「会社や組織で働くことが苦手で独立したいけどスキルがない」
「資格を取れば会社を辞めて平気なの?独立に失敗したらどうしよう…」
「これがあれば開業できる!といった独立できる資格のおすすめを教えて」
独立は自分が求める働き方を実現するための手段のひとつ。最近は働き方改革による副業解禁が行われました。また数年前から新卒フリーランスという肩書きの方も増えています。
今の時代では、会社員という働き方を辞めて、独立自営業として生きている人は珍しくありません。一方で独立開業に対しては不安や悩みも多いでしょう。
そんな悩みを抱えるあなたに、この記事では独立開業ができる資格のおすすめを紹介。
また独立開業前にやっておくべき準備や注意点、独立開業する前に読んでおくべき本のおすすめなども紹介するので、ぜひ参考にしてください。
資格を活用して独立を成功させるために、正しい準備を一緒に行いましょう!
この記事の目次
独立開業ができる資格おすすめ17選
独立開業ができる資格は様々な業種があります。そこで本章では、独立開業ができる資格のおすすめ17選を7つのカテゴリに分けて紹介。それぞれの資格について詳しくみて行きましょう。
- 法務・財務系の資格
- 不動産業関連の資格
- コンサルティング系の資格
- メンタル系の資格
- 食に感する資格
- 身体にまつわる資格
- 美容系の資格
法務・財務系の資格
法務系の資格は言わずと知れた難関資格が揃っています。取得難易度は高いですが、独占業務であることが多いため独立してから安定して仕事を得やすいことがメリットです!
独立に役立つ法務・財務系資格のおすすめは以下の6つ。
- 公認会計士
- 弁理士
- 司法書士
- 税理士
- 社会保険労務士
- 行政書士
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公認会計士資格
公認会計士資格があると公認会計士として働くことができます。
公認会計士は監査や税務・会計業務に加えて会社の経営に対してコンサルティングを行う仕事です。
また公認会計士の資格を持っている人は税理士の業務も行えます。
弁理士資格
弁理士資格があると弁理士として働くことができます。
弁理士は知的財産に関する専門家で、主な仕事は特許出願の代理、商標出願の代理、知財相談などがあります。
司法書士資格
司法書士資格があると司法書士として働くことができます。
司法書士とは、人々の財産と権利を法的に解決する専門家。主な仕事は裁判所・検察局・法務教などに提出する書類の作成、登記・供託の手続きなどがあります。
税理士資格
税理士資格があると税理士として働くことができます。
税理士は個人や企業にまつわる税金の専門家で、税金が円滑に納められるようにサポートします。主な仕事は政務代理、政務書類の作成、税務相談などです。
社会保険労務士資格
社会保険労務士の資格があると社会保険労務士として働くことができます。
業務内容は幅広く、企業における採用から退職までの労働・社会保険に関する問題や年金の相談などが挙げられます。
行政書士資格
行政書士の資格があると行政書士として働くことができます。
主な仕事は官公庁などに提出する書類の作成、作成した書類の提出代行などが挙げられます。
行政書士が扱える書類の数は10,000種類以上に及ぶと言われています。
不動産業関連の資格
不動産業で独立開業を目指すなら以下の資格がオススメです。
- 不動産鑑定士
- 土地家屋調査士
- 宅地建物取引士
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不動産鑑定士
不動産鑑定士の資格があると不動産鑑定士になることができます。
不動産鑑定士は3大国家試験の一つで難易度が高い資格です。
主な仕事は相続税路線価評価、固定資産税評価、公示価格などがあります。
土地家屋調査士資格
土地家屋調査士の資格があると土地家屋調査士として働くことができます。
主に不動産にまつわる計測や法務手続きを行なっています。具体的な仕事としては、表題登記業務、筆界特定などです。
宅地建物取引士資格
宅地建物取引士の資格があると宅地建物取引士として働くことができます。
主な仕事は、宅地建物取引の契約締結の際に行う重要事項説明と、契約締結後書類への署名押印です。その他にも土地や建物の売買で発生する業務全般のサポートを行います。
コンサルティング系の資格
独立できるコンサルティング系資格でおすすめなのは、中小企業診断士です。中小企業診断士の資格があると中小企業診断士として働くことができます。
主な仕事は企業に対する経営コンサルタント業務です。パートナー企業に対して相談に乗ったり問題解決の提案を行います。
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メンタル系の資格
人の心に寄り添うカウンセラーなどの仕事にも資格で独立できるものがあります。
例えば臨床心理士の資格があると臨床心理士として働くことができます。主な仕事は、心に問題を抱えた人にカウンセリングなどを行い問題解決までサポートすることです。
食に感する資格
身近な存在の料理人やパティシエにも実は資格があります。資格がなくても独立開業することは可能ですが、資格取得に向けた学習でスキルも習得できるのでオススメです。
独立できる食に感する資格のおすすめは以下の2つ。
- 専門調理師・調理技能士資格
- 製菓衛生師資格
専門調理師・調理技能士資格
専門調理師・調理技能士の資格を持っていると、高度な専門技術や知識を持っている調理師であることの証明になります。
資格受験資格に実務経験が含まれるので、受験前に確認しておきましょう。
製菓衛生師資格
製菓衛生師の資格はパティシエであれば持っていると便利です。
パンやお菓子の製造にあたって、製菓衛生師法に基づいて衛生面を管理し、安全性と品質の高い商品を提供できるようになります。
身体にまつわる資格
人の健康を支える仕事で独立開業を目指す人は、以下の資格がオススメです。
- あん摩マッサージ指圧師資格
- 柔道整復師資格
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あん摩マッサージ指圧師資格
あん摩マッサージ指圧師の資格を取ることで、接骨・整骨のスペシャリストになれます。
主な仕事は、東洋医学に基づいた手技を用いて施術を行うことです。
柔道整復師資格
柔道整復師の資格があると、整骨院として独立することができます。
主な仕事は、打撲、捻挫、脱臼、骨折などのけがの治療などです。
美容系の資格
美容系の資格は女性しか活躍できないのでは?と固定概念を抱きがち。現場で働くスタッフのほとんどは女性であることは間違いありませんが、店舗経営者となると男性が圧倒的に多いです。
また現場は奥さんが、経営は旦那さんが、などといった夫婦経営にも最適。アイデア次第で可能性が広がる職業です。独立できる美容系資格のおすすめは以下の2つ。
- エステティシャンセンター試験(認定エステティシャン)
- ネイリスト技能検定試験
エステティシャンセンター試験(認定エステティシャン)
エステシャンになるためには資格は不要です。しかし、転職の際にスキル面をアピールするなら資格を持っていた方が有利になるでしょう。
認定エステティシャンを取得すればより高度なエステ資格の受験資格を得ることができます。
ネイリスト技能検定試験
ネイリスト技能試験を持っていると「JNAジェルネイル技能検定試験」の一部が免除されます。
プロのネイリストを目指すのであれば、資格を持っておくことが技術と知識を保有している証明になります。
資格取得と合わせて独立開業前にやっておくべき準備
資格を取得すれば独立開業できると考えていませんか?
独立開業を成功に導くには、資格取得以外にも必要な準備が複数あります。ここでは、資格取得と合わせて独立開業前にやっておくべき準備を3つまとめました。
- 資格に関連する実務経験を積んでおく
- 独立を目指している仕事の知り合いとのネットワークを築く
- 会社員のうちにお金にまつわる借り入れ契約をしておく
時間を無駄にしないためにも、今のうちに目を通しておき、可能なことから実行していきましょう。
資格に関連する実務経験を積んでおく
資格取得の勉強と並行して実務経験を積みましょう。資格を持っていても実務経験がなければ独立は難しいです。
実務経験のない人に仕事を依頼したいと思う人はごくわずか。加えて、実務経験がないと業務を行う際、不明点や解決できないトラブルが出てきたときに一人では対処しきれない場合も。
「資格を取得したけど、経験不足でスムーズに独立できなかった…。」なんて事態におちいらないためにも、以下の方法で実務経験を積んでいきましょう。
資格に関連する実務経験を積む際のポイントは以下の3つです。
- 今の会社で資格に関連する部署に異動する
- 資格に関連する事業を行っている会社に転職する
- アルバイト・業務委託の資格不要・未経験可からはじめてみる
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今の会社で資格に関連する部署に異動する
現在会社員であれば、取得を目指している資格に関連する業務を行なっている部署に異動するのがよいでしょう。低リスク低コストで実務経験を積むことができます。
資格に関連する業務を行っている部署に移動する際、志願すれば可能な希望が通る会社と志願しても希望が通らない会社があります。
志願しても希望が通らない会社の場合は、次に紹介する2つの方法を試してみてください。
資格に関連する事業を行っている会社に転職する
現在働いている会社で部署異動が叶わない場合、資格に関連する事業を行なっている会社に転職するのも手です。しかし、社内の部署異動に比べて転職活動は骨が折れます。
なぜなら転職活動は手間と時間がかかるからです。履歴書や職務経歴書の作成、企業研究、面接の日程調整など、様々な準備に加えて、転職活動は平均して3ヶ月の期間がかかると言われています。
それでも、転職活動を経て入社した企業での実務経験は、独立した際の大きな糧となるはずです。
アルバイト・業務委託の資格不要・未経験可からはじめてみる
社内部署異動は難しく、資格取得前に転職することにも抵抗がある方は、アルバイトや業務委託から初めてみるのはいかがでしょうか?
アルバイトや業務委託の場合、未経験可の案件が多いので今の自分でも十分にチャレンジできます。最近はクラウドソーシングも進み、未経験可の案件も見つけやすいです。
独立を目指している仕事の知り合いとのネットワークを築く
資格を取得して独立を目指している仕事でか活躍している人々とネットワークを築きましょう。
独立を考える人の中には「人間関係に悩みたくないから独立したいのに」と思う人もいることでしょう。
しかし、今回のネットワーク作りは会社と違って自分で付き合う人を選ぶことができます。自分が苦手と感じたり、ストレスを抱えてしまったりする人を避けても問題ありません。
今後仕事をしていく際も、自分と相性のいい人の方が仕事で連携も取りやすいです。
独立開業後は紹介で仕事を依頼してもらうことが増えるでしょう。自分にとって心地よい相手を探すことも重要ですが、相手にとって自分もお付き合いをしたいと思ってもらえるよう努力しましょう。
ネットワークを築くことが苦手な人にオススメな本
『仕事は人間関係が9割』は産業カウンセラー歴10年の著者が「本音を言い合い、今よりもシンプルに働く」ための信頼関係の作り方を示してくれる指南書です。
本書を読めば、ストレスを感じないのに簡単に成果を出せる能力を身につけることができます。
ストレスを感じないのに簡単に成果を出すことができる能力とは「誰とでも本音でつきあえるビジネスコミュニケーション」と定義できます。
このビジネスコミュニケーション力を知り、学び、通用するところまで身につけていくための一冊。今の職場での人間関係による悩みから資格による独立を考えたいる人にオススメです!
会社員のうちにお金にまつわる借り入れ契約をしておく
憧れの独立開業。会社員から見ると、自営業の人は会社の規則に縛られず、我が道を歩んでいる姿がカッコよく見えるもの。
しかし自営業の人から見ると、会社員の方が羨ましいこともあります。それは「社会的信用」の高さです。
独立開業したばかりだと、実績がない状態なので社会的信用が低く、お金にまつわる借り入れができないことがあります。
また将来的に売上が立ってきても会社員と比べて収入が不安定なので、すぐに信用は高まらずなかなか借り入れができないことも。
だからこそ、会社員という肩書きがあるうちに、必要であれば借り入れを行っておきましょう。借り入れにおけるポイントは以下の3つです。
- クレジットカードを作る
- 不動産を借りる
- ローンを借り入れる
クレジットカードを作る
独立してからの支払いで必ず必要となってくるのがクレジットカード。
クレジットカード決算しかできない場面があるのはもちろん、クレジットカード決算をしておけば確定申告の際に「レシートがない!」なんて慌てることもありません。
限度額が低いと大きな金額の支払いが必要な際、決済できないこともあります。なるべく限度額は高めに設定しておきましょう。
不動産を借りる
家を購入したり、借りたりするときも社会的信用を求められるケースが多いです。
家を借りるときに「審査」の書類を書いて数時間ほど(人によっては数日)回答を待った覚えはありませんか。
あれは「クレジットカードの支払い未納がないか」など個人に紐付いた社会的信用を確認して、その家を貸しても支払いに支障がないかと審査しているのです。
特に独立開業をするときは、事務所が必要な場合もあります。また、独立開業してからの収入が不安だから今よりも安い家賃の家に引越しを考えている場合も、会社員のうちに引越しを済ませておくべきです。
ローンを借り入れる
独立開業時はお金がかかることもしばしば。
しかしながらローンを借り入れる場合も独立開業してからだと難しいことが多いです。運よく借り入れできても必要だった金額よりも少ない額しか無理だった、なんてこともよくあります。
特に銀行は審査が厳しいので、会社員のうちに必ず借り入れを済ませておきましょう。
【準備不足は廃業の原因】独立開業時にありがちな失敗例
この記事を読まれているということは、おそらくあなたは今回がはじめての独立開業ではないでしょうか?初めての出来事は想定外のトラブルはつきものです。
想定外のトラブルを避けるためにも、すでに独立開業している先輩たちが「失敗した」と感じた3つの事例を参考にしてみてください。
- 資金繰りに苦労する
- 主業務以外の業務のやり方がわからない
- 業務過多による過労で体調を崩す
資金繰りに苦労する
短期間で廃業になる原因の多くは「資金不足」です。
日本政策金融公庫のデータ(2014年)によると、独立開業時に苦労することのトップが「資金繰り・資金調達(47.7%)」。独立開業後も「資金繰り・資金調達(39.7%)」が苦労している様子。
事業は常に何が起きるかわかりません。想定しうる最悪の事態よりも最悪の事態が起こる危険だってあります。どんなに想定外のことが起きても事業を存続できる資金準備と綿密な計画が必要なようです。
参考元:「2014年度新規開業実態調査」 ~アンケート結果の概要~ 日本政策金融公庫 総合研究所
主業務以外の業務のやり方がわからない
あなたは今回の独立開業をひとりではじめようとしていますか?その場合、資格を用いた主業務以外にも、経理や法務面も自分でこなさないといけません。
人に任せる場合であっても、依頼する際にある程度自分自身に知識がないと連携が上手く取れずに困ることになります。
主業務以外で独立開業時に必要な知識やスキルを、本を読んだりすでに独立している人から話を聞いたりして、身につけましょう。
以下では、資格を使って独立開業する時に役立つ本を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
▶️【独立開業できる資格おすすめ17選】独立前にやるべき準備や注意点なども解説
業務過多による過労で体調を崩す
独立起業をするときに何よりも恐れていることは、仕事がなくなって売り上げが立たなくなること。それを避けるために、仕事を入れすぎてしまいがちです。
しかし、自分の限界量を超えた業務を行えば、いつかは体調を崩してしまします。
体調管理も仕事のうち。特に会社と違って労働力は自分一人なので、病気になってしまうと、仕事をこなせなくなります。依頼先にも迷惑がかかります。
独立開業は健康管理が重要。今のうちから日常で体調管理を習慣的に取り入れていきましょう。
初めて独立開業する時に読んでおきたい本
「そもそも独立開業ってどうやってするんだろう?」
「事業計画書に確定申告?自分でやったこと一度もないけど大丈夫かな…」
誰もが初めての挑戦の時は知らないことだらけですよね。ここでは独立開業に役立つ本を5つ紹介するので、気になるものは読んで基礎知識を身につけましょう。
- はじめての「独立・起業」なるほど成功ガイド
- 独立開業マニュアル―これだけは知っといてや
- マンガでわかる 事業計画書のつくり方
- ひとり社長の経理の基本
- お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!
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はじめての「独立・起業」なるほど成功ガイド
独立開業は事業を継続していくことが難しい。1年以内に約4割が廃業。さらに10年後にはたった2割しか生き残っていません。
そんな厳しいビジネスの世界で自分がその2割に入るためには?を本書は教えてくれます。
著者は独立開業を行なっている税理士かつ顧問先の起業にも関わっている方で、実体験に元ずいた本当に役立つ内容が盛りだくさん。
具体的には事業コンセプトの設定、無担保・無保証人での資金調達方法、最適な内部留保作成法などが掲載されています、さらに事業家が陥りやすい「落とし穴」の攻略法も!
これから独立・起業を目指す方にオススメの本です。
独立開業マニュアル―これだけは知っといてや
独立開業する時にちょっとしたことでも「あれこれってどうしたらいいんだろう?」と悩むことがあります。
例えば、事務所に必要な備品や、仕事の獲得方法。これってなんとなくわかるけど、実際にやってみるってなると、迷ったり悩んだりしますよね。
そんなちょっとした独立開業の疑問を解決できるのが本書です。本書は独立開業に関する色々なテーマがほぼ見開き2ページにまとめられています。
具体的には独立して仕事をしていくうえでの心構え、仕事の獲得方法、営業のノウハウ、雇用や税金、事務所・備品、会社の作り方など。
これらの話題のどれもに必ず中小企業診断士として活躍する筆者の哲学があり、読み物として面白い一冊です。独立開業を志望している人はもちろん、サラリーマンやOLにも役立つ本です。
マンガでわかる 事業計画書のつくり方
事業計画書ってなんだか難しそう。なんの取り柄もない自分でも作れるものなの?と不安になりますよね。本書では起業・新規事業を成功に導く事業計画書のつくり方をマンガでイチから学べます。
マンガで全体の流れを説明したあと、解説ページでより詳しい内容を学べるので、理解しやすい構成になっており知識が深まります。
「事業計画書の作り方が全くわからない!」という初心者にオススメです。
ひとり社長の経理の基本
本書は「ひとり社長」の経理に不要な情報を削ぎ落とし、必要な内容をぎゅっと凝縮して書かれています。「経費の落とし方」から「決算・申告」までこの1冊で全部学ぶことが可能。
具体的には「3ステップ経理術”集める、記録する、チェックする”」「経理が必ずわかる”お金・会計・税金”のツボ」「ひとり社長ならここ”だけ”でいいポイント解説」を理解することができます。
経理全般の知識じゃなくてひとり経営に必要なことだけ知りたい人にオススメです。
お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!
フリーランス向けに書かれた本書ですが独立開業する人にも役立つ内容が盛りだくさん。「税金のこと何も知らない…」と感じているなら、はじめの一冊にぴったりです。
本書の8割が漫画で構成されています。コミカルで表情豊かなタッチで描かれた絵とストーリー展開ですらすら読めます。
自営業者なら必ず頭を抱えたことがある「領収書ってどこまで経費で計上できるのか?」問題。この本を読めば、経費で落とせるかどうか判断のつかないグレーゾーンの領収書の仕分けの概念を理解することができます。
「税金のことを何も知らないけどとりあえず領収書をとっておけばいいんでしょ!そのあとの処理はなにも知らないけど…」と不安を抱えている人にオススメです。
資格がなくても独立開業できる仕事のおすすめ
独立開業といえば「資格が必要で事務所を持たないといけない」と考えがちですが、資格を必要とせず自宅で作業を行える仕事もあります。
自分の好きな場所や時間に作業ができて、なるべく人と関わらないで業務を終える。なんて理想を仕事によっては叶えることも可能です。
特にWeb系、IT系の仕事は、今後も需要が伸びているので、仕事の依頼がなくなる心配も少ないです。Web・IT系で特にオススメの職業は以下の3つです。
- フリーライター
- Webデザイナー
- プログラマー
フリーライター
文章を書くことが得意だと感じている人はフリーライターがオススメです。
フリーライターで独立するためには、文章を書くスキルを磨く必要があります。文章を書くスキルを磨くには自分が書いた文章に対してフィードバックをもらえる環境が最適です。
おすすめなのはクラウドソーシングなどで応募されている未経験可の案件に応募して、お金を稼ぎながら実際に文章を書いていくことです。
経験を積んでいくうちに文章を書くスキルが身につき、新しい案件を獲得できるようになります。
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Webデザイナー
ファッションコーディネートやインテリア、インスタグラムの写真などを「センスがいいね」と人から褒められることが多い人はWebデザイナーがオススメです。
Webデザイナーで独立するためには、HTML、CSS、PHPなどの言語とデザインの知識の習得が必要です。デザインで必要な言語と知識を習得するためには、スクールや教室がオススメ。
スクールや教室では、Webデザイナーに必要な基礎能力が身につくよう複数の単元をバランスよく含んだカリキュラムが用意されているため、自分で勉強する内容を取捨選択する手間がかかりません。
そもそも初心者がWebデザイナーになるために必要なこと、不要なことを仕分けすることは難しいと思うので、プロのカリキュラムにお任せするのが得策です。
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プログラマー
コツコツと丁寧に作業をこなすことが得意な人や勉強熱心な人はプログラマーがオススメです。
プログラマーで独立するには、プログラミング言語を習得する必要があります。
習得が必要なプログラミング言語は、自分が将来どういったプログラマーになりたいか?で変わってくるので、プログラミング言語を学ぶ前にキャリアビジョンを描くことも重要です。
プログラミング言語の習得は独学とスクールに通う方法の2つがあります。
独学の場合のメリットは「無料で勉強を始められる」「自分のペースで勉強できる」ことが挙げられます。
一方でデメリットは「エラーが起きた時に対処できない」「分からないことがあっても自力でラベルしかない」点です。
未経験者の多くはこの2つの問題が解決できずに、独学に挫折する人が多いです。
スクールに通う場合のメリットは「カリキュラムが用意されている」「分からない時にすぐ質問することができる」ことが挙げられます。
デメリットは「費用が高い」「時間や場所に制約がでる」点です。自分の特性を考えて、独学かスクールに通うか検討すると良いでしょう。
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独立を目指すなら資格取得や準備を計画的に進めよう
本記事では、資格を用いて独立開業したい人に向けて独立開業が可能な資格のおすすめ、独立開業独立開業前にやっておくべき準備や注意点などをお伝えいたしました。
独立開業は資格を取る以外にも準備することが多いので、計画を立てて取り組んでいくといいでしょう。
資格がなくても独立開業できる職業を目指す場合は、スキルを身につけるために学習方法について検討しましょう。
千里の道も一歩から。独立への道のりは長いですがコツコツ頑張りましょう!
はじめての転職、何から始めればいいか分からないなら
「そろそろ転職したいけれど、失敗はしたくない……」そんな方へ、テックキャンプでは読むだけでIT転職が有利になる限定資料を無料プレゼント中!
例えばこのような疑問はありませんか。
・未経験OKの求人へ応募するのは危ない?
・IT業界転職における“35歳限界説”は本当?
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資料では、転職でよくある疑問について丁寧に解説します。IT業界だけでなく、転職を考えている全ての方におすすめです。
「自分がIT業界に向いているかどうか」など、IT転職に興味がある方は無料カウンセリングにもお気軽にお申し込みください。