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写経でプログラミング上達?写経の効果やポイントを解説

更新: 2018.08.06

プログラミングの勉強をしているけれど、なかなかコードを書けるようにならないと悩んでいませんか? もしくは何か効果的なプログラミングの勉強法はないだろうかと探していませんか?プログラミングを上達させる方法の一つに写経があります。この記事を読むことで、写経の効果やポイントについて理解できます。

写経とは

1日1行で心が整う、字が上手になる 書き込み式 般若心経写経帳 (COSMIC MOOK)

写経は奈良時代の僧侶の間で始まった経典を書き写す修行のことです。印刷技術が発達していなかった時代には、仏法を広めるために写経が必要とされていました。また僧侶同士の間でも経典の研究のために必要でした。

仏教において写経をすることは功徳のある行為とされ、写経することにより心を磨くことができると考えられています。

現代の日本における写経は、般若心経の写経が主流です。自宅で気軽にストレスや悩みを軽くするためのライフワークの1つとして取り組む人も増えています。

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プログラミング学習における「写経」

プログラミング独学

教科書やウェブ上のプログラミング学習サイトなどに掲載されているサンプルコードを、そのまま書き写し実行することです

コピー&ペーストは厳禁。コピー&ペーストすると写経の効果はありません。1文字1文字自分の手でサンプルコードをタイプし、書き写すのがルールです。

プログラミングは、与えられた選択肢から正解を選ぶ試験のようなものではなく、自分の頭で組み立てを考え、それをコードとして手で入力するという能動的な行為です。そのため、参考書を読んで知識をインプットしただけでは上達することが難しいです。

写経は実際に手を動かしてコードを入力していくため、プログラミング能力の向上に効果があると言われています。

プログラミングにおける「写経」の学習効果

漢字の書き取りテストのように「書くことで覚える」

小学生の頃、漢字を覚えるためにノートに漢字を書き写していたと思います。最初はわからなかった漢字も、何度も書き写すことで漢字の形を覚え、意味を理解していったと思います。

人間は五感を多く使うことで、物事をより理解できるとされています。例えば、英語を習う時、教科書を読むだけではなかなか上達しません。しかし、英字新聞を読み、英語で日記を書き、英語のポッドキャストを聞き、英会話教室に通えば、上達は格段に早まるでしょう。

これと同じように、コードをただ眺めるだけでなく、実際にコードを書くことによってプログラミング能力をより早く向上させることができます

「タイプミスすること」ができる

プログラミング

プログラミング学習における写経は1文字1文字、地道にタイプしていきます。コピー&ペーストをせずに自分の手でタイプするのがルールです。そのため、ほぼ間違いなくタイプミスが発生します。

サンプルコードが目の前にあり、書き写すだけなのにミスをする箇所は、本番の開発でもミスが発生しやすい箇所です。入力補完機能が優れたエディタを導入するなど、その後の開発環境の改善につながる知見を写経を通じて得ることができます。

デバッグ能力が身につく

タイプミスした箇所を修正したり、サンプルコードと自分が打ち込んだコードを比較して違いを洗い出す作業を通じて、デバッグ能力が身につきます。エラーが起きたら、エラーメッセージを読み解いて、解決方法を探してコードを修正する。写経することで、そうした能力が身につきます。

確実に実行結果を目で確認できる

教科書や学習サイトのカリキュラムにはサンプルコードと、期待される実行結果に関する記述があります。正しく写経できていれば、実行結果がどういうものか視覚的に理解できます。

初心者のうちは、このコードを実行すればこのような結果になると書かれていても、イメージすることが難しいと思います。実際にコードを入力して実行することで、プログラムの挙動を直感的に理解できます。

また、コードを入力して指示通りにコンピュータが動くことを体感すると、自信をつけることができ、モチベーションの向上にもつながります。

サンプルコードを読んで、学べること

基礎的な文法

優れたサンプルコードには、知っておくべき基礎的な文法がぎっしり詰まっています基礎的な文法はサンプルに何度も登場するので、写経を繰り返すことによって自然に覚えることができます

例えば、PHPでWebフォームのサンプルを写経すると、<form>タグや<input>タグが必ず出てきますし、フォームに入力された値を受け取る変数として$_GETや$_POSTが何度も登場します。

写経を繰り返しているうちに、まず<form>タグのmethodにGETを設定して、<input>タグでテキスト入力欄を作り、入力された値を送信先の$_GETで受け取るといった基礎的な文法が自然と身についていきます。

ソースコードの構成

どのプログラミング言語のコードにも、構成というものがあります。

例えば、HTMLであれば、最初にDOCTYPE宣言をして<html>タグを作り、<head>タグにページのメタ情報を記述し、<body>タグに本文を記述するといった具合です。

特殊なコードを除いては、どのサンプルコードも同じ構成で書かれているので、写経を繰り返すうちに構成を覚えることができます。

ベストプラクティス

個人のブログに書かれているコードの質はまちまちですが、教科書やウェブ上のカリキュラムに採用されるサンプルコードは質が高く、その時々のトレンドや技術の潮流を踏まえた模範的なコードと言えます。

それらのコードの書き方を踏襲していくことで、技術力の底上げが期待できます。また、自分の書いたコードと比較することで、どの辺りがまだ理解できていないのか把握することもできます。

注意すべき点は、自分のレベルに合ったサンプルを選ぶということです。プログラミングを始めたばかりなのに、レベルの高いサンプルを選んでしまうと、何が書かれているのかさっぱりわからず挫折することにもなりかねません。

写経に向いているプログラミング言語

JavaScript

JavaScriptはWebブラウザ上で実行できるプログラミング言語で、ダイヤログボックスを表示したり、フォームに入力された内容を読み取ったりすることができます。Webページを動的に操作できる言語です。

最近は、Node.jsという実行環境が登場し、クライアントサイドだけでなく、サーバサイドの開発においても注目されています。JavaScriptについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

JavaScriptプログラミング入門!開発方法・年収を紹介

エディタとブラウザがあればすぐに実行できるため環境構築が手軽

JavaScriptを始めるにあたって、何か特別な準備をする必要はありません。コードを記述するエディタと、インターネットにつながる環境があればすぐにでも始めることができます。

Windows付属のメモ帳でもコードを書くことができますが、「Atom」や「Sublime Text」などのエディタを使えば、文法的に間違っているところを指摘してくれるのでおすすめです。

プログラミングの面白さの一つは、自分が書いたコードによってコンピュータを動かすことができるということです。JavaScriptはブラウザ上で実行できるため、コードを書いた後にすぐに結果を見ることができます。

コンピュータは人間と違って曖昧さを許容することはできません。文末にセミコロンがない、シングルクォートがダブルクォートになっていたなど、わずかな間違いがあっても動作しません。

そのため、写経においても、正しく写経しないと意味がありません。JavaScriptは結果がすぐにわかり正しく写経できているかどうか判断できるため、写経に向いています。

ただ「写経」をするだけでは意味がない

常に「ソースコードの意味」を考えながら書き写す

何も考えずに写経を行ってもある程度の効果は見込めますが、より効果的にするには考えながら写経することです。この関数にはこういう意味があり、このような時に使うのだなと考えながら行うと、プログラミングの理解が進みます。

英語を勉強するにしても、ただ英文を書き写すだけでは効果は薄いですが、この単語はこのような場面で使い、この文法はこのように使うのだなと考えながら行うとより効果があるのと同じことです。

また、書き写す段階でコードの意味がわからない箇所があったらじっくり考えましょう。各言語の公式ドキュメントやコミュニティ、Q&Aサイトの応答などを見て理解できるようになるまで粘ることで、言語の理解が深まっていきます。

写経を繰り返して言語の使い方を理解したら、サンプルコードをすべて写すのではなく、自分なりにアレンジしてコードを書くのもいい練習になります。また、自分の書いたコードを公開してレビューしてもらうとより効果的です。

事前に環境構築を済ませ、絶対にコードを実行する

環境構築は先に済ませておいて、コードの実行結果を必ず目で確認しましょう。環境構築が面倒だからと、単に書き写すだけで実行しないのでは学習効果が大きく下がります。実行結果を目で確認することで、初めてエラーやミスに気づくこともあります。

エラーメッセージは何回も読み返す

エラーメッセージは何回も読み返すようにしましょう。エラーメッセージが出るということは、その箇所を理解できていないということですので、面倒であってもしっかりと修正することが大切です

「エラーメッセージの意味は何だかよくわからないけど、エラーが出たから適当に直したらなんか動いた」というのはNGです。きちんとメッセージの意味を読み解くことで、プログラミングが上達し、写経する意味が出てきます。

エラーメッセージにきちんと対処することで、デバッグ能力を伸ばすこともできます。

まとめ

以上、プログラミング学習における写経について解説してきました。

どの分野においても上手い人を真似ることが上達の近道です。写経は正に先人のコードを真似るということであり、特にプログラミング初心者にとって効果のある学習法です。

実際に手を動かしてコードを入力することはそれなりの労力を伴います。しかし、頭に知識を詰め込むだけでは、プログラミング能力が向上することはありません。毎日毎日、コンピュータに向かってコードを写経し続けていると、いつの間にかプログラミングが上達していることでしょう。

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この記事を書いた人

Yoshi Otobe
アメリカの大学でジャーナリズムを専攻。帰国後、医療、教育、ビジネス、ITなどの分野でライティング、編集、翻訳業務に携わる。現在はITとプログラミングについて勉強中。「基本情報技術者試験」「ITパスポート」「Webクリエイター能力認定試験」などの資格を所有。

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