iMacやMacBook標準搭載の日本語変換が使いづらいときは、ほかの日本語入力ソフトに切り替えてみるのがおすすめです。
本記事では、ATOKやGoogle 日本語入力など、Macの日本語入力ソフトのおすすめや主要な日本語入力の特徴について解説します。
ほかの日本語入力への切り替えを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
iMacやMacbookで「日本語入力できない」「日本と英語入力を切り替える方法が分からない」という方は、以下の記事もあわせて参考にしてみてください。
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この記事の目次
Macの日本語入力のおすすめは?
標準の日本語IMがおすすめ
Macにインストールできる日本語入力ソフトはいくつか存在します。その中でおすすめなのは、Macに標準搭載された「日本語IM」です。
IMはinput methodの略で、直訳すると入力方法。Windowsに馴染みがある人は、日本語入力ソフトについてIME(input method editor)という表記がピンとくるでしょう。
日本語IMはMacにデフォルトでインストールされているため、変えてみたくなるものです。
しかし、じつはとても優秀なので、特に気になる不具合や入力が遅いなどの使用感の悪さなどがなければ、無理にほかの日本語入力ソフトをインストールする必要はありません。
ただしどの日本語入力も使い込むと使いやすくなる
日本語IMの不具合が目立つ、使用感があまり良くないなどのデメリットを感じたらほかのソフトを検討してみましょう。
ただし日本語IMを含めて、どの日本語IMも使い込むと普段から使う単語や文章を学習し、ユーザーに合わせて最適化されることを前提として覚えておいてください。
特に作業効率を著しく向上させる日本語入力ソフトがあるわけではありません。それぞれ特徴があるので、自分の用途にマッチするかという観点で選ぶとよいでしょう。
気になるソフトがあれば、本記事の情報と合わせて、実際にインストールしてある程度使った上で判断してみてください。
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Macの日本語入力(IME)4つの特徴を比較
名称 | 特徴 | 価格 | インストール |
日本語IM |
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無料 | 標準搭載 |
Google 日本語入力 |
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無料 | 公式ページ |
ATOK |
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ベーシック:330円/月 プレミアム:550円/月(2022年2月1日より660円) プレミアム:6,600円/年(2022年2月1日より7,920円) ※お試し版あり |
公式ページ |
かわせみ3 |
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3,300円/1ライセンス ファミリーパック:6,600円/3ライセンス ※無料体験版あり ※かわせみ2からの優待アップグレード販売あり |
公式ページ |
※料金は記事更新時点の情報です。最新情報は公式サイトをご覧ください。
日本語IM
もともとは「ことえり」という日本語入力ソフトで、OS X Yosemite以降から「日本語IM」に変更されました。
Macに標準搭載されており、日付や時刻変換などの機能に加えて、独自の機能である「ライブ変換」も特徴的です。
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日本語IMの特徴
- 入力中にひらがなが漢字やカタカナに自動変換されるライブ変換を搭載
- 変換エンジンはiPhoneの日本語入力やSpotlightで使われてきた「MeCab(メカブ)」を採用
- 日付入力支援がほかの日本語入力ソフトと比較して優秀
日本語IMの最大の特徴は、ひらがながリアルタイムで変換されるライブ変換機能でしょう。
手動で変換する手間が減り効率よく文章を打てる反面、負荷がかかりやすく文字入力の遅延が発生しやすいデメリットもあります。
日本語IMの価格・インストール
- 日本語IMの価格:無料
- 日本語IMのインストール:Macに標準搭載
Google 日本語入力
出典元:Google
Google 日本語入力は、変換の煩わしさを感じさせない思いどおりの日本語入力を実現するソフトです。
無料にも関わらず有料と遜色がないほど優秀な変換機能を搭載しており、ユーザーからの評価は高いです。
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Google 日本語入力の特徴
- 便利な補完機能により最初の数文字を打てば入力候補が表示される
- 常にアップデートされる豊富なボキャブラリーによりトレンドワードや人名にも幅広く対応
- Googleの提供により「スピード」「安定性」「セキュリティ」は申し分のないレベル
ボキャブラリーがほかのソフトと比較して非常に豊富で、辞書も常にアップデートされています。
固有名詞やトレンドに強いため、使い勝手はトップクラスといえるでしょう。
Google 日本語入力の価格・インストール
- Google 日本語入力の価格:無料
- Google 日本語入力のインストール:公式ページから
ATOK
出典元:JustSystems
ATOKは、ジャストシステムが提供する日本語入力ソフトで、MacのほかWindows・iOS・Androidなどのプラットフォームにも対応しています。
人工知能(AI)を搭載したエンジンを採用しており、「日本語入力ソフトの最高峰」ともいわれる品質を誇ります。
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ATOKの特徴
- 推測変換が優秀でカタカナから英単語への変換やリアルタイムのスペルチェックも可能
- 入力中に単語の意味を調べられる、校正機能などの文章作成をサポートする機能も搭載
- 文章の流れを読んで長文の一発変換も賢く対応してくれる
強力な推測変換や表現の誤りを指摘する機能が魅力的で、人名や固有名詞なども幅広くカバーしています。
正しい日本語をスムーズに入力したいなら、ATOKを採用するのがよいでしょう。
ATOKの価格・インストール
- ATOKの価格:330円(ベーシック・月間プラン)、550円(プレミアム・月間プラン)、6,600円(プレミアム・年間プラン)、お試し版あり
- ATOKのインストール:公式ページから
- ※2022年2月1日よりプレミアムベーシックプランは660円、プレミアム年間プランは7,920円に値上げ
かわせみ3
出典元:物書堂
かわせみ3は、物書堂が提供する日本語入力ソフトで、MacのUIに配慮したデザインや軽快な動作が特徴です。
2020年12月15日、かわせみ2のメジャーバーションアップ製品としてリリースされました。
かわせみ3の特徴
- スマート履歴変換やスマート・インライン変換などの省エネ機能により軽快に操作できる
- 各種機能に素早くアクセスできるショートカットメニューにより目的の機能をいつでも使える
- iCloud Driveでユーザー辞書・キー割り当て・環境設定テンプレートなどのデータを同期できる
Google 日本語入力やATOKと比較してボキャブラリーは劣るものの、かゆい所に手が届く機能が豊富に用意されているのが特徴です。
動作も非常に軽快なので、標準の日本語IMの重さが気になる方はかわせみ2に乗り換えるとよいでしょう。
かわせみ3の価格・インストール
- かわせみ3の価格:3,300円(1ライセンス)、6,600円(ファミリーパック)、お試し版あり
- かわせみ3のインストール:公式ページから
テキストエディターにもこだわると文章作成がさらに効率的に
Macの日本語入力ソフトのおすすめや主要な日本語入力の特徴について解説しました。
標準搭載の日本語入力が使いづらいと感じたら、ご紹介したソフトをぜひ検討してみてください。
ちなみに、日本語入力と合わせてテキストエディターにもこだわると、さらに文章作成が効率的になるでしょう。
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