就職・転職活動のストレスは多くの人が一度は経験していることです。特に、希望する企業からの不採用通知は精神的につらいものがあります。
しかし、希望していた企業に落ちてしまった、複数社に応募したがなかなか決まらないといった場合でも焦りは禁物です。
本記事では、あなたのキャリアや人生にも影響する大切な就職・転職活動を納得した形で進めるためのポイントを紹介します。
また前回の記事「仕事が決まらない時に取るべき6つの行動。採用されない人の特徴や原因も解説」もぜひ合わせてご覧下さい。
この記事の目次
仕事がなかなか決まらなくても焦りは禁物
応募しても不採用の状態が続くと不安になるもの。
「自分を採用してくれる会社なんてないのではないか」「どこでもいいから早く決めてしまいたい」といった気持ちが湧いてくるかもしれません。
しかし、仕事探しが上手くいっていない時こそ、焦りは禁物です。
あなたを求めている企業はきっとあります。「これまでの会社とは縁がなかった」とまずは気持ちを切り替え、なぜうまくいかなかったのか、どのような改善点があるかを考えてみましょう。
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仕事が決まらない時の注意点
仕事が決まらないストレスで憂鬱になったり、仕事探しそのものを辞めてしまおうか、といった気持ちになるかもしれません。
しかし、就職・転職活動が順調に進んでいない時こそ、自身の企業選びの軸や働き方について見直すチャンスでもあります。
仕事が決まらない時に注意しておきたいポイントを解説します。
- 焦って自分の行きたくもない会社に応募しない
- 面接では嘘をつかない
- 落ち続けても自信をなくす必要はない
- 心身とも管理に気をつける
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焦って自分の行きたくもない会社に応募しない
一度就職した企業は簡単に辞めることは出来ません。
仕事探しのストレスから開放されたいあまり、条件を極端に落としたポジションに応募したり、行きたくない企業に応募したりするようなことは避けましょう。
本気でよい人材を採用したいと思っている企業の面接官にそういった態度を見破られれば、あなた自身の評価を下げることにも繋つながります。
応募する企業は、あなたが自信を持って志望理由を言える企業だけにしましょう。
面接では嘘をつかない
合格したいばかりに、第一志望ではない企業に「採用されたら絶対に入社します」と言ったり、出来ないことを「出来ます」とスキルや経験を誇張したりすることは、その場ではよくても後々いいことはありません。
絶対に入社する、といって合格になった後にそれを辞退すると、その企業の担当者を通じて業界内の別の企業にもあなたの悪い印象が伝わってしまうかもしれません。
企業の採用担当者はそれぞれ別の企業とのコネクションを持っていることもあるため、どの企業に対しても誠実な対応を取ることがあなたの就職・転職活動を成功させるためのポイントです。
落ち続けても自信をなくす必要はない
不採用が続くと「このままずっと仕事が決まらないのではないか」と自信をなくしてしまうかもしれませんが、決して落ち込む必要はありません。
面接はあなたと企業のマッチ度を計る場であり、不採用は企業が求める人物像とあなたが一致しなかった、というだけです。
入社した後に「社風が合わない」「スキルが足りない」といったミスマッチが判明して早期退職になってしまうケースを考えると、入社前にそのリスクを回避できたことはよいことでもあります。
心身とも管理に気をつける
仕事探しのストレスで憂鬱になったり、現在の仕事へのやる気がなくなってしまう人もいますが、上手くいっていない時こそ体調管理には気をつけなければいけません。
体調を崩して寝込んでいる時によい求人を見つけても、すぐに対応が出来ずにチャンスを逃してしまうかもしれません。
仕事探しにはタイミングなども関係してきます。いつでも面接に行けるように体調を整えておきましょう。
なかなか仕事が決まらない時に活用できるサービスや施設
なかなか仕事が決まらない時には、仕事探しの方法を変えてみることで状況が好転するかもしれません。
仕事探しに使えるサービス・施設をいくつか紹介します。
- 転職エージェント
- 職業訓練校
- 社会人向けスクール
転職エージェント
これまで転職サイトなどを使って自力で仕事探しをしてきた場合は、転職エージェントを利用してみましょう。
企業との独自のコネクションを持つ転職エージェントでは、一般的な転職サイトには掲載されていない非公開求人も扱っています。
また、書類添削や模擬面接などの転職サポートに加え、面接日程の調整や報酬などの条件交渉など、求職者にとって少し面倒なことも代行してくれます。
何より、求職者の悩みや相談に真摯に向き合ってくれるため、一人で仕事探しをしてきた人が新しい視点や考えを得るのに特によいでしょう。
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職業訓練校
職業訓練校は、失業中の人が再就職するための公共職業訓練を行う施設です。
国や自治体が主体となって運営しており、年間30万人に利用されています。
新しい職種や業界にチャレンジをしたいがスキルがない、という方は、少し時間はかかりますがこういった施設を利用してスキルを身につけることでチャンスを広げることが出来ます。
なお、職業訓練校は基本的に失業中の求職者が対象ですが、在職中でも退職予定があれば申し込みは可能です。
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社会人向けスクール
ハローワークや職業訓練校など公共施設を利用する他に、企業などが運営しているスクールに通うという方法もあります。
特にプログラマーやWebデザイナーなど、IT関連のスクールは多くあります。
こちらは基本的に受講料はかかりますが、転職を見据えたカリキュラムが用意され、効率的にスキルを身につけることが出来ます。
スクールには同じようにその業界・職種での就職・転職を目指す仲間がいるため、情報交換やコネクション作りにもよいでしょう。
さいごに
仕事が決まらない、という悩みは求職者の多くが経験することです。
焦って条件を落としたり、自暴自棄になったりすることなく、上手くいっていない時こそ気持ちを切り替えてこれまでのやり方や企業選びの軸を考え直すことが大切。
そうしていく中で、きっとあなたの条件にあう理想の企業に出会えることでしょう。
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