what→例:勉強する言語
who→例:勉強する人
when→例:勉強時間
where→例:勉強する場所
why→例:勉強する理由
how→例:勉強方法
「仕事でマインドマップを活用したい」
「マインドマップを作るのにおすすめのアプリってある?」
「マインドマップの書き方のコツを知りたい」
こう考えていませんか?
マインドマップは、以下のような方におすすめの「思考の表現方法」です。
- アイデア出しをする機会が多い
- 業務課題が山積みで悩んでいる
- ToDo管理が上手くできない
この記事では、おすすめのマインドマップ作成アプリやマインドマップの書き方や効果などを紹介します。マインドマップを活用したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
※記事内の情報は2023年6月執筆時の内容です。最新の情報は公式サイト等でご確認ください。
この記事の目次
マインドマップ(Mindmap)とは
「マインドマップ(Mindmap)」とは、1つの主題を中心として関連する言葉を放射状に拡大した図のことです。
おもに「アイデア出し」や「思考の整理」の際に使われることが多く、紙とペンさえあれば簡単に実践できる思考方法で、世界中で使われています。
その歴史は古く、約40年前にイギリスの教育者トニー・ブザン氏が発明しました。
トニー氏は「マインドマップによって、異なる文化を持つ人が密なコミュニケーションを実現をすることが可能になった」という理由から、ノーベル平和賞を受賞しています。
マインドマップの重要性を知りたい方は、以下にトニー氏がTEDにてプレゼンを行った動画があるので、ぜひご覧ください。
マコなり社長やメンタリストDaiGo氏も紹介
弊社元代表でYouTuber活動も行う「マコなり社長」は、「一流の仕事ができるツール」として、YouTubeでマインドマップを紹介しました。
また、メンタリストのDaiGo氏は「年収1000万を超えたい人におすすめのノートはこちら」という動画おいて、マインドマップを紹介し話題となりました。
メンタリストDaiGo氏が使用しているマインドマップアプリは「iThoughts」というアプリで、Windows版・Mac版・iOS版が公開されています。
マインドマップの具体例
例えば「プログラミング学習」をテーマとして、ざっくりとマインドマップを作成すると上記のようになります。
今回のケースでは、以下の切り口から思考を深めました。
5W1Hのように様々な角度から洗い出すと、網羅的に思考を深掘りできます。
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マインドマップを使うメリット
マインドマップを使うメリットは、以下の通りです。
- アイデアや思考を視覚的に整理できる
- アイデアが生まれやすくなる
- 思考が深くなる
- 複数人でアイデア出しができる
- いつでも見返すことができる
アイデアや思考を視覚的に整理できる
マインドマップの効果1つ目は「アイデアや思考を視覚的に整理できる」です。
頭の中だけで考えていると、同じ考えを行ったり来たりしてしまうことはありませんか?
アイデアや思考を視覚的に整理することで、より深い部分まで考えを巡らせることができます。
また、漠然とした悩みでもマインドマップを使って整理することで、今まで見えなかった課題を発見するきっかけになるかもしれません。
アイデアが生まれやすくなる
マインドマップの効果2つ目は「アイデアが生まれやすくなる」です。
0からアイデアを生み出そうとしても、なかなか思い浮かびませんよね。
マインドマップを使うと、関連した言葉を次々と広げればよいので、1つのアイデアから派生して様々なアイデアが思い浮かぶようになります。
発想力に自信がない方は、マインドマップでアイデア出しをしてみてはいかがでしょうか。
思考が深くなる
マインドマップの効果3つ目は「思考が深くなる」です。
企画書の提出時などに、上司から「考えが浅い」と言われた経験はありませんか?
マインドマップを使うと、1つのテーマに関して様々な角度から考えることができるので、網羅的に思考を深めることができます。
また、日頃からマインドマップの作成に慣れておくと、思考の「幅」や「深さ」が広がるので、自然と物事を分析する目が養われます。
分析力や思考方法は、なかなか一朝一夕に身につくスキルではありませんが、マインドマップを使って常日頃から培ってみてはいかがでしょうか。
複数人でアイデア出しができる
マインドマップの効果4つ目は「複数人でアイデア出しができる」です。
1人でアイデアを出しても、考えが偏ってしまいますよね。
マインドマップを使うことで、1つの画面(紙)を見て複数人でアイデア出しができるので、効率よく網羅的にアイデアを広げることができます。
会議などでアイデア出しの時間を有意義に使いたいと考えている方は、マインドマップを活用してみてはいかがでしょうか。
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いつでも見返すことができる
マインドマップの効果5つ目は「いつでも見返すことができる」です。
特にPC上でマインドマップを作成した場合、スクリーンショットなどで保存しておけばいつでも見返すことができます。
後日改めて見返すことで、作成時には思い至らなかったアイデアを見つけることもできます。
【PC用】マインドマップアプリのおすすめ8選
ここでは、PCで使えるおすすめのマインドマップアプリを8つ紹介します。
- Xmind
- FreeMind
- Coggle
- MindMeister
- MindMup
- Milanote
- Miro
- iThoughtsX
マインドマップといえば手書きで紙やホワイトボードに書くのが手軽ですが、必要となったときにすぐ取り出せないため、アプリを使うことをおすすめします。
Xmind
出典元:XMind
「Xmind」は、「スイスアーミーナイフ」といわれるほど何でもできる機能を備えた、人気のマインドマップアプリです。
無料の試用版と有料版(Xmind2022:4,400/6ヶ月・6,800円/年)があります。
有料の場合は、画像の貼り付け・WordやExcelへのエクスポート・オーディオノートの作成などが可能です。
しかし、基本的なマインドマップの作成であれば無料版の範囲内で過不足はなさそうです。
また、スマホ版のアプリもあるので、外出先でもスキマ時間を見つけて思考の整理がしたいと考えている方にはおすすめのツール。
▶️公式サイト:XMind デスクトップ | マッピングソフトウェア
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FreeMind
出典元:FreeMind – OSDN
「FreeMind」は、ビジュアルはやや古めのマインドマップアプリとなっていますが、機能や操作性には問題ありません。
また、ショートカットがとても充実しており、慣れるとスムーズに作業を行うことができます。
昔ながらのWindowsアプリのUIが使いやすいと感じる方にはおすすめのツールです。
▶️公式サイト:FreeMind プロジェクト日本語トップページ – OSDN
Coggle
出典元:Simple Collaborative Mind Maps & Flow Charts – Coggle
「Coggle」は、Googleアカウントでログインし、ブラウザ上で使えるマインドマップツール。
共同編集できるので、複数人でアイデア出しを行う際に重宝するのではないでしょうか。
有料版(月額5ドル)もありますが、基本的に無料版の範囲内で作業をすることが可能なので、ぜひ一度試してみてください。
▶️公式サイト:Simple Collaborative Mind Maps & Flow Charts – Coggle
MindMeister
出典元:Mindmeister
「MindMeister」は、無駄がないシンプルなUIが特徴で、世界で2,500万人以上が愛用しているマインドマッピングサービスです。
プレゼンモードに変換すると、そのままプレゼン資料として利用できるので、Power PointやKeynoteを使わずにスライドを作成することが可能です。
▶️公式サイト:マインドマップをオンラインで作成-任意のデバイスで | Mindmeister
MindMup
「MindMup」は、Googleドライブ上でマインドマップを作成できるようになるツール。
作成したマインドマップはURLを共有すれば、共同編集することも可能です。
日頃からGoogleドライブを使用している方は、ぜひ一度使ってみてはいかがでしょうか。
▶️公式サイト:MindMup
Milanote
出典元:Milanote – the tool for organizing creative projects
「Milanote」は、Mac・iPhone・iPadなど、Appleユーザー向けに展開中。Google Chromeの拡張機能版もあります。
有名なノートアプリである「Evernote」のマインドマップ版と言われるほど、人気を集めています。無駄な機能は一切入っておらず、シンプルで使いやすいUIが特徴。
軽くてサクサク動くため、ストレスなく使うことができます。
▶️公式サイト:Milanote – the tool for organizing creative projects
Miro
出典元:Miro
「Miro」は、Web会議が主流となった昨今で注目を集めており、オンライン上で付箋を貼ったりなど、ホワイトボードツールとして利用することが可能です。
マインドマップとしても活用でき、NETFLIXやTwitterなどのIT企業も導入しています。
2022年5月9日には、日本後版が正式リリースされました。今後も国内での注目度は上がっていくでしょう。
Miroについては「オンラインホワイトボード「Miro」とは?使い方や料金プランを解説」でも解説しているので、参考にしてください。
▶️公式サイト:チームのためのビジュアルコラボレーションボード| Miro
iThoughtsX
出典元:iThoughtsX
「iThoughtsX」は、Mac向けの有料マインドマップアプリ(7,000円)で、iOS/iPad版も提供されており、連携も可能。
メンタリストDaiGo氏が使っているマインドマップアプリとしても有名です。
検索機能が優れており、過去に作ったマインドマップを検索し、素早く目的のマインドマップに辿り着けます。
▶️公式サイト:toketaWare
【スマホ用】マインドマップアプリのおすすめ3選
ここでは、スマホ版のマインドマップアプリのおすすめを3つ紹介。
- SimpleMind
- miMind
- Mindly
SimpleMind
出典元:App Store
iPhoneユーザー用のマインドマップとして人気があるのが、「SimpleMind」です。
アプリを起動するとサンプルのマインドマップがあるため、初めて利用する人でも使いやすい設計となっています。
また、背景やマップの色も自由に変えられるため、自分が見やすいように使えるのも魅力。
▶️公式サイト:SimpleMind Mind Mapping – World leader in cross-platform Mind Mapping
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miMind
「miMind」は、マインドマップの形を自由に変更することができるアプリです。ツリー状や曲線状など、自分が見やすいように整理できるのが特徴。
フローチャートの作成やトーナメント表の作成など、マインドマップに限らず、さまざまな場面で活用できるのでおすすめです。
▶️公式サイト:miMind – CryptoBees
Mindly
出典元:App Store
「Mindly」は、惑星をイメージした円型のマインドマップアプリで、直感的に操作できます。
無料版だと使用できるエレメントに制限がありますが、Full Version(1,000円)を購入すると無制限になります。
▶️公式サイト:Mindly | Organize your inner universe
マインドマップの基本的な作り方
マインドマップの基本的な作り方は、以下の手順が一般的です。
- 主題を真ん中に書く
- 主題からブランチ(枝)を広げる
- ブランチを更に広げる
主題を真ん中に書く
マインドマップの作り方の手順1つ目は、「主題を真ん中に書く」です。
一面に思考を整理するのがマインドマップの特徴なので、手書きの場合は必ず紙を横長にして文字を水平に書くようにしてください。
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主題からブランチ(枝)を広げる
マインドマップの作り方の手順2つ目は、「主題からブランチ(枝)を広げる」です。
真ん中の主題から思考を深ぼります。
アイデア出しの際は思考を拡散させることが目的です。1つのブランチには1つのワードのみを入れるようにしてください。
ちなみに主題から直接伸びたブランチのことを「メインブランチ」と呼びます。
PCのツールでマインドマップを作成する際によく出てくる言葉なので、ぜひ覚えてください。
ブランチを更に広げる
マインドマップの作り方の手順3つ目は、「ブランチを更に広げる」です。
メインブランチから思考を更に深堀り、ブランチ(サブブランチ)を広げていきます。
マインドマップは漏れなく思考を整理することが目的なので、必ずMECE(漏れなく、ダブりなく)を意識してブランチを広げてください。
コツは「so what(だから何?)」「why so(それはなぜ?)」と自分に問いかけて思考を深めることです。
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マインドマップ作成のコツ
マインドマップ作成のコツは、以下の点に気をつけることです。
- 連想する
- 否定しない
- 色を使う
連想する
マインドマップ作成のコツ1つ目は「連想する」です。
思考を視覚化するのがマインドマップの醍醐味。既に出たアイデアから連想して考えましょう。
連想して考えることで、発想力に自信がない人でも新しいアイデアを生み出すことができます。
否定しない
マインドマップ作成のコツ2つ目は「否定しない」です。
たとえ採用されないアイデアだとしても、そこから派生して新しいものが生まれる可能性も。
複数人で作成する時はもちろん、1人で作成する時もできるだけアイデアを否定せずに出していきましょう。
色を使う
マインドマップ作成のコツ2つ目は「色を使う」です。
関連する言葉を同じ色で括ったほうが、視覚的に理解しやすいですよね。
後で見返す可能性も高いので、可能であれば色を使って整理することをおすすめします。
マインドマップを活用して思考を整理しよう
おすすめのマインドマップ作成アプリやマインドマップの書き方や効果などを紹介しました。
マインドマップには様々なメリットがあります。特に「発想力に自信がない人」「思考が浅いと言われる人」におすすめのツールです。
マインドマップで思考を深ぼることは、思考する楽しさや、自分自身と向き合うことにもつながります。明日から仕事で活用してみてはいかがでしょうか。
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