プログラミングで副業を始めたいけど、未経験だからどうすればよいか分からないという方は多いかもしれません。
そこで本記事では、未経験の方に向けて、プログラミング副業で稼ぐための手順、おすすめ言語、副業の注意点などを解説します。
この記事の目次
未経験でもプログラミング副業で稼げる?
未経験からプログラミング副業で稼ぐには、時間がかかります。
これはプログラミングに関わらず、例え動画編集や株式投資であっても、未経験から稼げる状態に持っていくには、正しい知識とスキルを習得して実績を積まなければなりません。
そのため、始めは実績やスキルに乏しいですから、いきなり稼ぐのは難しいです。
実際、合同会社東京フリーランスによる「プログラミング副業」に関する調査では、副業収入の平均(プログラミング以外も含む)は、1〜5万円未満が多いそうです。
しかし、中には10万以上稼ぐ方もいるため、スキルや実績次第ともいえるでしょう。
案件によっては、1件で10〜30万の成果報酬もあり、高単価の案件を受注できれば本業以上の収入につながるかもしれません。
したがって、未経験からのプログラミングは決して簡単ではないものの、収入アップのチャンスが広がる副業だといえます。
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副業を始めるのは個人の自由
プログラミングに興味があるものの、そもそも副業を始めてもよいのか、と不安に感じている方もいらっしゃることでしょう。
結論から言うと、副業としてプログラミングを始めるのは個人の自由です。
しかし、本業に支障が出ないことと、勤務先の意向を把握することが重要です。
厚生労働省が定めた“副業・兼業の促進に関するガイドライン”には、以下のように記載されています。
副業・兼業に関する裁判例では、労働者が労働時間以外の時間をどのように利用するかは、基本的に労働者の自由であり、各企業においてそれを制限することが許されるのは、例えば、
①労務提供上の支障がある場合
②業務上の秘密が漏洩する場合
③競業により自社の利益が害される場合
④自社の名誉や信用を損なう行為や信頼関係を破壊する行為がある場合に該当する場合と解されている。
引用元:厚生労働省
プログラミングの副業を始める際も、これらの点を留意して始めましょう。
プログラミング副業のメリット
本章では、プログラミングを副業にするメリットを5つ紹介します。
パソコン1台で稼げる
1つ目は、パソコン1台あれば稼げることです。
プログラミングは、パソコンとネット環境さえあれば可能なため、時間や場所を問わずに働ける非常にコスパのよい副業だといえます。
ただし、プログラミングに必要な開発環境を整えるには、十分なスペックのパソコンが必要なことに注意してください。
ITに強くなれる
2つ目は、ITに強くなれることです。
プログラミングを通して、パソコンスキルやインターネット周りの知識が自然と蓄えられるため、本業にも活用できるかもしれません。
実際、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進が進む中、ITに強い人材は貴重な戦力として活躍できるでしょう。
IT人材は需要が高い
3つ目は、IT人材は需要が高いことです。
経済産業省がまとめた『IT 人材需給に関する調査(2019年3月)』によると、2030年には約79万人ものIT人材が不足すると予測しています。
これに加えて、少子高齢化に伴う労働人口の不足やIT業界の成長力の高さなども合わせると、IT人材の確保がいかに重要なのかが分かります。
成果報酬の高い案件を受注できる
4つ目は、成果報酬の高い案件を受注できることです。
例えば、Excelマクロの作成やコーポレートサイト制作などの案件では、20,000円〜50,000円あたりの価格設定が多い印象です。
また、業務システムやWebアプリ開発の案件では、数十万円単位の価格設定も多く見られます。
したがって、案件次第では本業と同じかそれ以上の収入をプログラミングで得られるでしょう。
エンジニア転職やフリーランスを目指せる
5つ目は、エンジニア転職やフリーランスを目指せることです。
副業を通して十分なプログラミングスキルが手に入れば、急成長しているIT企業に転職できるチャンスが手に入るかもしれません。
また、フリーランスで活躍するITエンジニアは多く、独立したいと考えている方にもプログラミングはおすすめです。
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経験を積むことで、高単価の案件も受注できる
プログラミングの経験を積んでステップアップしていくことで、高単価の案件の獲得が狙えます。
高単価の案件を受注できるようになると、3か月目で月5万円程度、12か月目で月20万円程度の収入が見込めるでしょう。
また、初心者向けの案件でも、時給1,200~1,400円ほどで募集されているため、ある程度の収入を得ることができます。
日々の勉強を続けて、自身のプログラミングスキルをレベルアップさせれば、1件30万円ほどの案件も受注することが可能です。
なお、“実績〇年以上”“関連企業での実務経験〇年以上”といった規定が定められているものも多いため、まずはいくつもの案件をこなして、経験を積んでいくことが大切です。
在宅でできる
副業で行うプログラミングは、就業場所が定められていないため、ご自宅にいながら仕事を進められます。
パソコンさえあれば作業できるため、おしゃれなカフェやコワーキングスペースでも仕事を進めることが可能です。
また、業務時間を柔軟に決められたり、通勤時間から解放されたりと、時間に縛られない働き方が実現します。
在宅での副業を希望している方は、“フルリモート案件”を選びましょう。
案件を受ける際は、ZoomやMicrosoft Teamsなどの、コミュニケーションツールの使用経験も重要になります。
年齢を問わず挑戦できる
年齢を問わず始められるのも、プログラミングを副業として始める魅力の一つです。
プログラミングスクールは、20~60代と幅広い世代の方が受講しており、スキルを身につければ年齢に関係なく活躍できます。
また、 2020年の時点でIT人材は29万人以上不足しており、このままいくと2030年には58万人の不足が出ると試算されています。
そのため、プログラマーやエンジニアといった人材は、今後も重宝されつづけるでしょう。
参照元:経済産業省
プログラミング副業として代表的な案件例
プログラミング副業として代表的な案件はどのようなものがあるのでしょうか。
ここからは、それぞれの仕事内容と必要なスキルを解説します。
Webサイト制作
Webサイト制作とは、Webサイトを一から構築したり、すでにあるコンテンツのリニューアルを行ったりすることを指します。
案件を進める際は、HTMLやCSS、JavaScriptなどを使用し、クライアントの指示通りに仕上げることが重要です。
個人で運営している小規模のサイトは一人で案件を進めることができますが、一般的な企業のサイトは分業して進めるのが基本です。
Webサイト制作でプログラミングのみを担当する案件は単発のものが多いため、もっとも始めやすい副業となります。
Webアプリケーション開発
Webアプリケーション開発も、初心者の方が始める副業としておすすめです。
Webアプリケーションとは、ブラウザ上で動作するアプリケーションのことです。
ECサイトやSNSなども、Webアプリケーションに該当します。
アプリを開発するために必要なプログラミング言語には、PHPやRubyなどが挙げられます。
それぞれコードがシンプルでわかりやすいため、プログラミングが未経験の方や初心者の方でも扱いやすいでしょう。
ちなみに、Rubyはオープンソース(無料)のプログラミング言語なので、使用するうえで料金がかかることはなく、Rybyで書かれたプログラムの複製や変更、再配布もできます。
複数の言語スキルを習得すれば、そのぶん受けられる案件の数が増えたり、高単価の受注もできたりするため、高収入も夢ではありません。
スマートフォンアプリ開発
スマートフォンの普及に伴い、AndroidやiPhoneに向けたアプリケーション開発の需要も爆発的に高まっています。
スマートフォン向けのアプリケーションは、スマートフォンに搭載されているカメラや、GPSなどの機能とも連携しやすく、OS機能を最大まで活用できるのが魅力です。
スマートフォンアプリは、OSによって開発言語が異なります。
Android向けであれば、JavaやKotlin、C#が使用され、iOS向けの場合はSwiftやObjective-Cを使用します。
スマートフォンを活用するなかで、「こんなアプリがあったらいいのに……」と思ったことがある方は、スマートフォンアプリ開発の案件にぜひ挑戦してみてください。
業務ツールの開発
業務ツールの開発も、おすすめしたい副業の一つです。
メールを自動的に送信したり、物品管理などの業務を効率化したりと、業務をスムーズに進めるためのツールを実装する案件も、数多く募集されています。
ツール開発を行う際に必要な言語は、PythonやVBA、SQLなどです。
業務ツールの開発を担う際は、クライアントが求めるツールを制作できるよう細かくヒアリングを行ったうえで、案件を進めましょう。
Excelのマクロ作成
Excelのマクロ作成も報酬の単価が幅広く、自身のスキルによっては、高単価案件を請け負うことができます。
マクロとは、必要なデータのみを集計してグラフを表示させたり、HTMLメールの送信を行ったりと、面倒な事務作業を自動化できる機能のことです。
案件数も多いため、プログラミング初心者の方でも気軽に実績が積めます。
プログラミング副業で求められるスキル
本章では、プログラミング副業で求められるスキルを4つ紹介します。
プログラミングスキル
1つ目は、プログラミングスキルです。
プログラミングスキルは、開発するアプリや受注する案件の内容によって異なります。
開発するアプリに対応するプログラミングスキルの例は、以下の通りです。
- Webサイト:HTML/CSS/JavaScript/jQueryなど
- Webアプリ:HTML/CSS/JavaScript/Ruby/PHPなど
- スマホアプリ:Java/Kotlin/Swiftなど
- 組み込み系システム:C言語/C++/Javaなど
これらに加えて、開発環境の操作スキルやネットワーク知識などの周辺知識も問われます。
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セールスライティング
2つ目は、セールスライティングです。
セールスライティングとは、商品やサービスを販売する際に、消費者の購入意欲を刺激するためのライティング技術を指す用語です。
例えば、受注したいプログラミングの案件に応募するとき、必要事項を書いただけの応募文と、データや実績を添付し心をつかむアピールを加えた応募文では、案件獲得率は後者が圧倒的に高いでしょう。
そのため、自分という商品を売り込む技術として、セールスライティングは副業を成功させるスキルとして習得すべきでしょう。
行動力
3つ目は、行動力です。
副業を始めて間もないうちは、実績がゼロの状態から始まるため、案件を獲得するまでの苦労は多いと思います。
実際、副業に関する知識が十分にあったとしても、行動に移さなければ決して稼げません。
初心者のうちは、気になる案件があれば即応募してみる、クライアントからの連絡には即返信する、手当たり次第に営業をかけてみるなど、失敗を恐れず泥臭く動いてみましょう。
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発信力
4つ目は、発信力です。
インターネットやSNSが普及したことで、個人で情報発信できる場が飛躍的に増えました。
これにより、Twitter・Instagram・YouTubeなどは、インターネットビジネスにおける重要な情報発信ツールとして活用されています。
したがって、SNSや個人ブログなどを利用して、プログラミングスキルや有益な情報を発信し自分をうまくアピールできると、人脈形成や案件獲得につながるでしょう。
プログラミング副業で稼ぐ5ステップ
本章では、プログラミングを副業にして稼ぐまでの5つのステップを紹介します。
①目標・ゴールの設定
目標・ゴールの設定は、なるべく具体的かつ期限を意識して設定しましょう。
例えば、WordPressを使ったWeb制作の案件を受注することをゴールとする場合、Web制作に必要なHTML/CSS/JavaScriptなどの学習やWordPressに関する知識が必要です。
ゴールを設定したら、自分に足りていない知識やスキルを洗い出し、それぞれの項目に対して割く時間を具体的に決め、スケジュールに沿って学習を始めましょう。
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②プログラミング言語の習得
目標・ゴールの設定が完了したら、プログラミング言語の習得に向けて学習を始めましょう。
コーディングしながら学べるオンライン学習サービスや動画教材など、プログラミング学習をサポートするサービスをうまく活用しましょう。
また、疑問点やエラーが解決できずに手が止まったら、プログラミング質問サイトやメンターサービスを活用するのがおすすめです。
関連記事にて、プログラミング独学のやり方や効率的に進めるコツなどを紹介していますので、合わせて参考にしてみてください。
③ポートフォリオの作成
プログラミング言語をひととおり学習した後は、ポートフォリオを作成します。
ポートフォリオとは、自分の技術や能力を相手に伝えるために作る作品集・資料のことです。
ポートフォリオを通して、クライアントに自分のスキルセットをアピールできるため、副業の案件獲得につながりやすくなるでしょう。
ポートフォリオの具体例としては、オリジナルで制作したWebサイト・Webアプリ・スマホゲームなどで、使用技術やシステム設計などの細かい部分まで紹介できれば、なおよいでしょう。
④クラウドソーシングで案件を受注
ポートフォリオが準備できたら、クラウドソーシングで案件を受注してみましょう。
いきなり高単価の案件を受注するのは難しいため、まずは未経験でも応募できる簡単な案件から受注してみましょう。
プログラミング関連の案件を扱うクラウドソーシングは、「クラウドワークス」や「ランサーズ」などが有名です。
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⑤実績・経験を積み上げる
始めての案件をこなした後は、プログラミング副業の実績・経験を積み上げましょう。
実績・経験がないうちは、低単価の案件がメインになるかもしれません。
しかし、副業で重要なことは、とにかく失敗を恐れずにチャレンジを続けることです。
小さな失敗と成功を繰り返して実績・経験を積み、高単価な案件や安定的な収入を得られるチャンスをつかみましょう。
プログラミング副業で稼ぐためのポイント
プログラミング副業で稼ぐためには、いくつかのポイントを踏まえなければなりません。
ここでは、3つのポイントを解説します。
案件の多い言語を習得する
まずは、案件で多く募集されている言語を優先的に習得しましょう。
以下の6つの言語は需要が高く、プログラミングを副業として始めた際に身につけておくと役に立ちます。
プログラミングの副業で、需要が高い言語
- HTML/CSS
- Python
- JavaScript
- Java
- PHP
- RubyC言語
案件で多く募集されている言語を優先的に習得したほうが、継続的に仕事を請け負うことができます。
ただし、プログラミング言語には流行があり、数年後には現在とは別の言語が主流になっているかもしれません。
そのため、案件を募集しているクラウドソーシングサイトなどを日頃からチェックし、需要の高いプログラミング言語を把握しておきましょう。
クラウドソーシングサイトとは、「こういった仕事をしてほしい」と案件を募集するクライアントと、仕事を求める副業ワーカーなどのマッチングを手伝うサイトのことです。
需要の高い言語を習得することで、受注できる案件の幅が大きく広がります。
スキルを磨く
高収入の案件を請け負うには、日頃からスキルを磨くことが重要です。
最初のうちは、報酬が安くても自身が必ずやり遂げられる案件を担当し、ステップアップするためにプログラミングスキルを学んで、次の案件につなげていきましょう。
プログラミングスキルにくわえて、コミュニケーションスキルも重要です。
プログラマーは、パソコンに向かって黙々とコードを書く仕事かと思われがちですが、案件を進めるうえでクライアントとのやりとりが必ず発生します。
相手の要望をくみ取り、自分の意見をしっかり伝えられる方でないと、クライアントからの信頼は得られません。
近年のプログラミングの学習方法は動画やチュートリアルだけに留まらず、書籍やスクールなど、多岐にわたります。
オフラインで交流できるプログラミングコミュニティも活発で、メンバーと切磋琢磨しながらスキルを磨くことができます。
在宅で案件を進める際は、ZoomやMicrosoft Teamsなどのコミュニケーションツールを使って、テキストでやり取りするのが一般的です。
ただ、テキストだからと油断せず、日頃から“結論から話す”“簡潔に伝える”ことを心がけましょう。
案件の受注数を増やす
プログラミングにまだ慣れていない方は、まずは簡単な案件から受注して、自身の案件数を増やしましょう。
簡単な案件は、複数掛け持ちすることでスキルの向上につながり、収入も増やせます。
ただし、複数の案件を受注する際は納期に遅れないよう、自身のタスク管理はしっかり行ってください。
プログラミングが未経験の方や初心者の方でも、クラウドソーシングサイトを通して比較的簡単な案件を見つけることができます。
プログラミング副業で注意すること
本章では、プログラミングを副業にする際に注意すべきことを5つ紹介します。
副業が可能か確認する
1つ目は、副業が可能か確認することです。
働き方改革で副業を認める企業は増えているものの、実際に副業ができるかどうかは各企業が定める就業規則によって異なります。
そのため、まずは本業の就業規則や職場の上司に連絡を取るなどして、副業が可能なことを必ず確認しましょう。
就業規則を破ると、懲戒解雇の可能性もあるので注意してください。
本業をおろそかにしない
2つ目は、本業をおろそかにしないことです。
寝不足やキャパシティを超える副業をして、本業で迷惑をかけないように注意してください。
特に、新卒や本業で成果が出ないから副業を始めようと考えている方は、副業の前にまずは本業で成果を出すことにリソースを割くべきです。
収入によっては確定申告を行う
3つ目は、収入によっては確定申告を行うことです。
具体的には、年末調整を受けた給与所得以外で収入がある場合、年間20万円以上の副収入は会社員であっても確定申告が必要です。
副業がある場合の確定申告の詳細については、国税庁の『副収入などがある方の確定申告』を参考にしてみてください。
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契約内容はなるべく残しておく
4つ目は、契約内容はなるべく残しておくことです。
副業に関するトラブルでありがちなのが、報酬の未払いや不当な減額などです。
このようなトラブルを未然に防ぐために、仕事内容や契約に関する文書は必ず一読して保管しておきましょう。
また、可能ならばクライアントとのやり取りをボイスレコーダーで音声データとして残しておくのも有効です。
独学に挫折しそうならスクールも検討する
5つ目は、プログラミング独学に挫折しそうならスクールも検討することです。
合同会社東京フリーランスによる「プログラミング学習」に関する調査では、じつに8割以上の方がプログラミング学習で挫折や行き詰まりを経験しています。
また、挫折の原因としては、エラーが解決できない、分からないことを質問できない、モチベーションの維持が難しいなどの理由が多いそうです。
したがって、独学に限界を感じた場合は、学習環境が整ったプログラミングスクールで学ぶことも選択肢に入れるべきでしょう。
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副業におすすめのプログラミング言語
本章では、副業におすすめのプログラミング言語を紹介します。
HTML/CSS/JavaScript
「HTML/CSS/JavaScript」は、プログラミング初心者におすすめの言語です。
これらは、Webサイト制作・Webデザイン・Webアプリ開発などで使われるクライアントサイドの言語で、覚えやすく学習ハードルが低いです。
また、開発環境を構築するのも簡単で独学できる学習サービスも豊富なので、言語選びに迷ったらまずはこちらからトライしてみてください。
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Ruby
「Ruby」は、まつもとゆきひろ氏が開発した、日本由来のプログラミング言語です。
おもに、Webアプリ開発で広く採用されており、Webエンジニアがおさえておくべきスキルセットの1つといえるでしょう。
代表的なフレームワークである「Ruby on Rails」は、高速開発や汎用性の高さから、国内の有名サービスも多数導入しています。
PHP
「PHP」は、おもにWebアプリのサーバーサイド開発で採用されるプログラミング言語です。
CMS(コンテンツ管理システム)で有名なWordPressのメイン言語であり、Webサイトや個人ブログの作成で使う機会が多いでしょう。
PHPの構文は非常にシンプルで初心者でも学びやすく、PHPを扱う案件も比較的多いため、プログラミング副業の初心者にもおすすめです。
Python
「Python」は、世界でも特に需要・人気ともに高いプログラミング言語です。
その理由としては、AI開発・データ解析などの先端分野に強いこと、さまざまな開発現場で採用される汎用性の高さ、可読性が高く初心者でも学びやすいなどが挙げられます。
Pythonを学べる教材も豊富で学習ハードルが低く、将来性も期待できる言語のため、プログラミング副業に適した言語といえるでしょう。
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Java
「Java」は、サン・マイクロシステムズ社(現在の開発元はオラクル社)が開発した、オブジェクト指向型のプログラミング言語です。
非常に汎用性が高く、大規模開発からAndroidアプリ開発まで、さまざまなシステム開発に対応できるのが特徴です。
また、案件数・単価は国内でもトップレベルであり、業務システムのメイン言語にJavaを採用する企業は数多く存在します。
しかし、コードが複雑で覚えることが多く、ハードウェアやネットワークなどの周辺知識も要求されるため、プログラミング初心者にはハードルが高いといえるでしょう。
プログラミング副業で収入アップを目指そう
プログラミング副業で稼ぐための手順、おすすめ言語、副業の注意点などを解説しました。
働き方改革で副業を認める企業は増えており、副業を始めるならまさに今がチャンスです。
プログラミングは、パソコン1台で稼げるコスパのよい副業であり、貴重なIT人材としても活躍できるでしょう。
将来的にエンジニア転職やフリーランスなども目指せる可能性がありますから、気になる方はぜひトライしてみてください。
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