この記事では、2019年9月1日にリリースされた防災アプリ「特務機関NERV(ネルフ)防災」の機能について紹介します。
いつ私たちに襲いかかるかわからない自然災害。
それらに少しでも対応するための準備として、「特務機関NERV防災」のアプリが大いに役立つでしょう。
この記事の目次

「特務機関NERV防災」とは
出典:iOS
9月1日「防災の日」に合わせて、iOSアプリ「特務機関NERV防災」がリリースされました。基本無料で利用できます。
地震や大雨、雷、竜巻といった自然災害の情報をいち早く通知する防災用のアプリです。
気象庁と協力して大雨危険度通知機能を開発。そして防災気象情報は気象業務支援センターと接続した専用線から情報を受け取り発信。
情報の信ぴょう性も高いです。
緊急時のみならず、普段の天気や各地で発せられている警報なども確認可能。
詳しい機能については後ほど解説いたします。
公式サイト:特務機関NERV防災アプリ
iOS版ダウンロード:特務機関NERV防災-iOS
Android版が12月18日にリリース
リリースの時点ではiOS版のみで、Android版は後日リリースとの発表。
その宣言通り、2019年12月18日にAndroid版もリリースされました。これにより、iOSでもAndroidでもどちらのスマホでも特務機関NERV防災アプリが利用可能に。
iOS版はすでに40万ダウンロードを突破し、高い評価を得ています。
この機械にAndroidユーザーも特務機関NERV防災アプリを試してみましょう!
Android版ダウンロード:特務機関NERV防災 – Google Play のアプリ
防災を配信するTwitterアカウントとして運営
「特務機関NERV防災」はもともと、地震や台風などの防災情報を発信するTwitterアカウントとして有名です。
東北大震災がおきた2011年から休むことなく防災情報を発信し続けています。
みなさま、大変お待たせいたしました。
「特務機関NERV防災アプリ」の提供を開始しました。そして、Androidユーザーの皆さんごめんなさい。Android版は後日公開となります。最初に表示されるメッセージをよくお読みになってからご活用ください。https://t.co/3zXwADEfSz
— 特務機関NERV (@UN_NERV) September 1, 2019
9月2日時点で、Twitterのフォロワー数は75万人以上。Twitterを利用している方は、警報などが出た際こちらのアカウントのお世話になったことがあるかもしれません。
世の中の出来事がユーザーたちの投稿によってリアルタイムにわかるTwitterは、災害などに関する情報を集める上で非常に便利です。
かつては災害についてテレビの速報で知ることが多かったものの、情報の早さから、真っ先にTwitterを開くという人が増えています。
特にこの「特務機関NERV」は素早く情報を発信してくれるアカウントとして、多くのTwitterユーザーに利用されているのです。
元ネタは「新世紀エヴァンゲリオン」
「NERV(ネルフ)」という言葉に聞き覚えがある方もいることでしょう。「NERV」は、大人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」に登場する単語です。
主人公・碇シンジたちが暮らす第3新東京市。そこを襲撃する「使徒」と呼ばれる謎の巨大生命体と戦う組織が「NERV」です。
作中での「NERV」の役割は、災害に対する防災活動ではありません。ただ、使徒の攻撃は災害以上の被害が発生するので、そこから人々を守る「NERV」は街の防災を務める組織と言えなくもないかも…
「特務機関NERV防災」がエヴァンゲリオンから名付けられた理由は、開発者の方がエヴァンゲリオンの大ファンだったからとのことです。
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特務機関NERV防災アプリの機能
では、「特務機関NERV防災」のアプリではどんな機能を使えるのでしょうか。
写真付きで紹介していきます。
災害・警報などの情報をリアルタイムで確認
アプリのホーム画面・タイムライン画面では、災害や警報などの情報をリアルタイムで確認できます。この情報は全国と現在地の2つに切り替えが可能です。
現在地の情報を確認するためには、設定画面で端末の位置情報をオンにする必要があります。
これによって、自分の住む地域はもちろん、離れて暮らす家族の地域の情報も取得可能です。
また、情報の公開速度は気象庁のサイトより約1分、国内の有名防災アプリより約25分速いと開発者の方は語っています。
緊急時の通知機能もあり
出典:ゲヒルン
通知機能をオンにしておけば、緊急時の情報を端末に表示することも可能です。
iPhoneの「重大な通知」機能に対応している数少ない防災アプリであり、アラートの音や通知の色によって緊急度がすぐにわかる仕組みも採用。
他の防災アプリにはない機能を備えています。
天気予報アプリとしての機能も充実
「特務機関NERV防災」は災害情報を知るためだけのアプリではありません。各地の天気や雨雲のリアルタイムレーダーを備えている「天気アプリ」としての機能も備えています。
普段の天気を確認するのにも使いやすいですし、緊急時の情報をすぐにキャッチできることを考えると、一石二鳥のアプリと言えるでしょう。
誰にでも使いやすいバリアフリーデザイン
あらゆる人に防災情報を届けたいという思いから、バリアフリーデザインを採用しています。
視認性の高い「AXIS Font」を搭載。その他にも、配色への考慮・音声での読み上げ機能など、アクセシビリティに対して配慮がなされています。
随所に散りばめられたエヴァンゲリオンの世界観
開発者の方がエヴァンゲリオンファンということもあり、アプリの随所にエヴァンゲリオンの世界観が散りばめられています。
まず、「特記事項」の画面。背景にうっすらと「特務機関NERV」のロゴマークが描かれています。
黒ベースに赤いロゴが入っているのは、作中の「NERV」も同じです。
また、お問い合わせ画面の入力例には、主人公・碇シンジくんの名前も。
エヴァンゲリオンファンからすると楽しくなってしまう要素もあります。
ただ、アプリ全体からするとエヴァンゲリオン要素は控えめ。スタイリッシュでシンプルなアプリというイメージで、作品ファンでなくてももちろん使いやすいです。

開発元「ゲヒルン株式会社」について
出典:ゲヒルン
「特務機関NERV防災」を開発した企業は、「ゲヒルン株式会社」というベンチャー企業です。
この「ゲヒルン」もエヴァンゲリオンに登場する組織の名前が由来。ゲヒルンはドイツ語で脳を意味し、作中では特務機関NERVの前身となる組織として登場します。
もちろん「特務機関NERV防災」を開発した背景は、ただエヴァンゲリオンの世界観を実現したかったからというわけではありません。
そこには開発者の災害に対する想いが込められています。
開発者は石巻出身のプログラマー
「ゲヒルン」を経営し、特務機関NERVのアカウントの中の人である、石森大貴さん。
セキュリティー界隈では有名なプログラマーです。
石森さんは岩手県石巻出身で、2011年の東北大震災を経験。
当時、各地で停電などが発生し、テレビではほとんど情報を得られない状態だったそう。
「1秒でも早く情報を届けられれば、もっと多くの人が助かったのではないか…」
その想いを実現させるべく、特務機関NERVのアカウントをスタートさせたとのことです。
アプリで災害に備えよう
「特務機関NERV防災」がリリースされた防災の日は、かつて関東大震災が発生してことにより、災害への認識を深め、防災を心がけるために制定された日です。
また、9月は台風が発生しやすい時期で、日本各地を直撃することもあります。
改めて防災に意識を向けるきっかけとして「特務機関NERV防災」のダウンロードをおすすめしたいです。
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