不特定多数の人から見られたり、いつ批判されたりするかわからないため、SNSで自由に投稿ができないとお悩みの方も多いでしょう。
あるいは、親しい人とだけでSNSを楽しみたいという方もいると思います。
その場合におすすめなのが、新世代SNS「Vero」。Veroは投稿の公開範囲の設定ができ、広告も表示されないユーザー目線を大切にしたSNSです。
本記事では、Veroとはどのようなサービスなのか、始め方や使い方を紹介します。
※記事内の情報は記事執筆時の内容です。最新情報は公式サイト等でご確認ください。
Veroとは
本章では、VeroとはどんなSNSなのか簡単に解説します。
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ハイブリッド型のSNS
2015年にリリースされた新しいSNSアプリ「Vero」。後発のSNSとしての強みを生かし、VeroにはInstagramやFacebookなどの既存SNSの良いところが取り入れられています。
画像や写真の投稿が簡単にでき、とてもきれいに表示されるため、フォトグラファーなどのクリエイターから早い段階で支持されました。
「#ねこ」「#cat」「#mountain」で検索すると、素敵な写真が豊富に表示。
「SNS上から直接買い物ができる」など、今までのサービスにもあった機能がしっかりと組み込まれています。
また、公開範囲の設定ができることも特徴です。自分をフォローした人のアカウントが閲覧できるレベルを設定でき、どこまで公開するかを投稿時に選択可能。
恋人や家族といった仲の良い人のみが見られる設定で投稿もできます。
写真とビデオ・リンク・ミュージック・映画とテレビ・ブック・場所といったコンテンツの種類によってコレクションが自動で生成される独自の機能も便利です。
「True Social」を掲げる
Veroは広告による収入ではない、異なるビジネスモデルによる運営に取り組んでいます。そのため、Veroにはアルゴリズムの介入をはじめ、広告やボットによる投稿もありません。
「True Social」を掲げ、すでに人々の間にあるソーシャル・ネットワークをオンラインで利用可能にすることをVeroは目指しています。
2018年2月頃にユーザー数が急増
2018年2月〜3月かけて爆発的にユーザー数が増加して、世界的に注目されました。
ユーザーの増加に伴って負荷がかかり、サービスが不安定だった時期も。現在では、安定してサービスを利用できます。
Veroの特徴
出典元:Vero
Veroの特徴は、以下の4つです。
- 広告がない
- 投稿の範囲を決められる
- UIが使いやすい
- コンテンツが柔軟に探せる
それぞれ解説します。
広告がない
Veroには広告の表示がないので、望まないコンテンツを見る必要がありません。
広告が入らないので、企業や有名人などの投稿がはさまれません。タイムラインがストレートに時系列で表示されます。
100万人までは無料で利用できることを約束しており、現在は無料で利用可能。
しかし、Veroはサブスクリプションモデルのビジネスモデルを採用すると表明しており、広告主ではなくユーザーが顧客であると明言しています。
最高のソーシャル・ネットワークの提供にVeroはフォーカスしているのです。Veroは今後ユーザー数が増加すれば、有料になる可能性は高いでしょう。
投稿の範囲を決められる
投稿の公開範囲を簡単に設定できる点がVeroの特徴です。「親しい友達」「友達」「知り合い」にフォロワーを分類可能。
投稿時にどのレベルにまで公開するか設定できるので、意図しない人に自分の投稿が見られるといったリスクがありません。
クローズドな楽しみ方ができるSNSと言えるでしょう。
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UIが使いやすい
他のSNSと同様にVeroもタイムラインが表示されます。
テキスト・画像・動画がシームレスに表示されるので、とても見やすいです。表示される画像や動画はとても鮮明でキレイな点も魅力。
複数の画像を投稿を見る際に、タイムライン上でスワイプで画像を切替えられるのでとても快適に感じるでしょう。VeroはUIが使いやすいことも魅力です。
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コンテンツが柔軟に探せる
人・ハッシュタグ・写真・ビデオ・リンク・ミュージック・映画・テレビ・ブック・場所など、幅広い要素から柔軟にVeroはコンテンツが探せます。
自分が意図する投稿が見つけやすく、コンテンツのシェアも行いやすいです。
Veroがおすすめな人とは
Veroを使うのにおすすめな人は、以下の3つです。
- 親しい人とクローズドなSNSを楽しみたい人
- SNSで複数のアカウントを作っている人
- クリエイターとして情報を発信したい人
それぞれ解説します。
親しい人とクローズドなSNSを楽しみたい人
Veroは投稿の公開範囲を簡単に設定できるので、親しい人とクローズドなSNSを楽しみたい人にぴったり。知らない人から投稿を見られることはありません。
見る人がわかっているので、気兼ねなく幅広いコンテンツが投稿可能です。不特定多数の人に見られることを想定することで生まれる煩わしさを感じることはないでしょう。
プライベートメッセージも送信できるので、コミュニケーションツールとしてもシームレスに利用できます。
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SNSで複数のアカウントを作っている人
Twitterなどで、コンテンツごとにアカウントを複数持っている人にもVeroはおすすめ。
投稿内容に配慮して仕事と趣味でアカウントを分けている人も多いと思います。
Veroは投稿ごとに公開する範囲を指定できるので、仕事の人に見られたくない内容や不特定多数の人には知られたくない内容でも同じアカウントで投稿できます。
クリエイターとして情報を発信したい人
画像やリンクを簡単にシェアできるVeroは写真家などのクリエイターにもおすすめ。
情報発信をスムーズに行なうことができ、コレクションはインスピレーションソースとしても役立つでしょう。
Veroの始め方と使い方
実際にVeroを使ってみたいという方のために、以下で使い方を解説していきます。
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アプリをインストール
Veroは、おもにiPhoneやAndroidといったスマホのアプリから利用。
デスクトップ版もあります。まずは、アプリをインストールしましょう。
サインアップ
Veroをはじめて使う場合には、サインアップが必要です。
名前とメールアドレスの入力を行ない、パスワードを設定します。
基本情報の入力が完了しましたら、電話番号の入力を行います。
「+81」表記されているのは、簡単に言うと日本の国番号です。この「+81」をあなたの電話番号の先頭の0に置き換えて入力。「090」であれば、「+8190」といった表記。
指定した電話番号に4桁の認証番号が送付されたら、入力を行ってください。
プロフィールの登録
次に、プロフィールの登録を行います。プロフィールの登録をスキップして、後で編集することも可能です。
プロフィールの写真を設定して、150文字までのコメントを入力。画像やコメントを入力すれば、あなたを友だちが見つけやすくなるでしょう。
友だちを探す
連絡先からVeroを使っている友だちを検索できます。これを許可せずに利用することも可能。この設定も後から変更できるので安心です。
Veroを使っている友だちが見つからなかった場合には、名前での検索や招待もできます。
アカウントをフォロー
世界中のおすすめコンテンツが表示されますので、興味のあるアカウントをフォローしましょう。
コンテンツやユーザーを探す
虫眼鏡のマークをクリックすると、キーワードからコンテンツの検索が可能です。
ハッシュタグで検索すると、紐づいた投稿が表示されます。
このようにVeroはInstagramライクな使い方もできます。
投稿を作成
Veroの画面上の「+」をタップ。
カメラ・ミュージック・ブック・リンク・映画/テレビ・場所の6つの項目から、カテゴリを選択して投稿を行います。
それぞれの投稿で公開範囲の指定が可能です。
プライベートメッセージの送付
「親しい友達」などの「つながり」がある方に、プライベートメッセージも送付できます。
Veroは日本で普及するか
Veroは日本で普及するのでしょうか。その可能性について考察します。
デザインの良さやツールとしての魅力は抜群
UIをはじめとするデザインの良さには、日常的に使いたくなる快適さがあります。
また「コレクション」をはじめとする優れた機能性は、情報収集を行なうコレクションツールとしても魅力的です。
このような長所は、今までにないSNSとして注目される可能性はあるでしょう。
日本での普及はユーザー数の増加が鍵
Veroが日本で普及するためには、ユーザー数の増加がポイント。
やはり、SNSは多くのユーザーがいることがとても大切です。また、日本のインフルエンサーがVeroを利用するかも普及を左右でしょう。
利用しているSNSを完全にVeroに移行するのは、大きなリスクが伴います。
そのため、Twitter・Facebook・InstagramといったSNSの利用は継続しながら、Veroも併用するというのが安全でしょう。
Vero自体もTwitter・FacebookアカウントへのリンクをWebサイトに記載。
これらは競合するサービスではなく、Veroは独自の立ち位置を確立としているのだという自信の表れと言えるのではないでしょうか。
Veroに興味を持った方は、無料のうちに利用してみることをおすすめします。
Veroが台頭するかは未知数
Veroとはどのようなサービスなのか、始め方や使い方などを紹介しました。
2023年現在のSNS界隈は、Twitter(X)やInstagramが依然として強いです。
Veroを利用するユーザーはなかなか伸びていないのが現状といえるでしょう。これから巻き返せるかは未知数ですが、クローズドなハイブリッド型SNSとして期待したいところです。
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