性能がよく、見た目もおしゃれだとして人気のAppleのMacBook。使っている人を見て「自分も欲しい!」と思っている人も多いのではないでしょうか。
MacBookを購入する際には、できることをしっかりと理解して、用途にあわせて選ぶことが大切。
そこでこの記事では、MacBookを買ったらぜひやりたい5つのことや、ネットやプログラミングなどの用途別の選び方を解説します。
この記事の目次
MacBookとは
MacBook(マックブック)とは、アメリカのApple社が開発・販売しているノート型パソコン。
入門モデルであるMacBook Air(マックブック エアー)や基本モデルのMacBook Pro (マックブック プロ) など、いくつかの種類があります。
2006年にオリジナルモデルが発表されて以降、定期的に最新モデルが販売されているMacBookですが、モデルに関わらず統一して「MacBook」と呼ばれています。
ちなみに、MacとはApple社によるパーソナルコンピューター全般のことです。MacBookの他にはディスプレイ一体型デスクトップPCの「iMac」、デスクトップ型パソコンの「Mac Pro/Mac mini」があります。
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【おすすめ】MacBookでできること5選
スタイリッシュな見た目に惹かれて購入する人も多いMacBook。しかし、購入するからには何ができるのかをしっかりと理解しておくことが重要です。
MacBookはそのスペック(性能)の高さが魅力の1つ。インターネット検索や動画鑑賞などの基本的な使い方はもちろん、画像編集やプログラミングなどの様々なことが可能です。
ここからは、MacBookを購入したらぜひやってほしいことを5つ紹介します。
- 画像・動画編集
- プログラミング
- 音楽制作(DTM)
- 3Dモデリング
- ブログ・SNS・アフィリエイト
- 標準機能も充実
画像・動画編集
MacBookはその高い性能や操作性、さらに画面の美しさ(発色の良さ)で、多くの画像・動画クリエイターに愛されています。
標準搭載されている写真アプリでの編集はもちろん、PhotoshopやAffinity Photoなどの有料ソフトでもサクサクと快適に作業ができます。
画面の発色が非常に美しいので、初心者でもプロのクリエイターの気分を味わえるでしょう。
また、MacBookの高い性能は動画の編集にもぴったり。
日常で撮った家族や友人の動画や旅の動画をつなぎ合わせ、バックに音楽をつけるだけで、何度でも見直したくなる素敵な思い出になることでしょう。
MacBookの購入をきっかけにYou Tubeなどへの本格的な動画投稿に挑戦してみるのも良いですね。
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プログラミング
MacBookは、プログラミングに必要な開発環境の構築が簡単にできることも特徴の1つ。
開発環境の構築はプログラミング初心者の最初の難関とも言えるので、これが簡単にできることでプログラミングへのハードルがぐっと下がります。
また、iPhone・iPad,・Macなどで動作するアプリの開発は、基本的には同じApple社のMacで開発しなければなりません。
反対にアンドロイドアプリの開発はMacでもできるので、アプリ開発に興味がある人はWindowsではなくMacBookなどにするのがおすすめです。
加えて、プログラミングスクールの中には「MacBookを持っていること」が入会条件であることもあります。
スクールによっては貸出も可能ですが、追加料金がかかってしまうので、やはり本業・副業・趣味にかかわらずプログラミングをするならMacを選ぶのが良いでしょう。
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音楽制作(DTM)
MacBookを購入したら、ぜひ音楽制作(DTM)にもチャレンジしてみてください。
DTMとはDesk Top Music(デスクトップミュージック)の略。実際の楽器ではなくパソコン上で音楽を制作することを指します。
ちなみに、DTMは和製英語で、海外ではコンピューターミュージックと呼びます。
具体的には、MacBookに標準搭載されている「GarageBand」を使って、マウス操作で楽曲の制作をしたり、録音した音楽を編集したりすることが可能。
楽器を持っていない人や、騒音を気にして楽器の演奏がしづらい人でも、気軽に音楽を楽しめるのがメリットです。
3Dモデリング
3Dモデリングとは、キャラクターや建造物などの物体を3D空間で作成することです。立体的に描かれたボールや住宅の完成図などをイメージすると良いでしょう。
高度な技術が必要そうな3Dモデリングも、MacBookと「Blender(ブレンダー)」などの無料ソフトがあれば簡単にチャレンジできます。
ブログ・SNS・アフィリエイト
ブログやSNSなどを始めたい人にもMacBookはおすすめ。これらの作業はWindowsPCでも可能ですが、性能の良いMacBookなら効率的に作業できます。
例えばブログを書く際に複数のWebサイトを同時に開いて情報収集したり、SNSに動画や画像をアップロードしたりなど、それなりに負荷の大きい作業が日常的に発生します。
性能が悪いPCだとこれらの作業にいちいち時間がかかってしまい、待ち時間の長期化やストレスの原因にもなりかねません。
Macでは入門モデルのMacBook Airでも高い性能を持っているため、サクサクと快適に作業できるでしょう。
標準機能も充実
ここまで、MacBookでできることの中で特に優れていることを5つ紹介しましたが、MacBookは標準機能も充実さも大きな魅力です。
MacBookがあれば、文書作成やネット閲覧など仕事や趣味のちょっとした作業もストレスなく行えます。
MacBookの標準機能についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。ぜひあわせて参考にしてください。
MacBookでできること10選!Macの特徴や標準機能を解説MacBookはどれがいい?4つの基準
MacBookにはスペックや容量などによっていくつかの種類があります。「たくさんあってどれがいいかわからない」という人も多いでしょう。
ここからは、MacBookを選ぶ際の4つの基準について紹介します。
- 用途で選ぶ
- 画面サイズで選ぶ
- 重さで選ぶ
- 価格で選ぶ
用途で選ぶ
1つ目の基準は用途です。
ネット検索や動画視聴、ドキュメントの作成など日常的な使い方をする予定であれば、MacBook Airがおすすめです。
入門モデルとして価格も求めやすい設定になっていますが、性能は十分。Appleが独自開発した高性能な「M1チップ」により、高速処理と低消費電力が実現されています。
動画編集や音楽制作、プログラミング、オンラインゲームなどをしたい人は、MacBook Proが適しています。
Proならではの画面の美しさと高速処理で、クリエイティブな作業もはかどるでしょう。
画面サイズで選ぶ
2つ目の基準は画面サイズです。
MacBook Airは13.3インチ、MacBook Proは13.3インチと16インチの2種類から選べます。
プログラミングや動画編集などのクリエイティブな作業では、当然画面が大きいほうが効率は良くなります。
ただし、その分価格や次に解説する重量も増えるので、使い勝手との兼ね合いとなるでしょう。
あるいは、13.3インチのモデルを購入し、自宅やオフィスなどでの作業時は別のモニターと繋いで画面を拡張する方法もあります。
重さで選ぶ
3つ目の基準は重さです。
具体的には、MacBook Airが約1.29kg、MacBook Proは13インチモデルが約1.4kg、16インチモデルが約2kgの重量があります。
仕事や学校などに持ち運びたい人は、最も軽量なMacBook Airがおすすめ。高性能なM1チップのおかげでバッテリーの持ちもよく、1日充電しなくても夜までしっかり作業ができます。
次に軽い13インチのMacBook Proは、軽量性も重視しつつ、MacBook Airよりも高性能なノートブックが欲しい人におすすめ。
MacBook Pro16インチは、2リットルのペットボトルとほぼ同じ重さの約2kgなので、日常的な持ち運びでは負担になる可能性が高いでしょう。
価格で選ぶ
MacBookは「Air」と「Pro」の2種類があり、価格面でいうとAirの方が安いです。しかし、安いからといって性能が低いわけではありません。
データ入力や簡単な事務作業、ブログ作成などで使う場合には、安価なAirでも十分に対応できるでしょう。
なるべくコストを抑えてMacBookを購入する際は、中古の型落ちを購入したりApple公式の整備済み製品などから購入するのがおすすめ。
【要望別】MacBookのおすすめモデル
MacBook選びの基本的な基準は「用途」「画面サイズ」「重さ」です。
しかし、作業効率やコストパフォマンスを重要視する人にとっては、CPUやメモリ、ストレージなども気になる部分でしょう。
最後に、要望別のおすすめMacBookをプロセッサ(CPU)、メモリ(RAM)、ストレージの3つの視点から解説します。
- ネット閲覧や文書作成がしたい
- 写真・動画の編集をしたい
- プログラミングをしたい
ネット閲覧や文書作成がしたい
インターネット検索やWordやExcel、Googleのドキュメントやスプレッドシートなどの文書作成が主な用途である人には、MacBook Airがおすすめです。
【性能の目安】
- プロセッサ:M1
- メモリ:8GB~
- ストレージ:256GB~
ストレージは何をどれくらい保存する予定であるかによって決めましょう。
iPhoneの写真のバックアップや、一眼レフで撮影した写真、長時間の動画などを保存する場合は512GBあれば余裕を持って使えます。
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写真・動画の編集をしたい
SNSやYouTubeのために画像や動画の編集を行いたい人も、MacBook Airがあれば快適に作業ができるでしょう。
ただ、特に写真の編集や動画編集などでは、編集ソフトの操作や動画のアップロードなど負荷のかかる処理が発生します。
このため、メモリは8GBではなく16GB~にしたほうが「動作が重い」とイライラせずにすみます。
【性能の目安】
- プロセッサ:M1~
- メモリ:16GB~
- ストレージ:512GB~
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プログラミングをしたい
MacBookを使ってプログラミングをしたい人は、MacBook Proがおすすめです。
【性能の目安】
- プロセッサ:M1~
- メモリ:16GB~
- ストレージ:256GB~
現在MacBookで採用されているM1チップは、IntelのCore i7と同等以上の性能があると言われています。比較的負荷の高いプログラミング作業も問題なくこなせるはずです。
メモリやストレージについては、HTMLやJavaScriptなどを利用したWeb開発や、アプリ開発やサーバーサイドの開発など、開発物の規模によって決めます。
「大は小を兼ねる」と、メモリやストレージが大きいものを選びたくなるかもしれません。
しかし、容量が大きいほど価格も上がります。ストレージについては、Google driveやDropBoxなどのクラウドストレージを利用する方法も検討すると良いでしょう。
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MacBookでできることはたくさんある
MacBookは見た目のおしゃれさはもちろん、高い処理速度や長時間バッテリーなどの性能面でも非常に優秀なノートパソコンです。
MacBookが1台あれば、仕事のドキュメント作成から趣味の動画編集、プログラミングなどまで幅広く行えます。
MacBookにはメモリやストレージなどにいくつか種類があるため、用途に応じて選択しましょう。
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