スマートフォンの単語帳アプリは、資格試験の勉強や英単語の暗記などを行うのに便利。しかし、数が多くてどれを選べばよいか分からないという方もいるでしょう。
そこで本記事では、iPhone・Androidで使える単語帳アプリのおすすめを厳選して紹介します。自分に合う単語帳アプリを見つける参考にしてみてください。
※記事内の価格等は2023年6月執筆時の内容です。最新情報は公式サイト等でご確認ください。
単語帳アプリのおすすめ12選
さっそく、おすすめの単語帳アプリ12選を紹介します。
- WordHolic!(ワードホリック)
- Quizlet(クイズレット)
- 単語帳メーカー
- 暗記マスター
- i-暗記シート
- Flashcards Deluxe
- Monoxer(モノグサ)
- AnkiMobile Flashcards
- 分散学習帳
- わたしの写真暗記帳
- 単語帳F
- Cloudy(クラウディ)
興味のあるアプリがあれば、ぜひお使いのスマートフォンにインストールして、使用感を確かめてみてください。
WordHolic!(ワードホリック)
出典元:Langholic
- 価格:基本無料
- 対応OS:iOS、Android
- 使いやすいシンプルなデザインと豊富な機能を持ち合わせた単語帳アプリ
- 無料で単語カードを好きなだけ作成でき、暗記したい単語のみをピックアップした学習も可能
- 29言語に対応した読み上げ機能により、発音やリスニング対策にも活用できる
「自分で作る単語帳 WordHolic!」は、シンプルで高機能な単語帳アプリです。
単純な反復練習ではなく、画像の挿入や読み上げ機能などのさまざまなアプローチから、記憶の定着に役立つ機能が用意されています。
どの単語帳アプリがよいか迷っているならば、まずは本アプリから始めるのがおすすめ。
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Quizlet(クイズレット)
出典元:Quizlet
- 価格:基本無料、有料版(プレミアム機能)あり
- 対応OS:iOS、Android
- 自分で単語カードを作成するだけでなく、ほかのユーザーが作成した単語カードも使える
- 「マッチ」や「グラビティ」といったゲーム感覚で覚えられる機能がある
- 外国語は18言語に対応しており、歴史や科学などの学習にも使える
「Quizlet クイズレット:語学と語彙を単語カードで学ぶ」は、豊富な機能で学習をサポートする単語帳アプリです。
学習モードでテスト勉強や復習に活用したり、オンラインでほかのユーザーが作成した教材を閲覧したり、単語カードを友人と共有したりできます。
単語帳という枠を超えた機能が用意されているのが魅力の1つ。
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単語帳アプリ 単語帳メーカー
出典元:単語帳メーカー
- 価格:基本無料
- 対応OS:iOS
- Excelデータをアプリに送ったり、データの複製などの単語帳作成を効率化する機能を搭載
- 写真やイラストを挿入することで、視覚的な暗記にも活用できる
- Bluetoothを使って作成した単語帳を複数人に共有できる
「単語帳アプリ 単語帳メーカー」は、英単語の暗記や試験勉強を効率化するのに役立つ単語帳アプリです。
画像や音声データの設定も可能で、テキストの自動読み上げによるリスニング対策も行えます。
暗記マスター
出典元:暗記マスター
- 価格:基本無料
- 対応OS:iOS
- 間違えた問題や苦手な問題の周回学習をサポートする単語帳アプリ
- ワンボタンでサクサク問題を解けるシンプルなインターフェース
- 周回学習の細かい設定やグラフを使った学習記録など、機能も充実している
「暗記マスター」は、間違えた問題を反復して解く周回学習にスポットを当てた単語帳アプリ。
操作性の評価が高く、シンプルな操作で問題集を作成し、テンポよく学習できます。
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i-暗記シート
出典元:App Store
- 価格:基本無料
- 対応OS:iOS、Android
- 受験や資格試験の勉強でよく使われる「赤シート」を再現した暗記アプリ
- 参考書や自作ノートの写真を取り込んでアプリを起動すると、赤字部分がフィルタリングされる
- 電車移動中や荷物を持っているときなど、片手がふさがっている状況でも赤シート学習が可能
「i-暗記シート -写真で作る問題集-」は、暗記学習でおなじみの赤シートを画像解析機能で実現したアプリです。
覚えたい部分を事前にチェックしておけば、参考書や自作ノートを持ち歩かなくても学習できるため、非常に便利です。
Flashcards Deluxe
出典元:App Store
- 価格:3.99ドル(約600円)
- 対応OS:iOS、Android
- 豊富な学習モードにより、同じ単語帳を学習方法や表示パターンを変更して反復練習できる
- 単語帳ごとに5,000枚以上のカードを挿入でき、共有ライブラリから単語帳のダウンロードも可能
- 海外製のアプリだが日本語を含む18言語の音声読み上げに対応している
「Flashcards Deluxe」は、アメリカ人開発者が中国語の独学のために開発した単語帳アプリ。
シンプルなインターフェースにも関わらず、単語カードの表示パターンや学習方法のカスタマイズが豊富なので、効果的に学習を進められるでしょう。
Monoxer(モノグサ)
出典元:Monoxer
- 価格:無料
- 対応OS:iOS、Android
- 問題をさまざまな出題形式で解いて覚える単語帳アプリで、問題はAIで自動生成される
- 解いた問題はデータ化されるので、記憶の定着が視覚的に分かる
- 記憶度と忘却速度の算出により、忘れそうになった問題を自動的に出題する
「Monoxer」は、AIを活用した効率的な暗記学習が可能な単語帳アプリです。
「記憶定着の課題を解決する」をテーマに、生徒の学習状況の把握や成績向上のためのアプリとして、教育機関や学習塾でも活用されています。
AnkiMobile Flashcards
出典元:App Store
- 価格:3,500円(iOS版のみ)
- 対応OS:iOS、Android
- オープンソースの単語帳ソフト「Anki」のモバイル版で、パソコン版とデータを同期できる
- 解いた問題を次に復習する日で振り分けられるので、忘れた頃に自動的に問題が出題される
- 画像や音声データの追加、進捗状況ウィジェット、27言語対応など、機能も充実している
「AnkiMobile Flashcards(Android版はAnkiDroid)」は、パソコン版の単語帳ソフト「Anki」と連携して効果を発揮する単語帳アプリです。
無料のクラウドサービスがついており、パソコンとデータを簡単に共有できます。
そのため、カード作成や自宅学習ではパソコンを使い、外出中やスキマ時間はスマートフォンで勉強するといった、マルチな使い方が可能です。
iOS版のみ有料となるので注意。
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分散学習帳
出典元:App Store
- 価格:無料
- 対応OS:iOS、Android
- 一定間隔で復習を繰り返し記憶を定着させる「分散学習」のメカニズムを採用した単語帳アプリ
- 復習回数と解答の思い出しやすさから、ユーザーにとってベストな復習タイミングを算出する
- 復習問題のプッシュ通知、カードの共有、音声読み上げ機能なども搭載している
「分散学習帳」は、メンタリストDaigo氏と弟の松丸亮吾氏が制作した、科学的根拠のある学習方法を用いた単語帳アプリです。
長期的な記憶の定着に役立つ分散学習を採用しており、最適なタイミングで復習や暗記をサポートします。
わたしの写真暗記帳
出典元:mipoiApp
- 価格:基本無料
- 対応OS:iOS
- 教科書やノートの写真にマーカーをつけて簡単に問題を自作できるアプリ
- 星、チェック、成績などを設定して進行状況に合わせた効率的な学習をサポート
- 問題の出題と解答を自動化する自動モードを搭載しており、通勤や通学中の使用に便利
「わたしの写真暗記帳」は、ノートの写真や教材のPDFにマーカーをつけて問題を自作できるアプリです。
授業でノートをとった後に写真として取り込んでおけば、問題集を効率的に作成できます。
単語帳F
出典元:Google Play
- 価格:無料
- 対応OS:Android
- シンプルで使いやすい単語帳アプリで、学習モードを組み合わせた効率的な復習をサポート
- 完成済みの単語帳をダウンロードしたり、CSVファイルでデータのインポートとエクスポートも可能
- 学習管理アプリの「Studyplus」と連携して、学習成果の管理や学習状況の共有も可能
「単語帳F」は、シンプルで使いやすく、学習効率を高めることにこだわった単語帳アプリ。
特筆すべきはStudyplusとの連携機能で、学習状況の管理や共有によって、モチベーション維持にもつながります。
また、単語帳ショップでは完成済みの単語帳をダウンロードできるので、資格試験や学校教材の問題集としても優秀です。
Cloudy(クラウディ)
出典元:Google Play
- 価格:無料
- 対応OS:Android
- 気になる単語を辞書で検索してすぐに単語帳に登録できる
- ホーム画面にウィジェットを追加してアプリを起動するので、使い勝手が非常によい
- データのバックアップ機能により、端末が破損したときや機種変更するときも安心
「辞書で作る自分の単語帳 ウィジェット : Cloudy」は、使い勝手のよいウィジェットタイプの単語帳アプリです。
復習スケジュールを立てたり学習目標も設定できるので、計画的に学習を進められます。
単語帳アプリの選び方
本章では、単語帳アプリの選び方を4つのポイントに分けて解説します。
- 発音練習には読み上げ機能が最適
- 学習に役立つ機能の有無
- アプリが無料か有料か
- アプリのレビューで使用感や評価を確認する
発音練習には読み上げ機能が最適
1つ目は、発音練習に使うなら読み上げ機能のある単語帳アプリを選ぶことです。
単語帳アプリの中には、英語や中国語などの音声読み上げ機能を搭載したものがあります。
間違った発音で覚えるリスクを減らせるだけでなく、リスニング力を鍛えるのにも役立ちます。
学習に役立つ機能の有無
2つ目は、学習に役立つ機能があるかどうかで選ぶことです。
例えば、地理や歴史を暗記する場合、歴史的建造物や偉人の画像があるとよいかもしれません。
この場合は、画像やイラストを挿入できる単語帳アプリを選ぶのがベストです。
したがって、自分に必要な機能が何かを洗い出した上でアプリを選んでみましょう。
アプリが無料か有料か
3つ目は、単語帳アプリの価格で選ぶことです。
無料アプリと有料アプリで機能性に差はあるのかという疑問に関しては、そこまで大きな差はないといえます。
しかし、無料アプリは広告がついているものが多く、頻繁に登場する勉強と関係のない広告が学習の妨げとなることも少なくありません。
広告が煩わしい場合は、有料アプリに乗り換えるか、課金して広告を外すのがおすすめです。
アプリのレビューで使用感や評価を確認する
4つ目は、レビューで使用感や評価を確認した上で選ぶことです。
レビュー数が多く評価の高いアプリであれば、ユーザー数・ダウンロード数が多く、信頼性のあるアプリだと予想できます。
また、レビューに対して開発者がコメントを返しているアプリは、誠実でサポート体制も整っていると予想できるでしょう。
単語帳アプリを活用するメリット
本章では、単語帳アプリを活用するメリットを5つ紹介します。
- スマートフォンがあればOKで学習の場所・時間を選ばない
- データの修正や変更が手軽
- 苦手な部分を重点的に学べる
- 音声再生機能で発音チェックができる
- バックアップすれば万一の際もデータを復元できる
スマートフォンがあればOKで学習の場所・時間を選ばない
1つ目は、スマートフォンがあれば場所や時間を選ばずに学習できることです。
単語帳を開くタイミングは人それぞれですが、通勤中・通学中・休み時間の合間などに開く人も多いでしょう。
このようなスキマ時間を効率的に使うなら、片手でスマートフォンを操作して学習できる単語帳アプリが理想といえます。
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データの修正や変更が手軽
2つ目は、単語帳データに修正や変更を加えるのが手軽になることです。
例えば、一度に大量の単語を追加するとき、紙の単語帳の場合は作るのに膨大な時間を消費してしまい、場合によっては紙が足りなくなることも。
しかし、単語帳アプリはパソコンでデータを作成して同期したり、端末に保存した写真を取り込むだけで完了します。
修正作業についても、修正箇所を検索すれば、探す手間もかかりません。
苦手な部分を重点的に学べる
3つ目は、苦手な分野や何度も間違ってしまう部分を重点的に学べることです。
単語帳アプリの中には、間違えた問題のみをピックアップして復習できるモードを搭載したものが多いです。
そのため、苦手な分野を集中的に学べるので、弱点を克服しつつ、復習して記憶の定着につながります。
音声再生機能で発音チェックができる
4つ目は、音声再生機能により、英単語やフレーズなどの発音チェックができることです。
登録した単語にネイティブの録音音声がつく単語帳アプリも多いので、暗記と同時に発音練習も行えます。
また、英語だけでなく中国語や韓国語などの複数言語に対応した単語帳アプリも多いので、リスニング力を高めたい人にもおすすめです。
バックアップすれば万一の際もデータを復元できる
5つ目は、バックアップを作成しておけば万一の際もデータを復元できることです。
紙の単語帳を使っていて心配なのが、紙が破けたり紛失してしまったときです。
この場合、もう一度最初から作らなければならないため、膨大な時間とモチベーションを失ってしまいます。
しかし、単語帳アプリならばバックアップ機能で安全にデータを保護できるので、スマートフォンの紛失や破損などの被害にあっても、心配はありません。
単語帳アプリで勉強や暗記を効率化しよう
iPhone・Androidの単語帳アプリのおすすめ、選び方、活用するメリットを紹介しました。
スマートフォンを使って場所や時間を問わず効率よく学習するなら、単語帳アプリをうまく活用しましょう。
アプリごとに機能や価格が異なるので、使う目的に合わせて選んでみてください。
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