「将来のどんな仕事をしたいか考ているが、答えが見つからない」
高校生や大学生など、これからの進路を考えるべき人々はもちろん、社会人でも将来自分はどんな仕事をしたいのか悩むケースは多いもの。
あなたも、将来の仕事について悩んではいませんでしょうか。
そこでこの記事では、将来の仕事を決めるためのコツや、将来性のある職業について解説します。
進路に迷っているのであれば、この記事の内容が役に立ちます。
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将来の仕事を決めるコツ
早速、将来の仕事を決めるためのコツについて解説します。大きく分けると以下の4つです。
1つずつ見ていきましょう。
自分の好きなこと・やりたいことの中から決める
まず試して欲しいことは、自分の好きなこと・やりたいことの中から仕事にしたいことを選んでみることです。
これまでの人生を振り返り、あなたが好きなことを紙やスマートフォンのメモ帳などに書き出してみましよう。
好きなこと、やりたいことの全てが仕事につながるとは限りませんが、将来の仕事を見つけるヒントになるはずです。あまり悩みすぎず、好きなことはすべて洗い出してみましょう。
好きなこと・得意なことから将来の仕事を決める事例を3つ紹介します。
事例1:旅行が好き→ツアーコーディネーター
例えばあなたが旅行が好きで、国内・海外など様々な地域へ旅行をしたことがあるとします。その場合、ツアーコーディネーターを目指すのも良いでしょう。
ツアーコーディネーターは、旅行をしたいお客様のために最適なツアープランを提案するのが主な仕事です。旅行をしてきた経験が役立つでしょう。
さらに、ツアーコーディネーターとして旅行会社で働いたなら、ツアーコンダクターへのキャリアアップなども見込めます。
ツアーコンダクターは旅行者とともに現地へ行き、案内を行うのが仕事です。仕事をしながら大好きな旅行もでき一石二鳥とも言えます。
事例2:人と話すのが好き→営業職
好きなことが「旅行」や「スポーツ」などと明確でないこともあるでしょう。例えば「人と話すことが好き」という場合。
人と話すだけでお金がもらえる仕事はそう多くありませんが、人と話すことが苦ではないというあなたのタイプを仕事につなげることは可能です。
その代表的な例が「営業職」でしょう。営業職の主な仕事は自社の商材をお客様に気に入ってもらうよう提案することです。仕事がある日はほぼ必ず人と会話することになります。
営業職がお客様とする会話は商品をアピールするだけではありません。お客様が商品を購入するかどうかは、営業担当者との信頼関係も影響します。相手の近況を伺ったり、世間話をしたりなども関係構築には重要です。
中には、「他人と会話をするのが苦手でストレスを感じる」という人もいます。人と話すのが好きというあなたの性格は営業職に向いていると言えるでしょう。
事例3:人々の安全を守りたい→警察官や消防士
あなたの過去や現在からやりたいことを導き出すばかりが将来の仕事を決める方法ではありません。今はできなくても、近い未来にやってみたいことを仕事にするのも良いでしょう。
例えば、毎日危険な事件をニュースで見聞きしたことから「自分が人々の安全を守れるようになりたい」と感じたとします。その場合、警察官や消防士など人々の命を守り・救う仕事を選択してみるべきです。
事件・事故が起きたら日夜問わず出動しなければならない警察官と消防士は、見るからに大変な職業です。それゆえに働く目的や志を強く保ち続けられる人でないと務まらない職業をも考えられます。
「人々の安全を守りたい」という気持ちが本気であれば、適職となるでしょう。
自分の得意なことの中から決める
好きなこと、やりたいことが見つからないと言う場合は、あなたの得意なことはないか思い返してみましょう。
- 長年続けていることがある
- 人から高く評価してもらったものがある
- 他の人よりもうまくできることがある
などの観点で思い返してみてください。
得意なことを仕事とするメリットは、「業務にすぐ慣れる」「成果を上げやすい」といったものがあります。
好きなこと・やりたいことを仕事にする以上に、得意なことを仕事にした方がミスマッチの確率は低くなるでしょう。
ではこちらも、3つ事例を紹介します。
事例1:パソコンに強い→システムエンジニア
昔からパソコンに触れてきて、WordやExcelなどのソフトを一通り使いこなせるのであれば、あらゆる仕事において強みとなります。後ほど説明しますが、パソコンスキルはこれからの社会を生き抜く上で必須のスキルです。
さらにプログラミングスキルを身につけ、システムエンジニアを目指すのもおすすめです。
システムエンジニアは慢性的な人材不足が続いており、IT系企業を中心に人材確保が積極的に行われています。プログラミングスキルを身につけている人材、またはパソコンの技術に長けた人材の需要は高まっているのです。
最近は、1人1台パソコン、スマートフォンを持つ時代とも言われていますが、それらをビジネスレベルで扱える人は少ないのです。パソコンに強いことを活かせば、ニーズの高いシステムエンジニアになることも可能です。
事例2:料理が得意→調理師
例えば、あなたが毎日料理をしているとします。もちろんレトルト食品を作るのではなく、材料を買ってきて作る料理です。長年の料理経験があれば調理師への道も開けるでしょう。
ただ家で料理を作っているだけで調理師になるのは難しいかもしれません。調理師の専門学校に通うなどの必要があるでしょう。
ただ、料理を普段からやってきたのであれば、料理に関する勉強・実践も苦ではないはず。このように、普段の生活の中で長く続けていたことも将来の仕事につながるのです。
事例3:人に教えるのが得意→先生やコンサルタント
好きなことど同じように得意なことも「パソコン」「料理」を明確にならない場合があるでしょう。
例えば、あなたが「人に物事を教えるのが得意」だとします。これだけ聞くと漠然とした印象を抱くでしょうが、十分仕事につながり得る特技です。
「人に教える」ことを仕事とする職業には
- 学校の先生
- 塾講師
- コンサルタント(特定の分野についてアドバイスを行う仕事)
などが挙げられます。
最近は自分で教室開いたり、オンラインサロンを解説したりと、「人に物事を教える」ことを仕事にする手段も広がりを見せています。
漠然とした得意なことでも、調べていけば仕事にすることは可能です。
身近な人の意見を参考にする
自分のことは自分が一番わかってると思っていても、実は把握できていない部分がたくさんあるものです。
あなたが気がついていない適性や特技もあるでしょう。
そのような時は、あなたの身近な人に意見をもらってみてください。親・友人・恋人・学校の先生など、あなたと長い間付き合いがあり、よく知っている人がベストです。
もし見つからない場合は、就職・転職サイトを利用するのもいいでしょう。複数の質問に答えることであなたに向いている職業を判別してくれます。
ただ、このようなサイトで行っている「適職診断」のようなサービスはあくまでも目安とお考えください。質問内容も答えのパターンもあらかじめ決まっており、パターンごとに回答者を分類しています。
できれば、就職・転職エージェントを利用してみましょう。担当者と面談を行った上であなたの適職を考えることができます。
将来性のある仕事の中から決める
自分の好きなことや得意なことを洗い出してみても「うまく見つからない」「仕事としてやっていく自信がない」という答えになった場合。おすすめは「将来性のある仕事」の中かからやりたいことを決める方法です。
やりたいことや得意なことを仕事にできれば充実感があるかもしれません。しかし、給料が安かったり、将来的にニーズが低下しそうな仕事だと、続けられなくなってしまうことが考えられます。
現実的に考えて、将来性が高く、長い間働き続けられる仕事を選ぶというのも選択肢の1つです。
仕事以外にやりたいことを見つけよう
ニーズがあり給料の高い仕事に就けたとしても、それがあなたのやりたくないことだった場合、結局長続きしなくなってしまう可能性があります。できれば仕事以外にやりたいことを見つけてください。
- 趣味、遊び
- 行きたい場所
- 会ってみたい人
- 欲しい物
このようなものが見つかると、「やりたいことを達成するための資金稼ぎ」として仕事に対する熱意が生まれやすいです。
無理にやりたくない仕事を続ける必要はないものの、仕事のモチベーションが下がりそうだという不安がある場合は、仕事以外のやりたいことも同時に決めておくと良いでしょう。
将来性のある仕事の例
では、実際に将来性のある仕事にはどのようなものがあるのでしょうか。
事例を紹介します。将来の仕事を決める際の参考にしてください。
ITビジネス(エンジニア・プログラマーなど)
ITの世界は毎日のように技術が進歩しています。
すでに私たちも「スマートフォン」や「パソコン」などといった形でITの恩恵を受けているものの、年月が経つにつれ、ITの進化によってさらに便利な生活を送れるようになると見込まれています。
ITビジネスは将来性が非常に高い仕事の代表例です。
しかし、先ほども触れたようにIT業界は人手不足の状態。特に、システムエンジニアやプログラマーにおいては深刻です。経済産業省の調べでは、2030年には78.9万人ものエンジニア・プログラマー不足に陥るとされています。
参照:IT人材不足が深刻化、2030年には78.9万人不足に 経済産業省調べ
IT技術が進歩する裏で、それを支える技術者が足りていません。ITビジネスの分野でも特にシステムエンジニア・プログラマーは将来的にニーズの高まる職業なのです。
プログラミングを身につけるならスクールに通うのがおすすめ
システムエンジニア・プログラマーの主な仕事となるシステム開発を行うためにはプログラミングスキルが必須です。
しかし、プログラミングは未経験者が独学で身につけるにはハードルが高く、8〜9割ほどの人が挫折してしまうとされています。
これからシステムエンジニアを目指し、プログラミングを身につけるならスクールの受講をおすすめします。
未経験者でもわかりやすいテキストを使い、メンター(講師)の指導を受けられるスクールは、学習しやすい環境となっています。
高齢者向けビジネス(介護士など)
将来的にニーズが高まるとされているのが高齢者向けビジネスの業界です。
「高齢化白書」によると、平成29年の日本の総人口が約1億2,671万人。そのうち65歳以上の人口は約3,515万人で、高齢者人口の割合は27.7%との事です。
日本の人口のおよそ3割が高齢者となり、この割合はさらに増加していくと見込まれています。
高齢者の増加により、介護サービスの利用者も増えるでしょう。高齢者施設・デイサービス・訪問介護サービスのニーズは高まり、利用者を介護する介護士のニーズも高まります。
医療ビジネス(医師・看護師)
高齢者の増加は、医療の方面でもニーズを生みます。加齢とともに怪我や病気にかかりやすくなる分、医療機関を利用する機会も増えるでしょう。
多くの診察を行う医師、入院中の世話をする看護師が必要となります。
また昨今は、AI(人工知能)による診断技術も病院で導入され始めています。医療の現場でもIT化が進んでいるのです。AI(人工知能)を理解し、扱える人材についても医療機関でのニーズが生まれるでしょう。
営業職
本記事の前半でも紹介した営業職。営業職はどの企業でも必要とされる役職です。
例えば、企業があるサービスを開発したとします。ユーザーが満足するであろう機能を多数搭載した画期的で素晴らしいサービスです。
しかし、良いサービスを生み出せてもそれを売る人がいなければ使ってもらえませんし、利益にもなりません。その売り手となるのが営業職なのです。
さらに、営業職はAI(人工知能)に代替されにくい職業ともされています(後ほど詳しく解説します)。人間同士の会話は機械的に行われるものではなく、相手によって内容が変わりますし、同じ相手でもその日の状態や会話をする場所によっても内容は様々です。
このような複雑な会話を人間のように行うには、まだAI(人工知能)の開発技術は足りません。営業職はまだまだ将来性のある仕事と言えるのです。
翻訳・通訳
外国の言葉を別の言語に訳す「翻訳・通訳」の仕事も、将来性のある仕事といえるでしょう。
翻訳・通訳ならAI(人工知能)技術でも十分こなせそうですし、現に私たちもGoogleの翻訳機能などを使って、外国語を日本語に翻訳しています。
わからない言葉の意味を調べるのであれば、翻訳機能でも十分かもしれません。しかし、先ほどの営業職の話にも関連しますが、翻訳・通訳もコミュニケーションの世界。話しの流れや言葉のニュアンス、話しての現地の文化などを理解していないと正しく訳せないというケースもあります。臨機応変な対応ができる人間の翻訳家・通訳は必要なのです。
将来的に国際化が進めば、私たちの生活の中に外国の方とコミュニケーションを撮る機械も増えるでしょう。英語のニーズ、また英語を駆使して通訳をするプロのニーズも高まると見込まれています。
農家・漁師
私たち人間にとって欠かせないのが食事です。食材を育成し、私たちの食卓に届けてくれる農家・漁師に必要性は今後も変わらないでしょう。
現状、AI(人工知能)を以ってしても食材となる動植物を育てたり、捕獲したりということは叶いません。人の手が必要となる分野です。
データサイエンティスト
聞きなれないかもしれませんが、新しい職業としてデータサイエンティストに注目が集まっています。
データサイエンティストの役割は、企業が持つあらゆるデータを分析し、構造を理解。それらを元に事業の方針を導き出すことが主な仕事です。
企業は保有するデータを効果的に活用したいと考えています。しかしデータを分析し、適切な事業戦略を練れる人材は多くありません。
専門的なデータ分析のスキルを持つデータサイエンティストは、今後さらに求められる職業となるでしょう。
✔︎高齢者ビジネス(介護士など)
✔︎医療ビジネス(医師・看護師)
✔︎営業職
✔︎翻訳・通訳
✔︎農家・漁師
✔︎データサイエンティスト
AI(人工知能)に奪われる仕事もあるので注意
将来性の高い仕事がある一方、AI(人工知能)の発達により、人間ではなくロボットが行うと想定されている仕事もあります。
ここではAI(人工知能)に代替される恐れのある仕事を紹介します。
事務や窓口業務
まずは会社の事務作業や銀行、役所などの窓口業務です。大量のデータ処理はAI(人工知能)の得意分野であり、人間よりも早く、ミスなく実行できます。顧客名簿の入力など事務職の社員が行う仕事はAI(人工知能)で代替可能でしょう。
窓口業務についても、決まり切ったやり取りだけであればAI(人工知能)で十分可能です。営業のようにあらゆるコミュニケーションのパターンが想定される会話は無理ですが、マニュアルに沿った会話であれば、現在のAI(人工知能)技術でも人間の代わりができてしまいます。
人を雇うよりAI(人工知能)を導入した方がコストが低いと会社が判断した場合、事務や窓口業務の仕事が奪われてしまうことでしょう。
タクシードライバーや電車の運転士
昨今、「自動運転車」という言葉を耳にする機会が増えました。これは、車に搭載されたセンサーが人や障害物、周囲の車を感知して自動で車を動かすというAI(人工知能)を応用した技術です。
まだすべての車に搭載されているわけではありませんが、より正確かつ人的事故を防ぐためにも導入は進むでしょう。
私たちが運転する車だけでなく、タクシーやバス、電車にも自動運転の技術が搭載される可能性が有ります。現に、東京都内を走る「舎人ライナー」は運転手がいない、無人のモノレールです。
自動運転が一般的になれば、タクシードライバーや電車の運転手もAI(人工知能)に仕事が代替されてまう可能性があります。
将来性のある企業の特徴
仕事選びにおいて大切なのは職種を選ぶことはもちろん、「どのような企業に入るのか」も考える必要があります。
できれば将来性のあり、今後も成長を続ける企業に入社したいところです。
ここからは「将来性のある企業」の特徴について解説します。
売上・利益が伸びている
基本的に、売上の伸びている企業は事業の調子が良く、今後も伸び続ける可能性が高いです。売上が伸びているのであれば、連動して利益も伸びているでしょう。このような企業に就職・転職できれば、将来的に安心が得られるはずです。
まれに、売上は伸びているものの、事業にかかるコストなどが膨らみ、利益は赤字になっている企業も存在します。
上場企業であれば決算書を見ることもできますので、業績について把握しておきましょう。
AI革命で仕事が奪われない
先ほど紹介したように、AI(人工知能)の発展(AI革命)によって仕事が奪われない企業は、今後も存続する可能性が高いでしょう。
事務や窓口業務など一部の仕事がAI(人工知能)に取って代わられる可能性はどの会社にもあります。
ただ、メインのビジネスがAI(人工知能)に代替されないものであれば、人の手によって持続することになるはず。
その分、常に人手が必要となるのです。
未来のビジョンが明確
「企業が何のためにあるのか」「将来どのようなことをするつもりなのか」といったビジョンがはっきりしている企業への就職がおすすめです。
そのような企業はビジョンの達成のため、どのような施策をとればいいのか的確に導き出すことができるでしょう。
一方、ビジョンが曖昧な企業は、目的に沿っていない行動を取ってしまったり、無駄を増やしてしまったりという状況に陥りやすいです。
結果、企業の利益をマイナスにしてしまい存続すらできないということも考えられます。
柔軟な対応ができる
時代は刻一刻と変化しており、これまでやってきた事業が、1年後、2年後もうまくいくとは限りません。もし事業が不振に陥ったときでもすぐに方向転換できる柔軟性を持つ企業に就職するのが望ましいです。
先ほどのAI(人工知能)の件も同様ですが、「仕事をするのは人間」という価値観すら時代の流れとともに変わりつつあります。
このような時代の中で自社が取れる最善策を導き出し、その方向に舵を切れる企業こそが将来も生き残る企業と言えるでしょう。
離職率が低い
企業の離職率は、社内の働き方などを反映している場合があります。残業が多かったり、パワハラが横行していたりする「ブラック企業」は離職率が高めです。
また社員が「この企業にいつまでもいる意味はない」などと感じてしまうと会社を辞めてしまうため、離職率も上昇しがちです。
離職率の高い企業は問題を抱えていることが多いです。人が離れてしまう結果、事業の持続が不可能となり、倒産してしまう恐れもあるでしょう。
社員が長く働きたいと感じる環境を作り出せている企業は、人材も集まり、売上も伸びていく可能性が高いです。
✔︎AI革命で仕事が奪われない
✔︎未来のビジョンが明確
✔︎柔軟な対応ができる
✔︎離職率が低い
将来やりたい仕事に就くため今できること
将来やりたい仕事に就職するためには、早いうちからの行動が重要です。しかし、どんなことをから始めればいいのかわからないという場合もあるでしょう。
その時は、まず以下のことを試してみてください。あなたの目標に向かって確実に1歩踏み出せます。
必要なスキル・資格を身につける
あなたがなりたい仕事に就くために必要なスキルや資格の勉強を始めましょう。スキル・資格があることで理想の仕事へと近づくことが可能です。
準備は早いうちから行いましょう。学生であれば、ぜひ在学中から準備することをおすすめします。
社会人にあると仕事の傍らで準備せねばならず、時間的な制約が生まれます。時間の多い学生のうちから準備をすると後々楽になります。
時間のない社会人の方は、専門スクールに通うなどして準備期間を短くすると良いでしょう。何事も独学で身につけようと思うと時間がかかりがち。スクールの授業を受けることで効率よく身につけることを検討してみてください。
ITスキルはあらゆる分野で活用できるスキル
「今はまだ将来の仕事に関するイメージが湧かず、進路に迷っている。でも少しでも前に進みたい」
このように感じる方は、ITスキルを身につけることから始めてみると良いでしょう。
将来的に見ればもちろん、現在もITスキルはあらゆる分野で活用できるスキルです。
- コンビニの売上をExcelで管理する
- 学習塾のWebサイトを作成して集客を行う
- サイトのアクセスが多い日の要因を過去のデータから分析する
このような作業は多くの業界・業種において発生しうることであり、全てITスキルが求められます。特に実務レベルで生かすのであればプログラミングスキルの習得もおすすめです。
実際に仕事をしている人の話を聞く
身近に、あなたが将来就きたい仕事をしている人がいるのであれば、その人から話を聞いてみるといいでしょう。
どんな仕事内容なのか、楽しいことは何か、つらいことは何かなどを聞くと、あなたがその仕事に就いた時のことを想像しやすいです。
なりたい職業によって事前に準備しておくべきことも変わります。どんなことをしておけばいいのか、具体的に聞いておくこともおすすめです。
直接会えない場合はインタビュー記事を参照する
もし身近に話を聞ける人がない、直接会うことができないなどの場合は、インターネットを活用しましょう。
その職業についている人のインタビュー記事などを見つけられると思いますので、参考にしてみてください。
就職・転職の情報を集める
就職、転職を間近に控えているのであれば、情報集めも行いましょう。
- 求人はあるのか
- 企業はどんな人材を求めているのか
- 転職のタイミングはいつがいいのか
など。ただ憧れるだけでなく必要な情報を集めることで、理想の仕事に就きやすくなります。
フリーランスなど働き方は様々
将来の仕事に就くため、就職したり転職したりするのだけが全てではありません。フリーランスとして自由な働き方を選択することもできます。
フリーランスであれば幾つかの仕事を同時に進めたり、自分の得意なことを生かした仕事をしたりしやすいです。
例えば最近は、動画サイト「YouTube」に動画を配信して広告収入を得るという生き方もあります。このような人々は「YouTuber」と呼ばれ、フリーランスとして収入を得ている人もいます。
自分で作成する動画であれば、会社によって決められたことをする必要はなく、自分の好きなこと、得意なことを自由に配信可能です。
もちろん動画が見られなければ収入にならない厳しい世界ではあります。それでも、昨今はより自由な仕事選びができるようになってきているのです。
次のページは本記事のまとめです。紹介する内容はこのページの内容で全てとなります。
さいごに
将来の仕事を見つけるのは簡単なことではありません。じっくり悩み、時間をかけて決めましょう。
あまり急すぎると、自分の理想とは異なる仕事についてしまうことも考えられます。
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