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プログラミングの効率的なスキルアップの方法や役立つWebサイトを紹介

更新: 2022.02.02

「そろそろプログラマーとして働き始めてそれなりの年数が経ってきたけど、先輩方と比べるとまだまだな感じがする」「できればプログラミングのスキルをもっと高めたいけど、どうしたら良いのかわからない…」。

このような悩みを抱えるプログラマーやシステムエンジニアの方もいらっしゃるでしょう。

今回は、そのようなプログラミングのスキルアップを実現して、キャリアアップにもつなげたいというITエンジニア向けに、プログラミングのスキルアップの方法について解説します。もちろんその方法だけではなく、実際に行動に移す手助けとなるスキルアップに役立つWebサイトも紹介していきます。

プログラミングのスキルをアップする方法

プログラマーとして働いているけど、なかなかスキルアップしている実感もないし、先輩からは半人前みたいな扱いを受けているという人もいるでしょう。今回はどうすればプログラミングスキルを向上させられるかを紹介します。

コードをたくさん書く

あなたはたくさんのコードを書いているでしょうか。もしかして本やネットの情報を見るだけで満足していませんか?

世の中には「『わかる』と『できる』は違う」という言葉があります。また「やってみないとわからない」という言葉もあります。まさにその通りで、実際にプログラミングのスキルが向上するかどうかは、コードをたくさん書いているかどうかによります。

コードを実際に書いて動かしてみることで、思っていた動作と違っているのを発見することもあります。それを修正するのに苦労することで、対策スキルを身につけることもできます。ゲームのレベル上げと同じで、時間がかかっても地道にコードを書き続けることが重要なのです。

参考書を読む

とはいえ、参考書を読まなくても良いというわけではありません。独学でコードを書きまくっているだけでは、体系的に学ぶことが難しくなってしまいます。

そういうときに参考になるのが、書店などで売られている参考書です。参考書はその著者がこれまでに身につけてきたプログラミングの技術を、何らかの基準で体系化しています。それらを学ぶべき順番に章立てしています。参考書を読むことでプログラミングのスキルアップの目標や方向性をはっきりさせられます。

勉強会・セミナーに参加する

もう一つの体系的に学ぶ方法として、プログラミングに関する勉強会やセミナーに参加するという方法があります。こちらも講演者がこれまでに培ってきたノウハウを体系的に教えてくれますので、効率的に学ぶことができます。

その中でもおすすめなのは少人数で行われるワークショップ形式のものです。大人数の講義形式のものだと、言われたことをその場で実践することができません。ワークショップ形式のものは、実際にコードを書く体験ができるので「聞いてわかる」だけではなく「作ってみて、できる」が実感できるためより深く学べます。

また、講師と話をすることや、参加者同士での情報交換もやりやすいのもメリットです。

プログラミングの情報発信を行う

実際に学んだことや身につけた内容を情報発信することもおすすめの方法です。

発信するには何かしらの成果があってこそですが、同じ様な悩みを持っている人の参考にもなります。ネットで情報を調べたときに「もう少し丁寧に書いてくれていれば」と思ったことがあるのであれば、あなたが書きましょう。

自分にとってはすでに理解したことでも、これから学ぶ人には新しい知識です。また、アウトプットすることは自分の持っている情報を整理することにもつながります。それがあなたの体験を体系化することにもつながりますので、ブログやQiitaなどを使って学んだことをアウトプットすると良いでしょう。

「初心者から脱出できない」と悩んでいるのなら

これまでもプログラミングを独学で続けているものの、いまいち初心者から抜け出せていない感じがする人もいるでしょう。そういう人がスキルアップするための方法をいくつか紹介しましょう。

有料のサービスを利用する

まずはお金で解決する方法です。お金をあまりかけずに独学で学んでいると、伸び悩んでいると感じることもあるでしょう。

そのような場合には、プログラミングスクールやオンラインサービスなどの有料サービスの利用を検討しましょう。お金はかかりますが、決められた期間で一定のレベルにまでスキルアップすることができます。

ついだらだらやってしまう人には、「お金がかかっている」というプレッシャーを自分に与えることもできます。それにより、独学よりも集中できるので、短期間でスキルアップが期待できるでしょう。

また、講師の人に質問することで、独学では解消できなかった細かな疑問に対してもスピーディーに答えが得られることもメリットです。

現場に入る

もう一つの手はプログラム開発を行っている現場に入ってしまうことです。周囲の人とのコミュニケーションも求められますし、自分一人では解決できないレベルのプログラムも、一緒になって考えてくれる先輩がいます。実践的なプログラミングの技術も自然に身に付くでしょう。

実際、筆者はこれをやりました。それまでの会社を辞めて転職し、3年間という期限を決めて、設計書の書き方、独学でやっていたプログラミングスキルの向上、チームでのプログラム開発の手法や、要件定義のやり方まで「次はコレを身につけよう」と考えながらどんどん身につけていきました。

必ずしも自分が思っていた現場には入れないこともありますが、どんな現場でも必ず得るものはありますので、「何を身につけるか」を考えながら働けば、短期間で様々なスキルを身につけられます。

もちろん、学生での場合はアルバイトやインターンでもかまいません。現場に入れば業務の中で、独学ではなかなか得られないスキルが身に付きます。しかもお金をもらいながらです。

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効率的にスキルアップするには

ここまでで、スキルアップの方法に付いてはわかってきたのではないかと思います。ただ、同じようにスキルアップを実現できるのであれば、できるだけ効率よく進めたいものです。その方法についてここでは紹介しましょう。

得意な分野を伸ばす

プログラミングをしていると、周りはいろんなことのできる人たちがいますので、ついついあれもこれもと手を出したくなってしまいます。ですが、一人で何でもできる人はほとんどいません。ですから自分が得意なところを伸ばすのが先決です。

例えばWebアプリケーションを構築する場合も、データベースが得意な人、バックエンド処理が得意な人、ユーザーが直接操作するフロントエンドの開発が得意な人など、様々です。

どうしても見た目のデザインを調整するのが苦手で…というのであれば、それを得意な人に任せてしまって、バックエンド処理の専門家になってしまうと言うのも手です。逆に一つの所に特化してスキルを上げた方が、周囲からもその分野の専門家として評価されやすくなります。

論理的に考えるクセをつける

プログラミングを行う上で重要なのは、いかに論理的に考えられるかです。理系とか文系とかは関係ありません。2020年には小学校でもプログラミング教育が始まりますが、これを行う理由は「論理的に考える力を身につける」ためです。

筆者はこれを「段取力」と呼んでいますが、何か物事を行うときには、いつまでに何をしなければいけないのか、そしてそれはどういう順番にやらないといけないのかを考える必要があります。

まさに「段取り」が重要なのですが、プログラミングもどのタイミングで何を行うのか考える能力が求められます。

筋道立てて論理的に考えるクセをつけると、スキルが身につきやすいのです。

素直な気持ちで学ぶ

また、他人のアドバイスを聞いたり、よりよい方法を素直に受け入れたりしましょう。時々、自分のやり方にこだわり、周囲の人からのアドバイスを受け付けない人がいます。これは自分のアイデアのみに頼ることになり、視野が広がりません。

技術もどんどん新しいものが出て来ますので、例え自分がその分野でそれなりのスキルを持っていると思っていても、聞くだけはタダだと思いましょう。すると思いがけない発見があるかも知れません。つまり素直に受け入れることを意識すると技術が身につきやすいのです。

学習を習慣づける

そして、とにかくプログラミングの学習を続けましょう。なんでもそうですが、継続することが大切です。毎日少しでも良いので、コードを書く、参考書を読んで試してみるなど、学習の習慣をつけるましょう。スポーツ選手も毎日練習します。その方がとスキルが身につきやすく、上達も早くなるからです。

もちろん、毎日毎日、休みも取らずにやる必要はありません。重要なのは、最後に夏休みの宿題をやっつけるような勉強方法ではなく、自分で決めた期間内に毎日少しずつ、必ず一定量をこなすことです。継続することが重要です。

プログラミングのスキルアップで知っておきたいポイント

では、プログラミングのスキルアップをする方法までは理解できたとしましょう。ですが、いくつかポイントとなる部分があります。これを知っておくのとおかないのとでは、スキルアップの効果が変わってきます。

スキルアップには時間がかかることを覚悟する

まず、いくら効率的にプログラミングの勉強を進めたとしても、数日や数週間で簡単に成果が出るわけではありません。例えば、スポーツを始めても1ヶ月やそこらで上級者にはなれないのと同じです。

少しずつ上達していき、いずれは上級者になるのです。ですから、2年とか3年といった期間を決めて、プログラミングのスキルアップをすることを考えましょう。

2年とか3年とかいうと、短く感じるかも知れません。でも24ヶ月とか36ヶ月言い換えれば、結構な長さに感じるはずです。

スキルアップの目標を立てて、3年間プログラミングの学習を行えば、少なからず成長が実感できるでしょう。

スキルアップはキャリアアップにつながる

そして、このスキルアップはキャリアアップにつながるものにしましょう。そのスキルを身につけることで、どの様にキャリアアップをしていくのか、もしくはキャリアアップにつながるスキルはどの様なものかを、しっかりと考えておくことは重要です。

とりあえず目の前に出された課題をこなすことで精一杯という状態になってしまうと、キャリアアップにつながらないことを延々と繰り返しているだけになってしまいかねません。それでは時間がもったいないです。

5年後・10年後の姿をイメージする

とは言っても、どんなスキルがキャリアアップにつながるのかがわからない人も多いでしょう。そういう人は、5年後や10年後にどのようなITエンジニアになっていたいかを考えましょう。

一番良いのは、先輩社員や同じ業界の先輩達を見て、「あの人のようになっていたい」とイメージすることです。

つまりロールモデルになる人を見つけることです。そうすれば、具体的な身につけるべきスキルのイメージも付きやすいですし、セミナーなどで会う機会があれば質問もしやすくなります。

プログラミングが好き・楽しいという気持ちが大切

そしてなによりも重要なのが、「楽しく」やることです。

プライベートの時間やお金を使ってプログラミングの勉強をするわけですから、いくら「スキルアップすればキャリアアップにつながってお金が儲かる!」と思っていても、楽しいと感じなければ長続きはしません。「好きこそ物の上手なれ」というわけです。

プログラミングのスキルアップに役立つWebサイト

最後に、あなたのプログラミングスキルをアップするのに役立つサイトを紹介します。

プログラミング問題を提供しているWebサイト6選

最初に書いた通り、プログラミングのスキルアップには、とにかくたくさんコードを書くことが必要です。サンプルコードをひたすら書き写すのではなく、練習問題を解く方が良いでしょう。

つまりプログラミング問題を解くことでコードを書くわけです。いかに紹介するWebサイトは、そういう観点で探してみました。

freeCodeCamp

1つ目はfreeCodeCampです。HTML,CSS、JavaScriptなど、Webアプリケーションの主にフロントエンド開発で必要な内容を無料で学べます。コードを書くと、その内容がすぐに画面に反映されるため、どこを間違えたのかなどがわかりやすくなっています。

HackerRank

2つ目はHackerRankです。HackerRankは会員登録が必要ですが、ログインすると公開されているプログラミング問題を解きながら学習を進めていきます。14日間はフリーで使うことができますが、それ以降はプレミアム版にアップデートが必要です。

AIZU ONLINE JUDGE

3つ目はAIZU ONLINE JUDGEです。会津大学が公開しているプログラミングのスキル判定を行うコースで、初心者から上級者まで、自分に合った問題に無料でチャレンジできます。定期的にコンテストをやっているのも特徴です。

paiza

4つ目はpaizaです。転職サイトがプログラミングスキルのチェック用に公開しているサイトで、E級からS級までの6段階で、プログラミングスキルをチェックしてもらえます。会員登録は必要ですが、こちらも無料で使えますのでスキルチェックに使ってみてはどうでしょうか。

Codewars

5つ目はCodewarsです。こちらも履歴を残したりするためには登録が必要ですが、登録しなくても問題を解くことはできます。CやSQLなど、多岐にわたる言語の学習ができますので、新しい言語を練習したい人におすすめです。

CodingBat

6つ目はCodingBatです。JavaとPythonの2種類だけですが、こちらも無料で学習可能です。登録すれば履歴を残してくれるところも他のサイトと同様です。
初心者から上級者向けまでの問題が用意されていますので、腕試しも兼ねてチャレンジすれば良いでしょう。

プログラミング学習の定番サイトを紹介

その他にも、プログラミングを学習する上での定番のサイトがいくつかあります。TECH::NOTEの過去の記事でも紹介していますので、下記の記事などを参考にしながら、是非活用してみてください。

■TECH::NOTE関連記事

まとめ

プログラミングのスキルを向上させるには、楽しみながらできるだけ練習問題にチャレンジして、たくさんのコードを書くようにしましょう。その際、将来をイメージしながらキャリアの方向を見定めることが重要になってきます。

独学やセミナーの後などで、復習に使えるWebサイトもたくさんあります。それらを上手く使いながら、あなたにとって最適な方法を見つけてスキルアップにつなげましょう。

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この記事を書いた人

Tatsuya T. Yamada
天文学・宇宙物理学の研究を行い、一般向けの講演会や解説書も書いていた。現在は、1991年から行っている「パソコンを使った教育」を本業とし、eラーニングソフト・コンテンツを開発している。教育ビッグデータ、教育へのAI活用の専門家。日本天文学会、教育システム情報学会、宇宙作家クラブ会員。

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