人生は常に勉強であり、学生から社会人になっても新しいことを学ぶ機会が数多くあります。
社会人と学生、それぞれにとっての勉強で大きく異なるのは強制力の有無ではないでしょうか。社会人は学生よりも自主的に勉強する姿勢が求められます。
だからこそ、
「仕事の合間を使ってスキルアップしたいが、勉強する意欲がわかない」
「仕事もしながら、1日何時間も勉強はしたくない」
という気持ちにもなりやすいはず。
そこでこの記事では、仕事の勉強したくないと感じている社会人に向けたやる気アップのコツを解説します。
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この記事の目次

勉強したくないと感じる原因を分析しよう
今どのような心理状況なのか、勉強へのモチベーションがらない要因はなにかを考えてみてください。
参考として、社会人にありがちな原因をまとめました。
強制力がなくついサボってしまう
冒頭でも説明した通り、社会人になると勉強する上での強制力がなくなりがち。
学生の頃は身近に親がいたり、先生がいたりするため嫌でも机に向かわなければならない環境があったと思います。
しかし、社会人になるとなかなかそうはいきません。「勉強しなさい」と行ってれる人やスケジュールを管理してくれる人もいなくなります。
全て自分で管理しなければならなくなるため、少し気が緩んだだけで「今日は勉強しなくてもいいや」とサボりがち。
そのままズルズルと勉強しない日が続くと、完全にやる気を失ってしまいます。
仕事が忙しく勉強する余裕がない
会社勤めをしていたり、自分で事業を運営していたりする場合、1日のうち多くの時間をそのための作業に費やしていることでしょう。
そのような生活の中で、自分磨きのために資格やスキルの勉強をするのは一苦労。繁忙期になったらさらに時間の確保が難しくなると思われます。
それでも時間を作ろうとする人もいますが、無理をしすぎると体調を崩す原因にもなりかねません。
仕事が忙しすぎるあまり、だんだんと勉強への意欲がなくなりがちです。
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一人で勉強することが負担に感じる
社会人になってから何らかの勉強をしようと思った時、最初は独学から始めるケースが多く見られます。
専門的なスクールや習い事教室などに通うのも方法ですが、まだ続けられるかわからないうちに月謝を払うのはリスキーに感じるでしょう。
独学にもメリットはありますが、基本的に一人で勉強しなければならず、モチベーション維持が困難になり挫折しかねないという懸念点もあります。
学校のように仲間と切磋琢磨できる環境がないことで、勉強に対してネガティブな気持ちになってしまうという人もいるようです。
効率的な方法がわからない
先ほど解説した「仕事が忙しく勉強する余裕がない」に関わる内容です。
忙しい社会人が勉強しようと思ったら、勉強を効率化は欠かせません。短い時間で最大の効果が出る勉強方法を試さなければ、目標の達成も難しいでしょう。
しかし、あなた自身にとって効率的な勉強方法がすぐに導き出せるかというと、その限りではありません。
様々な勉強方法を試してみた結果、普通より非効率になってしまう可能性もあります。
そのままだと、いくら勉強しても全く先に進まないという状態に陥りがち。気がついたら教材を読む気力すらなくなっているかもしれません。
勉強自体好きではない
そもそものタイプとして、勉強が好きではないというケースもあるでしょう。
人間で誰でも好き嫌いがあります。その嫌いなものが勉強という人は、モチベーションの有無に関わらずやりたいとすら思わないかもしれません。
元々のタイプ的に勉強が嫌いという人でも、勉強に取り組むためのコツはあります。
しかも、とても前向きに勉強に挑戦できるであろうコツです。ぜひ、次の項目まで読み進めてください。
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「仕事の勉強をしたくない」気持ちを払拭する4つのコツ
何となくでも掴めたなら、次は勉強したくない気持ちを払拭するコツを実践していきましょう。
ここでは、以下4つを紹介します。
- ご褒美を用意しよう
- 勉強する目的を明確にしよう
- 周囲の人を巻き込んで勉強してみよう
- 基本的な教材1つだけに集中しよう
その1:ご褒美を用意しよう
「勉強しようとしてもついサボってしまう」「そもそも勉強自体好きではない」という方は、勉強が終わった後のご褒美を用意してみましょう。
「〇〇の勉強ができたら△△をする(ご褒美)」と決めておけば、勉強へのモチベーションも高まるはずです。
何もしていないのに自分にご褒美をあげることは浪費に過ぎません。しかし、条件を決めることでご褒美も与えやすくなり、心の豊かさにもつながってくるでしょう。
例えば、以下のように決めて取り組んでみるのはいかがでしょうか。
- 今日の仕事終わりに3時間勉強できたら、少し高めのお酒を飲む
- 1ヶ月でテキストを1週できたら焼肉へ行く
- 資格に合格できたら、仕事の休みを取って旅行する
目標のハードルを高めた分だけ、ご褒美のレベルも上げるとやる気につながります。
その2:勉強する目的・目標を明確にしよう
勉強をサボってしまう人、あるいは忙しさから勉強を後回しにしてしまう人は、目的を明確にすることをおすすめします。
目的・目標すらなく勉強を続けるのは誰しもつらいく感じるもの。
勉強することであなたはどうなりたいのか、どんなメリットがあるかを明らかにするとモチベーションアップにつながります。
特に、忙しさで勉強を後回しにしてしまう人は、仕事以上に勉強を優先したくなる目的を設定してみてください。
そのような目的が見えると、仕事で疲れていても勉強に取り組めます。もちろん無理は禁物です。
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小目標を作ろう
いきなり長期的な目標を決めても、達成までに時間がかかってしまい挫折につながりかねません。
短期間で達成できる小目標を決めておき、それらをこなしながら成功体験を積み重ねていきましょう。
小さな成功でも、達成感を感じることが次の目標への意欲となります。
おすすめは「1日、3日、1週間、1ヶ月、3ヶ月、半年、1年…」というスパンで目標を決めることです。
少しずつ目標を大きくしていき、最終的な目標までレベルアップさせます。
その3:周囲の人を巻き込んで勉強してみよう
「一人で勉強し続けるのはつらい」という方は、身近な人を巻き込んで勉強をしてみましょう。
同僚や友人、家族、誰でも構いません。あなたと同じようにスキルアップや資格取得の勉強をしたいと考えている人はいませんか。
もしいたら、ぜひ誘って一緒に勉強する機会を作ってみてください。
- 仕事終わりにカフェや図書館で勉強する
- 土日にワークスペースなどを借りて勉強する
など、時間と場所を確保する手間はかかるものの、一緒に目標を共有できる仲間が作れるとモチベーション低下のリスクを減らせます。
SNSを利用するのもおすすめ
一緒に勉強できそうな人が身近にいない方は、SNSの利用がおすすめです。
世界中の人とつながれるSNSを通じて、あなたと同じ目標で努力しているユーザーを見つけてみてください。
あるいは、あなたがどんな勉強をしているのか情報発信するのもコツです。同じことに取り組んでいると発見したユーザーがあなたにコンタクトを取ってくるかもしれません。
その人とオンラインで会話しながら勉強するのもよいですし、よく直接会って勉強するのもよいでしょう。
ただ、多くの人が利用している分、SNS上では事件がたびたび発生しています。特に実際に相手と顔をあわせる際は最低限の注意を払うべきでしょう。
その4:教材1つだけに集中しよう
「効率的な勉強方法がわからない」とお悩みなら、まず教材1つだけに絞って勉強を進めてみてください。
他の教材が気になっても、選んだものが終わるまでは手を出してはいけません。
同じ分野・科目の教材であれば、書き方は違えど学習すべき内容は同じなはず。どの教材でも1冊終えれば、同じ内容が身に付くと思われます。
自分に合ったものを探そうと、途中であれこれ別の教材に手を出す方が効率は落ちます。
最初の1冊目は自分に合ったものを選ぶべきですが、それ以降は1つの教材を完遂してから別物に取りかかった方が効率的でしょう。
学習サービスやツールを使った効率化もおすすめ
学習内容によっては、専門のサービスやツールがあり、より効率的にスキルアップできるカリキュラムができているケースもあります。
例えばプログラミングの学習なら「Progate」というサービスが有名です。基本料無料で学習が進められ、基礎となるスキルを1から学習できます。
このようなサービスがないか探してから独学を始めた方が、より効率的に勉強できるでしょう。

忙しい社会人におすすめな勉強方法
仕事や付き合いで自由な時間が限られる社会人は勉強の方法から工夫が必要です。
以下で、その具体的な方法を解説していきます。あなたができそうなものから試してみてください。
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スキマ時間を活用する
通勤・帰宅時間や昼休みなど、いわゆる「スキマ時間」はありませんか。このような時間を勉強に充てられないか考えてみましょう。
ごくわずかな時間ですが、スマホゲームをしたり同僚と話したりしているだけではもったいないです。
1日15分の勉強時間でも、1週間で1時間45分になります。1ヶ月だとおよそ7時間。3ヶ月だと21時間。忙しい中で勉強したい社会人にとって、貴重な時間となるでしょう。
例えば、資格試験で出題される単語を勉強する時間にするなどいかがでしょうか。スマホ用の「暗記アプリ」に単語をメモしておけば、電車の中や職場の休憩時間でもサッと復習ができます。
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朝を勉強に充てる
会社勤めをされている方だと、仕事終わりの時間を自由に使えないという場合もあるでしょう。
残業時間が長かったり、仕事の付き合いがあったりすると勉強がおろそかになりがち。
そのような方は、朝の時間を勉強に充ててみるのがおすすめです。「朝活」と呼ばれています。
睡眠を十分にとった朝なら疲れもとれており、作業に集中しやすいです。
仕事関連の連絡が入ることも少ないので、周りの環境に左右されず勉強を進められるでしょう。
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勉強の成果を報告する
勉強へのモチベーションが下がった時は、どれだけ進捗し、成果が上がっているののかを誰かに報告するのがよい方法です。
家族や友人、同僚でもよいですし、先ほど説明したようにSNSなどを使って報告していくのもおすすめ。
報告した成果が評価されると、モチベーションアップにつながります。
また、あなたの報告を聞いた人が「自分もチャレンジしてみたい」と感じ、あなたと一緒に勉強する仲間になるかもしれません。
勉強中は息抜きの時間も大切
場合によっては、完全にやる気を失ってしまったり、無理しすぎで心身に負担をかけてしまうかもしれません。
どうしても机に向かえない時は、息抜きが肝心です。
ここからは簡単にできる息抜きの例を紹介していきます。
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音楽を聞いてテンションを上げる
好きな音楽を聞くとテンションが上がってくるものです。
あるいはリラックスできるBGMなどを聞き、心の調子を整えるのもいいでしょう。
やる気が戻ってきたところで、勉強を再開します。そのまま音楽を聞き続けていてもいいですが、集中が乱れてしまうようであれば音楽の方を中断しましょう。
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仮眠をとって気分をリフレッシュ
仮眠をとると、集中力が戻ってきます。
あなたが「勉強したくない」と感じてるのは、疲れによる一時的な集中力の低下が原因かもしれません。仕事をしながらだと、どうしても長時間の勉強が難しくなります。
そんな時こそ仮眠をとりましょう。長い時間ではなく、15分以内の短時間に設定してください。
長い睡眠は勉強時間を削ってしまいますし、変な時間に寝てしまったことで翌日の仕事に支障をきたすことも考えられます。
軽い運動で集中力を取り戻す
気分転換に軽い運動をするのもおすすめです。
ストレッチ、ヨガ、ラジオ体操、ウォーキング、ジョギングなどどんなことでも構いません。
10〜20分ほど体を動かすことで気分がリフレッシュし、集中力も復活するでしょう。
あまりハードな運動をしすぎて、勉強する体力がなくならないよう注意してくだささい。
家族や友人と雑談してモチベーションアップ
勉強していない身近な人とでも構いません。長くなりすぎないよう時間を決めて会話を楽しんでみてください。
あるいは、どうしても勉強がしたくないという日は、同僚や友人を誘って食事に行くのもいいでしょう。
勉強についての悩みをうちけることで、相手が解決策をくれるかもしれません。
人付き合いの楽しさが先行しないよう注意
食事や飲み会に行って気分転換するのもいいですが、そればかりにならないよう注意してください。
特にお酒を飲みすぎると翌日のコンディションに影響が出ることも。
そのまま何日も勉強に手が付かない状態が続かないよう、スケジュールを管理は徹底しましょう。
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専門スクールの受講もおすすめ
働いてお金を稼いでいる方なら、通うかどうかの判断も自分でしやすいでしょう。
独学に比べて金銭的なコストは大きくなりますが、その分のメリットもあります。
ここからは、スクールや教室に通うメリットも紹介していきます。
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初心者向けのカリキュラムを用意
スクールでは、初心者向けのカリキュラムも用意。
過去の受講生がどの内容ででつまずいたか、どの点の理解に悩んでいたかなどを分析し、専門のカリキュラムを作成しています。
どの分野でも言えることですが、初学者はどんな勉強をすればいいかさえわからない状態からスタートします。
スクールに通うことで、その状態をすぐに超えられるというメリットがあるのです。
また、効率よく勉強したいという方にとっても、スクールのカリキュラムに沿って進めることが目標達成への近道となるでしょう。
一緒に勉強する受講生がいる
スクールの中には、学校の教室のように複数の受講生が同じ環境で学習に取り組むタイプもあります。
このような教室のメリットは、切磋琢磨する仲間が作りやすいということでしょう。
時には支え合う友達として、時には競い合うライバルとしての関係が、やる気を生み出します。
勉強に強制力が生まれる
社会人が勉強をサボってしまいやすい理由として、強制力の無さを説明しました。
スクールに通うことの大きなメリットが「強制力が生まれる」ということでしょう。
受講料を払っており、達成するべきカリキュラムが決められているという環境では、多少やる気が下がっても勉強しようという気持ちが芽生えるもの。
ややネガティブな考え方かもしれませんが、スクールに通うことで強制力を生むことも勉強に取り組む有効な方法です。
勉強のモチベーションが上がる本3選
最後に、勉強のモチベーションを上げるのにおすすめな本を3つ紹介します。
テキストを読む前に、モチベーションが上がる本を読んでみましょう。
「本を読む時間があるなら、無理にでも勉強した方がいいのではないか」と思うかもしれません。
しかし、あえて勉強から離れる時間を作ることが、やる気につながることもあるのです。
それでは、紹介を進めていきます。
東大生が選んだ勉強法
「どうやって勉強すればいいかわからない」とお悩みの方におすすめの1冊。
現役の東大生が8,000人以上在籍する「東大家庭教師友の会」の学生たちが実践してきた勉強方法をまとめています。
本書で紹介している勉強法は人それぞれ大きく異なりますが、その分あなたにマッチしそうな方法も見つかりやすいでしょう。
勉強がしたくてたまらなくなる本
のべ2万人の生徒を指導してきた大人気予備校講師のモチベーションアップ術をまとめた1冊です。
子供や学生ではなく、大人向けの内容となっています。
一見、普通の勉強ではありえないと思ってしまう意外な方法が満載で、読めば目からうろこの1冊となるでしょう。
やり抜く人の9つの習慣
コロンビア大学でモチベーション理論を教える社会学者が著者の1冊。
数多くの実験、研究成果によって導き出された、心理学的な正しい目標達成のコツをまとめています。
同著者より出版された「やる気が上がる8つのスイッチ」も合わせて読むと、さらにモチベーションを高められるでしょう。
仕事に影響が出ないよう少しずつ実践しよう
勉強できないことの不満や、無理やり勉強したことで出てきた疲労感などは仕事に持ち込まないようにするのがベスト。
どうしてもやる気が出ない時は、勉強を休むことも大切です。。
仕事と勉強の両立は難しいですが、今回紹介したコツを少しずつ実践し、やる気を取り戻すヒントにしてください。
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