「チームの問題をフレームワークを使って解決したいが、どのフレームワークをどんな時に使えばいいのかわからない…」
問題解決に役立つビジネス向けのフレームワーク。その数は多く、知っていればあらゆる問題に対応できるでしょう。
しかし、数が多すぎて使うべきフレームワークがわからなくなりがち。
特にチームを率いるリーダーは、このような悩みを抱えてしまうこともあるでしょう。
そこで本記事では、問題解決に最適なフレームワークを選ぶコツについて解説します。
この記事の目次
フレームワークの特徴を理解しよう
前提としてフレームワークを使うためには、それぞれの特徴を理解しなければなりません。
例えば、
・SWOT分析:自社やサービスの強み、弱み、内部要因、外部要因を分析する
・3C/4C分析:買う側の視点(消費者のメリット)を分析する
・4P分析:売る側の視点(サービスの強み)を分析する
など。
これがわからないと、どのタイミングでどのフレームワークを使うべきか気づけません。
基本的なフレームワークだけでも把握する
ビジネスに活用できるフレームワークの種類は非常に多く、全てを把握して使いこなすのは難しいです。
まずは、以下の基本的なフレームワークだけでも把握しておきましょう。
・SWOT分析
・3C/4C分析
・4P分析
・ロジックツリー(ロジック(論理)をツリー(木)のように展開していく)
・PDCA(「Plan,計画」「Do,実行」「Check,評価」「Action,改善」の枠組みに沿って、やるべきことを実施する)
それぞれに関連する記事も紹介しておきます。
関連記事1:ビジネスの問題解決に役立つフレームワーク21選!おすすめツールや本も紹介
関連記事2:【4P分析】マーケティングミックスの身近な例を紹介!スタバやH&Mなどをもとに解説
関連記事3:【社会人向け】PDCAサイクル事例集!営業や企業の具体例を紹介
関連記事4:ビジネスの問題解決に役立つ「ロジックツリー」について解説
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何を解決したいのか明らかにしよう
最適なフレームワークを選ぶには、「何を解決したいのか」を必ず明らかにしましょう。それがわからないうちは、フレームワークを選ぶことはできません。
フレームワークは目的ではなく手段。問題がわかってこそ、解決する手段として最適なフレームワークが導き出せます。
問題点を導き出すためのフレームワークもあります。先ほど紹介した「ロジックツリー」が代表例です。
物事を批判的に捉える「ロジカルシンキング」の観点でブレストを行うのも問題発見に役立ちます。
この記事もオススメ
チームメンバーにもフレームワークを理解させよう
チームリーダーがフレームワークをすべて理解し、使いこなすのには限界があるでしょう。
リーダーにかかる負担を分散するためにチームメンバーがいます。
チームメンバーもフレームワークを理解していたら、リーダーだけでは対応しきれない状況でも、適切な意見を述べてくれるでしょう。
自分だけでなく、チームメンバーにもフレームワークを知ってもらい、問題解決の際には意識するよう指示してください。
本や参考サイトを共有する
チームメンバーにただ「フレームワークを理解しよう」と言っても、なかなか行動に移してくれない可能性があります。
あなたが参考になったと感じたフレームワークに関する本やサイトがあったら、チームメンバーに共有してあげてください。
フレームワークは目的ではなく手段
先ほども少し触れましたが、問題解決のフレームワークは目的ではなく手段です。
「フレームワークを使うこと」ばかりに固執してしまうと、例えば、問題の洗い出しはできても具体的な解決策の発見と実施がおろそかになってしまうことなどが考えられます。
フレームワークを使ったことで満足せず、問題解決につながっているかも意識してください。
場合によっては、フレームワークにこだわらず柔軟に考えた方が、解決策が見つかるということもあります。
次の記事では、フレームワークの学習におすすめの本を紹介。以下からぜひご覧下さい。
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