AIやIoTなどのIT技術の需要増加に対し、ITエンジニアは不足しており、プログラミングができる人材が求められています。
現在の仕事の将来に不安を抱いている方の中には「手に職をつけるためにプログラミングスキルを身につけよう」と考えている方もいるのではないでしょうか。
しっかりとしたスキルを身につけるのであれば、プログラミングスクールに通うのがおすすめですが、どのスクールに通えばよいのかがわからない方も多いでしょう。
今回は、渋谷周辺のおすすめのプログラミングスクールについて、サービス内容や金額などを分かりやすく解説します。
東京の他のエリアでおすすめのプログラミングスクールは以下の記事で紹介しています。
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この記事の目次
渋谷で通えるおすすめのプログラミングスクール7選
プログラミングスクールの中からおすすめ7校を紹介します。
テックキャンプ 渋谷アジアビル校
テックキャンプは、未経験者に特化したが学習環境を提供しているエンジニアスクールです。オンラインプランに加えて教室で学べる通学プランを用意しています。
通学プランの魅力は、教室にいる講師にいつでも質問できること(質問対応時間:毎日14:00~22:00)と技術書ライブラリーなどが揃った学習空間を自由に活用できることです。短期集中スタイルの場合は、同期とチーム開発を行える点や励ましあえる点も見逃せません。
※現在はオンラインプランのみ受付をしております。
公式サイト | https://tech-camp.in/lps/expert/commute |
運営時間 | 毎日10:00〜22:00 |
料金 | 公式サイト参照 |
学べる言語・コース |
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就職・転職サポート | 学習終了後182日まで転職を支援。転職返金保証あり |
アクセス | 渋谷駅から徒歩6分 |
テックジム 渋谷ギークス校
出典:テックジム
テックジム渋谷ギークス校は、エンジニアの実務経験がある方限定の経験者向けスクールです。Pythonの基礎知識やディープラーニングなど、AI開発について学習できます。
Pythonの読み書きだけでなく、AIの仕組みについて実際にプログラミングすることで深い知識を身につけられます。
「テックジム方式」と呼ばれる学習方式を採用しており、座学なしの自習スタイルでプログラミング学習を進められるのが特徴。
明確な学習期間は設けられていないため、マイペースにプログラミングスキルを身につけたい人におすすめです。
テックジムの会員は、初心者からプロのエンジニアまでさまざまで、仲間を見つけて一緒に学習したりプロからスキルを教わったりして自由に交流できます。
公式サイト | https://techgym.jp/ |
運営時間 | 教室・オンラインともに19時~21時 |
料金 | 公式サイト参照 |
学べる言語・コース |
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就職・転職サポート | なし |
アクセス | 渋谷駅から徒歩3分 |
. Pro
出典:. Pro
.Proは、講義・実習を少人数制にすることで、受講生同士や講師とのコミュニケーションを取りやすくしている点が特徴です。
また、講義・実習を通して作成した成果物の発表会を開催しており、プレゼンテーションスキルも身につけられます。
学習内容は、Pythonのプログラミング・Webアプリケーションなど、近年需要が増えているジャンルについて学習できます。コースは全部で3コースあり「 AI×Djangoコース」「WebExpertコース」「Designerコース」から選択可能。
ただプログラミングスキルを身につけるだけでなく、エンジニアに必要なスキルを幅広く身につけられるでしょう。
公式サイト | https://dotpro.net/ |
運営時間 | 12時~16時半 |
料金 | 公式サイト参照 |
学べる言語・コース |
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就職・転職サポート | あり |
アクセス | 渋谷駅から徒歩7分 |
Winスクール 渋谷校
出典:Winスクール 渋谷校
Winスクールは、最新の学習環境で個人レッスンを受けられるのが特徴です。学習してて分からない部分もすぐに質問でき、効率よくプログラミング学習に取り組めます。
300以上の講座を開いており、Webアプリから組込みシステムまで幅広くカバー。また、複数の講座をセットで受けることも可能なので、幅広くスキルを身につけたい人におすすめです。
また、渋谷駅から徒歩3分という抜群の立地も、通学する際の魅力です。
公式サイト | https://www.winschool.jp/map/tonai/tokyo/sibuya.html |
運営時間 | 教室・オンラインともに平日:9時20分~21時 土曜:9時20分~18時 日曜:9時20分~15時20分 |
料金 | 公式サイト参照 |
学べる言語・コース |
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就職・転職サポート | なし |
アクセス | 渋谷駅から徒歩3分 |
パソコンスクールISA 渋谷校
創業から40年近く経ち、これまで3,000名以上の転職支援を行ってきた実績のあるスクールです。プログラミングだけでなく、デザイン、VBA、Excel、PowerPointなど幅広いテーマを学習することができます。
パソコンスクールISAでは、一部の講座が教育訓練給付金制度の対象となっています。教育訓練給付金は、ハローワークから受講費用の最大20%分が支給される制度。一定の条件を満たした人がこの制度を利用すれば、料金を節約できます。
受講はマンツーマン・オンライン・クラス受講の3形式から選択が可能です。
プログラミング関連では、Web制作・Webデザインを主に扱っています。受講生毎の習熟度・目的に適した講座を選べるので、幅広いニーズに対応できます。
また、資格取得の対策講座なども開いているので、スキルアップを目指したい人におすすめです。
公式サイト | https://www.isa-school.net/map/map_shibuya.php |
運営時間 | 月曜から木曜:10時半~20時半 金曜から日曜:10時~17時 |
料金 | 公式サイト参照 |
学べる言語・コース |
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就職・転職サポート | なし |
アクセス | 渋谷駅から徒歩1分 |
パソコン教室アビバ 渋谷校
毎年3万人以上が受講しているパソコン教室アビバは、キャリアナビゲーターの丁寧なカウンセリングと学習管理が大きな特徴。ヒアリングと自己診断ツールを活用して、それぞれの受講生に最適な講座と学習プランを提供してくれるので安心です。
講座は動画授業なども活用しながら、Java・JavaScript・PHP・Androidアプリ入門・SQLなど豊富な分野について学べます。
受講スタイルは、週2回通学と月8回通学の2種類から選択可能。当日予約や日程変更も受け付けており、急な予定にも柔軟に対応してもらえるので安心です。
また、プログラミング学習と並行して定期的なカウンセリングも実施し、課題点などをアドバイスしてくれます。
公式サイト | https://www.aviva.co.jp/ |
運営時間 | 平日:11時~21時(月曜は休講) 休日:3時半~17時 |
料金 | 公式サイト参照 |
学べる言語・コース |
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就職・転職サポート | キャリアコンサルタントによるサポートあり |
アクセス | 渋谷駅から徒歩1分 |
G’s ACADEMY TOKYO
「セカイを変えるGEEKを養成する」をコンセプトに掲げて、デジタルハリウッドが運営しています。
土曜日にプログラミングを学び6カ月でアプリ・サービスを完成させる週末集中DEVコースと6カ月間の集中学習を通じてオリジナルプロダクトを開発するフルタイム総合LABコース(専攻:フルスタックエンジニア/プロダクトマネージャー/UXリサーチャー)を開講しています。校内オーディションを勝ち抜けば、投資家や採用担当者が集まる「GLOBAL GEEK AUDITION」へ参加できます。
卒業生が後輩をスカウトする採用マッチングイベントを開催するなど、就職、転職支援が充実している点も魅力です。
公式サイト | https://gsacademy.jp/ |
運営時間 | 24時間利用可 |
料金 | 公式サイト参照 |
学べる言語・コース |
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就職・転職サポート | あり |
アクセス | JR原宿駅、東京メトロ明治神宮前駅から徒歩1分 |
渋谷のプログラミングスクール事情
多くのIT系ベンチャー企業が本社を構えており、日本のシリコンバレーともいわれている渋谷は、スクールも充実しているのが特徴です。その理由は、単に教室の数が多い他にも3つの点が挙げられます。
1つ目は、学習したいプログラミング言語・IT技術の選択肢が広いことです。
「PythonとAIの知識を同時に学習可能」といったように、関連するIT技術を同時に学習できるコースが多く開講しています。幅広く知識を持っていれば、それだけエンジニアの価値も上がるため、選択肢の多いスクールに注目が集まるのです。
2つ目は、行きたいときに通学できるように教室を開放していることです。
スクール側の予定に縛られることなく、自身のペース・タイミングで学習を進められます。
3つ目は、夜遅くまで開放している教室が多いことです。
日中は仕事で十分に学習時間を割けない人も、夜の時間を利用して学習できます。
自分に合ったプログラミングスクールを選ぶポイント
数あるスクールの中から自身に合うものを選ぶには、おもに6つのポイントを意識することが大切です。
それぞれの内容を順番に見ていきましょう。
学べるプログラミング言語
1つ目のポイントは、学習できるプログラミング言語です。
プログラミング言語は複数存在し、それぞれ特徴・用途が異なるため、どのプログラミング言語を学びたいのかを考えなければなりません。
どのプログラミング言語を学びたいかわからない場合は、どんなサービスを開発したいのかを考えてみてください。
AIを搭載したアプリ開発に興味があるならPython、何かしらWebサービスを開発してみたいならPHP・Rubyというように、開発したいものから学びたいプログラミング言語を決められます。
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講師がプログラミング教育を専門としているか
2つ目のポイントは講師です。講師はスクールで受ける教育の質に大きく関わります。評価のポイントは「プログラミング教育の経験が豊富な講師であるか」です。
エンジニアとしての技術力はもちろん、初学者を正しく成長させる指導力のある講師がいるスクールを選びましょう。教育経験が豊富な講師は、学習時に陥りやすい間違いをよく把握しており、質の高い指導やサポートを行えます。
反対に、講師を「現役エンジニアかどうか」だけで選ぶことは要注意です。現役エンジニアであれば、誰でも教えることが上手いわけではありません。
特に、講師が常駐しておらず、都度アルバイトや業務委託で人員確保しているスクールの講師は、質が均一でなく、教育者として未熟な場合があります。スクールの受講を検討する際は、事前に講師としての実績を確かめておくことが大切です。
受講料金
3つ目のポイントは、受講料金です。
自身の経済状況を確認したうえで、無理のない範囲でスクールを選択しましょう。また、スクールによっては期間限定で割引キャンペーンを行っている場合もあります。
すぐにスクールに入校しようとせず、割引キャンペーンがあるタイミングを待つのも1つの手です。
また、国の給付金制度が使えて、大幅に受講料の負担が軽減するケースもあります。気になる方は、スクールの公式サイト等をよく確認してみましょう。
受講期間
4つ目のポイントは、受講期間です。
受講期間を考える際には、一日にどのくらいの時間をプログラミング学習に割けるかを先に考えてみてください。
平日は仕事があるため少しの時間しか割けない場合は、受講期間が長めのコース・プランを選択して、ゆっくりと学習するのがおすすめです。
一方、仕事を辞めてまとまった時間がとれるのであれば、受講期間が短めのコース・プランを選択して、短期集中で学習するのがおすすめです。
受講形態や通い方
5つ目のポイントは、受講形態や通い方です。
受講形態はおもに「通学」と「オンライン」2種類があります。
通学する受講形態は、講師と直接会話できる一方、教室が都市部に集中していることから地方在住の人が利用しにくいのが難点です。オンラインの場合は、地方在住であってもインターネット環境が整っていれば利用可能ですが、質問対応が遅れたり学習モチベーションの維持が難しかったりします。
両者のメリット・デメリットを把握したうえで、自身に合う受講形態を選びましょう。
オンラインで学べるプログラミングスクールは以下の記事で紹介しています。こちらも参考にしてください。
受講生の卒業後の実績
6つ目のポイントは、受講生の卒業後の実績です。
公式サイトには、今までスクールを利用した人の実績が公開されています。卒業後の進路やどのようにプログラミング学習したのか、卒業生が答えているのでスクールの利用をイメージできます。
利用前にあらかじめイメージを持っていれば、入校後に悩み・不満を抱くことなく学習に臨めるため、参考にしてみましょう。
転職サポートの有無
7つ目のポイントは、転職サポートの有無です。
スクールによって、キャリアカウンセラーによるカウンセリングが受けられます。転職も視野に入れている人は、エンジニアのキャリアを明確にするためにも利用するのがおすすめです。
添削サポートや模擬面接をしてくれるため、書類作成・面接などで不安がある人も安心して利用できます。
口コミ・評判
8つ目のポイントは、スクールの口コミと評判です。公式サイトやパンフレットの情報だけでは、実際の雰囲気などを把握できません。実情を正しく理解するため、生徒や卒業生の感想を確かめておくことが大切です。
口コミや評判で、思っていたよりも転職サポートを受けられないことがわかったり、思っていたよりも学習環境が整っていることがわかったりすることがあります。
ただし、口コミや評判を過剰に信じることはおすすめできません。ある生徒、卒業生の感想だからです。意見が偏っていることも考えられます。気になる場合は、無料体験を利用するなどして、自分で確かめることが重要です。
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お得にプログラミングスクールに通う方法
スクールの授業料は、いくつかの方法で抑えられる可能性があります。主な方法を紹介します。
リスキリング補助金を利用する
リスキリング補助金を活用できると授業料などを抑えられます。代表的な補助金としてあげられるのが「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」です。同事業は、キャリア相談、リスキリング講座の受講、転職相談を一体的に支援する事業といえるでしょう。具体的には、キャリア相談と転職相談を無料で利用できるうえ、リスキリング講座(キャリア相談の結果を踏まえて受講)の負担軽減も受けられます。負担軽減の割合は受講費用の2分の1相当額(上限40万円)です。実際に転職し、1年間、転職先に就業しているとさらに受講費用の5分の1相当額(上限16万円)の軽減を受けられます。
教育訓練給付金を利用する
教育訓練給付金は、一定の条件を満たす雇用保険の被保険者、雇用保険の元被保険者が、厚生労働大臣指定の教育訓練を修了したときに、受講費用の一部を支給する制度です。給付率と上限額は、対象講座のレベルなどで異なります。具体的には、以下のとおりです。
教育訓練の種類 | 給付率と上限額 | 講座の例 |
専門実践教育訓練 | 最大で受講費用の70%(年間上限56万円) | 第四次産業革命スキル習得講座(経済産業大臣認定)など |
特定一般教育訓練 | 受講費用の40%(上限20万円) | ITSSレベル2の情報通信資格取得を目的とする講座など |
一般教育訓練 | 受講費用の20%(上限10万円) | Webクリエイター、Illustratorクリエイター、ITパスポートなどに関する講座など |
プログラミング関連の講座のなかにも、教育訓練給付金の対象講座に指定されているものがあります。スクールの公式サイトなどで確認するとよいでしょう。
割引制度を利用する
スクールの中には、独自の割引制度を用意しているところがあります。具体的な内容はケースで異なりますが、一定の期間以内に申し込みを行えば入学金を免除するなどが考えられます。不定期で開催されることが多いため、気になるスクールの情報を継続的にチェックしておくことが大切です。
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まとめ
今回は、渋谷でプログラミングを学べるスクールを10校紹介しました。
ただプログラミングが学べるだけでなく、メンタリングや転職支援など、さまざまなサービスを提供しているスクールも多数あるので、上手に利用するのが重要です。
スクールに選びに迷ったら以下の記事も参考にしてください。
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