「Webエンジニアになりたいけれど、なぜなりたいのか理由がいまいちはっきりしていない」
「エンジニアになるにはプログラミング言語は何を学べばいいのだろう」
「とりあえず需要の高い言語を選ぶべき?」
などと考えている方もいるのではないでしょうか。
理想のエンジニアになるためには「どのようなエンジニアになりたいのか」「自分が学ぶべきプログラミング言語はなにか」を明確にしておくことがとても大切です。
そこで本記事では、理想のエンジニアになるための志望動機の考え方やプログラミング言語の選び方について解説します。
エンジニアへの就職・転職を目指す方はぜひ参考にして下さい。
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この記事の目次
未経験からエンジニアになるには志望動機を明確にしよう
未経験からエンジニアになるには、「どのようなエンジニアになりたいのか」を明確にして、就職を目指す際も志望動機をしっかり持つことが重要です。
志望動機を明確にさせるためには、以下の2つの方法で考えてみましょう。
- 業務内容を基準に考える
- 業務内容以外で考える
業務内容を基準に考える
「エンジニアになるには?具体的な方法・基礎知識・おすすめの資格を解説」では、さまざまなエンジニアの職種の概要を解説しています。
関連記事なども参考にしていただき、各職種の業務内容を把握したら、自分はどのような業務に携わりたいのかを決めましょう。決める基準としては、以下のようなものがあります。
- 将来自分で作りたいWebサービスがある→Webエンジニア
- サーバー構築に興味がある→サーバーエンジニア
- クライアントとの話し合いから携わりたい→システムエンジニア
エンジニアの業務内容については「ITエンジニアの種類とおもな仕事内容をわかりやすく解説!」も参考になりますので、ぜひ参考にしてください。
業務内容以外で考える
現時点で携わりたい業務内容が明確にないのであれば、理想とする働き方で決めるのも手です。たとえば以下のようなもの。
- 自宅で作業ができるようになりたい
- 年収1,000万円以上稼ぎたい
- 人とあまり関わらず仕事がしたい
このような理想がある人は、それが一番実現できそうなエンジニアを目指すのも良いでしょう。
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理想のエンジニアになるには目的に応じたプログラミング言語を選ぼう
理想のエンジニアになるには、それに必要なプログラミング言語を選ぶ必要があります。ここでは代表的なプログラミング言語であるRuby・PHP・Java・Pythonの特徴を解説しましょう。
Ruby
RubyはさまざまなWebサービスで採用されている言語です。たとえばクックパッドやAirbnbもRubyで作られています。
Rubyは可読性が高いプログラミング言語で初心者向け。そしてRuby on Railsというフレームワークによって効率的な開発が可能です。
そのため少人数でのWebアプリケーション開発に向いており、スタートアップ企業のサービス開発に用いられることも多く見られます。
レバテックキャリアが発表した「プログラミング言語別求人ランキング」によると、2019年度の調査結果ではRubyは第5位。トップと比較すると低い数値ですが、堅調なニーズがあります。
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PHP
PHPはWeb開発現場で広く用いられるプログラミング言語です。代表的なCMS(コンテンツ管理システム)である「WordPress」もPHPで構築されています。
WordPressは世界中のウェブサイトの3割で使用されていると言われるほど、シェア率の高いCMS。
そのためPHPエンジニアの需要も高く、先に紹介した「プログラミング言語別求人ランキング」でもPHPは第2位にランクインしています。
Java
JavaはOSに依存せず動作するため、汎用性の高いプログラミング言語。金融系システムや業務系システムなど、大規模な開発に携わりたい人はJavaを学習するのがおすすめです。
近年はスマホ決済サービスやブロックチェーン業界の盛り上がりにより、Javaエンジニアの需要も上昇。
「プログラミング言語別求人ランキング」でも第1位になるほど、ニーズの高い言語です。
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Python
Pythonは近年のトレンドワードである、人工知能(AI)やディープラーニングの開発に用いられる言語。そのためPythonエンジニアの需要の伸び率は大きいです。将来的には案件数はさらに増えると予想できます。
さらにPythonはAI分野だけでなく、Webアプリケーション開発やデスクトップアプリケーション、業務効率化ツール開発などにも用いられます。
今後の活躍が期待される言語なので、他言語で開発経験を詰みつつ、学習を進めるのも良いでしょう。
たとえばPythonでできるWebスクレイピングを活用して、日々の業務を効率化するツールを開発してみるのもおすすめです。
未経験からエンジニアになるには独学・スクールなどの道がある
ここまでの解説で、理想とする「エンジニアとしての働き方」が見えてきた人もいるでしょう。ではそのようなエンジニアとなるためには、どのような道を歩めば良いのでしょうか。
一つは、プログラミングの学習をする必要があります。ここではプログラミングの学習方法である「独学」と「プログラミングスクール通学」の2種類を紹介しましょう。
プログラミングの独学
プログラミングは独学でも習得可能です。ただ、独学にはメリットとデメリットがあることを知っておきましょう。
プログラミング独学のメリット
独学の最大のメリットは、金銭面の負担を軽くできる点。また、自分のタイミングで学習を進められるのもメリットと言えるでしょう。
近年はプログラミング学習の選択肢が増えています。書籍だけでなく、オンラインで学習を進められるWebサービスもあります。
プログラミング独学のデメリット
プログラミング学習には時間がかかります。
特に「未経験から仕事で使えるプログラミングスキル」を養うためには、1,000時間の学習時間を要するとも言われます。このような学習時間を全て独学でカバーするのは険しい道でしょう。
また、基本的に一人での学習になるため、モチベーションのコントロールも不可欠です。
プログラミングの独学の勉強法について
プログラミングを独学するなら、まずは「プログラミングで作りたいもの」をはっきりさせましょう。これが甘いとゴールがないままに学習を進めることになり、挫折の原因になります。
作りたいものがはっきりしたら、以下のような流れで学習を進めましょう。
- 作りたいものに応じた学ぶべき言語を決める
- 環境構築・ツールの使い方を学ぶ
- 実際にプログラミング言語を学ぶ
プログラミング言語は書籍だけでなく、Webサービスやアプリでも学べます。
以下の記事ではそのようなプログラミング独学の方法を解説していますので、合わせて参考にしてください。
▶️プログラミング独学の始め方!初心者が基礎から学ぶための入門方法・勉強法や壁の乗り越え方
プログラミングスクール
プログラミングスクールは、プログラミング初心者におすすめの学習の場です。
プログラミング初心者は、「なぜかうまく動かない」という事態に陥りがちです。さらに厄介なのが、「どこに動かない原因があるのかがわからない」のです。
こうなると、質問サイトを利用するにしても、「何を質問すれば良いのか」がわかりません。つまり独学では、学習でつまづいたときに、解決方法をうまく導き出すのが難しいのです。
一方プログラミングスクールは、つまづいたときにリアルタイムに質問できる環境が整っています。
「何がわからないのかわからず立ち止まる時間」を少なくでき、学習を効率的に進められるのです。
理想のエンジニアになるには働き方を明確にしよう
理想のエンジニアになるための志望動機の考え方やプログラミング言語の選び方を解説しました。「エンジニアになりたい」という漠然とした望みから、一歩踏み出しましょう。
「どのような開発に携わりたいのか」「どのような工程に携わりたいのか」「いくら稼ぎたいのか」──こういった条件から、エンジニアを目指す前に持つべき知識やスキルは異なります。
この記事を参考に、あなたが理想とする「エンジニアとしての働き方」を明確にして、ぜひ次の行動に移りましょう。
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