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「自分の幸せに図々しくあれ」2拠点生活を送る美術家から学ぶ暮らし方のヒント

更新: 2021.10.26

自分のライフスタイルや思想にあった場所に住むことには、思考がどんどん回るようになったり、仕事の選択肢を増やしたりといったプラスの要素があります。

それぞれに合ったライフスタイルを主体的に選ぶ人が増えれば副業や新たなビジネスを始める人も増えるのではないでしょうか。

東京と小田原で2拠点生活をする現代美術家の新造真人さんは「住む土地によって人は大きく変化する」と話してくれました。

新造さんは、現代美術家以外にも文筆家、写真家、アートディレクターなどの仕事を様々な人とつながりながら行っています。最近は、心臓コーラというクラフトコーラで社会起業もしました。このバイタリティ、そして人を巻き込む力は一体どこからくるのでしょうか。

現在、新型コロナウイルス感染症の流行により、働き方や暮らしにおいて変化を余儀なくされました。新造さんの縛られない自由な生き方は、これからの生活のあり方を問うきっかけになりそうです

新造真人さん プロフィール
1994年生まれ、東京都出身。慶應義塾大学環境情報学部卒業。生命性と水色をテーマにした作品の制作活動と地域での滞在制作を行うArtist in Residenceを企画するなど活躍している。現在、東京と小田原市米神の2拠点を行き来しながら美術家、写真家、文筆家など多彩な仕事をこなす。

人と深くつながるための手間を惜しまない新造さん  人柄を1つひとつのやり取りで実感

インタビューの前日、私が送った質問リストに対して、新造さんは回答を1万4千字もの文章にして送ってくれました。そして、以下のようなメッセージをくれました。

「30分という時間を最大限に生かしたいです。事前に質問項目を送ってもらい事前に回答したい。それを深堀りしてもらう形でインタビューして欲しい。すぐに思いつけることではなく、ぼくの内面に深く切り込むような質問をぶつけてください」

インタビュー時間は30分を予定していたため、よりよい時間がお互いに過ごせるように新造さんが入念な準備をしてくれたのです。当日、話が盛り上がったのでインタビューは60分になりました。とてもいい話を聞くことができました。

新造さんは人とのつながりで暮らしや仕事を実現させている人です。その秘訣はどんなことに対しても手間を惜しまない姿勢にあると1つひとつのやりとりから感じられました。

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「暮らす、定住、滞在、旅の線引きがない」2拠点生活の魅力

ーー新造さんは、2つの場所で暮らす2拠点生活をしていると聞きました。現在はどちらに住んでいますか?

東京と神奈川県小田原市 の片浦というエリアにある米神(こめかみ)の2拠点で生活をしています。米神の最寄り駅の根府川は無人駅で、駅のホームからは海が見えるんです。駅から米神の家までは歩いてだいたい30分ほどかかります。

新型コロナウイルス感染症で現在は移動を減らしていますが、それが解決されれば、また移動中心の生活になると思います。

ーー今は移動しにくいので大変ですね。東京と小田原での生活割合はコロナ禍以前はどれくらいでしたか?

ずっと小田原に滞在していることもあれば、東京にいることもありますし、1週間ごとに移動することもあります。

拠点が複数あることで、その時の気分や、やりたいことのために、場所を変えられるのは素晴らしいです。2拠点生活は「暮らす、定住する、滞在する、旅をする」という明確な線引きがないことが気に入っています。

ーーなんだか自由な生き方で羨ましいです。

自由な生き方ではあるんですが、ものの管理がけっこう大変です。僕は本が好きなんですが、どこの拠点に本が置いてあるかが分からなくなることがあって……。ほかにも重要な書類がいつも散らばってしまうという欠点があります。場所には縛られない反面、ものに縛られているかもしれません。

都市と地域の行き来は「多様な刺激をくれる」

ーーそもそも、なぜ2拠点生活を選択をしたのか教えてください。

自分は、移動しているほうが落ち着くんですよね。1つの場所にいると考え込み過ぎて、鬱っぽくなるんです。

移動していると、太陽を浴び、人と会うので、毎日多様な刺激があって前向きになれます。それが自分の中にある色々な創造性を引き出し、自分を知るヒントにもなるので、いつのまにか2拠点生活と呼ばれる生活をしていました。

ーーコロナで家で過ごす時間が増え、ふさぎ込みかけたので共感します。米神という場所を選んだのは何かきっかけがありましたか?

小田原にある江之浦測候所という、現代美術家である杉本博司さんのアートスポットを訪れたことが1つのきっかけです。江之浦測候所は、太陽などの星の動きを観測し、それに人間が呼応するような場所なんです。

僕は現代美術をやっていて、場所の特異性を考慮した形で、その場のための作品や、その場にあることで意味が生まれる作品制作に興味関心があります。土地や歴史、太陽との関係を考えて作られたこの空間と土地が大変気に入りました。

ーー創作活動をする上で、とてもいい刺激を得られそうな場所ですね!

そうですね。きっかけとしてほかには、江之浦測候所を訪れた帰りに地元の人たちの夏祭りに参加したらとても楽しかったということもあります。その時、地元の人達にもてなされて「また来たいな」と強く思いました。それから米神に拠点を持つまでは、1ヶ月に1回くらいのペースで足を運んでいました。

ーー地元の人との交流体験も移住を後押ししたのですね。続いて具体的な質問になりますが、2拠点生活となると出費が気になります。米神の家の広さや家賃についても聞かせてください。

米神の家は借りていて、家賃、光熱費などで月8万円ほどになります。それを同居人と2人で割っているので、実質的な毎月の負担はだいたい4万円です。東京の家賃と合わせると全体で月にだいたい7万円かかっています

交通費は、コロナ前は月に10万円くらい使っていましたが、今は月1万円くらいです。生活費は、食費が2万円で、残りはできるだけ制作費にあてています。

家の広さは70畳5LDKの2階建てで、古民家になります。縁側もあり、庭もあるんですよ。庭では家庭菜園をやっています。というより、タネを土に突っ込んでおいたら、育ったんですが(笑)じゃがいも、さつまいも、ウコン、いちご、ネギ、にんにくなどを育てています。

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「お金が0=人生ゲームオーバーではない」自分の心を大切に働く

ーー色々と活動されているイメージがありますが、メインではどのようなお仕事をしているのですか?

主に現代美術家として作家活動をしていて、作品の制作、販売でお金をもらっています。その他には、文筆家としての連載や、単発で文章を書くなどもしています。インタビュアーをやったり、写真を撮ったり、アートディレクションしたり、相談に乗ったりなんでもやります。

お酒が好きで、たくさんオリジナルカクテルを作っていたら、出張バーテンダーとして呼ばれたこともあります。アイデアがたくさん出るので、時々、企業のワークショップやアイデア出しに呼ばれることもあるんです。

ーー仕事の幅が想像以上でした……

最近は、心臓コーラというのも始めて、オーダーメイドクラフトコーラで社会起業もしました。心臓コーラというのは、お客さん1人1人にヒアリングをして、それぞれに合わせた世界に1本のクラフトコーラを作っています。

オーダーする人によって味はそれぞれ異なり、そこにはみんな違っていいんだというメッセージが込められています。ただの飲料販売ではなく、世界から差別や偏見をなくすことが目標なので、社会問題の解決に貢献する社会起業と考えて取り組んでいます。

ーー発想力と実行力が素晴らしいです。新造さんは大学卒業前からずっとフリーランスとして活動されていますよね。就職は考えなかったのですか?

僕は自分に決定権がない、時給や月給という考え方が受け付けなかったので、大学卒業後も就職をしませんでした。

一応、大学時代に就活説明会に2回行ったんですけど、無理だと思ったのでやめました。企業の合理主義と自分の正当性が合わないことが多いです。自分にとって気持ちよくお金が流れていないと、心が窮屈に感じてしまいます。

ーーなるほど。就職をせずにフリーランスとして生きていくことを決意するきっかけや体験があれば教えてください。

15歳の時に初めて自分の絵に値段がつきました。そして、19歳の時に東京都から奨学金をいただき1年間美術を勉強しに留学したり、クラウドファンディングでも制作のための支援金を集められました。

また、当時ブログで発信もしていて、それを見た河合塾から執筆依頼が来たんです。河合塾からは、「写真も撮って欲しい」という依頼も来るようになりました。それで「自分には売れるものがあるんだ。自分で経済できるじゃん」「十分フリーランスで生きていける」と自信を持てました。

僕は1円でももらったらプロと名乗っていいなって常に思っています。例えば今、noteで連載をしているのですが、有料記事を読んでサポートしてくれる人がいます。それにより、経済が発生しているので、文筆家とも名乗っています。名乗ったもん勝ちです。

ーー新造さんは、お金が安定することが大切ということへの執着がなさそうです。お金に対する不安はありませんか?

ちなみに、現在の収入に関して言うと0〜80万円とかなりの幅があります。コロナになってから展示が5つも飛んだので、本当に経済的には大変でした。でも「お金が0になる=人生がゲームオーバー」ではないんだな、という当たり前のことを知りました。たくさんの人が、様々な形で僕を助けてくれます。

人と人との直接的なやりとりをすれば、お金なんてものを媒介せずに、自分が欲しかったものは手に入れられると思っています。

ーー正直、多くの人はお金を媒介しないと、新造さんのように欲しいものはなかなか手に入れられないのではないでしょうか……。だけど、人とのつながりは本当に大切だなと思います。

人とのつながりを大切にすれば、難しくはないですよ。コロナ前は、とにかくたくさんの人に会ってました。会いたい人に会いに行き、僕に会いたい人が僕のところに来ていました。そうしたら、金額にしてはたいしてお金を稼いでないのに、結構な金額が僕の周りで動いていたと思います。

会いに来る人の理由は作品制作依頼とか、本当に僕に会いたいだけなど色々とあります。現場に行き、仕事として写真を撮ったり、作品を制作したりした成果として報酬をもらいます。しかし、報酬をもらわなくても、そこにかかる経費だけを負担してもらうというパターンもあります。

また、成果に対して支払われるものがお金じゃなく、例えば「旅券」「宿泊場所」「食事」「体験アクティビティー」「お土産」などの直接的な形で来ることもあるんですよ。

ーーとても新鮮な考え方で驚きましたが、お金を媒介しなくても欲しいものが手に入るということがしっくりきました。

これは世に言う仕事とは違うのかもしれませんが、僕の経済圏で捉えたら、めちゃくちゃ稼いでいました。

また、僕にはお金がなくなっても泊めてくれる友だちや、お米を食べさせてくれる友だちがいます。自分を必要してくれる人、支えてくれる人がいれば、とりあえず死ぬことはないということが分かりました。なので、現代は「お金がない」よりも「関係性の希薄」のほうが深刻なんじゃないかなと思っています

「ワークもライフも大切に」人間は統合的に生きている

ーー確かに現代社会では関係性の希薄さは深刻そうな印象です。新造さんの場合、仕事と暮らしがつながっているので人間関係が濃そうですね!ワークライフバランスについては普段どのように考えていますか?

ワークライフバランスに関して言うならば、ライフの中にワークがあると思います。目玉焼きで例えると、卵の白身と黄身みたいなものです。ですので、僕は、人間はワークもライフもなく統合的だと思うんです。

「ワークは苦しいけど、ライフは楽しい」というのは結果的に自分自身のライフの栄養の循環を滞らせると思っています。だから僕はやりたいことを全部やりたいです。

理想のワークライフバランスの実現のためには、自分が統合的で様々な一面を持った多面体であるということを思い出して、1つ1つの面をきちんと磨いてあげる必要があるんじゃないでしょうか

自分の興味関心があることにはちゃんと手を出して、水をあげて、花を咲かせてあげることが必要かなと思います。

スルー能力が高い東京「自分の能力を地方で再発見」

ーーワークライフバランスを実現するには、多様な自分をしっかりと認めてあげることから始める必要がありそう。ところで、東京と地方の違いについて実際に2拠点で暮らしてみて違いを感じることはありましたか?

米神に来て、人生で初めておすそ分けをもらいました。近所の方が「お前のところに大根置いといたぞ」って普通の顔して言うんです。

全然予期していなかったのでびっくりしました。でも、米神ではそれが当たり前。知り合いになったら、すごく距離も近くなり色々と気にかけてくれるんです。

僕は社会的な立場が強くないですし、お金もそんなに持っていません。そんな僕に対して、たくさんの人が食品をくれたり、最寄り駅まで車を出してくれたりして助けてくれます。それが僕はすごく嬉しくて。

そんな米神の人たちと触れ合っているので、僕も他の人が困っていたら助けたい、地域のために何かしたいと自然に思えます

僕は慶応大学を出ているので、地域の人には「頭のいい人」という風に認知されているんです。だから「うちの子に勉強教えてよ」とか「絵を教えてくれない?」と頼まれます。だから、今、地域の子供達を集めて、造形教室 と勉強を教える寺子屋をやろうかなと考えています。

ーー自分にできることを地域に還元しようとしている姿勢を見習いたいです。東京に住んでいるとなかなか出てこない考えかもしれませんね。

東京は人口が多すぎて、自分1人がその地域に与えられる影響力を非常に感じにくいですよね。

それに、東京の人は周りにすごい人がいすぎて、自分が持っている能力のすごさに気がつけないと思うんです。

ーー確かに都会に住んでいると、自分に能力があったとしても気がつく機会が少なそうです。

米神のように人が少なくて、顔見知りっていう状態になれば、活かせる機会というか、自分の個性が発掘されやすいと思います。

例えば、JKの格好したおじさんがいたとします。そんな人でも、東京ではスルーされます。変な人だから関わらないでおこうと、見て見ぬ振りをする人が多いと思います。東京の人はスルー能力が高すぎるんです。

この例えは極端な例ですが(笑)地方では、慣れてないからかもしれないですけど、ちゃんと注目してくれるんです。

やりたいことを実現するには「自分にも相手にも誠実であること」

ーー新造さんは、自分らしく生きるためには何が必要だと考えていますか?

主に2つあると思っています。1つ目は「勇気を発揮すること」、2つ目は「伝えたいことを伝えたい人に伝えること」です。特に1つ目が大事です。

例えば、作品のアイデアを思いついたら、まずは、それを1人で勝手に作ってしまうんです。そうすると、人に伝えたり、社会に出したりするタイミングが来ます。

例えば「展示をする」「作品を売る」「誰かに協力してもらう」などがあると思います。その時、他の人に対して自分の気持ちを伝える必要があります。そこでビビっては、ダメです。

自分の中にいる天才の存在を信じて、勇気を振り絞ります。そして、お願いしたいことをしっかりと相手に伝える必要があります。買って欲しいなら、買って欲しい値段を伝える。そして、なぜあなたに買って欲しいのか、それをプレゼンするんです。

ーーアイデアを思いついてもなかなか行動に移せない人も多いですよね。心の中では思いついてもアウトプットすることは難しいかもしれません。

伝える前から、交渉する前から、諦めてはいけません。なので「自分の幸せに対して図々しくなる」ことが必要だと思います。でも、それは傍若無人に振舞うことではありません。そこのバランスをとるために、僕は日頃から人に正直に話をするようにしています。

自分に対して誠実であることも大切です。そして、同時に、自分が関わりたいと思った相手に対しても、誠実であることが大切です。

一歩踏み出すために「まずは調べ、足を運ぶ」

ーー2拠点生活の話に戻りますが、その生活を実現するためには勇気が必要そうです。行動できずにいる人はどうしたらいいと思いますか?

今はコロナ禍で難しいかもしれないですけど、まずは興味のある地域に実際に足を運ぶことです。地元のお店の人や住んでいる人と話をするとどのような場所なのか肌で感じられます。それが、現実的な地方移住であったり、自分が住みたい地域に住むことにつながると思います。

ただ、これを難しく感じる人もいるはず。だから、興味を持った土地をGoogleストリートビューで調べてみたり、地域のお店のGoogleレビューを読んでみたりして、妄想してみるのがおすすめです。

妄想したら具体化するために調べて、足を運び、その土地の人と話をして、家賃を調べ、家賃の相場を調べるなどをするといいと思います。そうすることで、実際どれくらいのお金が必要かが分かりますし、2拠点生活に向けてやるべきことが明白になるのかなと思います。

ーーなるほど。新造さんは本当に行動力がありますよね。

そんなことはないですよ。僕も行動できる時と、行動できない時とがあります。例えば、好きな女の子に好きって言えないですし、なかなか難しいです。

人には取りやすい行動と、取りにくい行動がある。それを一歩踏み出すためにはブログで自分の考え方を発表するとか、聞いてくれそうな人に電話してみるとかがおすすめです。

行動ができない人は無意識的に他人の命令に従っているから、自分の意見が分からなくなっているんです。僕の場合は、朝起きたら30分間、手書きノートに自分の考え方を書くということをしています。そうすることで、自分の思いに気がつくことができると思います。これも大切なことです。

ーー自分の気持ちと向き合うことは大切なことですね。コロナ禍でリモートワークという働き方が増え、自分と向き合う時間が増えた人も多いと思います。その中で、都市でなくても働くことができるという選択を考える人も増えていきそうな気がします。

「東京に別に住まなくてもいい」と考えている人は、新型コロナウイルスの流行以降増えているのではないでしょうか。コロナ禍で、自由な働き方が半ば強制的に促進されたことで都市部も地方もないフラットな状態になったと考えています。

働く場所に縛られなければ、住む場所はその人の目的次第で選べると思うんです。そのことに、多くの人が気がつくのではないでしょうか。土地に縛り付けられていた人たちが「別にここ好きじゃないかも」とか「ここにいる意味ってなくない?」と考えるようになると思います。

「その土地に何ができるだろうか?」2拠点生活は新たな仕事を創出

ーーコロナで都市のリスクも顕在化しましたし、テレワークの普及で仕事はどこでもできる時代に変化したのも大きいですね。2拠点生活になると、仕事観はどのように変化していくんでしょうか?

日本国憲法第22条第1項において「何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する」 と書かれていますよね。これは職業選択の自由を保障しているもので、自己の従事する職業を決定する自由を意味しています。

つまり、2拠点生活で居住の自由を再確認するということは、職業選択の自由を考えるということでもあるんです。さらには、自分のライフスタイルや思想にあった場所に住むことで、思考がどんどん回るようになり、自分にあった仕事を選べるようにもなります。副業をしたり、商売をしたりする人が増えていくのではないでしょうか。

ただし、地方に移住しても仕事がないこともあるので、その場合は自分でやるしかありません。その分、色々な人が好き勝手に起業して、会社を作って、色々な商売が生まれると楽しいと思います。

ーー面白い観点ですね。

2拠点生活になると住みたくて、その土地に住んでいるという人が増えます。ですから「その土地に何ができるのだろうか自分は?」という問いに自然に移行すると思います。

すると、地域課題であったり、そこでの人間関係に目がいくはずで、その地域を「自分のため」に楽しくしたり、住みやすくしたりする、という発想が生まれます。

そうして自分が「案外結構できるじゃん」ということと「全然できないじゃん」ということが分かるのかなと思います。


編集後記】小学校から就職まで1つのレールに乗って、生きてきた人が大多数だと思います。私もその1人です。新造さんの話を聞いていると、自分のやりたいことのために行動し、自分の人生を生きているなと実感させられました。

生きるということで大切なのは「お金」だけではありません。自分が何をやりたいか、そのために勇気を持つことができれば、何か変わるのではと思えました。

そのためには「自分の幸せに図々しくなること」が1番大事なのかもしれませんね。その際は、自分にも、関わっている人にも誠実でありたいと今回のインタビューを通して感じました。この記事が、みなさんが今後の自分らしい人生の選択をする際の後押しになる記事になれば幸いです。

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この記事を書いた人

Fujiwara
立教大学卒業後、神戸新聞社入社。2018年に退職し、写真家に転身。テックキャンプブログ編集者の傍ら作品作りに励んでいます。週刊文春に「東京オアシス」の写真、原稿を発表しています。

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