「/remind me in 30 min メールをチェックする!」
「/remind @tanaka_taro on 9:00 鈴木さんに電話して下さい」
あなたも年収アップを実現しませんか?
経験や年齢、性別に関わらず、多くの方がエンジニア転職を実現しています。
卒業生は、転職後1~3年で平均年収144万円UP!
さらに、仕事の満足度や自由度も向上。
市場価値を上げたい方、自由に働きたい方は、ぜひお気軽に無料カウンセリングにご参加ください。
更新: 2023.08.18
「職場でSlackというチャットツールを使うことになった」
「そもそも、Slackとは一体どんなツール?」
「Slackの使い方がいまいち分からないが、今さら人に聞けない…」
このようなお悩みではないですか?
本記事では、チャットツール「Slack」の基本情報や使い方、Slackを活用した業務効率化手法まで徹底解説します。
また、Slackだからできることや外部サービスとの連携機能についても紹介。
初心者の方も、これさえ読めば今日から楽しく、より便利にSlackを使いこなせるはずです。
Slackの始め方・使い方から知りたい方はこちらから、Slackの概要・導入するメリットから知りたい方はこちらから、それぞれ読んでみてください。
※記事内の情報は記事執筆時の内容です。最新情報は公式サイト等でご確認ください。
この記事の目次
出典元:Slack Technologies, LLC, a Salesforce company.
みなさんは「Slack」というチャットツールをご存知でしょうか。
ここでは、以下の4つの内容で、Slackの基本情報をおさらいします。
Slackはアメリカ発のビジネスチャットツールです。サービス開始後、劇的にユーザーを増やし、現在ではIT業界を中心に業界を問わず多くの企業で導入されています。
チャットツール自体に馴染みがない人は、ビジネス版LINEのようなものだと考えるとイメージしやすいかもしれません。
メールと違い、気軽かつスピーディーに連絡が取れる上、機能も非常に充実。PC・タブレット・スマホでも使用可能です。
単なるコミュニケーションツールとしてだけでなく、ファイルのやり取りや外部サービスと連携した業務効率化など、さまざまな用途に対応。
Slackは、最初にチーム(=会社等)を登録し、その中でやり取りを行います。
チームの中で誰かと直接メッセージをやり取りしたり、チームの中にグループ(例えば営業グループ)を作って、みんなでやり取りを行うことも可能です。
名前の由来は、「Searchable Log of All Conversation and Knowledge」の頭文字からきています。
日本語に訳すと、「すべての会話と知識の検索可能なログ」という意味。まさに、Slackの機能を体現しています。
ちなみに、Slackの創業者は写真共有サービス「Flickr」を創業した、スチュワート・バターフィールド氏です。
Slackはアメリカ発のツールですが、ツール自体は日本語にも対応しており、公式サイトも日本語に対応。英語が苦手でも問題はありません。
細かい使い方については、弊社記事のほかにも公式ヘルプセンターや解説記事もたくさんあります。使い方はその都度検索すれば、それほど困ることはないでしょう。
SlackとAmazonのクラウドサービスであるAWS(Amazon Web Services)との連携も可能。
これにより、AWSのイベントをSlackに通知したり、Slack上でコマンドを実行してAWSを操作するといった使い方もできます。
AWSは、世界で最も導入が進んでいるクラウドサービスプラットフォーム。SlackとAWSの両方を使うエンジニアも多いですから、非常に便利です。
この記事もオススメ
【無料】ChatGPTの使い方をマンツーマンで教えます
Slackの特徴は、以下の6つです。
それぞれの中身について、順に解説していきます。
Slackの料金体系は、以下の通りです。
無料版でも直近のメッセージ履歴にアクセスできたり、1対1の音声・ビデオ通話ができたりと、十分に高機能です。
しかしより充実した機能を利用するためには課金する必要があります。料金プランの詳細は、後述の「Slackの料金プラン」を参考にしてください。
Slackは、Webブラウザ版、デスクトップアプリ版、iOS版、Android版と複数OSに対応。
そのため、スマートフォンにアプリをインストールしておけば、移動中にビジネスの進捗状況やチームメンバーとの会話を確認できます。
環境を選ばずにいつでも使えるのも、Slackの大きな特徴です。
Slackでは、メッセージの管理は管理者権限を持つユーザーが行います。
管理者は、個人間のプライベートメッセージにもアクセスが可能です。
また、管理者は複数人に対して任命できるため、チャンネル単位で管理者を立てて管理業務を分担できます。
さらに、ユーザー削除も管理者が行うため、退職した社員のアカウントを削除すれば、機密情報の漏洩なども防げます。
この記事もオススメ
送信後にメッセージの間違いや誤字脱字に気づいたときは、修正して再送信したり、メッセージ自体の削除も可能です。
これまで使ってきたメールやFAXなどは、一度送信したら削除はできません。誤字脱字があると、コミュニケーションがうまく取れない可能性があります。
そして、送信先を間違えてしまうと、機密情報の漏洩にもつながりかねません。
そのため、送ったメッセージを修正できるのも、Slackの強みといえるでしょう。
Slackは、ビジネスをさらに効率化させるため、2,400以上のツールとの連携が可能です。
連携できるツールの一例としては、以下の通りです。
Slackと連携すれば、アプリを起動する手間やタブの切り替えの手間がなくなるでしょう。
この記事もオススメ
Slackは、テーマや絵文字も豊富にそろっています。
例えば、チームメンバーのメッセージに対してのリアクションをスタンプで返せます。
また、スタンプは自由に追加できるため、個人のスタンプを用意すれば、リアクション用として使えるでしょう。
遊び心とユーモアを感じさせるのも、Slackの特徴です。
Slackを導入すると、以下のようなメリットがあります。
それぞれの中身について、順に解説していきます。
1つ目は、「ファイル共有がスムーズになる」です。
メッセージ上に画像やPDFファイルを添付でき、迅速にチームメンバーへ共有可能。
また、WebサイトのURLやGoogle スプレッドシートなどのリンクも貼れます。
この記事もオススメ
2つ目は、「メールのストレスから開放される」です。
メールの場合、受信トレイの中は大量のメールが雑多に入っていますから、過去のやりとりを確認するのは大変でしょう。
また、あいさつや署名などの定型文の挿入も、地味に面倒だと感じるはず。
しかし、Slackならば履歴の検索を効率的に行えますし、フランクに会話できます。
この記事もオススメ
3つ目は、「あとから参加した人も履歴を追える」です。
例えば、LINEの場合はグループに入ると以前のやり取りが分かりません。
しかし、Slackは参加する前のやり取りも確認できるため、現在の会話の内容をさかのぼって理解できます。
したがって、会話の共有により、認識のすり合わせにかけるコストが減るでしょう。
4つ目は、「社内でオープンなコミュニケーションが取れる」です。
例えば、「#雑談」「#仕事NG」などのチャンネルを作れば、仕事以外の話を気軽に行えます。
このように、Slackを通じてオープンコミュニケーションを実施すれば、社内の雰囲気を明るくし、ビジネスにプラスの影響を与えるでしょう。
この記事もオススメ
Slackには、4つの料金プランが存在します。
ここでは、それぞれの料金や機能について解説。最新情報は公式サイトを参照してください。
「フリープラン」は、履歴へのアクセスが直近90日分までに制限されています。
しかし、チャンネルの作成は無制限で、通話やアプリ連携も最低限行えます。
無料版としては十分な機能が備わっているといえるでしょう。
「プロ版」は、上記の機能が追加され、よりビジネスでの利用に期待できるでしょう。
「ビジネスプラス」は、プロよりも快適かつセキュアな利用が可能です。
「Enterprise Grid」は、最大50万人のユーザーに対応でき、大規模かつ複雑な組織での活用がおすすめです。
「早速、Slackを使ってみたい!」という方向けに、以下のステップで始め方を画像付きでわかりやすく解説します。
では早速、Slackの始め方について解説していきます。
始め方はとても簡単。Slackの公式サイトから、次の手順で登録作業をするだけです。
なお、既に会社等のチームがあり、招待された人は次の「Slackチームに招待された場合」からご覧下さい。
①メールアドレスを登録
②登録したメールアドレスに届いたコードを入力
③自分のアカウント情報を登録(後から変更可)
④パスワードを決めて登録(後から変更可)
⑤チームの情報を登録(変更不可)
⑥チーム名を決めて登録(後から変更可)
⑦チームのドメイン名を決めて登録
⑧チームメンバーを招待(後からでもできるのでスキップ可能)
⑨Explore Slackを押してチャット開始
以上で登録は完了です。
Slackのチームに招待された場合は、以下の手順で参加してください。
①届いたメールから登録画面にサクセスし、自分のアカウント情報を登録
②パスワードを決めてログイン
③規約に同意して進む
⑨Explore Slackを押してチャット開始
以上で招待された人もチームに参加してチャットができるようになります。
SlackはWebブラウザ上でも使えます。しかし、使い勝手の面からアプリ版がおすすめ。
スマホアプリ版は、以下から無料ダウンロードできます。
またデスクトップ版は、以下です。
スマホでも、タブレットでも、Macでも、WindowsPCでも使えるので非常に便利。
デスクワークの際はPC、移動中はスマホで連絡するといった使い分けもできるでしょう。
ただし、MacとWindowsではキーボードが異なるのでショートカットに違いはあります。それ以外はスマホもPCも、MacもWindowsも使い方に違いはありません。
Slackの画面は以下のように構成されています。
もう少し分解して各項目を説明すると以下のようになります。
Slackは最初の登録さえしてしまえば難しい設定は不要ですぐ使用することが可能です。
最初にやるべきことは、チームと自分のアカウントの画像を登録すること。チーム内のユーザーが多くなると、顔写真を設定しておかないと分かりづらいです。
それ以外は、必要に応じて設定を変更する程度で問題ないでしょう。以下で、各種設定について説明します。
左上のチーム名(下記画像ではチーム名を「TeamName」としています)をクリックすると、各種設定画面が表示されます。各項目は、以下の通りです。
自分のユーザーネームやプロフィール画像を変更したい場合は「Profile & account」から、通知の設定を変更したい場合は「Preferences」から設定を行います。
最初に自分の画像の設定をしましょう。まずはProfile & accountをクリック。
すると右のサイドバーに自分の情報が表示されるので、Edit Profileをクリックします。
するとプロフィールの編集画面が開けますので、変更したい項目を選択して変更してSave Changesをクリックすれば登録できます。
これで基本設定完了です。
ここでは、初心者が最初に押さえるべきSlackの基本的な使い方を8つ紹介します。
メンバーを選択してダイレクトメッセージを送ることができます。
既にやり取りしているメンバーは、左のサイドバーの「DIRECT MESSAGES」の下に表示されていますので、そこから選択。
また、左下のQuick Switcherからユーザーを探すことができるので、ユーザーを探してダイレクトメッセージを開始できます。
また、複数のメンバーでダイレクトメッセージを開始するには、「DIRECT MESSAGES」またはその横の+(プラス)マークをクリック。
するとユーザーの検索画面が表示されるので、そこから複数のメンバーを選んで「GO」を押せば、複数のメンバーでダイレクトメッセージが可能です。
ダイレクトメッセージとは別に、チャンネルを作ってその中でやり取りをすることも可能。
チャンネルは、Lineのグループのようなものをイメージして頂ければよいです。プロジェクト単位や部署単位でチームを作り、グループみんなでやりとりできます。
Slackのチャンネルは、パブリックチャンネルとプライベートチャンネルの2種類。
パブリックチャンネルはチーム内の全員が閲覧、検索、参加ができます。
一方プライベートチャンネルは、同じチーム内でもプライベートチャンネルは招待された人しか閲覧、検索、参加ができません。
これにより、社内で極秘のプロジェクト等についても問題なくやりとり可能です。
チャンネルは、現在参加中のものが左サイドバーの「CHANNELS」の下に一覧表示されます。
既に参加しているチャンネルの中でコミュニケーションするなら、サイドバーから該当のチャンネルを選ぶだけです。
また「CHANNELS」をクリックすると、自分が参加していないプライベートチャンネルを除く全てのチャンネルが表示されます。
そこからチャンネルを選択したり、新たにチャンネルを作ることも可能です。
さらに、ダイレクトメッセージのチャンネルも「Quick Switcher」で選択可能。頭に#と入れてからチャンネル名を入力すると、候補のチャンネル名が表示されます。
チャンネル数が多い場合は、サイドバーよりも「Quick Switcher」から探した方が効率的です。
チャンネル内の人数が増えてくると、チャンネル内のやり取りが増えてしまいます。
そのため、きちんと目を通してもらうよう強調したり、返事が欲しい場合はメンションを飛ばすことで、連絡相手に確実に通知を送れるのです。
メンションとは、チャンネルや複数人でのダイレクトメッセージにおいて、特定の相手を指定してメッセージを送ること。
メンションでメッセージを受けた相手は、通知が来るので見落としがなくなります。
メンションはいくつか種類があり、以下の3つを覚えておけば問題ないでしょう。
@ユーザー名 | ユーザー名の相手に対して呼びかける |
@channel | チャンネル内にいる全ユーザーに対し呼びかける |
@here | チャンネル内のオンライン状態のユーザーに対し呼びかける |
Slackのワークスペースの中心となるのが「タイムライン」です。
チャンネル内でメッセージが投稿されると、自動更新されます。過去のメッセージを確認する場合は、タイムラインをさかのぼるか、キーワード検索で探しましょう。
チャンネルやダイレクトメッセージでメッセージを送るには、画面下の「メッセージフィールド」から入力します。
文字の装飾やファイルの添付なども、メッセージフィールドから簡単に行えます。
Slackではファイルのやりとりも簡単に行うことができます。やり方は至ってシンプル。
送信したいファイルをSlack上へドラッグ&ドロップか、画面下の「+」マークを選択してファイルを選択するだけ。
受け取った側は、ダウンロードボタンを押すだけでファイルのやりとりが可能です。
ファイルはexcelやpdfなど、何でもやりとりできます。
また、ファイルはコンピュータのローカルに保存されたものだけでなく、Google ドライブに保存したファイルを直接選択することも可能。
社内でデータのやり取りすることが多い場合は、「command + U」でファイル投稿のショートカットを行うと効率的です。
メッセージ入力欄の顔マークから絵文字を選択することもできます。また、相手のメッセージに対して絵文字でリアクションをとることも可能。
絵文字は「:(コロン)+絵文字の名前+:(コロン)」と打つことでも入力可能です。
例えばよく使うのは、:smile:、:heart:、:dog:、:+1:など。
また、カスタムすれば実際の人物の写真などを絵文字として使えます。
右上のSearchを使うことでチーム内の投稿を検索できます。
プライベートチャンネルはメンバーしか検索できません。
「in:グループ名」や「from:ユーザー名」と入力することで、特定のグループやユーザーとのやりとりの内容を対象に検索できます。
ショートカットの「control+F」(Macはcommand+F)で、今開いているグループ内のやりとりを検索できます。
また、左下のQuick Switcherを使うことでチャンネルやメンバーを検索できるので、連絡がとりたい相手やグループを探して迅速に連絡を取れるでしょう。
ユーザー数が少ないうちは、左のサイドバーから連絡する人を選択すればOK。
しかし、チームが大きくなってユーザーが増えると、いちいちサイドバーから対象者やチャンネルを探すよりも、Quick Switcherを使った方が効率的です。
他にも、以下のように便利な機能が数多くあります。
上記の通りで、Web会議アプリと同様の機能が、Slackにも備わっているのです。
この記事もオススメ
Slackの使い方と合わせて理解すべきなのが、ワークスペースとメンバーの構成です。
Slackの構成はシンプルで難しくありませんから、本章で確実に学びましょう。
Slackの全体の構成を考える上で重要な機能は、以下の3つです。
上記の3つを理解することが、Slackの理解につながるので、必ず覚えておきましょう。
「ワークスペース」は、会社や学校などの組織全体を表す言葉です。
Slackを会社に導入する場合、まずワークスペースの作成から始まります。
社員はワークスペースにログインし、その中で各々必要なチャンネルを作成します。
「チャンネル」は、ワークスペース内にある複数のグループのこと。
ワークスペースを会社に例えるなら、チャンネルは営業部や人事部などの部署に相当します。
前述したように、プロジェクトやチーム単位で自由にチャンネルを作り、チャンネル内でコミュニケーションを取ります。
「スレッド」は、チャンネル内で発生した1つの話題やテーマをまとめる機能です。
チャンネル内では、複数のテーマで会話が入り乱れることも少なくありません。
そこで、メッセージをスレッド化すると、話題ごとに発言をまとめられるため、1つ1つの発言を整理する手間がなくなります。
会社における社長、部長、一般社員のように、Slackのワークスペースにもメンバー構成が存在します。
ワークスペースのメンバーの構成は、以下の4つです。
Slackを導入する際に必要な知識ですから、こちらも覚えておきましょう。
「オーナー」は、重要事項に関する決定権を持つメンバーで、なれるのは1名だけです。
与えられる権限の例としては、以下の通りです。
上記のような権限を持ち、場合に応じて役割を信頼する他のユーザーに引き継げます。
「管理者」は、ワークスペース内のメンバー管理やチャンネル管理を担います。
与えられる権限の例としては、以下の通りです。
上記の通りで、役職のある方や上司の方などが適任といえるでしょう。
「メンバー」は、オーナーと管理者を除く、一般のアカウントに割り当てられる役職です。
与えられる権限の例としては、以下の通りです。
上記の通りで、チャンネルやアプリの追加はメンバーの方でも行えます。
「ゲスト」は、ワークスペースに招待されたアクセス制限のあるユーザーです。
例えば、社外の方をチャンネルに加えたい場合は、ゲストに割り当てて招待します。
また、ゲストはチャンネル内のメンバーとしか会話できません。
前述した基本的な機能は、比較的どのチャットツールでも使える機能です。しかし、Slackにはその他にも様々な機能があるので、使いこなすと業務を効率化できます。
そこで本章では、Slackの便利な使いこなし術を6つ紹介します。
メッセージを入力するときに、以下のような文字の前後に付け加えると、投稿されたメッセージのフォントを装飾可能。
>テスト1 | 頭に|がついてインデントする。主にメッセージの引用などで使う。 |
`テスト2` | インライン引用。ボーダー囲み、赤文字、背景グレー。 |
“`テスト3“` | ボーダー付きボックス |
_テスト4_ | イタリック(斜め) |
*テスト5* | ボールド(太字) |
実際に投稿されると、以下のように表示されます。
Slackでどんどんやりとしていると、重要な情報が流れていってしまい、後からスクロールして戻るのが大変です。
そこで、重要な情報は目印としてPinを設定することで、いつでも簡単にアクセスできます。
Lineで言えば、グループのノートに近い機能です。
投稿されたメッセージの右上の「…」から「Pin to チャンネル名」でPinを設定可能。
Pinしたものは、画面上部のチャンネル名の下に表示されるピンマークをクリックすると、いつでも閲覧可能。あとで見返したい情報や重要な情報は、Pinすると便利です。
過去の投稿を引用したいときに便利なのがCopy Link。
これは、クリックすることで該当のメッセージまで遡って閲覧できる機能です。
Pinの時と同様、メッセージの右上の「…」から「Copy Link」を選択します。
長文を投稿するのに便利なのが、Postとsnippetです。
Postは様々な記法を使うことができ、かつ他人の投稿したPostを誰かが編集できるので、みんなで1つの文書を編集したりできて便利。
snippetは、エンジニアがコードを書いたり、長文のメモを共有する際に便利な機能です。
スラッシュコマンドについても触れておきましょう。まずは、「/」を入力してみてください。候補のコマンドが表示されます。
どのようなスラッシュコマンドがあるかは公式ページからも確認可能です。
便利なものもあれば、使い所がよくわからないものまでさまざま。全部覚える必要はないので、便利なものさえ押さえておけばよいでしょう。
よく使うものは、ユーザー辞書に登録しておくと便利。
Command | アクション |
/archive | 現在のチャンネルをアーカイブする |
/away | ログイン状態を切り替える |
/close | チャンネルを閉鎖するか、またはメッセージを送る |
/collapse | 現在のチャンネルにあるすべてのインライン画像と動画を折りたたむ(反対の/拡大) |
/expand | 現在のチャンネルのすべてのインライン画像と動画を展開する(/折りたたむの反対) |
/feed help [or subscribe, list, remove…] | RSS購読を管理する |
/feedback [your feedback] | スラックにフィードバックを送る |
/invite @user [channel] | 他のメンバーをチャンネルに招待する |
/join [channel] | チャンネルを開く |
/keys | キーボードショートカットダイアログを開く |
/kick @user or /remove @user |
現在のチャンネルからユーザーを削除する |
/leave | チャンネルを閉鎖するか、またはメッセージを送る |
/me [your text] | テキストを投稿する |
/msg user [your message] or /dm user [your message] |
別のユーザーにプライベートメッセージを送信する |
/mute | チャンネルをミュートするか、ミュートされているチャンネルのミュートを解除する |
/open [channel] | チャンネルを開く |
/part | チャンネルを閉鎖するか、またはメッセージを送る |
/prefs | 環境設定ダイアログを開く |
/remind me in [time] to [message]
/remind me to [message] at [time] |
指定した時刻にあなたに直接メッセージを送るSlackbotリマインダーを設定する。特定の日付のリマインダをスケジュールするには、MM / DD / YYYYまたはDD.MM.YYYYの形式を使用する。 |
/remind help | リマインダーを設定する方法の詳細を閲覧 |
/remind list | 設定したリマインダーのリストを取得する |
/rename [new name] | チャンネルの名前を変更する(管理者のみ) |
/search [your text] | スラックのメッセージとファイルを検索 |
/shortcuts | キーボードショートカットダイアログを開く |
/shrug [your message] | メッセージの後に¯\_(ツ)_/¯という顔文字をつける |
/topic | チャンネルのトピックを設定する |
/who | 現在のチャンネルのユーザーを一覧表示する |
ちなみに、筆者のお気に入りは「/remind」です。
忘れっぽいので、誰から何かを依頼されたり後でやろうと思ったことがあるとその場でリマインドをセットします。
他人に依頼をした場合に他人宛てにリマインドをすることもできてとても便利です。
「/remind me in 30 min メールをチェックする!」
「/remind @tanaka_taro on 9:00 鈴木さんに電話して下さい」
こんな感じですね。
ショートカットは、上記のスラッシュコマンドで「/shortcuts」 と入力することで、下記のようなショートカット一覧が表示されます(下記はMac版)。
また公式ページから、ショートカットの一覧を確認することができます。
ショートカットも色々なものがあるので、すべて覚える必要はありません。例えば、以下のようなショートカットは覚えておくと作業が素早くなるのでおすすめ。
Slackと外部サービスを連携させると、さまざまことがSlackを通じてできるようになり、業務効率化に役立ちます。
例えば、Google カレンダーの予定をSlackにリマインドしたり、Google フォームの投稿をSlackに通知させたり、Dropboxと連携させて保存データを共有したり。
そこで本章では、便利なSlackの連携機能について紹介します。
外部サービスとの連携は「Apps & Integrations」から行います。
「Apps & Integrations」をクリックすると、設定画面のページに飛びます。
設定ページでサービスを選んだり、検索したり、連携設定を行うことができます。
この記事もオススメ
では実際に、Google カレンダーとの連携を設定してみます。
先ほど開いたインテグレーションの設定画面から、Google カレンダーを検索します。
以下のようが画面になるので「Connect a Calender to Slack」を選択します。
カレンダーを連携させたいアカウントを選択します。
連携させたいカレンダーと、投稿したいチャンネルを選択
通知の細かい設定を行います
全て設定できたら「Save Integration」をクリックして完了
これでGoogle カレンダーとSlackが連携できました。
連携できるサービスは増加しており、例えば以下のようなサービスとの連携が可能です。
サービス | 機能 |
---|---|
Dropbox | ファイル共有や閲覧の連携 |
Google Drive | ファイル共有や閲覧の連携 |
GitHub | 開発プロジェクトの共有サービスとの連携 |
Google Calendar | Google Calendarとのデータ連携 |
Hubot | botの開発 |
RSS | RSSフィードの連携 |
Twitter(X) | Twitter(X)との連携 |
Heroku | Herokuとの連携 |
appear.in | ビデオチャットツールとの連携 |
Skype | グループ作成不要の通話サービスとの連携 |
Todoist | タスク管理ツールとの連携 |
Trello | タスク管理ツールとの連携 |
Zendesk | カスタマーサポートツールとの連携 |
まだまだ色々なサービスがあるので、気になるサービスはインテグレーションの設定画面から検索して探してみましょう。
この記事もオススメ
「Slack」の基本情報や使い方、Slackの使いこなし術まで解説しました。
Slackは工夫次第で色々なことができます。外部サービスとの連携機能も豊富なので、ビジネスからプライベートまで使い倒せるはずです。
ぜひ、あなたなりの活用方法を見つけてください。
この記事もオススメ
「そろそろ転職したいけれど、失敗はしたくない……」そんな方へ、テックキャンプでは読むだけでIT転職が有利になる限定資料を無料プレゼント中!
例えばこのような疑問はありませんか。
・未経験OKの求人へ応募するのは危ない?
・IT業界転職における“35歳限界説”は本当?
・手に職をつけて収入を安定させられる職種は?
資料では、転職でよくある疑問について丁寧に解説します。IT業界だけでなく、転職を考えている全ての方におすすめです。
「自分がIT業界に向いているかどうか」など、IT転職に興味がある方は無料カウンセリングにもお気軽にお申し込みください。