「企業説明会に参加したいけれど、どんな服装で行くべきか分からない」
「服装自由や服装指定なしと記載がある場合、困ってしまう」
このような悩みを抱えていませんか?
そこでこの記事では、企業説明会に参加するときの適切な服装について解説。
記載なし・服装自由・指定なしといったケースの服装についてもシッカリと説明するので、安心して企業説明会にのぞむことができるでしょう。
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この記事の目次
企業説明会の服装は基本的に自由?
就職活動を行うとき、最初のステップとして、企業説明会に参加することが一般的です。
企業説明会は、Webサイトや求人情報に目を通しただけではわからない情報を知ることができる貴重な機会。
しかし、いざ企業説明会に参加するとなった時に、どのような服装で臨めばよいのか正解がわからずに迷ってしまうこともあるでしょう。
特に、企業説明会の案内で「服装自由」「指定なし」などの記載がある時やそもそも記載なしなどの場合は、具体的にどんな服装を身につければいいのか、不安を感じることも。
人事担当者の過半数以上は「服装指定したことがない」
リクナビが新卒の選考に関わった人事担当者500人に、新卒採用時の面接や会社説明会の服装に関するアンケート(2018年調査)を取ってみたところ、次のような結果が出ました。
- 「私服でお越しください」と指定したことがある(6.6%)
- 「服装自由」「私服でお越しください」と両方で指定したことがある(8.6%)
- 「服装自由」と指定したことがある(25.6%)
- 「服装自由」「私服でお越しください」のどちらも指定したことがない(59.2%)
引用元:リクナビ
特に意図せずに企業説明会の服装は自由だと指定している人事担当者もいます。
一方で、面接に向けて選考をするために、企業説明会で服装自由と指定しているケースも少なくありません。
企業側は「服装自由」という項目に対する学生の反応を見極める目的を持っている場合もあります。
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【ケース別】企業説明会の服装
企業説明会に参加する服装はスーツと私服の2つから選ぶ形になります。
前章で言及した企業へのアンケート結果では、企業説明会で「私服でお越しください」と指定する会社は意外と少ないことがわかりました。
つまり、多くの会社では「服装自由」、または「指定なし」と企業説明会の案内に記載されている様子。
スーツと私服、それぞれメリットには違いがあります。就活に向けて準備を行っている学生は企業説明会に参加する前にきちんと確認しておくといいでしょう。
- 記載なし・服装自由・指定なしの企業説明会はスーツ着用が無難
- 服装自由の企業説明会では私服参加でもOK
- オンライン開催の場合は?
記載なし・服装自由・指定なしの企業説明会はスーツ着用が無難
「服装自由」「服装の指定なし」と案内に書かれている企業説明会は、基本的にスーツを着用するのが無難な選択と言えるでしょう。
リクナビで企業から内々定を得た学生300人に企業説明会の服装についてアンケート(2017年調査)を取ってみたところ、次のようなデータが出ています。
- スーツ(リクルートスーツ)で参加した(93.3%)
- 私服で参加した(1.3%)
- その他(1.0%)
- 個別の企業説明会には参加していない(4.3%)
引用元:リクナビ
また服装に関する記載がないなど、企業から特に指定がなくても、スーツで企業説明会に参加すれば失敗することはありません。
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服装自由の企業説明会にスーツで参加するメリット
服装自由の企業説明会にスーツで参加するメリットは以下の通りです。
- 会社の採用活動は企業説明会の段階でスタートしている
- 基本的にリクルートスーツの着用で自分の印象が悪くなることはない
- 周りの就活生の多くはスーツを着用しているので浮かずに済む
- 他のセミナーや説明会もそのままの格好で参加できる
- 「どのような服装を選べば好印象を与えられるのか?」と迷わずに済む
「きちんとした私服を持っていないから新しいものを買わなきゃ」と考えるくらいなら、今後の就活でも絶対に欠かせないリクルートスーツで企業説明会に参加した方がよいでしょう。
安価すぎるリクルートスーツは、生地の質が悪いことが多く、結果だらしない印象を持たれることも…。少し値が張ってもキッチリ感のあるフォーマルなスーツを購入しておくといいでしょう。
服装自由の企業説明会では私服参加でもOK
服装自由の企業説明会に私服で参加しても、あなたの評価や印象が悪くなることはありません。私服で企業説明会に参加すると以下の3つのメリットがあります。
- 学校帰りの格好でそのまま企業説明会に寄れるので楽
- スーツと比較してみると寒暖の調整がしやすい
- 硬くならずにリラックスした雰囲気で臨める
私服の着用で選考に有利になるケースは少ないのですが、スーツが堅苦しく感じるのであれば私服で企業説明会に参加してもよいでしょう。
現在では外資系企業やIT企業、ベンチャー企業や広告業界を中心に社員が普段着で勤務する職場が増えました。そのような会社の企業説明会は服装を指定しない傾向があります。
広告業界やファッション業界が服装自由と案内している場合は、就活生の私服姿を見てセンスを確かめたいという意図があることも。そういった場合は、最適な私服を選ぶことで好印象を与えられる可能性もあります。
服装自由の企業説明会でベストと言える私服は「オフィスカジュアル」
「私服OK」「服装自由」「服装指定なし」の企業説明会だからといって、普段着や派手な格好で参加するのはNGです。
特に、ファッション性の高い服装やオシャレなアイテムは、企業説明会に適していません。場合によっては、担当者にマイナスの印象を抱かれてしまうことも。まだ説明会の段階であれば採用には直接影響しないとは思われますが、少しでも採用の可能性は高めておきたいところでしょう。
それでは、具体的にどのような私服を着用して企業説明会に臨むのがベストなのでしょうか?以下を参考にしてみてください。
- スーツの次にフォーマルな服装のオフィスカジュアル(ビジネスカジュアル)
- オフィスカジュアルのアイテムは具体的に「襟付きシャツ」「スラックス」「ジャケット」「革靴」がベスト
- 「シワやヨレはないか?」「袖や襟は汚れていないか?」と清潔感を意識する
- 派手な色や柄モノの私服は避ける
私服で企業説明会に参加する方はオフィスカジュアルマナーを守り、恥ずかしくない服装で臨むとよいでしょう。
オンライン開催の場合は?
近年では、コロナ禍の影響や採用活動のコスト削減や効率化などの背景もあり、企業説明会をオンラインで開催するケースも多く見られます。
オンライン開催についても、基本的に服装に指定があればそれに従い、記載なし・服装自由・指定なしの場合もオフラインと同様に、基本的にスーツを着るのが無難です。
自宅で参加できるからといって、ヨレヨレの私服や部屋着、パジャマなどで参加するのはもちろんNG。就職に対するモチベーションの低さなどを相手に与えてしまうので、注意してください。
会社説明会の服装は指定がある以外はスーツが基本
「服装自由」や「服装指定なし」の企業説明会に参加する場合は、スーツと私服の2つから自分にとってメリットの大きい方を選ぶといいでしょう。もし迷った場合は、スーツを着用するのが無難です。
私服で行く場合はオフィスカジュアルな服装を選ぶことを忘れずに。
TPOにあった服装で企業説明会に参加して、就活への一歩を踏み出しましょう!
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