験でも目指すことができる職業です。
またエンジニア・プログラマーなどのIT人材は不足しているため、引く手数多です。たとえ実務経験がなくても、転職先を見つけられる可能性は十分にあります。
関連記事:「日本のIT人材不足は2030年には79万人」はなぜ?理由やIT企業の対策などを紹介
一方でエンジニア・プログラマにはプログラミングスキルが必須となるため、まずは現職を続けながらスキルを習得し、それから転職を目指すのがおすすめです。
関連記事:システムエンジニア(SE)とプログラマー(PG)の違いとは?仕事内容・年収などを比較
Webデザイナー
Webデザイナーは、Webサイトのデザインに携わる職業です。
「デザイン」と聞くとイラスト制作のイメージを持つ人が多いかもしれませんが、それだけがWebデザイナーの仕事ではありません。
例えばECサイト制作であれば、顧客が買い物をしやすいサイトデザインにしたり、購入ボタンまでの導線をわかりやすくしたりするのも、Webデザイナーの仕事です。
重要なのはクライアントの要望を聞き、要件を満たすWebサイトに仕上げること。そしてメンテナンス性も求められます。
近年は専門知識がなくても、簡単にWebデザインができるサービスが続々とリリースされています。つまり基本的なWebデザインは誰でもできるような環境が整っているのです。
ですからこれからWebデザイナーを目指すためには、Webデザインの基礎知識やデザインソフトのスキルにプラスして、以下のようなスキルも求められるでしょう。
・コーディングのスキル(HTML/CSS、JavaScript)
・コミュニケーションスキル
・マーケティングスキル
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Webライター
Webライターとは、Web媒体でライティングを行う職業です。
例えば私たちが普段インターネットで検索して読むWeb記事。このようなWebメディアに掲載されている記事も、Webライターが執筆したものです。
Webライティングはここまで紹介したエンジニア・プログラマー、Webデザイナーに比べて、もっとも参入ハードルが低い職業と言えます。クラウドソーシングサイトを使えば、あなたも今日からWebライティングの仕事を受注できるでしょう。
一方でWebライティングの仕事は、未経験スタートの場合低単価であるのが一般的。また以下のような人はWebライターに向いていますが、当てはまらない人はWebライターとして生計を立てるのは難しいと考えられます。
・文章を書くのが好き
・コツコツ作業するのが好き
・わからないことは自分で調べて記事に反映できる
・納期をしっかり守れる
Webライターが収入アップを目指すためには、専門知識を要する高単価なライティング案件(金融・保険・不動産・医療・法律など)を受注したり、マーケティングやSEOといった知識を身につけ、ライティングプラスαが求められる案件を受注したりする必要があります。
関連記事:Webライターとはどんな仕事?年収・向いてる人・必要なスキルなどを解説
管理部門の仕事
経理、人事、総務、広報、商品企画といった職業は、電話営業をしない可能性が高いです。
ただ、「電話営業をする可能性が低い」ことだけを目的に転職するのはおすすめできません。なぜなら、そもそも仕事内容があなたに合っていなかったり、他のやめたくなる要因が出てきたりして、結局また転職してしまうこともあるからです。
特に経理・人事・総務といったバックオフィス系業務は、仕事がルーチン化しやすいです。
まずはそれぞれの職業の概要を理解し、「自分に合っている」「自分だからこそできる」「このような仕事をしたかった」と感じられるものへの転職を目指すのがおすすめです。
そのためには改めて自己分析をして、転職先を考えるのが大切でしょう。
関連記事:転職を成功に導く自己分析のやり方!注意点やおすすめ本・ツールも紹介
未経験から専門スキルを身につける方法
前項で紹介した職業の中には、専門スキルが必要な職業もあります。
では未経験から専門スキルを身につけて転職するには、どのような方法があるのでしょうか。ここでは2つの方法を紹介します。
独学する
もっとも始めやすいのが独学です。前項で紹介したエンジニア・プログラマーに必要なプログラミングスキルや、Webデザイナーに必要なWebデザインのスキルも、専門書を購入して独学できます。
また、Webサービスでも独学が可能です。例えばProgateやドットインストール。このような、全くの初心者でもプログラミングやWebデザインの基礎を学べる学習サイトは多数あります。
以下の記事でも紹介していますので、合わせて参考にしてください。
関連記事:プログラミング無料学習サイト13選!独学での勉強におすすめ【エンジニア直伝】
関連記事:独学でWebデザイナーになるには?必要なスキル・勉強法・本・サービスを紹介
一方で、専門知識の独学にはデメリットもあります。
教材選びで自分のレベルに合ったものが選べなかったり、つまずいたときにすぐ解決できず、そのまま学習がストップしてしまったりします。
このように、独学は挫折率が高いことも念頭に入れて、学習方法を工夫することが大切です。
以下の記事では独学でも挫折しない方法を紹介していますので、合わせて参考にしてください。
関連記事:独学で資格をとって転職・キャリアアップしたい!挫折しない勉強のコツを解説
専門スクールに通う
「現職を続けながら専門スキルを身につけたい」「独学よりももっと効率的に学習したい」と考えている人は、専門スクールに通うのがおすすめ。
専門スクールは初学者向けのカリキュラムが設定されているため、効率的に学習できるだけでなく、挫折率も下げられます。
専門スクールにはある程度コストがかかるのも現実です。しかしこれを専門スキル習得のための「自己投資」とするのも一つの考え方。
また専門スクールは効率的にスキルを向上させられるだけではなく、同じ志を持った仲間に出会えるのもメリットです。
このようなコミュニティを広げられると、現職以外で居場所が見つかり、将来に向けて前向きな考え方ができるようになります。
関連記事:【おすすめ社会人スクール8選】趣味や仕事を本格的に学んでスキルを身につけよう!
さいごに
電話営業は向き・不向きがはっきり出やすい職業。リフレッシュしたり人に相談したりしても前向きに取り組めないのであれば、転職を考えるのも一つの方法です。
その際は「電話営業がない」ことのみを判断軸にするのではなく、自己分析をし、今後のキャリアを考えて転職先を決めましょう。
この機会に新たに専門スキルを身につけて、将来性のある分野への転職を目指すのもおすすめです。
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