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プログラムとは?意味や具体例を詳しく解説

更新: 2021.06.22

「プログラムという言葉をよく聞くようになったけれど、いまいち意味がわからない」
「IT業界で使われるプログラムという言葉は、どのようなものを指すのだろうか」

このように考えていませんか。

この記事では「プログラム」の言葉の意味と、IT業界で使われる「プログラミング」「プログラミング言語」についても解説します。

代表的なプログラミング言語やプログラム開発の手順も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

2019年1月18日編集:この記事は、現役エンジニアによって監修済みです。

この記事は現役エンジニアによって監修済みです。

プログラムとは

プログラムとは物事を行う手順のことを指します。

本章ではプログラムの意味や具体例を解説します。

物事を行う手順のこと

プログラムとは、物事を行う手順のことを意味し、その手順を書き出したものをプログラムと呼ぶ場合もあります。

プログラムの具体例

プログラムには以下のようなものが挙げられます。

  • 運動会で行う予定の競技、またそれが書かれた冊子など
  • 政党が掲げた目標を達成するための計画
  • 放送が予定されていたテレビ番組

例えば運動会のプログラムでは、開会式や競技種目、閉会式など、会の流れが順番に書き出されています。

コンピュータプログラムとは

IT用語として「プログラム」という言葉が使われる場合あ、コンピュータプログラムのことを指します。

コンピュータプログラムとは、コンピュータが実行する作業の順番のことを指します。

例えば料理のレシピではまず食材を切って、炒めて、調味料で味付けして……という風に、調理の工程が順番通りに書き出されています。

このようなレシピをコンピュータ用に書いたものがプログラムです。

コンピュータが処理する順番通りに、コンピュータが理解できる言葉で書かれたものをプログラムと言います。

プログラミングとは「コンピュータに指示する」こと

IT用語で「プログラミング」という言葉を耳にしたこともあるでしょう。プログラミングとはコンピュータに指示することです。人間が意図する通りにコンピュータプログラムを組むことをプログラミングと言います。

プログラミングでできること

プログラミングでは、例として以下のようなことができます。

  • Webサイト制作
  • Webアプリ開発
  • スマホアプリ開発
  • ゲーム開発
  • デスクトップアプリ開発
  • ロボット開発

この他にもドローンの制御や暗号通貨の発行なども、プログラミングによって可能になります。プログラミングでできることは膨大ですが、それぞれの制作や開発に向いたプログラミング言語やツールがあります。

使っているサービスをより便利にもできる

プログラミングによって、思いついたアイディアを実現することができます。例えば私たちにとって身近なFacebookやYouTubeも、「簡単に学生同士で交流したい」「簡単にパーティーの動画を共有したい」と言うような思いつきから生み出されたサービスです。

また現在Twitterを使っているのであれば、プログラムで「いいね」や「フォロー」するのを自動化することもできます。Pythonというプログラミング言語を使うのが一般的であり、最も簡単な方法とされています。
従来のWebサービスも、プログラミングによってより便利にすることができます。例えば近年さまざまなサイトで活用されているチャットボット。これまではカスタマーサポートに電話する必要があった内容の質問も、チャットボットを使えばいつでも簡単に回答を得られます。

このようにプログラミングができると、自分のアイディアを形にできたり、今あるサービスをより便利にしたりできるのです。

プログラミング言語は「コンピュータに指示するための言語」

コンピュータのプロセッサは機械語を解釈します。この機械語はコンピュータが直接理解できる言語ですが、0や1の数字の羅列になっているため人間が理解するのは難しいです。

そこで人間でも理解しやすく、コンピュータが理解できる機械語にも変換しやすい言語が登場しました。これが現在一般的に「プログラミング言語」と呼ばれているものです。プログラミング言語にはさまざまな種類があり、JavaやC言語、JavaScriptなどがあります。

プログラミング言語の書き方を理解できると、コンピュータにさせたいことをコードに書き、実行させることができます。

プログラミング言語の種類

一口に「プログラミング言語」と言っても、その種類は数百種類に及びます。「処理の速度を速くしたい」「よりわかりやすいコードを書きたい」などの目的から、さまざまな言語が派生してきたのです。

これから代表的なプログラミング言語をいくつか紹介します。

Java

Javaは世界的にもっとも使われているプログラミング言語です。人気の理由はその汎用性の高さ。OSに依存しないため、さまざまな現場で用いられています。「Javaを習得しておけば仕事には困らない」と言われているほどです。

私たちに身近な存在では、無料の総合オフィスソフトウェアである「OpenOffice」がJavaで開発されています。また子供から大人まで人気のゲーム「Mincraft(マインクラフト)」にもJavaが使われています。

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C言語

工学部などの大学出身の人なら、プログラミング講義でこのC言語を学んだのではないでしょうか。C言語はあらゆるプログラミング言語の基本となるものですが、初学者には難しい言語としても知られています。

しかし処理速度は最速を誇り、汎用性も高いため、長く広く使われている言語です。C言語はコンピュータの仕組みを理解していると習得しやすいです。もともとコンピュータに詳しい人ならチャレンジしやすい言語かもしれません。

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HTML/CSS

HTMLとCSSは、厳密に言うとプログラミング言語ではありません。Webページの見た目を構成するマークアップ言語で、文字の大きさや色を指定する時に用いられます。例えばWebサイトの記事にある見出しも、タグと呼ばれるコードでテキストを挟むことで作られています。

Webページになくてはならない言語なので、他のプログラミング言語と合わせて習得しておきたい言語です。

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JavaScript

JavaScriptは汎用性の高いプログラミング言語です。Webページに動きをつける際に用いられ、例えばマウスポインタを合わせた時にボタンの色を変化させたり、ポップアップウィンドウを表示させたりできます。

基本的にはフロントエンドの開発に用いられますが、「Node.js」という開発環境によってサーバーサイドの開発でも用いられるようになりました。さまざまなWebサービスに使われており、Webエンジニアは習得必須とも言われる言語です。

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Ruby

Rubyは日本人技術者であるまつもとゆきひろ氏によって開発された国産のプログラミング言語。まつもと氏が「『楽しさ』を第一目標とした言語」と語る通り、可読性が高くシンプルな文法が特徴です。

Rubyは「Ruby on Rails」と言うフレームワークを使うことで、効率的なサービス開発が可能になります。私たちに身近なサービスですと、クックパッドやグノシーなどがRubyとRuby on Railsによって開発されています。

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Python

Pythonは人工知能(AI)開発やデータ分析、ビッグデータ活用などの分野で用いられる言語です。コードがシンプルで初学者でも学びやすい言語としても知られています。

私たちにとって身近なサービス、例えばYouTubeやInstagramにもPythonが使われています。前述したようなTwitterでの自動化など、さまざまな業務を効率化するツールの開発もできる言語です。

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PHP

PHPも広く使われているプログラミング言語です。代表的なところで言うと、コンテンツ管理システムである「WordPress(ワードプレス)」もPHPで構成されています。「世界のWebサイトの約3割がWordPressで作られている」と言われるほど人気のシステムなので、それを構成するPHPエンジニアの需要も高いと言えます。

また「Laravel」というフレームワークを使うことで、Webアプリケーションを効率的に構築することができます。

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Swift

SwiftはApple社が開発したプログラミング言語。iOSの開発に用いられます。iPhoneやiPadのアプリ開発に携わる場合は必須の言語です。

SwiftはXcodeというツールを使って開発を行います。開発にはMacのパソコンが必要になるので、Windowsユーザーの人は注意が必要です。Swift学習用アプリケーション「Swift Playgrounds」を使えば、iPadで学習を進められます。

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プログラム作成の手順

プログラム作成の手順は、大きく以下の4つのステップに分けられます。

  • プログラムの仕様を決める
  • プログラムを設計する
  • プログラミング言語を使ってコーディング
  • 正しく動作するかテストする

ここから一つずつ解説していきます。

プログラムの仕様を決める

まずどのようなプログラムにするのか、その内容を決めます。例えば何か問題が発生した時に、それを解決するためには何が必要かを考えます。その条件を満たすようなアイディアを練り、仕様を決めるのです。

プログラムを設計する

プログラムの仕様が決まったら、それを実現するためのデータ構造やアルゴリズムを設計します。またフローチャートを作成し、プログラムの処理や順番を整理します。フローチャートは、プログラムの全体像を把握したり簡潔なコードを書くために大切なものです。

プログラミング言語を使ってコーディング

プログラムの設計が決まったら、それに従ってコーディングを行います。プログラミング言語の文法に沿って、コードを書いていきます。

正しく動作するかテストする

コーディングが終わったら、正しく動作するかテストを行います。当初決めた仕様の通り動かなかった場合は、その原因を見つけ出して修正します。これを「デバッグ」と言います。

これら一連の作業はシステムエンジニア(SE)とプログラマー(PG)が行います。一般的にコーディングはプログラマーが、それ以外の工程はシステムエンジニアが担当します。テスト作業はシステムエンジニアとプログラマーが共同で行うことが多いです。

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プログラムとは?まとめ

IT業界で使われる「プログラム」は、コンピュータプログラムのことを指し、「コンピュータが実行する作業の順番」を意味します。

そして「プログラミング言語」とは、人間でも理解でき、コンピュータが理解できる言語にも変換しやすい言語のことを意味します。

プログラミング言語を学ぶと、コンピュータにさせたいアイディアを形にすることができます。

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フリーランスのWebライターです。小学生の娘と一緒にプログラミングを学習中です。テックキャンプブログではITの最先端を学びつつ記事を書いています。

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