「スマホのクリップボードはどこにあるの?」
「スマホのクリップボードの履歴を確認するにはどうすればいい?」
「スマホのクリップボードを表示する方法を知りたい!」
クリップボード機能は便利ですが、使い方が分からないともったいないです。
そこで本記事では、スマホのクリップボードの表示方法や履歴確認におすすめのアプリなどを紹介します。
本記事を読めば、スマホでのテキストや画像のコピーアンドペーストが捗りますから、ぜひ最後までご覧ください。
パソコンのクリップボードの表示方法については、「パソコンのクリップボードを表示する方法!【Windows/Mac】」で解説しています。
この記事の目次
クリップボードとは?
クリップボードとは、テキストや画像データをコピーしたときに、データが一時的に保存される領域(メモリ)のことです。
クリップボードを使うことで、長文のテキストを簡単にコピー・移動したり、写真データを複製したりできます。
スマホで長文のテキストを入力する時は、フリック入力に慣れていなかったり、変換の間違いや誤字に気づかなかったりすると、非常に大変。
クリップボードを活用することで、スマホの文字入力が格段に効率化されるので、必ず覚えておきたい機能の1つです。
スマホのクリップボードの表示方法
InstagramでURLをコピーすると、「クリップボードにコピーされました」と表示されます。
しかし、そもそもクリップボードがどこにあるのか疑問に感じる方も多いでしょう。
そこで本章では、スマホのクリップボードの表示方法について解説します。
- Android/iPhoneにクリップボードの表示機能はない
- 履歴確認アプリをインストールすれば表示可能
Android/iPhoneにクリップボードの表示機能はない
クリップボードはスマホのメモリ上に存在しており、デフォルトでは視覚的に分かる形での表示機能はありません。
あくまでも、テキストや画像の保存領域がシステム内部に存在している、というイメージです。
ちなみに、Windows 10であれば、ショートカットキーでクリップボード履歴を表示したり、Macであれば、「Finder」アプリから確認できます。
履歴確認アプリをインストールすれば表示可能
スマホのクリップボードを表示するには、履歴確認ができる拡張アプリをインストールします。
アプリを活用すると、複数のテキストを履歴で管理できるため、テキスト入力の効率が上がり、スマホをより快適に使えるでしょう。
履歴確認アプリのおすすめについては、後述の「スマホのクリップボードの履歴確認におすすめのアプリ」で紹介します。
スマホのクリップボードの使い方【Android/iPhone】
本章では、スマホのクリップボードの使い方として、以下の基本操作を紹介します。
- テキストのコピー・貼り付け
- 画像のコピー・貼り付け
- クリップボードのクリア
Android/iPhoneで共通の操作方法なので、ぜひ覚えましょう。
テキストのコピー・貼り付け
テキストのコピーと貼り付けを行う場合は、以下のように操作します。
- テキスト部分を長押しして選択範囲のアイコンを表示
- コピーするテキストに合わせて選択範囲を設定
- 「カット(切り取り)」または「コピー」をタップし、クリップボードに保存
- 貼り付け先で画面の長押しで「貼り付け」を選択
上記の通りで、画面上のテキストをすべて選択する場合は「全選択」をタップします。
また、画面が小さくて選択範囲を設定しづらい場合は、文字サイズを大きくしたり、タッチペンを活用してみましょう。
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画像のコピー・貼り付け
画像のコピーと貼り付けを行う場合は、以下のように操作します。
- 画像の長押しで「コピー」を選択し、クリップボードに保存
- 貼り付け先で画面の長押しで「貼り付け」を選択
上記の通り、テキストよりもシンプルな操作です。
クリップボードをクリアしたい場合
Android/iPhoneは、デフォルトで保存できるデータは1つだけです。
そのため、クリップボードに保存したテキストは、スペース文字などの空文字をコピーすればクリアできます。
スマホのクリップボードの履歴確認におすすめのアプリ
クリップボード機能を拡張すれば、スマホのテキスト入力効率が格段に向上します。
そこで、クリップボードの履歴確認におすすめのアプリを5つ紹介します。
- Gboard(ジーボード)
- aNdClip(アンドクリップ)
- Universal Copy(ユニバーサルコピー)
- クリップボード(HDM Dev Team)
- Paste(ペースト)
それぞれの特徴を解説するので、自分に合うアプリをインストールしてみてください。
Gboard
出典元:App Store
- 価格:無料
- 対応OS:Android OS/iOS
GboardはGoogleの文字入力アプリで、一部のAndroidスマートフォンにはデフォルトでインストールされている、汎用性の高い仮想キーボードツールです。
テキストだけでなく、スクリーンショットも保存可能。ただしアプリの仕様上、コピーしたテキストは1時間で自動的にクリアされるので注意してください。
何度も使うテキストは固定することも可能で、定型文として保存するのが便利です。
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aNdClip
出典元:Google Play
- 価格:無料、有料版あり
- 対応OS:Android OS(1.5~9.0)
aNdClipは、Android専用のクリップボード拡張ツールです。
履歴の管理だけでなく、フォルダ管理や定型文の登録なども可能です。
有料版を購入すると、広告を非表示にしたり、データのインポートやエクスポートなどの機能が追加されます。
Android OS 10.0には非対応(2023年8月時点)なので注意してください。
Universal Copy
出典元:Google Play
- 価格:無料、有料オプションあり
- 対応OS:Android OS
Universal Copyは、Android専用のクリップボード拡張ツールです。
大きな特徴は、通常のコピーアンドペーストでは不可能なテキストも読み取れることです。
例えば、コピー機能が使えないアプリ内で表示されているテキストをコピーしたり、カメラアプリで撮った写真に写る文字も読み取ってコピーできます。
本アプリは英語版のみで、日本語には対応していません。しかし操作自体は難しくないので、英語が苦手な方でも使えるでしょう。
また、コピー禁止のテキストをコピーするということは、使い方によっては著作権侵害などに該当することも。細心の注意を払って使用してください。
クリップボード(HDM Dev Team)
出典元:Google Play
- 価格:無料、有料版あり
- 対応OS:Android OS
こちらのアプリは、Android OS専用のクリップボード拡張ツールです。
実用性の高さが特徴で、ほかのアプリの上に重ねて表示したり、自動ペースト機能、バックアップ機能などを搭載しています。
Paste
- 価格:有料、無料体験あり
- 対応OS:iOS
Pasteは、iOS専用のクリップボード拡張ツールです。
直感的で洗練されたインターフェースが特徴で、コピーしたデータの編集、特定の順番でのコピーアンドペースト、データ共有などが可能です。
また、macOS/iPad OS版もあるので、Appleユーザーの方は重宝するでしょう。
本ツールは有料のサブスクリプションで、無料体験期間もあります。
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クリップボード履歴の溜めすぎはスマホが遅くなる原因に
クリップボードの履歴確認アプリを導入すれば、コピーアンドペーストの手間が省けます。
ただし、履歴が多くなり過ぎると、スマートフォンの動作が遅くなる可能性があります。
したがって、定期的に履歴をクリアしたり、時間経過で自動的にクリアできる設定に変更するなど、本体のパフォーマンスにも配慮して使いましょう。
クリップボードを活用してスマホをもっと便利に使おう
スマートフォンのクリップボードの使い方やおすすめの拡張アプリを紹介しました。
テキスト入力に手間を感じている方は、ぜひクリップボードを活用しましょう。
履歴確認アプリもそれぞれに特徴がありますから、お使いのスマホや使用スタイルに合わせて選んでみてください。
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