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フリーランスを目指す方必見!現役フリーランスが語るリアル – 初期の仕事の取り方、月収、やばい案件から逃れる方法

TECH::EXPERTフリーランスコース開講記念イベント開催

先日TECH::EXPERT渋谷校にて、現役フリーランスのリアルなお話を聴く機会を設けました。フリーランスを目指す約100名の方に参加いただき、大盛況。働き方も多用になっていく現在、フリーランスが非常に注目されていることを感じました。

今回はこちらの2名にご登壇いただきました。

プロフィール

現役フリーランスWebデザイナー

出口 友梨(でぐち ゆり) フリーランスWEBデザイナー

1985年生まれ。3歳の男の子を持つフリーランスWEBデザイナー。美術短大卒業後、アパレル会社にてECサイト運営、IT企業にてWEBデザインを経験。結婚し妊娠中にフリーランスになろうと決意しHTMLCSSJavaの独学をスタートした。現在フリーランス歴4年目で、会社員の時より多くの収入を得ている。


現役フリーランスエンジニア熊谷 直彦(くまがい なおひこ) フリーランスエンジニア

現在40歳。高校までは体育教師になるつもりで、肉体鍛錬と教育に邁進するも、家庭の事情により進学をあっさりと断念してプログラマーになることを決意。独学でC言語とアセンブラを2年間学び、1998 20歳の初陣からフリーランスとして仕事を始める。23歳で法人化し、様々なシステムの開発とインフラ構築の両面に携わる。


フリーランス初期の仕事の取り方「まずは行動」

ーーーー フリーランスになろうと思ったきっかけはどのようなことでしたか?

熊谷さん(以下熊谷):高校生の時ですね。某スーパーのところでタコ焼きを作るバイトをしていました。その時に思ったんですよ、バイトでタコ焼き1万個売ろうが10万個売ろうが、給料って変わらない、と。それがつまらないなーと思って、自分で会社作ったほうがいいだろうと思い始めました。

で、自分で会社を作るならまずフリーランスでやったほうがいいだろうと思って。そもそも会社員にはなりたくない。初めから自分で自由に仕事したいなという思いがきっかけで、本当にフリーランスになりました。

出口さん(以下出口):私は直接的なきっかけは妊娠でした。短大卒業後、企業で働くということを4つ経験していて、これといった就活もしないでやりたいことやってふらふらしてたんですね。接客業が主だったのですが、ずっとアパレルとか売り場に立ってこのまま人生終わるのは嫌だなというのがぼんやりありました。

いずれやっぱり手に職付けて、おばあちゃんになっても仕事できるようになりたいなと思ってた頃にちょうどウェブのクラウドソーシングとか流行りだしたんです。自分の仕事をもらえるきっかけがありそうだな、と思いました。そのときに具体的にフリーランスになろうと思いましたね。

ーーーー フリーランス初期は実績が無いことが普通ですので、なかなか仕事が取りづらいと思います。具体的にお二人は、初期の頃どのように乗り越えましたか?

出口:私はコネがゼロだったので、クラウドワークスなどのクラウドソーシングから始めました。企業での経験でいうとPhotoshopでバナー作るぐらいしかできなかったのでフリーランスの最初は勉強しながらやっている状態が続きました。ですので単価3,000円という安いものとか、コンペとかも積極的に出したりしていました。

そうやって、最初はとりあえずクラウドソーシング上での評価を貯めていった感じです。評価が高くなると案件がもらえるようになるので、見栄えを良くするためにも受注案件を増やすと良さそうだなと思っていました。

デザインとは関係ないですが、短いライティングなど、簡単なタスク案件とかいっぱい取ったり。評価が10件とか20件になったあたりから結構まともな仕事依頼がちょっとずつ入ってくるようになっていきましたね。

そうしていくと、単価が10万円を超えるような案件が来るようになりました。そこからも、勉強しながら進めていたのでできる範囲でちょっとずつ単価上げて…という形。それがほぼ妊娠と出産かぶってる時期だったので、外にも出られずネットばかり。仲間もゼロの状態で結構きつかったです。フリーランス最初の1年はそういう感じでやっていました。

熊谷:むかし、フロムエーという雑誌があったんです。アルバイトとかを探す雑誌なんですが、私はそれで職を探して仕事をくれそうな、適当な案件を持っていそうな会社に電話をしていました。会社員にはなりたくないので「正社員じゃない契約で」と言うふうに電話で伝えていました。

私が始めた頃はそもそもフリーランスという言葉がなかったと思います。少なくとも私は聞いたことがなかったんですが、今で言うとアルバイトとか契約社員がフリーランスに一番近いものだったかもしれません。

そういう感じで始めてみると、仕事で関わった企業の人たちから「こういう仕事があるんだけれど、どうか」という話が結構くるようになりました。人づてで仕事が来て、それをこなしていったという感じです。

ーーーー お二人、時代もあると思いますが開始がネットとリアルで対極なイメージです。ただ「まずは行動」ということは共通していました。最初に行動し続けられるかどうかがフリーランスの成功を左右しそうですね。

TECH::EXPERTフリーランスイベント

1日のスケジュール:完全自宅作業やオフィス出社のケースがある

ーーーー 1日のスケジュールを教えてください。

出口:私は今、子どもが3歳で、この3年間は基本子育てをメインに毎日過ごしていました。なので、ほとんど普通の主婦の1日ですよ。8時ぐらいに起きて子どもと1日過ごして、21時ぐらいに寝かせます。そこまでは仕事に関してはほとんど何もしていなくて、ちょっと急な連絡とかあったらメールとかをぱっと返すぐらいです。

基本的に日中は仕事は一切しません。子どもが寝て21時からが仕事タイムです。長ければ夜中の1時、2時ぐらいまで毎日作業するという感じで過ごしています。 だいたい1日の仕事時間は3〜4時間の日が多いです。

熊谷:だいたい朝は7時半ぐらいに起き、軽くトレーニングして朝食を取り、お風呂に入った後、仕事しています。

最近は自宅からリモート作業という仕事は少なくて、実際に企業のオフィスに出社する形が多いですね。

家を出るのが840分とか50分。9時半ぐらいに会社に着いて1140分ぐらいまでそこで作業して、その後1時間くらいランチ。13時ぐらいからまた仕事再開し、20時ぐらいまで仕事しています。帰宅後に夕飯を食べ、21時半ぐらいから妻とテレビ見ながら今後の公私の計画を考えたり調べたり。

勉強はだいたい仕事中にするか、電車などの移動中とかが多いです。

ーーーー 出口さんは完全自宅作業で、熊谷さんはオフィス出社というこれもまた別のケースが聞けました。では、休みの取り方はどのような感じでしょうか?

出口:週で言うと2日ぐらいは休んでいます。自由に取れるので、週や自分の体調、子どもの体調によっても変わります。

今フリーランス4年目で、最近は仕事量の調整もうまくなってきました。体調が悪ければ週に3日ぐらい休むこともあるのですが、逆に多めに入れちゃったら朝までやるときもあります。

「今週は時間が取れる」と思った週は、集中したい仕事や重いタスク、とにかく時間がかかることをバーッとやります。

熊谷:私はオフィス出社ですが、休みは結構柔軟に取れています。平日でも取れます。あとは平日ちょっと家のほうで用事があると「家で作業します」とメールやチャットして、その日はずっと家作業したり、かなり自由です。

フリーランスの仕事内容「幅広い知識か、専門性か」

ーーーー 仕事内容と、1つの案件に対しての期間を教えてください。

出口:私はWebサイトの構築を一括してやっていることが多いです。最近はWordPressを使った案件が多いのでWordPressのテーマを作るところからする場合もあります。ただPHPがそこまでできないので、デザイン面でのカスタマイズとかをメインにやっています。

仕事は完全に1人でやっているので、Webサイトの構築に必要な知識は一通り習得できているようにしています。企業さんが納得してくれるところまでやって納品する形で、一括で大体1カ月とか、長ければ23カ月スパンで案件を持っています。複数案件を常に何件か持って回している感じです。

熊谷:スマホの広告に関するシステムのインフラを作ったりとかが多いです。ここ10年は9割以上インフラをやっていました。ここ半年ぐらいは実際にプログラムも書いています。Javaでプログラムを書いてシステム作ったり。

契約期間は基本的には3カ月ぐらいと考えています。長くて1年以上の契約をお願いされることもあるのですが、小回りが利くので基本は3カ月にしています。どこまで延長するかは自分次第、という形にしています。それは昔から。

ーーーー なぜ短いスパンで契約を更新するスタイルにされているのですか?

熊谷:もっと面白い仕事とか、もっと収入になる仕事とか、やりたいことが出てきた時のためです。小回り利いて動けるのは最小だと3カ月。

若い時はあんまり長い間同じ所にいないほうがいいと思っています。プログラマーだと特にそうだと思いますが、できるだけ短い期間でいろんな所に行ったほうがいいというのが根底にあるから短くしています。

ーーーー なるほど。そのあたりの考え方もフリーランスという生き方はマッチしていますね。お二人の話を聞いていると、スキルとしては出口さんは幅広い知識、熊谷さんは専門性のある知識で仕事されているように感じました。

TECH::EXPERTフリーランスイベント

未経験からフリーランスになると決めたとき、不安は?「経験はないけどものすごく勉強したから自信があった」

ーーーー 熊谷さんは未経験から二十歳の時にいきなりフリーランスになられていますが、いきなり独立することに対して不安はありませんでしたか?

熊谷:自分の場合ちょっと頭がおかしいのかも知れませんが、あまり怖さとか感じなかったですね。

少なくとも1日10数時間を2年間勉強したんです。なので7,000時間は勉強していたと思うんですよ。それぐらい勉強していたので独立しても余裕だろうと思ったんですよ。実際余裕だったんですけど(笑)

だからすごいチョロいなと。言葉悪いんですけれど(笑)全然不安は感じなかったですね。

仮に大失敗して、行った企業もしくは請けた案件をできなかったとなっても死なないからいいじゃん、と思っていました。一生懸命やって頑張って、自分が自信を持てる状態で始めてるんだから、失敗しても後でうまくリカバリーできればいいだろう、と。

死ななければいくらでもやり直しが効くと思ってたので、怖いというのは全然なかったですね。

ーーーー やはり人間、勉強量が自信につながるんですね!出口さんは企業に一度就職し、何社かで経験を積まれた上でフリーランスになられたと思うのですが、企業で働いたからこそ良かったと思うポイントはありますか?

出口8年間会社員をやっていて、6年は全部接客だったのですが、2年はIT系の企業です。やっぱり接客業ではコミュニケーション能力がかなり養われたと思いますね。そこが今、意外とメールの文面だったりちょっとしたやり取りとかに活きています。

私の場合、人間性というかキャラを気に入ってもらってお仕事いただいているという感じが今もあるので、確実にそこは会社員時代に培ったもののおかげです。基本的にはどんな仕事でもやって無駄ということはないと思います。

Webデザイナーのスキルも多少会社員時代に学びました。簡単なコーディングだったりとか、写真撮影もしていました。一連のサイトが出来上がる流れというのはそこで学びました。

ただ、フリーランスになろうと思ったときはブランクがかなりあって、最初のほうは全然大丈夫ではなかったです。教えてくれる人もいないので、都度ググって「こういう場合どうしたらいいんだろう…」と思っていっぱいいろんなサイトを見て学んだ感じでした。

ただ、いまは読めばバグが解決できるいいサイトがたくさんあるんですが、4〜5年前はすごく少なくて。ヤフー知恵袋で質問して、IT版とかではないところで質問してしまい、ものすごいディスられた(罵られた)経験があります。

今考えれば初歩的なバグなんですが、当時はググっても解決しない。だからヤフー知恵袋に投稿したら「あなたはWebデザイナーを名乗る資格はありません」と言われて、かなり傷ついたりしましたね。

ーーーー そういうことを乗り越えての今なんですね!

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