「仕事のとき以外家に引きこもってしまい、時間を無駄にしている気がする」
「せっかくの休日だから出かけようと思っても、布団から出られない」
このように、仕事以外の時間は家に引きこもり、有意義な時間を過ごせていないと感じている方は少なくありません。
そこで本記事では、「仕事以外引きこもり」に陥る原因や外出するためにできること、家での有意義な過ごし方などを紹介します。
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この記事の目次
「仕事以外引きこもり」でも問題はなし!
前提として、本記事は「仕事以外の時間も外出して、無理にでも屋外で活動をした方が良い」ということを勧める内容ではありません。仕事以外の時間を家で過ごしていてもOK。
例えば、家にいることでリラックスできる方や、人と接することなく1人の時間が欲しい方などは、家にいることが有意義な時間になるでしょう。外出することが必ずしもプラスに働くとは限りません。
一方で「家にいても何もできていない」「家にいても時間を無駄にしている気分になる」という不満を抱えている方もいると思われます。このような方は本記事をお読みいただき、家に引きこもりがちになってしまう原因を見つけ、対処法を考えてみてください。
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仕事のとき以外家に引きこもってしまう4つの原因
仕事のとき以外家に引きこもってしまうことにお悩みの方は、まずその原因を考えてみましょう。原因を特定することで、効果的な対策が見えてきます。
- 仕事の疲労がたまっている
- やりたいこと・趣味が見つかっていない
- 不規則な生活を送っている
- 気軽に誘える友人がいない
仕事の疲労がたまっている
毎日残業が続いていたり、責任の重い仕事を担当していたりして心身に疲労がたまっていることから、外出する余裕が生まれていない可能性があります。
このような状態で無理に外出しようとすると、さらに疲労が強まってしまうかもしれません。
外出することでリフレッシュできる方もいますが、そうでない方は、まずしっかり休んで疲労感を減らすことに努めましょう。
やりたいこと・趣味が見つかっていない
仕事終わりや休日にやりたいこと・趣味などが見つかっていない方は、家にこもりがち。特に外で楽しめることがない方ほど、この傾向が見られます。
どんな些細なことでも良いので、家の外で行うことを見つけてみましょう。趣味とまでいかなくても、買い物や散歩、友人との食事などでも構いません。まずは家から出る理由を作ることが重要です。
不規則な生活を送っている
休日の前になると夜更かしをしたり、お酒を飲んで二日酔いの状態で休日を迎えたりして、1日を家で寝たまま過ごしているという方もいるのではないでしょうか。
不規則な生活を送っていると、その影響がプライベートの時間に出てしまいます。時間的な余裕は十分あるにも関わらず、眠気や体調の悪さから活動できないと、「無駄な時間を過ごしてしまった」と感じてしまうのも無理はありません。
プライベートを充実させるために、まずは普段の生活リズムを見直し、改善するべきです。
気軽に誘える友人がいない
外出はしたいけど、友人・知人は仕事で誘えなかったり、心を許せる友人が少なくて誘いにくいなど、気軽に誘える友人がいないことも原因の1つ。
1人で外出しても孤独で楽しくないという気持ちがあると、周りに誘える友人がいないことも相まって結果、家に引きこもることに繋がりやすくなります。
職場の同期や先輩・後輩で気兼ねなく話せる関係を作ったり、社会人コミュニティに参加して友人を増やすなどして、飲みに行ったり遊びに行く機会を増やすのが良いでしょう。
「仕事以外引きこもり」の状況を変える4つの方法
仕事以外のプライベートの時間を家から出て過ごすには、どうすれば良いのでしょうか。
さまざまな方法が考えられますが、おすすめなのは、いきなり長時間外出したり、屋外で活動的なことをしたりするのではなく、徐々に家から出る機会を増やしていくことです。
そのためのステップを以下でまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
- 十分に体を休めることを優先する
- 短い時間だけ外出する
- 家の外で楽しめる趣味を見つける
- 知り合いを誘って外出してみる
十分に体を休めることを優先する
疲労を強く感じている方は、まず体を休めることを最優先に考えましょう。睡眠時間が足りていないのであれば、休日はぐっすり眠るべきですし、無理に体を動かさない方が休息になることもあります。
体だけでなく精神的な疲労がたまっていることも考えられます。外出できそうな余裕ができるまで、無理は禁物です。やはり外に出ると体力を消耗するので、最低限動けるくらいのスタミナが戻るまではゆっくり休みましょう。
あるいは不規則な生活が原因で、休日を有効活用できていない方もいると思われます。このような方もまずは生活リズムを整えて、体調を万全の状態にすることを目指すべきです。
短い時間だけ外出する
いきなり長い時間外出しようと思うと、ハードルが高く感じてしまう方が多いと思われます。
まずは短い時間だけ外出することを意識してみましょう。重要なのは「少しでも家から出て、ずっと引きこもっている状態ではなかったと実感する」ことです。
外出する時間は5分でもOK。近くのコンビニに行く、近所を散歩するなど短時間でできることをやってみましょう。「家から全く出なかった日を減らす」ことを意識してみてください。
家の外で楽しめる趣味を見つける
プライベートの時間も家の外に出ることに慣れてきたら、外出時間を伸ばしてみるのも良いでしょう。そのためには、家の外で楽しめる趣味を見つけるのがおすすめです。例えば以下の通り。
- スポーツ
- 旅行
- ドライブ
- ショッピング
- 博物館巡り
- 写真撮影
- ラーメン屋巡り
- 釣り
- 一人飲み
上記のような趣味があると、外出する目的が生まれて家から出やすくなるだけでなく、外出時間を充実させることができるでしょう。
こういった趣味を楽しめるようになったのなら、自信を持って「仕事以外の時間も活発に活動している」と言えるようになるはずです。
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オリジナルの趣味でもOK
「家の外で楽しめる趣味を見つける」で紹介した趣味は、楽しんでいる人の多い比較的メジャーな趣味です。最初の一歩を踏み出すハードルも低いでしょう。
メジャーな趣味ほど一緒に楽しめる人も多く、仲間がいることでモチベーションになることもあります。しかし楽しめるのであれば、あなただけのオリジナルの趣味でもOK。
例えば筆者の場合、外で楽しめる趣味の1つとして「公衆電話探し」をしています。元々はウォーキングが趣味だったのですが、いろいろな場所を歩くうちに、公衆電話にも違いがあることに気づきました。現在は、特徴的な公衆電話を見つけて写真に撮ることが趣味になっています。
「公衆電話探し」は、おそらく嗜んでいる人が少なく、何かの役に立つかといわれると疑問符が浮かぶ趣味でしょう。それでも筆者としては外に出かける理由になっているので、とても有意義な趣味だと感じています。
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知り合いを誘って外出してみる
自分一人の力では活動できないという方は、多少の強制力を持たせると良いかもしれません。具体的には、屋外での活動に自分以外の人も巻き込むことです。
友人や恋人、家族、会社の同僚などを、あなたがやろうとしていることに誘ってみましょう。すると、自分から誘った手前、予定を勝手にやめることもできず、強制的にでも決行しようとするのではないでしょうか。
このように周囲の人を活用して、プライベートの時間を充実させるのもおすすめな方法です。
身近に誘える人がいないという方は、SNSで募集するのもおすすめ。顔を合わせたことがない人と一緒に行動するのは緊張するかもしれませんが、その分強制力も強く働くと思われます。
「仕事以外引きこもり」でもOK!外出しない有意義な過ごし方
「やっぱり家から出られない…」という方は、無理に外出せず、家にいながら有意義な時間を過ごせる方法を探してみましょう。ここでは2つ紹介します。
- 資格・専門スキルの勉強をする
- 家でできる趣味を始める
資格・専門スキルの勉強をする
家にいながらできて、時間を有効活用できることといえば、やはり勉強することでしょう。
資格や専門的なスキルの勉強をすれば、将来のキャリアの選択肢を増やすことも可能です。勤めている会社によっては、特定の資格を取得することで手当が付くこともあります。
電子書籍や EC サイトなどを利用すれば、家から出ることなくテキストを入手できるため、すぐに勉強を始めることができます。
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家でできる趣味を始める
家の中でできる趣味を探し、興味のあるものからやってみることで、有意義な時間の使い方ができます。以下で家でできる趣味の例を挙げます。
- アニメ・映画・ドラマ鑑賞
- YouTubeで動画鑑賞
- ライブ配信
- ボーカロイド
- 音楽鑑賞
- 飲み会(宅飲み・オンライン飲み会)
- ネットショッピング・お取り寄せ
- 家カフェ
- ゲーム
- ジグソーパズル
- ボードゲーム
- ペットの飼育
- 観葉植物の飼育
- 麻雀
- 囲碁・将棋・チェス
- ダーツ
- 小説・脚本を書く
- 手品・マジック
- 筋トレ
- ヨガ・ストレッチ
- シャドーボクシング
- ラジオ体操
- プラモデル作成
- お絵描き(イラスト作成)
- 大人の塗り絵
- 楽器演奏
- 料理
- 燻製作り
- ソープカービング
- 手芸・編み物
- 折り紙・ペーパークラフト
- 書道
- アクアリウム
- ボトルシップ
- レジン
- 読書
- プログラミング
- ブログ・アフィリエイト
- オンライン英会話
- 掃除
- 日曜大工(DIY)
- 家庭菜園
- 物件情報を集める
詳しくは「家でできる趣味48選!一人で没頭できるインドア系趣味を紹介」も合わせて参考にしてみてください。
「仕事以外引きこもり」の原因が仕事自体にあるなら転職も
「仕事以外引きこもり」に陥る原因や外出するためにできること、家での有意義な過ごし方などを解説しました。自分でも始めやすい工夫からぜひトライしてみてください。
仕事以外引きこもってしまう原因が、以下のようなものである場合。
「休みがほとんどなく、プライベートの時間に外出する余裕はない」
「仕事の不安で夜に寝られず、昼夜逆転し、休日の日中は寝て終わる」
「職場の環境が悪く、休日でも精神的に追い詰められている感覚が抜けない」
「仕事のストレスからお酒を過度に飲んでしまい、休日は二日酔いで体調が悪くなる」
このような場合、外出できない原因が仕事や職場そのものにあります。ワークライフバランスが上手く調整できていない状態といえるでしょう。
仕事・職場が原因であるならば、働く環境そのものを変えるべきです。可能であれば部署異動の相談を上司にしたり、転職を検討したりしましょう。
自身の職場環境が悪いのかどうか判断に困ったときは、「職場環境が悪い会社にありがちな5つの特徴 相談先や転職の判断基準も紹介」も参考にしてください。
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